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京都(サントリー山崎蒸留所と桜満開の京都) (2009/04/05)
サントリーのメルマガに登録しているのだが、その中で「工場見学キャンペーン」というのがあった。
それをwebで挑戦して、全工場のクイズにこたえたところで、そういえば以前山崎蒸留所に行った時は、バイクで行っていて飲めなくて悔しい思いをしたなぁというのを思い出した。
てことで、酒好きの後輩を誘い、山崎蒸留所見学とついでに京都に花見に行こうということになった。
さらに、サントリーのHPをみていると、工場では普通の見学とは別にセミナーもやっているらしい。
「シングルモルト楽しみ方講座〜ハイボールからはじめよう〜」というのが参加費1,000円でやっているみたい。
これいきたいなぁ。さらに、隣にはアサヒビール所有の「大山崎山荘」があります。こちらは安藤忠雄の新館に、モネの「睡蓮」があったりするので、前々から行ってみたかったのです。
なかなか楽しめそうな一日になりそう。
てことで、前日は雨の中、寒さに耐えながら外で仕事をしていました。
-08:00- 疲れたまっているんかなー。目覚めました。
-09:30- では行きますか。
てくてく歩いて駅へ。
-09:40- 後輩と待ち合わせて、JR宝塚駅から福知山線に乗ります。
尼崎駅で乗り換えて快速で東海道線。
-10:35- JR山崎駅に着きました。
さて、ここでネットで収集した情報を確認に行きます。
ここJR山崎駅下りホームの大阪府寄りには、京都府と大阪府の境を示す標識が立っています。
このホームが京都府大山崎町と大阪府島本町の間にあるからで、このようなケースは全国的にも珍しいのだそうです。
てことで、上りホームから下りホームに行き確認です。
おっありましたねー。 |
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これかぁ |
確かに・・・。地面には・・・ |
プレートがありました |
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遠くから見たらわかりにくいかも |
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駅の広告看板 |
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駅を出て、右手に歩くと近道があると言います。
自転車駐輪場に沿ってぐるりとまわりこむと・・・。ありました!!「西谷川橋梁」という橋です。
「橋」と言いながらも、約50メートル、高さ約1.6mのトンネルです。
「橋」と言われるのは元々は横を流れる天王山から流れ出た水の水路を渡る目的で設置されたからだそうです。 |
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では行ってみようー |
人がちょっとかがんで通る高さ |
左に水路
たまに上に開口があります |
てくてく歩いて反対側に出ました。近道になっているそうです(笑) |
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昭和8年からあるらしい |
左の緑の柵あたりにあります |
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消火栓はサントリーのもの? |
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きれいだねー |
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久々です |
そうそう これに参加です |
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受付で申し込み票に記入して提出です。
全工場のクイズ正解の賞品は、ロックグラスでした。これはいいねー。
ウイスキー館で、10時45分から参加費徴収していますよって案内されます。
ウイスキー館入口で参加費を渡して、参加証を受け取り、2階の集合場所へと向かいました。 |
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ウイスキー館です |
どんなんかなー |
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ウイスキー館の1Fには、多彩な原酒やウイスキー7,000本がズラリと並ぶ「ウイスキー・ライブラリー」があります。 |
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すてきな景色です |
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昔使われていた、ポットスチルが吹き抜けにある2階で待ちます。 |
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結構多いね |
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-11:05- 一般のガイドツアーが出たあと、セミナーの製造工程見学スタートです。
ガイドのお姉さんの後についていきます。 |
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右の建物であとでセミナー |
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山崎蒸留所は、今から約80年前の1924年にサントリーの創業者鳥井信治郎が全国を巡って集めた水をウイスキーの本場・英国に送り、最適と判断された天王山を源とする山崎の水であったことから日本初の蒸留所として開設されました。
でかいエレベーターで二度に分かれて上がります。
後続を待っている間に、本上まなみ似の案内のお姉さんに「今年の桜は早いのですか?」と聞くと、三月末近くに一度満開になり、その後寒さがぶり返したので、満開が今年は長いとのことでした。
では、まずは仕込みから見学です。
麦芽は細かく砕かれ、山崎の水で仕込まれて糖化していき麦汁となります。 |
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仕込み槽です |
入っていますねー |
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ほんのり酒粕のような香りがしますね。
その隣には、発酵槽があります。木製のものとステンレス製のものとがあるそうです。 |
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結構底は深いです
見えていないけど |
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蒸溜です。
初溜と再溜の二度の蒸留が行われます。
蒸留はポットスチルと呼ばれる単式蒸溜釜で蒸気から若いモルトウイスキーとなる「ニューポッド」が生まれます。
ポットスチルは3タイプほどあるそうで、初溜に6基、再溜に6基動いています。 |
ニューポットは、今日は3基の釜から生まれていました。 |
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ボコボコできています |
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真鍮かなぁ・・・ |
このタンクで一度休ませて再溜するそうだ |
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「ニューポッド」の香りを嗅ぐことができました。
香りは・・・。焼酎か泡盛みたい(笑)
ここから樽で長期貯蔵されて、独特の色と香りがつくのです。 |
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ニューポッド嗅げます |
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貯蔵庫へと移動です。
ちょっとひんやりしていますねー。
それにしてもすごくステキな景色です。いいねー。ほんのりウイスキーの香りもします。 |
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いいねー |
フラッシュたいたらイマイチだな |
夜景モードで撮ってみた |
樽の中の熟成具合を見ることができます。
4年と12年がありました。12年のほうが遥かに熟成された色になっていて、「天使の分け前」が多くなっています。
「天使の分け前」とは、熟成するうちに蒸発してしまうウイスキーのことです。昔の人は、「天使に分け前を取らせて(飲ませて)いるからこそ、我々は美味しいウイスキーを手に入れることができたのだ」と考えていたそうです。 |
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右4年 左12年 |
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樽にもいろいろ種類があります。
山崎では5種類の樽が使われているそうです。 |
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オーナーズカスクほしいなぁ |
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進んでいくと、1924年に最初に仕込まれた樽がありました。 |
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1924年 No.1ですよ |
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貯蔵庫を出ると、山崎の水が湛えられたお庭がありました。
桜もきれいに咲いていますねぇ。 |
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美しい和庭 |
桜きれいー |
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ここは一般道です |
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-11:30- では、セミナーです。
まずは、机の上に置かれた4種類のウイスキーを、香りと味でパンフレットを参考にテイスティングしていきます。 |
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セットされた状態 |
スライドみながら進みます |
むむー
結構難しい・・・。 |
4つのうち、2つはSUNTORYの山崎12年と白州12年です。
あとは、スコットランドのザ・マッカラン12年とボウモア12年でした。
結果としては、2勝2敗というところで、山崎12年とザ・マッカラン12年を間違えてしまいました(笑)
白州はさわやかですねー。ボウモアは薬っぽいです(笑) |
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キハチのお菓子もあったり |
ふむふむ |
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テイスティングが終わったところで、続いてハイボールです。
冷えたソーダと氷が配られました。
・グラスに氷を一杯にします。
・ウイスキーを適量注ぎ、13回転半かき混ぜます。これでグラス自体が冷えて、氷が溶けにくくなるそうです。
・溶けていたら氷を足します。
・ウイスキー1:ソーダ3となるくらいに冷えたソーダを加えます。
・最後に一回、縦に混ぜます。あまり混ぜるとソーダの炭酸ガスが抜けちゃいますからねー。
てことで山崎12年のハイボールが完成しました。 |
おかわりに、白州12年のハイボールをいただきました。
あと、合うフードとかの紹介もありましたよ。 |
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見た目は同じですね(笑) |
ふむふむ・・・ |
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-12:20- てことで、セミナー終了。
参加証と引き換えに、山崎12年のミニチュアボトルをいただきましたよ。 |
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わーいわーい |
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出が悪い機械 |
南アルプスの天然水です |
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最後にショップで物色です。
山崎18年がほしかったのですが・・・。21,000円ですかぁ・・・。
12年のミニチュアボトルもろたし、今日はがまんだな。
-12:30- 山崎蒸留所を後にします。 |
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さらば山崎 |
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てくてく歩いて、JR山崎駅へと向かいました。
-12:40- 山崎駅前の「tabitabi」さんに入ってみました。
日替わりランチいきますかー。800円でエビフライです。 |
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結構おいしかった |
「tabitabi」さんでした |
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テラス席もある、こぢんまりとしたカフェです。
駅前でお昼時ということもあり満席でしたが、タイミングよく待たずに座れたのはラッキーでした。
エビフライと、サラダと炊きものとかで結構ボリュームありました。
おいしかったですー。
さー、では「大山崎山荘」に向かいますか。
JR山崎駅前で、マイクロバスに乗れたのですが結構並んでたし、高齢者優先なのでてくてく歩いていきました。
山崎は、本能寺の変で織田信長を討った明智光秀が秀吉と戦って負けたところですね。 |
てくてく坂を上って、「大山崎山荘」までやってきました。 |
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立派な門 |
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「大山崎山荘」は加賀正太郎がイギリス留学から帰国した後、1917年頃この地に建ていた別荘に端を発します。
ウィンザー城を訪れた時の景色の記憶を元に、大山崎に別荘を建ていたのです。
その後、鉄筋コンクリートとティンバー工法の採用により、他に類を見ないほどの洋館となりました。
1967年、大山崎山荘は加賀氏の手から離れます。その後、転々と所有者を移し、1990年頃には所有者である不動産会社が山荘の取り壊しとマンション開発を考えます。しかし、地元の猛反対と、京都府から保存の協力を依頼されたアサヒビールの買い上げにより1996年、美術館としてよみがえったのです。
そして、ここには新館として、安藤忠雄氏設計の美術館もあるのです。 |
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大山崎山荘です |
いい感じですねー |
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では見学しましょう。
入館料はJAF割引がききました。
館内は撮影禁止ですが、2階のテラスからは加賀正太郎がテムズ川とかぶって見えた、淀川の流れを望む景色を見ることができ、ここは撮影OKです。 |
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新館です |
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新館は「地中の宝石」とも呼ばれる半地下風な建物です。
ここに、クロード・モネの「睡蓮」があります。 |
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外部は渡り廊下風 |
地下階へと続きます |
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外のお庭もきれいです。
でも、ちょっと新館の存在がマッチしていないような・・・。 |
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まぁこれはこれでいいのかな |
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てことで、大山崎山荘終了です。
帰りは、マイクロバスで阪急大山崎駅まで行くことにしました。
ちなみに、サントリーとアサヒはライバルなのでその影響もあってのことでしょうけど、サントリーのHPの山崎蒸留所の交通アクセス図には大山崎山荘がプロットされていませんし、大山崎山荘のページ見ても、山崎蒸留所の位置がプロットされていませんでした(笑)
山崎の駅のとこは、「山崎カーブ」と呼ばれ、鉄な人たちには有名らしいです。
なんかフェンスが立って、イマイチになったようですが・・・。 |
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山崎カーブ |
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そんなわけで、阪急大山崎駅から電車に乗って5駅、阪急四條大宮駅で降りて、てくてく北へと歩きました。
-14:55- 二条城にやってきました。 |
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ひさしぶり |
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それにしてもすごい人です。桜のシーズンだからでしょうかねー。
入場券売り場でめちゃくちゃ並びました。 |
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ようやく購入 |
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で、早速中へ。
実は、正月にも来たのですが、三が日はお庭の公開だけで、中見れなかったのです。
篤姫ブームで沸いていたので、行ってみたのですけどねー。 |
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着物だとタダらしい |
二の丸の門 |
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二の丸の中もすごい人でした。
流されるまま見学して終了。
桜咲いているのみたいなぁ・・・。本丸のほうに行ってみるか・・・。 |
本丸のほうには桜がなかったので、東側の公園のほうに行きます。
こちらは見事に桜が咲き盛っていました。 |
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春らしく |
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-15:45- では、河原町まで歩きますか。
てくてくてくてく歩いていきます。
四條通りに出ると、烏丸あたりからむちゃくちゃ人多いです。
八坂神社に花見かなぁ・・・。
-16:35- ようやく「都路里」までやってきました。
おや?今日は抹茶パフェ並んでないなぁ・・・。と思ったその時に目に飛び込んできたのは・・・。
「店舗改装中につき仮設店舗で営業しています」の看板。
ガーン・・・。もうここからまた歩いて行く気分にはなれなかったので、とりあえず抹茶ソフト食べることにしました。
が、こちらも店内ですごい列。
約10分並んでようやく買うことができました。350円ナリー。 |
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2階は仮設に移っています(T_T) |
店内もすごい列 |
やっと買えた |
歩道の柵に腰掛けて食べました(笑)
どうしよっかなー。飲みに行くにはまだ早いし・・・。
木屋町通りの桜がさっき通った時にきれかったので、見に行きました。 |
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南座 |
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おおー |
いいねー |
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水路と桜 |
ちょっと夕暮れてきた |
トイレに行きたくなったので、阪急百貨店に寄っていました。
人、まだまだ多いです。先斗町に行きましょう。 |
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最近は敷居の低い先斗町
庶民でもいけます |
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先斗町も人いっぱいでした。
鴨川は、桜祭をしていたようで、なかなか一日賑わっていたようです。 |
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狭い路地に人いっぱい |
てくてく北上していきます |
鴨川テントとか出ていた |
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久々です |
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予約していたら、メッセージを置いてくれていました。 |
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ちょっと嬉しいです |
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まずはビールです。
今日はよく歩いたし、おいしいですー。って、昼間からウイスキー飲んでいましたけどね(笑) |
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うまーい |
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京とうふのサラダ揚げ湯葉のせ |
限定6食 目板カレイ造り |
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ビールにあうよねー |
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ビール2杯飲んでから、焼酎いきましたよ。
「晴耕雨読」です。 |
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もちろんロックで |
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桜鯛あら炊き |
白魚天ぷら |
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日本酒もいきます。
「お店のサービスで、たくさん升にこぼしてもらえるかなー」なんて言っていたら、精一杯入れてくれました(笑)ありがとー。 |
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並々注いでくれました |
京都のおいしいお酒 |
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フォアグラ茶碗蒸し |
筍木の芽焼き |
京漬物盛り合わせ |
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スッキリしておいしいー |
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最後に、せせり黒七味焼き食べたらおなかいっぱーい。 |
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せせりおいしかったです |
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おいしかったです |
黒七味もなかなかでした |
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-20:40- ほんとにのんびり楽しく過ごしました。
またきますね。ありがとうございましたー。
木屋町沿いの桜も、四条通りから南は白っぽい桜でした。 |
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夜桜きれい |
桜堪能したなぁ |
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阪急電車に乗って、河原町から大阪経由で宝塚へと帰りました。
宝塚駅からてくてく歩いて帰っていると、近所の桜もきれいでしたよ。 |
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近所の夜桜 |
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-22:45- 帰宅
楽しい一日でした。
山崎蒸留所のセミナーはまた行きたいなぁ。
先斗町の夜も楽しかったです。またぜひ行きたいです。店長の谷口さんありがとー。
たまにはこういう一日の過ごしかたもいいなぁ。 |
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