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兵庫(尼ロックに行こう) (2016/05/14)
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これ |
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日本で初めてのパナマ式運河で、500tの船舶が通過できます。
パナマ式運河は、水位の高低差を利用したもので、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したといわれる両開き式の閘門です。
尼ロックは、通常、平日に団体受付(小学生の社会見学とか)でしか見学できないのですが、今年の5月7日〜7月31日の間、土日祝日のみ10〜16時に予約不要・入場料無料で個人でも見学できるのです。
平日は、あいかわらず団体予約のみですが。
という情報を見つけてきたので、行ってみることにしました。
-08:00- 目覚めます。
いい天気。バイクで行こうかどうか悩むが、車で。
-08:50- では行きますか。 |
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よろしくー |
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いつもの景色 |
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県道16号から県道114号へ。
以前、NTNのベアリング工場があったところは、マンションとかホームセンターとかできますね。 |
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ロイヤルホームセンターとか |
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武庫川ー |
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R2を走り、尼崎に入って県道57号を南下です。
すると、工場地帯に入ってきました。 |
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三菱電線とかのあたり |
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なんかすごい信号がありますね。阪神金属興業のあたりです。 |
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いくつ点くんだろう |
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工場内輸送のトロッコ列車みたいなのが横切るようですね。
なんか景色がすごいことになってきたぞー。 |
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左のパイプはなんだろう |
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目の前に面白い橋が見えます。
東高洲橋という、東堀運河に架かる跳開式可動橋です。
稼働時には遮断機降りて、通行止めになるようですね。 |
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東高洲橋です |
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ここを斜め右かー |
これで合っている?
案内はあるね |
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-09:35- 尼崎閘門にやってきました。
まだ10時にはなっていませんが、ゲート開いています。
しかも半開き・・・。これ入っていいのかなぁ。 |
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関係者以外立入禁止とかも書いているが見学看板も出ているし |
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おーでかい建物
ポンプ棟かな |
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なんか工事かな。中にはガードマンさんがいて誘導してくれましたよ。
駐車場は14台分しかないとのことなので、早めに来ました。1番乗りのようですね。 |
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案内図 |
閘門は2つある |
点字と重なり見えにくいのでアップ |
展示室の見学はまだ早いかな。
閘門のほうに行ってみよう。 |
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閘門 運河側 |
お 船がいるー |
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こっちの門開くかな |
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おおーラッキー |
《クリックで動画再生》
"ニルヴァーシュ type ZERO"fron 交響詩篇エウレカセブン
すげぇ |
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第六報湾丸 |
《クリックで動画再生》
"ホール イン ワン"by 東京スカパラダイスオーケストラ
なんかいいタイミングだったなぁ |
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尼崎は、工業地帯の地下水汲み上げすぎで、地盤沈下が起こり、ゼロメートル地帯となったため、大規模な防潮堤を築きました。
ということで、防潮堤内外の落差解消で船舶航行を可能にするのが閘門となります。 |
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解説 |
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閘門は、集中コントロールセンターの最上階で操作されています。 |
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あれかぁ |
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T.P.は東京湾平均海面
O.P.は大阪湾最低潮位 |
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T.P.は、1884年(明治17年)、霊岸島量水標(現在の東京都中央区新川、当時の隅田川河口にあたる。)における1873年(明治6年)6月から1879年(明治12年)12月までの毎日(一時期欠測あり)の満干潮位を測定して平均値を算出し、量水標の読み(荒川工事基準面、Arakawa
Peil、A.P.)で1.1344mを東京湾平均(中等)海面 「T.P.」(Tokyo Peil)とし、この位置をゼロメートルとして全国の標高の基準と定めました。
日本の地図は離島を除きT.P.を基準にしています。
しかし、全国の測量がされる以前に、1874年(明治7年)に大阪港(天保山)の最低潮位を「O.P.」(Osaka Peil)と定義し、淀川水系の河川管理に使われていました。
その後補正されていき、現在ではO.P.=T.P.+1.30mとなります。
T.P.とO.P.を何のために分けているかといえば、河川管理に使うには、実際のその川の河口の最低潮位を基準にした高さを使う方が便利だからです。まだ全国の測量がされる前に、とにかく淀川は大事だということで、O.P.という基準を作って淀川の治水を始めた。という歴史的背景があるようです。
ちなみに、「Peil」は、水位または基準面を表すオランダ語です。これは明治初期の河川・港湾などの基準面の観測と設置を行ったのが、いわゆる「お雇い外国人」であったオランダ人技術者だったことに由来するようですね。
全長90mの閘室長さをパノラマしてみました。 |
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なんか作業かな |
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門扉の重さは260tあり、扇形の形状は、開扉時に船舶への波の影響を抑える構造となっているそうです。 |
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運河側 |
海側 |
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尼崎の地盤の高さ |
アップ |
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1950年(昭和25年)のジェーン台風被害 |
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南海トラフ地震の時は、室戸台風の時以上の波が来るようです。 |
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台風と地震津波じゃ違うけど |
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昭和天皇碑 |
防潮堤顕彰碑 |
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-09:50- ちょっと早いけど、中で人の気配しているし、行ってみようかなぁ。 |
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集中コントロールセンター |
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先着10名にプレゼントあるらしい |
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中に入ると、受付におじさんがいたのでもう観れるか聞いてみると、OKらしい。
あー、多分県職員のOBさんかなぁ。
プレゼントは子供にはカンバッジのようでした。 |
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大人だからパンフレットと鉛筆もらった |
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地盤沈下の話 |
市域の2/3がゼロメートル地帯らしい |
一番上の線は防潮堤の高さ |
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なんとなく見慣れてきた図 |
低い場所だらけの尼崎 |
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1954年(昭和29年) |
1979年(昭和54年) |
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1993年(平成5年) |
2002年(平成14年) |
閘門の仕組みは至って簡単。
閘門堤内の水位の上げ下げで船の高さを変えるのです。
水位の上下は自然エネルギー。水位が高ければ低いほうの門を開けば下がるし、水位が低ければ高い方の門を開けば上がります。 |
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解説その1 |
解説その2 |
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これ |
ほほう |
《クリックで動画再生》
"Tiger Track"fron 交響詩篇エウレカセブン
スイッチ押すと動いた |
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かなり細かい |
おや?何かが・・・ |
あひるちゃんだ(笑) |
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1/8サイズ |
28.0m3/秒の排水量
小学校の25mプールを約7秒で吐き出せるそうです |
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ポンプは、運河側の潮位が異常に上がった時に吐きだす役割を持っています。
水害シミュレーションって、引出しパネルがありました。 |
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津波の場合 |
あー防波堤超えるね |
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いろいろ案内 |
海側 |
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下でも見た仕組み |
あそこで監視しているんだ |
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いつも通っていたけど閘門はわからなかったなぁ |
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展示室に戻ります。
尼崎市は、「忍たま乱太郎」の原作者、尼子騒兵衛さんの出身地です。 |
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しんべヱ |
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防潮堤ができる前の、地盤沈下した状況が放映されていました。 |
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蓬川の昔 |
あー沈んでるね |
地盤沈下で浸かっちゃった |
庄下川は、流れこむ左門殿川のほうが今や水位が高いので、直接流れ込むことはできません。 |
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松島排水機場を使う |
水路の水をコントロールしていますね |
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いろいろ解説 |
床にハザードマップ |
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面白かった |
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徒歩でもうひとかた来ていましたが、他にはまだ来ていないですね。 |
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車ポツリン |
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さー、「あまがさきQ'sモール」のmovixに映画観に行くかな。 |
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ポンプ棟 |
人が通れるくらいのポンプのパイプ |
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右は堤防
向こうは中島川 |
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以前は県立尼崎病院だった尼崎だいもつ病院 |
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R2から県道74号へ。
-10:45- 「あまがさきQ'sモール」にやってきました。 |
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やれやれ |
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うーん。映画、「殿、利息でござる!」を観るのですが、12時半からかぁ。
昼食するかな。
「あまがさきQ'sモール」は最近改装して、新しい店が入っています。
金沢のチェーン店、「もりもり寿し」が出店していますねー。
-11:00- 開店です。
入ってみよう。
ネタは金沢直送ということで、ノドグロあったり、なかなかいいですが、まわる寿司ながら、そんなにオトク価格ではありませんでした。
そして、駐車券でのオトクサービスもなし・・・。
ちょっと残念だったかな。おいしかったのはおいしかったけど、Q'sモールにはなじんでないかな。
-12:30- 「殿、利息でござる!」観よう。 |
江戸中期、財政難のため民衆に重税を課す仙台藩では、破産や夜逃げが相次いでいた。
寂れ果ていた宿場町の吉岡宿でも年貢の取り立てや労役で人々が困窮し、造り酒屋を営む穀田屋十三郎は、町の行く末を案じていた。
そんなある日、十三郎は、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治から、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという、宿場復興のための秘策を打ち明けられる。
計画が明るみになれば打ち首は免れないが、それでも十三郎と仲間たちは、町を守るために私財を投げ打ち、計画を進める。
というお話し。
今日封切です。
そこそこいっぱいですが、席は満席ではありません。
なのに、すぐ隣にはおばちゃんが・・・。横空いているのに(泣)
反対側は、ひとつ空いていまたおばちゃん。しかたない。このまま耐えるか。
おばちゃん、なんかガサガサ出して食べているし、なんだか臭いし・・・。
映画に若干集中できませんでしたが、話は面白かったです。
阿部サダヲやるなぁ。羽生結弦が、仙台藩の第7代藩主・伊達重村役で映画出ていたりしたし。 |
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映画が終わると外では太鼓パフォーマンス |
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では帰りますか。
県道13号から県道42号、R176を走って帰ります。
-15:45- 帰宅しました。
本日の走行距離 43km
尼ロック、なかなか楽しかったです。
近くにこんな国内最大規模の閘門があるとは知りませんでしたよ。
また、楽しい場所を探そう。 |
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