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 兵庫(避暑に生野銀山と兵庫の道の駅) (2013/08/11)

ここのところ、連日猛暑日で、せっかくの休みでもバイクで出かける気になれず・・・。
家にいてもパソコン部屋にはエアコンがないので、室内といえども連日気温計は35度とか。

暑い・・・とにかく暑い・・・。
そんなわけで、生野銀山へ涼みに行くことにした。
ついでに道の駅もいくつか制覇していこう。

-08:20-
では行きますかー。
当然のように今日は車です。
さー行くぜ
とりあえず、生野銀山にナビセットして、だいたいの記憶で寄り道していきます。

駅前まで行って、道の駅のスタンプ台紙を持ってくるのを忘れていたことを思い出し、一旦帰宅。

そして裏道通って、R176へ。
いい天気ー
気温は既に32度です。
今日は一体何度まで上がるやら
中国道は、大山崎JCTから先15km渋滞みたいです。
盆には早いかな
県道82号を走ります。
お 光岡ビュートだ
県道17号を走ります。
このあたりから、山田錦の田んぼが続きます。
全国の山田錦の8割は兵庫県産です
酒造会社の看板が立っている田んぼもありますよ。

県道91号から県道313号へ。
ドトールの工場
-09:25-
道の駅「とうじょう」にやってきました。
あら?道の駅「淡河」に行こうと思ってたのに・・・あー、県道82号を途中曲がり間違えたな。
まぁいいや。
道の駅「とうじょう」です
スタンプ押して、次行きますか。
県道17号から県道144号へ。
このあたりも山田錦
そしてR175を北上します。

んん?経緯度標ってのがありますねー。
なんだろう
ここは西脇市。「日本のへそ」と呼ばれています。
地元の踊りで、「へそ踊り」ってのもありますよ。

「日本のへそ」を主張する場所はいくつかあり、「全国へそのまち協議会」なんてのも結成されていたりします(笑)

-10:00-
てことで県道36号に入り、「日本へそ公園」に寄り道してみました。
東経135度と北緯35度の交差点があるんですね
行ってみよう。
てくてく歩きます。
日本のへそである理由が書いてあります
書いてあるのには、日本の北端は宗谷海峡で北緯46度、南端は波照間島で北緯24度、東端は北方領土の択捉島で東経147度、西端は与那国島で東経123度。それぞれの中心が東経135度、北緯35度になるという、割とアバウトな話です。

ではその交差する”ゼロポイント”に行ってみましょう。

途中にJR加古川線の駅があります。
その名も「日本へそ公園駅」です
駅横の通路を進み、線路下をくぐります。
こっちかー 狭いトンネル
「日本のへそ・ふれあいトンネル」
てことでやってきました。
大正10年(1921年)に国土地理院の前身である、陸軍参謀本部陸地測量部により計測され、大正12年(1923年)に経緯度標が建てられたようです。
解説
経緯度標はどこかなー。
あ あれだー そしてこれが交叉点
経線を通る日時計もありました。
但し木陰にあるので使い物になりません 東経135度
北緯35度
海抜63m
ひっそりとした木陰にあり、訪れる人は皆無です(笑)
木陰で涼しげ
帰宅後いろいろ調べたら、実は平成6年(1994年)にGPSを使い、世界測地系で測量した真のポイントゼロが、437.6m離れた丘の上にあるそうです。

今回は行ってませんが、何やらわかりにくいモニュメントのところあるらしいので、また機会があったら行ってみましょう。

戻りますか。
美術館がありますねー。こちらも帰宅後調べたら「岡之山美術館」って横尾忠則の作品を収蔵している美術館でした。
しまったー観て行けばよかったー
公園の中を歩いていきます。
マムシは怖いよ
暑さもあるのか、公園にはほとんんど訪れる人はいませんでした。
ぽつーん
県道36号を戻り、R135を北に走り、市道へ。

-10:20-
道の駅「北はりまエコミュージアム」にやってきました。
今日は夏の甲子園初出場の西脇工業高校の試合があるので、道の駅でパブリックビューイングするみたいでした。
道の駅です 地元兵庫の高校なんで頑張ってほしいですね
スタンプ押して、すぐ移動です。

市道からR135に戻り、県道297号を西へ。

昔、東はりま時計の丘公園でオートキャンプした時に風呂入りに来た「西脇健康ランド」は閉鎖しているようでした。
昨年8月末で閉鎖したらしい
R427から県道8号を走って行きます。
なかなかのワインディングで楽しいです
R312に出て北上です。
米俵の上に大黒様が乗っているうどん・蕎麦屋さん
R429に入ります。

-11:20-
生野銀山」にやってきました。
結構多いぞ
まず、昼食にしますか。
お土産物屋の2階にある「マロニエ」ってレストランに行きました。
入口で食券を買うシステムですねー。
ビーフステーキ&ハヤシライスってのにしてみました 満車に近いです
1950年頃には、町も鉱山で賑わい、都会から赴任した鉱山職員が、ハイカラなハヤシライスを広めたということで、生野ではハヤシライスをご当地グルメとして推しているようです。
ふむふむ 町内で「ハヤシライス部会」を結成しているらしい
しばし待つときましたー。
おおー。これはなかなかいいんじゃないでしょうか?
お米はコシヒカリだって
サラダ付
スイカはサラダに入りますかー?
いやぁ。予想に反してこれは結構よかったです。ステーキも割とボリュームあったし。
おすすめだけあるね
では鉱山跡に入りましょう。
入口 JAF割引使いました
生野銀山は、昭和48年(1970年)の閉山まで1100年ほどの歴史のある銀山で、世界遺産になっている、石見銀山からも職人が来て、製銀をマスターしたそうです。
解説
坑内で使われたトロッコがあり、記念撮影できるようになっていました。
子供には嬉しいね
坑道入口の10mほど手前からひんやりした空気を感じます。
皆さんこの涼しさを求めてやってきたのでしょうねー。
では金香瀬坑口から入りますよ
坑内の音戸は年間を通じ約13℃だそうです。
いいねー涼しくて
途中すれ違う子供は、「寒いー」と泣いていました(笑)
いいぞーこのひんやり感
江戸時代の採掘を再現しています。
唐箕って送風機で新鮮な空気を送っています
1620年頃(江戸時代初期)に掘られた坑道が残っています。
ノミ1本で鉱脈を探る堀大工 水は掻き揚げる 樋引人足
坑夫のことを総じて下財と呼んでいたそうです。
狭い所での仕事だねー 竪穴に人形は水浴びて苔だらけ
ここからは現代坑道らしい。
300m来ました
狸堀っていう、這って掘り進めた坑道がありました。
狭いね これは怖いよ
年間通じて13℃ってことで、酒の熟成がここで行われていたりします。
酒岳堂」って日本酒 同じ会社がワインもやってます
補強された坑道を進みます。
ちょっと近代的
ダイナマイトで破砕された鉱石をスラッシャーという機械でかき寄せる、スラッシング作業を再現しています。
スクレーパー 三菱製の機械
上を掘削して下から運び出すんだ ズリ充填採掘ってなんだろう
鉱石運搬のトロッコがいますねー。
1輌1t積み サンドスライム充填採掘法
あーサンドスライムのことをズリって言うんだね
バッテリー駆動のトロッコ
上向き穿岩機を使ってますねー。
穴あけてます
古い掘削跡がありました。
だめだったんですかねー
鉱山労働は命がけの作業ですよね。
火薬背負っているし システマチックにはなっているんだろうけどねー
下向き穿岩機は道路工事でもありそうな機械ですねー。
「足尾10D-2」という形式のハンドハンマー
涼しくていいですねー。外の暑さも忘れてしまいそうです。
五枚合掌支柱組 支柱の裏側が岩盤露出です
手掘りで銀を掘り出した跡がありました。
見つけた時は嬉しかっただろうなぁ
鉱脈というのは一般の人が見てもよくわからないですねー。
これが鉱脈らしい これ?? 白いのが鉱脈だそうです
古い坑道跡がたくさん見えます。
狸堀 江戸時代の掘削跡らしい この縦長のがそうらしい
ダイナマイトで爆破する様子が見れますよ。
50発仕掛けられます 発破の様子を体験できます ≪クリックで動画再生≫
結構迫力
シュリンケージ採掘法ってやり方もあるようです。
鉱脈が、ちょうど1枚の板を立てたような状態で地下から噴出して、1km以上にも達することもあるので鉱脈を破砕し、鉱石を掻き落としていくそうです。
なるほどね
実際にやると、こんな異様な空間ができあがります。
おおーすげぇー 掻き落としている図
機械もいろいろありますねー。
必要により生まれてきたんだろうね
鉱脈の跡がありました。
これですか アップ
ローダー作業やってますねー。
圧搾空気が動力なんだ
削孔工具が展示されていますね。
ダイヤモンドついたのもあります
水平方向にコア抜いて、鉱脈を探したようです。
すげぇな コアの見本
近代化してくると、枠も変わってきましたね。
馬蹄形鋼枠二枚合掌
こっちでもコア抜いてますね。
おつかれさまでーす
鉱員の服装ってイラストありましたよ。
ちょっとかわいい
天正5年に羽柴秀吉がここに入った時に飲んでそのおいしさを激賞し、茶をたてたという由来のある太閤水ってのが湧いてました。
太閤水です 近くになんとなく神社っぽいところ
そしてまた鉱脈。
なんかあるんでしょうねー これが代表的な鉱脈だそうです
1tあたり、銀が580gですかー。
生野鉱山広いね
立坑はエレベーターで移動ですね。
すごいウインチだ
昭和4年製
横坑の位置がマーク この先にケーブルが続く
坑道内のトロッコがありました。
通勤用らしい
エレベーターは上下二段乗りだったんですね。
当時の写真 これですね 880mまで下れるんだ
生野銀山の全貌はどうなんでしょうねー。
どこがどの辺やら 日本中にも鉱山はかなりあるんですね
昔の鉱山の様子もありました。
堀大工と女手子 砕女と書いて「かなめ」と読むそうです
石臼です 鉱石をすりつぶしたんですね 食事が一番の楽しみだったそうです
負子と呼ばれる人が、掘り出された鉱石を背に暗い坑道を菜種油の光一つで進んだそうです。
大変だねー
振矩師と言われる山の測量師がいます。
鉱脈でるかどうかは彼次第
江戸時代の作業が展示されてますねー。
石砕の作業
「買吹」って製錬業者が製錬しやすくするため細かくしてます
坑道の補強用の支柱用に加工しています
鉱山が開かれるまでの絵がありました。
鉱脈を見つけて代官所に採掘の許可を得た山を「断山」(ことわりやま)と言う 役人が山の価値を検査することを「直入山」(ねいれやま)
断山・直入山のうち鉱石の出方がいいところは「白札山」の照明が出て独占権を持つ 白札山が盛んになると「御所務山」(ごしょむやま)となり役人が昼夜詰め鉱石を取り締まります
で、結局どれが鉱脈か図示されてもわからなかったです(笑)
山師にはなれないですね
ちょっと広いところではいろんな情景が。
休憩しているところ 役人がチェックします
火薬が発明される以前に手掘りで掘られた坑道がありました。
岩をこのサイズに掘るのは大変だっただろうなぁ
30分ほどで出口です。
外は暑いんだろうなぁ
2周目に入りたい気持ちになりました(笑)
眼鏡が冷えすぎて結露した
デジカメとかスマホにもよろしくない状態ですが、もう手遅れですね(笑)
明治政府のお雇い外国人第1号のジャン・フランソワ・コアニエ鉱山師
この山の機械化を果たしました
吹屋資料館ってのがありますね。
なんでしょうかね
幕府に献上する上納銀を精錬した様を再現しているらしいです。精練所を「吹屋」と呼んだそうです。 
素吹 粗精錬です 真吹 石銀を加え熱すると銀を含んだ銅鉛の「合かね」ができます 南蛮絞 もう一度溶かすと銅は炉に残り銀鉛が垂れ落ちて「垂鉛」ができます
荒灰吹 灰の上に垂鉛を乗せて溶かすと鉛は灰の中に 銀は灰の上に残り「灰吹銀」ができます 上銀吹 そして最後に成形ですな
どうみても外人さんな役人さん
向かいの鉱山資料館も行きましょう。
いろいろな資料が展示されていますよ。
蟻の巣みたいな坑道模型 単結晶のシリコンだってー 徳川幕府の貨幣です
変わった鉱物がいろいろありますねー。
んん?あれは・・・ 原発の中に入っているものですね
てことで車に戻りますか。
犬の足洗い場
坑道の中は泥っぽいからね
さきほど昼食を食べたレストランの下のお土産物屋を通って帰るようになっています。
純銀30kg 192万円相当
これ金だったら1億263万円相当
お 三菱マテリアルの直島精練所でできた銀塊なんだ
金・銀・錫・天然石のすくい取りが体験できるようですねー。
体験だけかな
お持ち帰りはなしかなぁ
-12:30-
あー涼みました。
生き返りましたねー。

では帰路につきますか。
さっき食べた「マロニエ」 結構楽しかった
R429を戻って行きます。
細々と三菱マテリアルやってます
R312を北上していきます。

しばらく走ると、「播磨屋」本店がありました。
寄って、「朝日揚げ」買って行こうかなーと思ったのですが、今日は会員カード忘れたしまたにすることにしました。
「播磨屋」通過ー
-12:45-
道の駅「フレッシュあさご」に裏道から寄りました。
ここは播但連絡道路のSAみたいなところです。
久々来たなぁ
しかし、有料道路利用者がすんごいいますねー。
まぁ、播但連絡道路でSAみたいなとこはここしかありませんしね。

スタンプ押して、ソフトクリーム食べることに。
黒豆とバニラのミックスソフト
久しぶりに食べましたが、ここのソフトはやっぱりうまいですねー。

では先へ進みましょう。
R312に戻り、北上です。

-13:05-
道の駅「あさご」にやってきました。
こちらは先ほどの道の駅「フレッシュあさご」からそう離れていませんがかなり静かですねー。
イベント広場もあったり
レストラン入口にスタンプありましたよ。
押して先に進みます。

R312を北上すると、日本のマチュピチュと言われる、竹田城が見えますねー。
あそこです 竹田城ー 100名城のひとつです
冬の雲海が発生するような早朝は、雲海の上にこの城が浮かんで見えます。
ちょっとラピュタチックですね。

-13:25-
「海鮮せんべい但馬」に寄りました。
おかき買って行こうかな。
試食し放題 コーヒーも無料で飲めます
というわけで、コーヒーいただいちゃいます。
ありがたや 工場動いていないなぁ
試食のボックスにトングがついているのですが、誰も使わず素手でとってますねー。
お店は衛生面に配慮しているのでしょうが。

-13:40-
北近畿豊岡道・和田山ICから無料高速です。
和田山です 北近畿豊岡道方面へ
茶すり山古墳の下を走ります。
古墳ですよ
-13:45-
唯一の有料区間、遠阪トンネルをくぐります。
料金所 トンネル入りますー 今日は空気がきれい
いやぁ。しかし夏空ですねー。
夕立くらい降らんかなぁ
暑い!!!
エアコンの温度設定、いつもより2℃くらい下げました。
37℃ですよ。
-14:05-
北近畿豊岡道・春日ICで無料高速を降ります。
ここで降りるの初めてかも
一瞬R175に入り、道の駅「丹波おばぁちゃんの里」にやってきました。
暑すぎだぁ スタンプの握りが粉砕していました
さて、下道走って帰ろうかと思いましたが、朝行きそびれた道の駅「淡河」にもいっとくか。

ちょっとワープで高速使います。

-14:15-
舞鶴若狭道・春日ICから高速です。
「春日の局」の春日
南行きは結構混んでますねー。
なんでだろう バス??
神戸北から三木JCTが渋滞しているみたいですねー。
事故渋滞か明石大橋渋滞か
-14:35-
吉川JCTで中国道を岡山方面へ。
ここから岡山方面はめったに行かない
-14:40-
中国道・吉川ICで降ります。
吉川ー
R428を南下していきます。
結構気持ちいいいワインディングなんですよね。
山陽道の下くぐる
-14:50-
道の駅「淡河」にやってきました。
淡河と書いて「おうご」と読みます
スタンプないなぁ。
マーケットのおばちゃんに聞いたら、入口そばの外側だって。
うーん。わかりにくいなぁ。

以上で予定消化。
帰りますか。
38℃になったよ
県道38号を東へ走ります。
VOLVOのトラックだー
吉尾交叉点で県道82号へ。
朝は右から来てまっすぐ方向に行ってしまった
そしてR176に出ます。
中国道はまた宝塚トンネルあたりで渋滞
しばらく走ると、国道も若干混みだします。
まだ流れているから大丈夫だろう
-15:35-
コンビニ寄って買い出しして帰ろう。
お世話になりますセブンイレブン
宝塚あたりまで来ると、十分流れていました。
嫌味な青空 暑すぎ
そして宝塚駅前ロータリーを通って行きます。
今日は一旦停止取締はやってなかった
-15:45-
帰宅しました。
暑かったー。

本日の走行距離 242km

この翌日、高知県四万十市で観測史上最高気温となる41℃を記録しました。
日本列島、くまなく暑かったようですねー。

そんな日の前日に、生野銀山で涼めてよかったです。
帰ってきたらあの涼しさはすっかり失せていましたが、またこれで明日からがんばれそうですよ。
また行こうー。
走行マップ

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