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13年前の今日、1月17日は阪神大震災があった日だ。 当時、激甚災害地区に住んでいたので、あの時の体験は、13年たってもいまだ色あせることはない。 そんなわけで、5時46分、いつものように黙祷を捧げる。 震災記念日ということは置いといて、今日はリフレッシユ休暇の3日目となる。 この日に淡路島に行くのもいかがなものかとは考えたが、淡路島にある安藤忠雄の建築をゆっくりみてみたいと前から思っていたので、行くことにした。 黙祷を捧げ、再び眠った・・・。 -08:00- 目覚める。 ・・・。・ちょっと寝過ごしたよ・・・。 外を見ると雪が降っています。 こりゃEdixだな。 -08:45- では行きますか。 まだ小雪が舞っています。 気温は2℃ですよ。 |
さー行くよー | さむー |
阪神高速7号北神戸線はこの気候では凍結の恐れがあるので、南まわりで行きますか。 西宮を目指します。 途中、ちょいコンビニ寄ってブツの発送手続きしたりします。 -09:50- 阪神高速3号神戸線・西宮ランプから高速に入ります。 すぐに芦屋の料金所です。 料金所をくぐり、しばらく走ると渋滞です。 しかたないですねー。 |
芦屋料金所 | 渋滞です・・・ |
-10:15- 車乗っていても寒いですねー。 阪神高速・京橋PAでトイレしていきます。 |
週末8号京都線開通 行きますよー |
混んでいますねー |
柳原あたりまで来ると、今までの渋滞はなんだったのだろうというくらい流れます。 いっつもそうなんですよねー。 |
青い空と流れる道路 |
-10:30- 須磨料金所をくぐり、第二神明に入ります。 |
須磨ですよー |
そしてすぐの名谷JCTで阪神高速湾岸(垂水線)に入り、垂水JCTから神戸淡路鳴門道に入ります。 |
垂水の料金所 この先に敵基地があります |
絶対飛ばしてはいけないトンネル |
舞子のトンネルは格好の狩場となっていますので、ここはのんびり左側通行です。 トンネル内工事していましたねー。 トンネルを抜けると明石海峡大橋です。 |
橋にかかります | 風もおだやかで走りよい |
高いねー | でかいねー |
-10:45- 神戸淡路鳴門道・淡路ICで高速降ります。 |
淡路島最初のインター |
R28に出て海沿いを走ります。 |
気分は南国 |
-10:55- 「淡路夢舞台」に到着しました。 ウエスティンの地下に駐車します。ウエスティンに泊まるわけではないですが、この駐車場が一番便利なのです。 |
停めました |
「淡路夢舞台」は、2000年の「ジャパン・フローラ2000」の会場となっていました。 安藤忠雄設計の複合文化リゾート施設です。 -11:00- 結構歩き回るので、まずはおなかが空いたので、先にお昼ごはんにしました。 当初は、夢舞台をみたあと、洲本で遅い昼にしようかと思っていたのですが、渋滞で結構時間食っちゃったので、それならここで食べてあとはのんびり見て回ることに切り替えです。 入ったのは、「ゑびす亭」です。 淡路島にきたら、やっぱり魚食べたいですもんねぇ。淡路牛をチョイスするってのもありますけど・・・。 |
メニュー |
で、オーダーしたのは店オススメの、海鮮丼。 しばらく待つとやってきましたー。 |
丼単品でもアラ汁がつきます | おいしそー |
店員さんが「うずら卵と山葵を醤油に混ぜて上からかけてくださいね」と言います。 へー。うずら卵も混ぜるのかー。 で、それがなかなかのうまさ。うずらが入ることで、醤油の味が魚介はもちろん、ごはんにもマッチするんです。 ごはんの量は少なめでしたが、おいしかったです。 平日なので、お客もいなくてのんびりできるので、食後にコーヒーまで飲んでしまいました。 -11:50- さぁ、では見ていまわりますか。 |
「ゑびす亭」でした |
2000年の時、「ジャパナンフローラ2000」を見にきましたが、むちゃくちゃ暑くてヘバって最低限度しかみませんでした。 今日はじっくり見ていきましょう。FZ50で撮っていきます。 今いるのが、レストラン&ショップです。 目の前にオーバルの吹き抜け空間がありました。 時間はちょうど12時。日時計が壁にあり、ちょうどそうなっていました。 この建物群は、回廊や通路で建物どうしを結んでいて、いろいろなところからデッキが張り出したりしています。 ちなみに、中の移動はわかりづらいです。さすが安藤建築といったところでしょうか。 |
オーバルから見た空 | 雲がなかったらもっとよかったのに | 日時計 |
回廊が突き出しています | 窓が開けています | オーバルと空 |
オーバル内部には噴水 | 反対側は階段です |
ちょうど12時 | 突き出した回廊は面白い空間 |
オーバルを後にして、外に出ます。 ここは、水の存在をかなり意識しています。 ところどころに噴水や川、滝が配置されています。 |
マイナスイオン放出 | レストラン&ショップです |
続いて、「奇跡の星の植物館」に行きますが、なんと蘭展の準備のため、18日まで臨時閉館(T_T) しかたないですね。 |
うさぎさん | コンクリートとガラスの融合体 | ガラスの直方体が2本×字に組み合わさっている感じです |
当然のことですが、温室なので天井もガラスです。透過して空が見える様がいいですねー。 クリスマスシーズンに使っていたのか、正月飾りをしていたのか・・・。リースがまだついていましたよ。 |
リースと空と・・・。そして寒い(笑) |
しかし寒いです。日が照っていればマシなんですけど、雲ると寒い寒い。風もあるし。 おもしろいオブジェを見つけました。 敷地内に、オブジェはたくさんあります。これは、胡棟民 作 「Dream 1」という作品らしいです。 |
Dreamだそうです | 素材は石・・・。かな? |
屋外劇場にきました。 野外劇場ですね。ちょうど植栽の入替をしているのか、舞台にはポットに入った植物がいっぱいでした(笑) |
屋外劇場です | シーンに合わせて水の演出もできるのかな? |
てくてく歩いて、レストラン&ショップに戻ってきました。 屋上に上がってみますよ。 |
屋上からの海の眺め |
そして、屋上からは温室の一面のガラスもきれいに見えます。 |
温室でかいねー |
屋上部分もちょっと変わった空間構成です。 |
円と四角の融合 | トップライトかな?? |
北側のパノラマを撮ってみました。 |
もちろん合成です 面白い空間が続きます |
と、突然、屋上の噴水が吹き上がりはじめました。 噴水の水と、温室の組み合わせがきれいです。 |
ブショワーと吹く |
さきほどは、レストラン&シッョプの2階にいましたが、上の階に行ってみましょう。 3階部分には、日時計の柱が突き出ていました。 |
中から日時計の柱が突き出て・・・ | 外に出ていました |
オーバルの屋上に出てみました。 海が開けて見えて、いい感じです。 |
広がる海と180度ビューで端から端まで使う夢舞台の広がり |
オーバルの中を屋上から見ます。 うーん、これは別に屋上から見る必要もなかったかな・・・。 |
階段部分 | 窓 | 噴水 |
海回廊・山回廊に行きます。 ひとつの回廊ですが、マウンテンビューのほうを山回廊、オーシャンビューのほうを海回廊と言っているようです。 |
海回廊のほう | 開けた空間から外を見る |
回廊の下手のほうから見てみます。 上手から水が流れてきているのと、吹き抜けに見える空が気持ちいいです。 晴れた青い空なら、ここに座るともっとステキな気持ちになれたことでしょう。 |
階段状に水が流れる |
この水面、よくよく見てみると張ってあるのはタイルではなく、ホタテ貝です。 すごいなー。職人さん大変だったろうなぁー。と思い調べてみたら、本物をボランティアの人に敷いてもらったそうです パンジーが咲いていました。季節の花ですかね。 |
ホタテの張られた水面 | パンジーたくさん |
回廊の上手から見てみました。 うわー。すごいよこの景色。 すごいいい感じです。ほんと、空が青かったら日本じゃないみたい。 |
いい感じで好きです |
回廊を出て、エレベーターに乗って百段苑に行きます。 花壇が百段あるのでしょうか・・・。冬場はちっょと寂しい感じになっちゃっていますね。 花の季節に見てみたいものです。 |
百段苑です | 神戸方面です | 同じアングルで400mm望遠 |
エレベーターでのぼってきましたが、下りはてくてく歩いていきます。 |
下まで歩くよー |
途中からは階段状の滝がありました。 |
滝と百段苑 | 滝涼しげですが今日はむちゃくちゃ寒いです |
百段苑の下も面白い空間がありました。 コンクリートの梁がフレームのように青空を切り取っています。 |
ただ階段があるだけの空間 | 青い空 |
こっちのほうがいいかなー | うーん |
自分の思い描くアングルでなかなか撮れなくて、ちっょと自己嫌悪・・・。 写真上手くなりたいなー。 |
振り向くと滝がありました | あー雲出てきたね |
さて、サークルの方に行きますか。 |
さっきの滝の裏側 |
しかし、安藤建築の中はわかりづらいです(笑) バリアフリーとかもあんまり関係ないです(笑) サークルの吹き抜けにも通路が飛び出したりしていました。 |
通路と空 |
あとはウエスティンホテルと国際会議場ですが、結構歩き疲れたので夢舞台はここまでにしておきます。 ウエスティンの地下駐車場に戻りました。 -13:25- では移動します。 R28を南下します。 -13:35- すぐに本福寺に到着しました。 |
本福寺さんです |
ここは、平安時代後期に創建されたという真言密教の寺院です。このお寺の水御堂は安藤忠雄の設計により建替えられました。 屋根の部分は長径40m短径30mからなる池になっています。 池の下に本堂があり、。ここは淡路四国第五十九番霊場としても知られています。 普通、ご本尊の上に池なんかがあったりしたら、水漏れた時とか大変ですよね。 事実、このプランを提示した時、住職をはじめ、檀家全員の反対を受けたそうです。 しかし、その時に亡くなられた僧侶の「冥土の土産にみて見たい」の一声で全員賛成になり建築できたそうです。 意外にこの一風変わり過ぎたお寺は観光地化し、隣に観光バスの駐車場もできたりし、終いには住職さんから「拝観料を頂こうと思うんだけど、幾らがいいか?」と安藤忠雄氏に相談される始末に。 安藤氏は呆れつつ「300円くらいでいいんじゃないですかー?」なんて答えておいたら、その数ヶ月後に阪神大震災に見舞われ、「バチがあたったな」と思ったそうです。 しかし、実際にはこの水御堂はひびひとつ入らず、水漏れもしなかったそうです。 ちなみに、拝観料は400円に値上がりされていました・・・。 ではみていきましよう。 コンクリートのウォールで仕切られています。 そこにポッカリ開いた場所を通ると、もう一枚のウォールに沿っていまわりこむと水御堂です。 |
仕切られたウォール | 水御堂にきました |
どう見ても池だけにしか見えませんね。 夏には蓮が茂ります。 |
変なパノラマ |
真ん中に地下に下りる階段があります。 |
階段を中心としたパノラマ |
では拝観しましょう。 階段下りていきますよ。 |
階段おりますー |
階段下りて、左側が本堂のようですね。 降りたところで拝観料を支払うのですが、「不在の時は拝観料を入れてください」と書かれた箱がありました。・・・。のんびりしているなぁ。 で、400円の拝観料に対して、1,000円札しかないのです。そして、人がいないので、お釣りもらえないのです。 どうしようかなーとしばらく思案していたら、番をしていると思われるおばあちゃん登場です。 無事おつりをもらって中見ます。 本堂は撮影禁止です。 てことで、靴脱いであがるとまず外回廊があって、そこを外壁に沿って進むと本堂に入れます。 外回廊は、光がうまく入るようになっています。 夕日の時間帯は、ご本尊に後光が差すような感じになりさらにいいらしいです。 |
朱塗りの本堂の色が反射しています | 本堂裏の格子窓 | 羽目板が光の感じに変化を出します |
ぐるりと一周して拝観終了です。 |
下から見上げた階段 |
-13:50- さて、次は淡路島の南の端に行き、ちょうど季節の水仙を見ることにしました。 夢舞台でゆっくりしすぎたので、時間かなり押してきていますね。 高速移動しちゃいましょう。 -14:00- R28から神戸淡路鳴門道・東浦ICで高速に乗ります。 |
東浦ICです |
-14:20- 特に何もなく淡々と走り、神戸淡路鳴門道・西淡三原ICで高速を降ります。 |
西淡三原ですー |
県道31号から県道76号を海沿いに走って行きます。 -14:50- 「灘黒岩水仙郷」に到着しました。 |
後ろに水仙が咲いています |
入場料500円を払って、水仙を見ます。 水仙は、12月末〜2月末が見頃ですが、満開にはあと少しといったところでした。 500万本の水仙です。 |
斜面は水仙だらけ | かわいいお花です | きれいですねー |
てくてく登りながら咲いている花を撮っていきます。 |
キャラですか?? | 固まって咲いているといいですね | ポツポツ咲いています |
思うまま | 撮ってみますが | 写真は難しいー(>_<) こっちの斜面はもう少しかなー |
一番上まで登ると、海を挟んで沼島が見えました。 あの島にも人が結構住んでいますよ。 |
接写してみた | よくこんな斜面に咲いているね | 沼島です |
上から見た紀伊半島方面のパノラマを撮ってみました。 |
パノラマです 沼島は小さいですね |
下を見ると、Edixがすごく小さくなっています(笑) |
あんな下から歩いてきたのだ |
梅も咲いていました。 春の息吹も感じますね。 |
白梅 紅梅も咲いていました | 水仙を接写 |
水仙と青い空 | ここはたくさん咲いています |
てくてく歩いて、土産物屋さんとかがある建物に降りてきました。 お決まりパターンですね。 偽装タマネギ問題があった淡路島。ちゃんと「本物」表示していましたが、真実はどうなんでしょうかね? |
水仙の説明 | ほんまもん淡路玉葱 |
-15:30- では移動しましょう。 県道76号から県道25号へと走ります。 -15:55- 福良港に到着です。 ここの駐車場横の「山武水産」に寄ります。 お目当ては、サザエとアワビの刺身です。 どちらも1,000円でいただけるのです。 座敷に、地元のおっちゃんがいました。 魚介をアテにビールや日本酒飲んでいましたよ・・・。いいなぁ・・・。 アワビもサザエも新鮮ですっごいおいしかったです。 いやぁ。贅沢しているなぁ。でもやっぱり海のそばで食べる新鮮なアワビとサザエは、どんなすばらしい味付けをしたものにも劣らないほどのおいしさがありますよ。 |
サザエの刺身 すげー大盛だー |
こちらはアワビの刺身 | 「山武水産」さんでした |
おなかいっぱいになったので帰りますか。 今日は潮が悪いので、鳴門の渦潮を見る観潮船もまったく動いていないようでした。 |
咸臨丸と日本丸 |
-16:20- 帰路につきます。 R28を北上しますよ。 -16:25- その前に給油です。 で、再びR28を走り、県道31号に入って高速に向かいます。 -16:40- 神戸淡路鳴門道・西淡三原ICより高速です。 |
西淡三原ICです |
日が暮れていきますねー。 途中、変な雲を見ました。震災記念日だからってわけじゃないですが、変な雲見るたびに「大地震の予兆だったら嫌だなぁ」と真剣に思ってしまいます。 |
日が暮れる | 変な雲発見 |
しばらく走ると、事故のようです。 事故車両が道のどまんなかにいます。 どうも左のウォールに激突して、スピンしながら道路真ん中で停まったようです。 事故直後のようで警察がちょうど到着。ドライバーはまだ中にいました。フロントは大破していましたけど、命には別状ないみたいな感じでした。 |
事故っています |
-17:05- 淡々と走って明石海峡大橋まで戻ってきました。 |
淡路SAの観覧車 | 大橋ですよー | 夕暮れの明石海峡 |
-17:10- 垂水JCT通過です。 帰りは阪神高速7号北神戸線で帰ります。 |
垂水JCT通過です |
-17:15- 布施畑JCTで阪神高速方面へ。そしてすぐに料金所です。 |
布施畑JCT通過して・・・ | 料金所で阪神高速に |
ここからは、阪神高速7号北神戸線です。 途中、雪が降っていました。 今夜は凍結しますかねー。 -17:30- 帰りにちょっと買い物するので、中国道・宝塚ICまで乗ってしまうことにしました。 てことで、阪神高速・西宮山口料金所を通過して中国道に入ります。 中国道はこの時間にしては比較的空いていました。 |
西宮山口東の料金所 | 中国道はそこそこの流れ |
-17:40- 中国道・宝塚ICで降ります。 |
宝塚ですよー |
中山寺のとこのスポーツデポとかコーナンとか寄っていきます。 こういう大型店っていつまでいても飽きないですね(笑) -19:10- 帰宅しました。 本日の走行距離 297km のんびり建築をみて、ゆったりした時間を過ごした一日でした。 リフレッシュ休暇も後半に突入。できるだけのんびりと過ごしたいと思います。 |
走行マップ |
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