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 大阪・兵庫(サントリー山崎蒸留所でハイボール) (2011/09/11)

大好きな、サントリー山崎蒸留所で「It's Whisky Time.〜ウイスキーの世界は奥深い〜」という有料セミナーやっています。
3月から開始していて、5月に行った時もやっているな〜と思ってみていたのですが、ハイボール講座は以前にも行ったことがあったので、スルーしていました。

ところが夏限定で、毎週土日の最終回のみ、山崎のミニチュアボトルのかわりに、アンクル・トリスのハイボールジョッキがもらえる、「It's Whisky Summer Time」を開催するという。8月6日が初回でした。
サマータイムの最終回は9月11日らしい。そして、そのことに気付いた9月1日では、もう9月11日しか空きがなかった。

てことで、早速予約。
事行けることになりました。


前週末は微熱が出て体調不良でしたが、昨日「Esquerre」さんでおいしいバーガー食べて元気ついたので、今日は問題なく行きますよ。

-12:10-
さて、行きますか。

てくてく宝塚駅まで歩き、まずは大阪に出ます。

昼、何食べるかなー。
大阪駅前第4ビルから、3、2、1と歩いて回り、第2ビルでリーズナブルな寿司屋さんが目についたので、入ってみることにしました。
「○秀」さんてお店でしたよ。
ランチタイムで、うどんがついて10カン780円って、めちゃくちゃ安くないですか??
A、B、Cのセットがあり、Aは寿司だけ、Bは赤だし付、Cは皿うどんorあたたかいうどんってことでした。

-13:10-
カウンター席に座り、「Cセット」と頼むと、すぐ出てきました。
「あと、瓶ビール」と頼むと、「そこから札とってくださいねー」とのこと。
ランチタイム用につくり置きしていました
ここのシステム、おもしろいですねー。
食べたいものの札をカウンターに載せて握ってもらうってことらしいです。
へーどれだけ食べたかもわかりやすいかも こちらがランチタイムメニュー
ランチタイムでも普通に握ってもらえます。
が、うどんが出てくるの遅いぞ・・・。
寿司食べ終わったあとに出てきたよ
値段にしてはおいしい寿司でした。
結構、いろいろ気になるネタもあったので、また一度ゆっくりきてみてみたいものです。
「○秀」さんでした
「まるしゅう」と読みます
さて、食後は水族館行ってみましょう。
大阪で水族館と言えば、「海遊館」が真っ先に思い浮かびますが、今日行く水族館は、そんな大きな水族館ではなく、その名も「かわいい水族館」。
中学生ぐらいの時まではよく観ていた記憶があるのですが、そういえば久しくみていないですねー。

昔よく通った、「梅田ナカイ楽器」のあたりを懐かしく通り、茶屋町方面も久しく来ていなかったことを思い出します。
確か、キディランドの裏あたりだったよなーとうろうろ歩きます。
あっここだー
-13:55-
てことで、「かわいい水族館」に到着しました。
はい ここが水族館
水族館と言っても、無料で見れる、通りに面した水槽です。
5つの水槽にいろいろいますよ。
各水槽にいる魚 結構種類います 南洋のが多い
ガーとかもいるし ディスプレーの更新は手作り感いっぱい ここは種類少ないのかな
でも数はいっぱい ひっついているヤツ 小さい子供は大喜びしていました
アクリルガラスが年月たって傷が多いのか、歪みが多いのか、ちょっとみにくいけどそこはご愛嬌。
この「かわいい水族館」は、1969年に地下に川の流れる、阪急三番街ができて15年たった1984年に、15周年記念の一環としてつくられたそうです。できた当時は、約150種類、2,000匹いたそうですが・・・。
ホビーステーションと呼ばれていた頃もあったなぁ
てことで、ゆっくり観ていっても5分ほどで終了しました。

さてー。では山崎蒸留所に行きますか。
JRに乗って、京都方面へ。

-15:00-
JR山崎駅に到着しました。
やってきました 山崎です
ちなみに、サントリー山崎のラベルは、二代目社長・佐治敬三氏の自筆によるもので、「崎」の字の右側は、実は「寿」になっているらしいです。

てくてく歩いていきます。いやぁ、暑いですねー。
大阪府との府境
いつものごとく、東海道線の下にある「西谷川橋梁」という橋を渡ります。
「橋」と言いながらも、約50メートル、高さ約1.6mのトンネルです。
ここですよ
山崎駅で列車を撮る、鉄な人たちを眺めながらてくてく歩きます。

-15:05-
SUNTORY 山崎蒸留所」に到着しました。
緑がいっぱい ここ大好きです
総合受付で名前を書き、受付ます。
「なるほどクイズ2011」をネットでやっていて、それの修了証を持っていったら蒸留所オリジナルのグッズがもらえるのですが、いつもと同じロックグラスでした(笑)

時間が早いので、テイスティングカウンター行きますか。
今回は、山崎18年と、白州18年の飲み比べです。
それぞれ500円です。

瓶の写真撮らせてもらいます。
いいねーいいねー
カウンターで応対してくれた、男性の方が「僕もお酒の写真撮るの好きなんです」と言って、新品のボトルを撮影用に並べてくれました。
いい人だー そして彼オススメの撮影アングル
原酒の棚をみながら、のんびり味わいます。
テイスティングは15mlですが、色と香りを楽しんで、ちょっとストレートで飲んでから加水していまた風味を楽しみます。う〜ん。大人だなぁ。
ステキな風景
半時間ほどのんびり山崎と白州を楽しみ、ぼちぼちと集合場所に行きますかね。
ずらりと並んだ原酒の数々 きれいー
2階に上がって、セミナーの受付が始まるのを待ちます。
古いポットスチルがうまく利用されています
2階のショップに寄ってみたら、なんと知多半島にある蒸留所のグレンウイスキーが売っていました。
知多半島のサントリー蒸留所は、グレンウイスキー専用の蒸留所で、一般公開はされていません。
「響」や「角」などは、グレンウイスキーと山崎や白州でつくられたモルトウイスキーと合わせて、「プレンデッドウイスキー」となります。
てことで、珍しいので買ってみよう。フルボトルはさすがにいきなりは怖いので、ミニボトルにしてみました。
知多半島の蒸留所製 どんなだろうなぁ
集合場所は、トリスおじさんのところになります。
ト・ト・トリスのハイボール♪
懐かしいお酒たちが並ぶ棚を上から見てみたら、かなりいい感じですねー。
ステキー 光のマジックですね
-16:00-
受付開始です。
参加費1,000円の有料セミナーとなります。
参加賞とパンフレット
-16:15-
「It's Whisky Summer Time」開始です。
まずは、セミナー室に入りプロジェクターをみます。
ここの部屋は初めて入ったな
ハイボールの歴史をみたあとは、工場見学です。
蒸留所は公道の向こう側
いつものようにエレベーターに乗って、みんなが揃うのを待ちます。
その間、今日の案内の亀屋さんから、「ウイスキーって何年でてきるかわかりますか?」との質問。
長く置いておけばいいってもんじゃないというのは知っていますけど、答としては、いろいろですけど、長くて70〜80年熟成しないと完成しないものもあるそうです。

全員揃ったので、中に入ります。
まずは仕込と発酵です。
仕込槽です 水無瀬の水で麦汁がつくられます こっちは発酵槽のほう
いやぁ、しかし今日は特に暑いですねー。
夏場は何度か来たことありますが、こんなに暑いのは初めてかもです。
蒸留室も外からみて説明を聞く
中に入ると、ものすごい暑さです。
ニューポットが生まれています ポットスチル美しい
何度見ても飽きない風景です。
いろいろな味をだすため、ポットスチルの形はすべて違います。アルコールと水の沸点の違いを利用して蒸留しているわけですよね。

ニューポットの香りを嗅いで、貯蔵室へ。
ここは室温調整をまったくしていないところですが、ひんやりしていると思いきや、涼しいと感じるほどまでには気温は下がっていないようですね。
ステキだねー
冬と夏の気温差で、樽は呼吸をして熟成されていきます。
夏は膨張して気化して抜けていくので、それがいわゆる「天使の分け前」となります。逆に冬は収縮して、大気と樽から恵を受けて熟成されていくのです。
右 山崎10年
左 山崎18年
亀屋さんはウイスキー大好き人間らしい
樽の貯蔵されている間を通っていきます。
いいねー 
1924年に仕込んだ、No.1の番号の樽があります。
中は空ですよ
てくてく歩いて抜けていきます。
神秘的な景色 「和」と書いているのは和材=ミズナラの樽です
てことで水無瀬の水の庭園に出て見学終了です。
心洗われる風景
てくてく歩いてセミナー室に戻ります。
ここは何かなぁ 初めて右側のセミナー室に入った
-17:00-
お待ちかねのテイスティングが始まります。
すでに山崎10年と12年がスタンバイ
まずは全員で山崎10年のハイボールをつくります。
今日は暑いので早く飲みたい
フィナンシェとかチョコレートとかいろいろおつまみ系もありますよ。
それぞれのウイスキーにそれぞれの相性
五大ウイスキーの産地があります。
スコットランド、アイルランド、カナダ、アメリカ、そして日本です。
今回は、飲み比べのため、スコッチウイスキーのバランタインと、テネシーウイスキーのジャックダニエルをハイボールでいただきました。
バランタイン ジャックダニエル
ちなみに、個人的にはアメリカンウイスキーと言えば、バーボン系のケンタッキーウイスキーのほうが好きです。
ケンタッキーも、テネシーも製法はほとんど同じですが、最後に楓の炭でろ過するという工程がテネシーウイスキーにはあり、独特のスモーキーさを演出しています。

最後に残った山崎12年。
これは実際にプロのブレンダーと同じようにテイスティングをしてみました。
10年と12年の2年の差は大きいです
テイスティング後はまたまたハイボール(笑)
家でもおいしく飲みたいー
80分のセミナー終了後は、アンケートに記入して、アンクル・トリスのハイボールジョッキをゲットして帰るとしますよ。

-17:50-
夕暮れてきた中、サントリー山崎蒸留所を後にします。
またきまーす
帰りはJRで大阪に出て、阪急電鉄に乗り換え、西宮北口まで。

-19:00-
西宮北口の「鳥半」にやってきました。
飲んで帰ろう。
「鳥半」は奥です ここを通って入口です
まずはビールです。
この一杯がうまいんだよなー
しかし、今日は既にハイボールの口になっていたので、10分後には2杯目からハイボール。
角ハイです
焼鳥コース頼んでから、「早くできるものある?」と聞いて頼んだのに、最初に出てきたのは焼鳥コースのタレのでした。
ハツ キモ つくね ネギ身
そして、早くできるはずのものが出てきました(笑)
合鴨 ワイン飲みたくなるな 軟骨唐揚げ 鳥半サラダ
でかかった・・・。
串も追加言っていたりしました・・・。
芦屋のおいしい豆腐屋さんの厚揚げ 梅キュウ
山芋焼き
で、焼鳥コースの塩がきました。
この間に何杯ハイボール飲んだか・・・。
オクラ 焼鳥 砂ズリ 軟骨
かなりおなかいっぱいでしたが、頼んじゃっていたのでもうちょい食べます。そして飲みます。
唐辛子 うずら卵
〆に焼きおにぎりいきましたよ。
外はカリっとしていて中はふんわり
-21:00-
ごちそうさまでした。
明日からまた仕事だし、体調も完璧近いけど大事をとって早めに帰りましょう。

阪急電車に乗って15分です。

-21:30-
宝塚駅からてくてく歩いて帰宅しました。

いやぁ、やっぱり山崎蒸留所はいいですねー。
白州蒸留所もまた行ってみたいし、ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所も行きたいなぁ。
ジャパニーズウイスキー、大好きです。
ああ、楽しい一日でした。

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