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2009年にニッカウヰスキー余市蒸留所に行った時、そこの方に「ぜひ宮城峡にも行ってみてくださいね」と勧められました。(こちら) 行くからには試飲したいのですが、まず関西から仙台に行くというのがなかなか難しかったのと、なんとか行けても車かバイクでというのが私の旅の基本なので、試飲するとなるとそこで丸一日費やすというのがかなりのネックになってしまっていました。 いつ行けるかなぁと思いつつ、時間は過ぎていたのですが、今回、震災派遣で石巻で暮らすことになり、仙台にも割と行きやすくなったので、これを機会に行ってみることにしました。 仙台に一旦出るついでに、映画も観ていきますかね。 石巻に東宝系の映画館あるのですが、仙台にMOVIXあるので、そっち行くとします。 -06:20- 目覚めます。 天気はまだもっているようです。 -07:30- てくてく歩いて、ミヤコーバスの石巻営業所に向かいます。 待合室で待って見ていたら、路線バスが発進して、前にあったカラーコーンに気づいてなかったので慌てて待合から飛び出して教えてあげました。朝からいいことしたなぁ。 |
バスのおうち | 待合所です |
-07:48- 定刻通り、仙台行き高速バスが出発しました。 この便は、矢本経由での高速バスで、初めて走った道でした。 -09:20- 仙台駅に着きました。 JR仙台駅と、地下鉄仙台駅はちょっと離れているんですねー。 そのへんの下調べしたなくて、ちょっとウロウロ歩きました。 -09:30- 仙台市営地下鉄に乗って、富沢方面へ。 -09:40- 仙台市営地下鉄・長町南駅で降りて、MOVIX仙台へ。 -10:00- ブラッド・ピットの「マネーボール」みますよ。 -12:05- 話としては、いい話でしたが、ラストのつくりがちょい惜しいかなぁ・・・。 こっちにいる間に、「リアル・スティール」と「ミッション・インポッシブル」は観るかな。 さて、お昼です。 同じザ・モールの中に鮨屋さんがあったので、そこ行こうかなぁと思っていたのですが、カウンター式で、70円からってことでちょうどお昼時。並んでいました。 だから、というわけではないのですが、お隣の中華屋さんにシフトしました。 「中嘉屋食堂 麺飯甜」に行きますか。仙台の中華屋さんですが、B級中華を目指すというポリシーが好感持ていますね(笑) ランチメニューで出ていた、豚バラ飯にしてみました。 |
きましたー スープとザーサイがつきます エビチリも乗っていた |
「麺飯甜」と書いて「ミンパンティン」と読みます |
さて、次は本題のニッカウヰスキー宮城峡蒸留所に向かいます。 |
世間はクリスマスになりつつありますね |
外を見ると傘さしている人いますね。雨降ってきたみたいです。 -12:50- 再び市営地下鉄に乗って仙台に戻ります。 |
そういえば初の仙台地下鉄でした | ホームからの転落防止は完備 |
一旦仙台に出て、JR仙台駅から仙山線に乗っていきます。 愛子行ってのが一番早く出ますね・・・。作並駅まで行きたいんですが、これ行きますかね・・・。 次に快速が来るみたいですが、快速のほうが早いですかね・・・。 -13:25- まぁいいや。先に出る各駅乗ってみましょう。 -14:00- 愛子駅に着いて、ここで電車は折り返し。 うーん・・・。次に来る山形まで行く快速しか止まらないんだ・・・。 しかたないので待ちます。 |
ということは帰りも1時間に1本かぁ | KIOSK 休憩中で人いない・・・ | オーバーブリッジは駅施設じゃないです |
-14:08- 仙台駅で次に乗るか悩んだ快速がやってきました。 |
やっときたよ |
途中、ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所が見えました。 やっときたねー。 -14:20- JR作並駅に到着しました。 んん?ここ改札ないですねー。 そのまま出たら、温泉行きマイクロバスに混ざって、蒸留所行きのシャトルバスがいました。 |
これですな | 作並温泉ってのがあるんですね |
R48を仙台方面に戻ります。 |
蒸留所の入口 |
-14:30- 「ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所」にやってきました。 |
まずは受付へ |
45分からのツアーに参加ということで、しばし待ちます。 |
竹鶴政孝の紹介 | パンフレットとシャトルバスの表 |
ここ、宮城峡蒸留所は、創始者・竹鶴政孝が北海道・余市に蒸留所を設立し、生み出したモルトウイスキーとまた違ったタイプのモルトウイスキーをつくるため、1969年に開設された蒸留所です。 竹鶴政孝は、タイプの違う原酒をブレンドすることで、より芳醇なウイスキーを作り出せると考えていたからです。 ここ宮城峡にやってきた竹鶴政孝は、ブラックニッカを突然この川の水で割って飲んだそうで、その水が気に入り、この場所に決めたそうです。 その後、地元の方に川の名前を聞いた時、「ニッカワ(新川)」と知らされ、「なせニッカがここに工場をつくることを知っていたのだろうか」と不思議がったそうです。 竹鶴政孝は、単独スコットランドに留学し、ウイスキーづくりを習得した後、サントリー山崎蒸留所の初代工場長として招かれ、10年のサントリーとの契約の後に、自分が求めるウイスキーづくりを達成するため、余市に蒸留所をつくり、ニッカを創業したのでした。 ニッカウヰスキーの「ニッカ」とは、余市で操業しだした時の「大日本果実株式会社」の「日」と「果」で「日果」と言うところからきています。 てことで、ニッカワ川と、ニッカは実はまったく関ないです。 現在では、アサヒビールの子会社となっています。 これまでみてきた蒸留所は、大麦を使ってつくるモルトウイスキーと、とうもろこしを使ってつくるグレ−ンウイスキーは別の蒸留所でつくっていましたが、ここ宮城峡蒸留所では、グレーンウイスキーも蒸留していて、グーレーンウイスキーにもこだわり、旧式だけど、味わいが出せるカフェスチル式の蒸留機があります。 |
アサヒの工場もいっぱい | 西宮工場はどうなるんだろうね | 製造工程 |
-14:45- ではツアー開始です。 |
丸山さんが連れていってくれます | 広いですねー | 自然がそのまま残されて蒸留所がつくられています |
宮城峡蒸留所では、ピートを北海道石狩湿原から持ってきているそうです。 同じピートでも、乾燥させ具合などで風味は変わるそうです。このピートを使って麦芽を乾燥させ、スコッチウイスキー独特のスモーキーさが出ます。 |
乾燥棟(キルン塔)です | 樽並んでいます | ピートですね |
同じ見学ツアーの団体さん、どうも社員旅行のようで、既にかなり酔っている模様。でかい声でずっと喋っていて、案内まったく聞いていません。 聞かないのはいいけど、うるさいので迷惑なのでなんとかしてほしいですよね。 てことで、一番前で聞きます。 お姉さんといろいろ話していて、「実は関西から来ていて、某サントリーの山崎蒸留所はよく行くんです」という話をしていたら、「私も山崎行ってみたいんですー」と言っていました。やはり会社の枠超えてでも行きたいものは行きたいんですね(笑) 続いて、仕込み棟です。 |
マッシュタン 仕込槽ですね |
監視ルーム |
ここではすべてステンレス槽だそうです。 そして醗酵槽です。 |
ずらり並んでいます | 20くらいあるって言っていたかなぁ |
次は蒸留棟です。 ズラリとポットスチルが並んでいます。初溜と再溜のポットスチルは大きさが違うそうですが、形はすべていっしょだそうです。 |
余市と同じように注連縄しています | いいねー |
では来た道を戻っていきます。 |
グレーンウイスキーの蒸留棟 |
余市蒸留所で使われていたポットスチルがありました。 |
昔実際に使っていたやつです | 今の1/10くらいの大きさなんですね |
さらに余市の竹鶴邸にあった庭樹が移植されていました。 |
竹鶴邸の庭からもってきたらしい |
あと、新川川の伏流水も湧き出していましたよ。 |
仕込み水と同じ水です |
さて、次は貯蔵庫です。 |
どんな感じで並んでるのかなー |
うるさい団体さん、完全にもう聞いていませんな・・・。酔っ払って移動してくんなよな・・・。 |
熟成の過程説明 | ニッカの樽は番号管理なので見た目には何年モノかわからない | 蒸留所ができた時の樽です |
樽がたくさん並ぶのは、いつみてもいいですねー。 |
世に出るのを静かに待つ | ひとつ欲しいなぁ |
広い貯蔵庫です | ステキー |
そしてお楽しみの試飲になります。 |
戻ってきました |
最後の説明(商品PR)を聞きます。 |
「宮城峡」が2種類と「鶴」とアップルワイン | このロゴいいなぁ |
残念ながら、「竹鶴」は試飲にはありませんでした。 |
ではいただきますかー |
「おひとりさま3杯まで」ということでしたが、一通り飲んでいいみたいです。 中には2巡くらい飲んでる人もいましたが・・・。 中央カウンターに水と氷があるのでお好みで飲みます。 最後には例の酔っ払い軍団がそのカウンターを占拠していましたが・・・。やれやれな人たちです。 |
宮城峡 おいしい | アップルワインも度数高いです | 鶴はプレンデットウイスキーですね |
一通りいただきました。 ニッカウヰスキーとサントリーウイスキーを比べたら、山崎と宮城峡、白州と余市が似たようなコンセプトなのかなって気がします。 自分の好みでは、宮城峡のほうが、余市よりは好きかも。まぁ、どっちもそれぞれ性格が違っていておいしいのですけどね。 蒸留所限定のお酒を買っておきますかねー。 |
数々の受賞歴 |
原酒のテイスティングカウンターがあったので、まだ時間があるので原酒いただきましょう。 こちらは有料になります。 チョイスしたのは、シングルカスクの25年モノです。 比較に10年モノも少しいただけました。水は仕込み水の新川川の水です。 |
おおー この一杯で900円(笑) |
いいねー |
香りがなんともいえずいいですねー。 ストレートでちょいといただいてから、加水していまた楽しみます。 10年と比較すると、明らかに豊潤さが違いますね。ウイスキーは不思議な液体です。 |
ピュアモルトレッドは今回買った |
-15:40- てことで見学終了。 蒸留所はいいねー。ここにもまた来たいです。 |
見学コースのほう | こっちはゲストホールとかのほう |
帰りのシャトルバスは、最終便の16時5分発なので、乗りっぱぐれると嫌なので早め目に乗り込んで待ちました。 帰りも酔っぱらい集団と同じでしたが・・・。 -16:05- ではJR作並駅に移動です。 |
楽しかったー |
5分ほど乗って、すぐに作並駅に到着です。 一番に降りて、さっさと窓口で切符買います。 |
やっぱり改札なかったよ |
線路を渡って、帰りのホームへ。 |
4時過ぎでかなり薄暗い | むー1時間に1本かよ・・・ |
-16:22- ちょっと遅れて快速きました。 このあたりは、11月で既に乗り降りはボタンでドアの開け閉めです。 |
仙台に帰ります |
仙台に着き、まずは宮交高速バスセンターに行きます。 これからの予定考えたら、3ヶ月で10枚高速バスの回数券を使うということがわかったので、10枚7,000円の回数券買いますよ。 購入後は、てくてく歩いて、さくら野裏の怪しい通りへ。 さらにその裏通りから、さらに怪しい路地に入ります。 -17:15- 「真助」さんにやってきました。 ここは、イチロー選手も来たという、知る人ぞ知る牛タンの名店だそうです。 ではいきますかー。 |
ここですな | 階段上がったところにお店があります |
カウンターに座ります。 メニューは、牛タン焼きの塩かタレ、テールスープ、麦飯、あとはお通しくらいのこぢんまりしたものです。 まずは、ビールとお通しです。 |
お通しは冷奴 |
牛タン焼き塩と、テールスープと、麦飯って頼んだら、「定食ですねー」と言われた。そうなのか・・・。 できあがるのを待っている間にビール2杯目です。 ここんとこ、ずっと飲んでなかったのでうまーい。 今月入って飲むのは2日目です(笑) そして、牛タン焼けました。 |
おおおー | いただきまーす |
おおっ。ここのはなんかほかのと違って柔らかいぞ。 いいねーいいねー。 これだったら、1.5人前にしておけばよかったよ。 限定メニューで、テール焼きってのがありました。6食限定だそうですが、既にありませんでした。 残念。 おいしく食べている間にも、待つお客さんが出てきだしました。 すごいなぁ。有名なんだ。 -17:50- てことで、さっさと食べて終了です。 おいしかったー。また食べたいなぁ。 てくてく歩いて、さくら野百貨店の明るいほうに出ます。 石巻行きの高速バスはすごい人が並んでいました。 |
どこまでが33番に並んでいるのかよくわからないです |
-18:07- てことで、バスに乗って帰ります。 仙台東部道・仙台東ICから高速に乗り、三陸道に入って、そのまま無料区間に。 石巻河南ICで降りて、石巻駅を経由して、終点・石巻営業所前で降りました。 -19:45- てくてく歩いて帰宅しましたよ。 今日は10,370歩でした(笑) ニッカウヰスキーでは、、ウイスキーづくり体験ができるそうです(こちら)来春まではもう開催ないですけど、機会があればこういうのも行ってみたいなぁ。 サントリーとニッカの4つの蒸留所、どれも訪れてみたかった場所ですが、念願かなってようやくすべて訪れることができました。 白州や余市にもまた行ってみたいなぁ。 宮城峡蒸留所。ステキなところでした。余市のブレンダーOBさん。勧めてくれてありがとう。 |
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