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　2005.05.29　違反発生

前日より九十九里浜にツーリングに行っていた。（詳しくはこちら）
そして当日は九十九里浜から国立に移動し、お昼ごはんを食べて帰るところだった。

昼には東京を離れ、名古屋に寄って帰るはずだったが、東京でせっかくですから♪を連発して出遅れてしまった。

店にデジカメを忘れて取りに戻るとか、結構疲れもあったかもしれない。
遅れたという焦りも若干あったかもしれない。

-１３：５０-
中央道・国立府中ＩＣより高速に入り、すぐさま八王子料金所へ。

通常なら、ゲートくぐると撮影しているのですが、今回に限ってせず。
料金所でまわりを見渡すが、それらしい車も見つけれなかったので、ダッシュします。
全開でした。

で、ミラーを見ると白い乗用車がついてきます。
怪しいなと思い、一瞬アクセルを緩めもう一度ミラーを見た時はヘッドライトが点き、パトランプがまわっていました。

一瞬、逃げてやろうかと思いましたが、TMAXはがんばっても180km/hまでしか出ません。
道は見渡す限りガラガラ（だから飛ばしたというのもあるのですけどね。）障害がなければ、車を縫って逃げるってのも無理。
てことで観念しました。

この区間は、80km/h制限でした。
冷静に考えると、覆面のいそうなエリアだったのですね。
地元だったら絶対要チェックのポイントって認識できてたのですが・・・

高速バスの中央道八王子バス停で覆面の後部座席に乗せられました。
Ｒ３４のスカイラインです。
これです
ここで、警察官２人についてですが、年配の人を警官Ａ、若手を警官Ｂとしましょう。

最初にパトから降りて、声を掛けてきたのは助手席に座っていた警官Ａでした。
覆面の後部座席に座らされます。
実は、クーラーが効いて涼しかったのがありがたかったです。

まず、警官Ｂに速度データを見させられます。
デジタル表示で「143」とありました。
80km/h制限ですから、63km/hオーバーですね。

実際は160近く出てたかもしれません。
メーター誤差は±10km/h程度はあると言われているので、そのへんを加味した数字でしょうね。

警官Ａは免許証と車検証を確認していました。

続いて調書をとります。
氏名、住所、電話番号、生年月日、勤務先などを聞かれます。
調書は警官Ａがとります。
赤キップに書き込んでいってます。

どこへ行くのか？の問いには「今から兵庫の家に帰る」とだけ言っておきました。
なぜスピード出していたのか？には「早く家に帰りたかったから」と。

あとで調べたり聞いたりした話によると、「トイレががまんできなかった」とか「身内に不幸が」とかいう理由なら、情状酌量の余地（まぁお咎めなしにはならないでしょうけど、後に減刑もありえる）があったらしいですが、そんなの知りませんでしたので、ありのまま答えます。
夕方、京都や大津で渋滞になったり、夜遅く帰ってまた明日から仕事ってのも嫌だったんでね。本当に早く帰りたかったのです。
名古屋に寄り道するのも、あまり遅くなっては先方の迷惑になるしと思いましたし・・・

その次に、自供書を書かされます。
警官Ａの誘導に従い、自筆で書いていきます。これは、赤キップと同じサイズの白い紙です。

「５月２９日、午後１時５○分に私は中央道八王子料金所より○km地点で、早く帰宅したかったため、63kmの速度超過をしたことを認めます」

ってな具合で書かされました。

書き終わると、警官Ｂが「ランプがまわっていた時、あなたは走行車線を走ってました？追い越し車線を走ってました？」と聞かれます。

う〜ん。頭真っ白でよく覚えていなかったので、「追い越し車線です」と言うと、「追い越し車線！？」と聞き返されました。
そこでもう一度冷静に考えると、走行車線だったことに気づき、「走行車線ですね」と言い直す。

で、つけたしをさせられます。
「５月２９日、午後１時５○分に私は中央道八王子料金所より○ｋｍ地点で、早く帰宅したかったため、走行車線を６３ｋｍの速度超過をしたことを認めます」

あとで考えたら、これってかなり悪質な違反ですよね。

すべて書いた上で、読まされ、拇印を押さされました。

赤キップなので、免許とられちゃうだろうと観念していました。
この覆面パトは警視庁の所属で、調書はとったから、書類一切を兵庫県の方に送るという。
そこからまた呼び出しがあるから。ということらしい。

ちなみに、どれくらいの免停なんでしょうか？と聞くと、警官Ｂが「一般的だが、９０日。免停講習受けて４５日ってとこだろう。講習受けて、３０日以下になることはない。罰金も１０万くらいと考えておくように」とのこと。

警視庁管轄の住所の場合、行政処分と刑事処分は同じ建物でやるらしい。１階と２階に分かれているとか言ってたなぁ。
というわけで、一日で全て処理できるらしいが、兵庫県がどうなっているかわからないから、（同じ処理をするにしても）どんな進み具合になるかなんともいえないとのことでした。

最後に警官Ａが「最近オートバイの事故が増えている。その防止のためにも取り締まらせてもらった。だからくれぐれもスピードの出しすぎには気をつけてな」という言葉をかけてもらい、免許を返してもらってリリースされました。

ちなみに、赤キップ自体がそのまま向こうにいっちゃったので、こちらは控えとかなんにもなかったです。
う〜ん。勝手に加筆されていてもわからんよな。それって。

帰宅後、いろいろ調べると、だいたい２〜３週間でお呼び出しがかかるということらしい。
で、行政処分や刑事処分のことについていろいろ調べたりしてお呼び出しを待ちます。

しかし、1ヶ月過ぎ、２ヶ月過ぎても一向に来る気配がないです。
ひょっとして、書類移送の間にウヤムヤになってもうこないんじゃない？？？なんて淡い期待が浮かびます。

３ヶ月近くなったある日、その想いは無残にも打ち砕かれるのでした・・・


2005.08.19　意見の聴取の通知へ続く・・・

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