RockzGoodsRoom > Outing > Outing2018 >
RockzGoodsRoom > PAST Contents > Goods2018 >
ブリッジワールドというものがあります。 中央支間1,991mで世界最長の吊り橋である、明石海峡大橋の神戸側主塔に登れるツアーで、2004年8月に初めて開催されています。 明石海峡大橋は1988年に開通し、主塔の高さは海面上298.3m。 高さで言うと、東京スカイツリー(634m)、東京タワー(333m)、あべのハルカス(300m)に次ぐ高さです。 東京スカイツリーのフロア450・天空回廊は450m、ハルカスの60階・天上回廊は288m。 ブリッジワールドでは、2P(神戸側柱脚)の屋上部分、289mに立つことができ、東京スカイツリーよりは低いものの、わずかながら、あべのハルカスよりも高い所からの景色を眺めることができます。 ブリッジワールドには以前も行ったことがありました。 2011年でしたが、その頃は東京スカイツリー(2012年完成)も、あべのハルカス(2014年完成)もまだありませんでした。 今年の夏、東京に行った時に東京スカイツリーや東京タワー、横浜ランドマークタワー(296.33m・・・。海抜は300mで明石海峡大橋の主塔と同じ高さ)に登り、久しぶりにブリッジワールドにも行ってみたくなったのです。 ブリッジワールドは、毎年4月から11月の木曜から日曜、祝日にそれぞれ午前1回・午後1回開催されます。 申し込みは、2ヶ月前の月の1日、10時から開始されます。 7月末にまた行きたいなぁと思ったのですが、その時には既に9月はいっぱい。 10月はいろいろ忙しいので無理だな。行くなら11月か。 9月1日 -10:00- ネット申込で、11月18日の午後の部に申込を入れます。 おー、とれた。 このツアー、結構人気なんですよね。1回の開催で42名の定員ですが、すぐに埋まっちゃいます。 予約確認のメールがきます。
かなり細かく制限があります。 11月6日 ブリッジワールド事務局から電話が。 なんだろう。 交通手段を聞かれました。 電車で行くつもりでしたので、その旨を伝えると、当日は神戸マラソンがあり、周辺での駐車場確保は難しいとのことでした。 そうなんだー。 11月17日 前日です。 予約の最終確認電話がかかってきました。 大丈夫ですよー。行きますよー。 天気予報では、今日が雨がちで、明日は曇りから晴ですが、今日は雨降っていませんね。 天気、いいほうに変わっているようです。 11月18日 当日を迎えます。 -08:30- のんびり目覚めます。 準備するか。 -09:50- では行きましょう。 てくてく最寄りの阪急・小林駅へ。 阪急電車に乗って西宮北口駅へ。 神戸線特急に乗り換えて神戸三宮駅へ。 三宮でJRに乗り換えます。 お、少し遅れているようですね。 JRにはよくあることだなぁ。 そして、普通に乗ってJR舞子駅に向かいます。 途中、神戸マラソンのランナーが走っているのが見えました。 -11:10- JR舞子駅にやってきました。 なんか人すごいいっぱいだぞ。 どうやら、この先に神戸マラソンの折り返し地点があるようですね。 マラソンは、大会運営上、関門を設けてその関門を設定した時間に通過できなければそこまでとなるようですね。 舞子駅での関門閉鎖時間は12時20分 距離にして20.3km地点のようです。 ちなみに、スタートは9時と9時15分の2回に分けているようですね。 ここまで20kmを約3時間以内かぁ。 うちの会社の人も何人か走っているみたいなんですけどねー。 とりあえず、まずはお昼にしよう。 Tio舞子の2階に行ってみます。 うーん。割とガラガラ。大丈夫か。このビル。 大阪王将がありますねー。 お、定食とかやっているお店発見。「おおもり」さん。ここよさげだなぁ。 ということで入りました。 海側のカウンター席が空いていたのでそこに座ります。 |
柵がじゃま |
カキフライ定食か、日替り定食かで迷いましたが、日替りのうどんで、misenさんは蕎麦で。 しばし待ちます。 走っているマラソンランナーの姿が見えますねー。 かやくごはんとちょっとした刺身、うどんでいただきます。 |
きましたー |
食べている間に、やっぱりカキフライも食べたいなぁ。 「カキフライ単品でできますか?」と聞いたらOKだったので、追加オーダーです。 |
くううー |
いやー。揚げたてカキフライ、おいしゅうございました。 |
「おおもり」さんでした |
さて、まだ1時間くらい時間ありますねー。 ちょっと食後のコーヒー飲んでいくか。 |
ふいー |
コーヒー飲んでいる間に、どんどん人が。 お昼時になったので、さすがに人増えてきましたね。 というわけで、コーヒーいただいたらさっさと席を立ちます。 明石海峡大橋のほうに行ってみますか。 |
Tio舞子のデッキから |
どうやら、折り返し手前は時間が来ていたようで、途中で強制終了させられたのか、西行きはもう人がいませんね。 |
折り返してきた人たちが走っている | がんばれー |
明石海峡大橋は、なんか工事やっていますね。 |
足場組んでるよ |
青いTシャツがどうやらオフィシャルにもらえる参加賞的なもののようです。 |
沿道から声援 |
床板の下の足場がすごいなぁ。 |
仮設の床ができている |
「橋の科学館」で、ブリッジワールドは集合ですが、まだ時間ありますね。 |
また後で来よう |
舞子海上プロムナードに向かいます。 |
ゲートっぽいしつらえ | おおー |
頭の上を淡路島に伸びる明石海峡大橋はいい感じですねー。 |
パノラマしてみた |
しばし橋を眺めます。 |
なんかすごいぞー | タグボートが砂利運搬船を曳く |
「舞子海上プロムナード」は、海面からの高さ約47m、陸地から約150mまで突き出している回遊式遊歩道です。 ブリッジワールドに参加する場合は、その当日に限り、「舞子海上プロムナード」と「橋の科学館」は参加前後で入場無料となりますが、案内をちゃんと読んでなかったのでわかっていなくて、ひょっとしたら、無料で入れるかもー。と聞いてみたらOKでした。 知らずに聞いてOKだったので、超ラッキーな気分です(笑) 1階の受付を通過し、エレベーターで8階へ。 8階と言っても途中停まれる床はありません。 むしろ、ここはアンカレイジのコンクリートの塊の中なので、ずどーんとエレベーターの通る縦穴を確保していたのでしょうね。 |
案内がおもしろい |
8階で降りて、回廊へ。 |
回廊の入り口 |
東の方を眺めます。 |
孫文記念館とかある舞子公園 | 漁船かな |
途中から来た方向を見てみました。 |
シャッターがありますね |
カフェでは、「明石海峡大橋!絶景華麗」(カレー)なんてのをやっているようですね。 |
二つのごはんの上にカツの橋がかかっています カレーの海の上に |
「海上47mの丸木橋」を渡ります。 きっと、ガラス張りだけじゃ怖くて行けない人がいるんでしょうね・・・。一本橋でも怖い人にはそこそこ怖いでしょうけど。 それより、一本橋を踏み外してガラス踏んだら、勢いで突き抜けないか若干心配になります(笑) |
丸木橋 | これはこれである意味スリル |
下見える | あえてガラスに立つ |
孫文記念館は、今日は行けるかな。 |
時間と元気に余裕あれば |
さらに奥に進むと、明石海峡大橋の下側、「舞子海上プロムナード」の淡路側の一望できる通路へ。 |
おおー | 黒いのは淡路島への水道管 |
今日はこの先に行きますよ | いいねー |
明石側を眺めます。 |
高いビルがあるのが明石駅前だな | 明石天文科学館を最大望遠で |
ではまたぐるっと戻ります。 |
カフェ横のお土産物ブースでオニオンスープの試飲 | 柱は透明なもので覆っている |
エレベーターで1階に降ります。 |
「舞子海上プロムナード」でした | 入口 出口 |
まだちょっと早いですが、「橋の科学館」に行ってみよう。 |
ケーブルを模したベンチ | 工事中ですねぇ |
-12:45- 「橋の科学館」にやってきました。 |
「橋の科学館」です | 受け付けは13:15から |
ここでも、「今日ブリッジワールドに参加なのですが」と聞くと、無料入館OKでした。 13時から3Dシアターの上演があり、15分くらいまで。 受付は13時15分からなので、ちょうどいいですね。 まずは、展示を見ていきます。 前回は、ツアーで連れられてスポットでしか見ていなかったので、見ていきたかったのですよね。 |
架橋の意義 | 模型 |
橋を建設する前に、地盤調査をかなりしたそうです。まぁ、そりゃそうなんだろうけどね。 |
明石層のボーリングサンプル | 神戸層には砂岩が | 断層多いんだね |
297mからのテレビカメラ画像が流れていました。 |
もうすぐ生で見れる |
ケーソンのサイズは、甲子園球場のグランドくらいの大きさだそうです。 |
そこにでかい構造物 | 固い地盤が出るまで海底を掘削したそうですよ | 鉄の塊のケーソンを沈めて中にコンクリートを打設します |
コンクリートは、水と砂とセメントを混ぜたものです。 当然、水の中にコンクリートを打つのは至難の業になりますが、そこは減水剤とかの混和剤を使って固まりやすくします。 |
AE減水剤とか |
明石海峡大橋は吊り橋なので、吊りワイヤーの根本は、アンカレイジというコンクリートの塊の中で固定されています。 コンクリートの重しを吊りワイヤーの端に留めているって感じですね。 |
アンカレイジのフレームをコンクリートで固めた | EM掘削機の模型 水中掘削だな |
小さいトラックが100tトラック 普通のダンプ10台分のサイズ 掘削の大きさがわかります |
主塔には、制震装置があるそうです。 |
≪クリックで動画再生≫ 制震装置の働く様子 |
アンカーボルトもでかいです |
ケーブルも展示しています。 |
ケーブルストランドとソケット | ケーブルストランドを架設 |
トラスを架設する模型もあります。 |
クレーンが動きますよ |
アスファルト舗装の模型がありました。 |
路盤はないんだよね |
明石海峡大橋には、2つのギネス認定記録があります。 ひとつは、中央支間長が一番長い橋(1,991m)として、また、主塔の高さが一番高い橋(297m)としての記録です。 中央支間長は実は設計・施工時には1,990mでしたが、1995年(平成7年)1月17日の阪神淡路大震災での地盤のずれで、1m伸びてしまったのです。 |
中央支間長のギネス | 解説 |
主塔の高さのギネス | 解説 |
イタリアのメッシーナ海峡に、メッシーナ海峡大橋が計画されていて、これが完成すれば、中央支間3,300mの世界最長となる吊橋です。2008年(平成20年)に着工し2015年(平成27年)に完成する予定でしたが、着工前に政権交代により中止。2008年(平成20年)、政権復活し、計画も復活しましたが、予算不足により再び計画は中止となっています。 3Dシアターのほうに行きますか。 |
3D眼鏡 |
いろいろ眺めながら行きます。 |
橋の模型 | 塗装ロボット |
ケーブル照明もありますね。 |
光の三原色かぁ | いろいろパターンがあります |
お、13時だ3Dシアター始まりましたな。 -13:15- 3Dシアターを終え、展示スペースを出ると、ちょうど受付を開始するところで、2階の会議室に誘導されます。 参加料はお1人3,000円です。 席につくと、まず誓約書を読んでサインしてくださいとのこと。 |
誓約書書く | 書いたら回収されます |
次に、椅子に掛けられたベストを着用して、イヤホンガイドを首からかけます。 ベストのポケットには貴重品を入れます。 ウエストポーチとかは持って行けるそうですが、なるべく両手を空けて、軽装でとのことでした。 携帯電話、カメラ類は一旦机の上に置いてくださいとのこと。 ツアーリーダーの方がまわってきて、ストラップが必要なら貸してくれて、それを装着します。 基本的には、首から掛けられたらそれでOKです。 スマホでストラップ取り付けができないなら、首からぶら下げれるケースを貸してくれます。 「私は使わないから」とポケットに入れて持って行っても、上に行けば必ず使いたくなる。でもその時にストラップで首からかけていないものは使わせないということです。 ストラップの準備をしたところで、リーダーさんたちの自己紹介。 今回は42人がフルで参加。4人のリーダーさんが引率してくれます。 皆さん、明石海峡大橋の建設に携わった方だそうです。 14人班で、赤、黄色、緑と分けられますが、主塔のエレベーターに乗る時は12人ずつだそうで、我々は赤の班にいますが、エレベーターに乗る時は赤は1班ですが、2班(2人あぶれた・・・。)に入ってくださいねということでした。 中国か台湾かの方かな。外国の方も4人ほど。 最初に、会議室でDVDを観ます。 -14:05- では、ヘルメットを被って、まずは「橋の科学館」を見学です。 |
ぞろぞろ移動 |
瀬戸大橋の模型を囲んで説明を受けます。 吊橋の大きさは、全体の長さではなく、中央支間で大きさの尺度を見るそうです。 明石海峡大橋は、中央支間世界一の長さの吊橋です。 基礎構造物は、4つ。 神戸側から1A、2P、3P、4Aとなっています。 「A」はAnkareiji(アンカレイジ・・・。吊橋のケーブルをつなぎとめるおもりの役目をする巨大なコンクリートブロック)、「P」はPillar(柱)です。 今日は2Pに登りますよ。 頭の上には風洞実験で使った1/100の模型がありました。 当時、23億円をかけて風洞事件室をつくり、この模型だけでも1億円かかっているそうです。 |
1億円かぁ |
1940年(昭和15年)のタコマ橋(アメリカ)が、60m/sの風に耐えられる設計であったにもかかわらず、わずか19m/sの風による落橋事故の後、風に対する検証が重要視されていました。 明石海峡大橋は、従来の吊橋の規模をはるかに超えることから、部分模型ではなくより実物に近い全橋模型を使って耐風安定性の検証を行う必要があったのです。 明石海峡大橋は、60m/sの風に耐えられる設計基準でしたが、実験では80m/sでも安定し、100m/sという現実的にはありえない風速で振動を起こしだしたということです。 ちなみに、日本での平地における最大風速は、1965年の台風23号により高知県室戸岬で観測された69.8m/s。平地における最大瞬間風速は、1966年(昭和41年)の台風18号(第2宮古島台風)により沖縄県宮古島で観測された85.3m/sとなっています。 2P、3Pの基礎となるケーソンは、直径80m・高さ65mという巨大な円柱形の鋼製型枠です。 2P側は三重県津市の造船所で、3P側は岡山県玉野市の造船所で製作されました。 津から明石海峡までは十数隻のタグボートで曳航したそうですが、潮岬をまわって紀伊水道に入るあたりで、潮の流れが速く、進まなくなってしまったそうです。 そこに増強のタグボートが一艘やってきて、なんとか曳航を続けることができたそうです。 ちなみに、3P側ケーソンは瀬戸内海を進んできたので、さほど問題ではなかったようですよ。 このケーソン、サイズ感がよくわかりませんが、基礎工事で地面を掘削するのですが180tのバケットの掘削機を水深60mに下し、土を削ったそうですがその範囲がケーソン1機に対して甲子園球場ほどの範囲だそうです。 |
ケーソンを設置する模型 |
設置予定位置に来ると、注水して基礎面に降下させるのですが、日に4回ある潮流の流れが止まる、潮止まりの時間帯を狙って降下させていったとのこと。 位置の微調整は、周囲にシンカーと呼ばれる、ひとつ1,000t程度のおもりを8個設置し、それをワイヤーでケーソンに設置したウインチと繋ぎワイヤーの長さの調節で位置を出したそうです。 設計上は、50cmの誤差まで認められていたそうですが、何と実際の誤差は5cmだったそうです。 すごい。 その後、ケーソン内部はコンクリートで満たされますが、陸上でコンクリートをつくって、ミキサー車で持ってくるのは大変なので、洋上にプラントをつくり、そこから直接打設したそうです。 砂とセメントは船で運んできましたが、水は海水を真水化したものを使ったそうです。 吊橋のメインケーブルは、まずパイロットロープを張ることから始まります。 通常は、船で引っ張って、塔頂までクレーンとかで上げるそうですが、明石海峡は国際航路なので、船の往来を止めるわけにもいかなかったので、世界で初めて、ヘリコプターでパイロットロープを渡しました。 このパイロットロープは、アラミド繊維という軽くて丈夫な繊維でできています。 パイロットロープには、鋼線(直径5.23mm)を127本まとめた「ストランド」と呼ばれるケーブルがつながっていて、そのストランドを290本束ねて「ケーブルストランド」と呼ばれる1本の太さが112cmのメインケーブルとなります。 メインケーブルは、鋼線で巻かれ、その上にゴムで巻かれ、塗装されています。 防錆対策ですね。 この中に、湿度40%の乾燥空気が常時送られていて、設計では100年耐えれるようにしていましたが、実際には200年は持つであろうと言われているそうです。 あとは、イルミネーションの説明とか。 赤、青、緑の光の三原色で色をつくっています。 では、橋に向かいますか。 舞子海上プロムナードに向かいます。 あー、お昼時に比べたら少し雲出ているかなぁ。 |
1A | 再び来た |
床は、タイルではなく淡路瓦だそうです。 |
淡路瓦 |
再び舞子海上プロムナードに入り、8階までエレベーターで上がります。 -14:35- 回廊の途中の点検用ドアから降りますよ。 |
では橋へ | おー | 階段を降りる |
幅4mの点検通路を歩いていきます。 点検通路は、風が抜けるようにグレーチングです。 側は壁と言うよりかはガードレール。車さえ落ちなければいいので、スカスカで、歩く人は気をつけなければいけません。 |
上は車道 | 下は海 | 振り返るとシャッター |
行く手は遠い | おおー | スカスカ |
では歩いていきますよ。 |
わらわら歩く |
ところどころに案内あります。 |
1Aアンカレイジより約128m 海面より約42m |
途中の中継ボックスみたいなのは、ケーブル送気乾燥システムです。 |
説明書いてある |
高所恐怖症な人はこのツアーは無理ですかね。 |
高いよー |
右側にある通路のようなものは、関西電力の高圧電線で、床があるのではなく、安全のため蓋がされています。 |
通路っぽいのにね |
2Pまでのだいたい中間まできましたね。 |
1Aアンカレイジより約480m 海面より約53m |
約1kmを色々説明を聞きながらてくてく歩きます。 |
道路の真ん中はグレーチング |
日常の点検には、橋に設置されている点検作業車(移動足場)などを利用するそうです。 |
大阪湾のほう |
今歩いている管理用通路は、4t車も走るそうですよ。 |
2Pのケーソンが見えてきた | おおー |
ケーブル自体の点検は基本的にはできません。 先ほど書いたように、ゴムで覆われ、塗装されてシールドされているので、その被膜に損傷がないか、また中に錆がないかの磁気探査のような点検はしているようですね。 断面カットモデルで、1つのストランドが六角形になっていますが、本当にそうなっているのかは誰にもわからないそうです。 -14:50- 2Pまでやってきました。 |
ようやく到着 | 釣り船だ |
点検足場とかありますね。 |
外部用 | 内部用 |
お、軽四がいるぞー。 |
走ってきたのだね |
1班から主塔を上ります。5分間隔で登ります。 エレベーターで片道2分ほどかかるそうです。 上での滞在時間は15分とのこと。 |
淡路島側 | 神戸側 |
淡路島に向かって左側にある黒いパイプは、淡路島へ送っている水道水だそうです。 水不足によく陥る淡路島が、これで助かっているわけです。 お袋が南淡のほうの出身で、昔はよく断水したと言っていましたが、南淡のほうには大鳴門橋がありますが、あちらが完成した時は、四国から水道水を買っていましたよ。 |
水道管 | 高圧電線 |
約1km歩きましたね。 |
1Aアンカレイジより約960m 海面より約67m |
順番が来るまで待ちます。 |
あそこから入ります |
あれ?水道管の下にも床あるなぁ。 |
何の床かな |
-14:55- 2班が上る時間になりました。 |
行きますよー | 2Pへ |
ここは、階数で言うと17階だそうです。 95階まで上がりますよ。 |
柱な階数表示 |
ここから78フロアあるわけではないですが、いくつかフロアはあります。 制振装置が入っていたりするそうですよ。 長大な構造物なので、途中途中に仕切り(床)を入れないと、構造上もたないそうです。 |
フロア案内もありましたよ |
斜めにエレベーターは上がりますが、傾斜の関係で途中一度ほぼ止まって、ガタン!と大きな音がして角度が変わります。 -15:00- そして、95階に着きました。 細い階段を上がり、天井ハッチが開いて主塔屋上に出ます。 |
いよいよ外へ |
ちなみに、主塔の高さゆえ、地球は丸いので、中央支間長(1,991m)よりも更に93mm塔頂間が長くなっています。 まずは、赤チームが記念撮影なので、我々2人が入って赤チームの記念撮影。 では景色を堪能しましょうか。 天気がよければ、あべのハルカスとかも見えるようですけど、今日は無理かな。 神戸空港はうっすら見えました。 |
神戸側の景色 | 真下 |
神戸側のパノラマ撮ってみましょう。 |
おおー すごーい |
腰壁に穴が開いていて、ここにスマホのレンズを合わせると、きれいな画像が撮れるそうです。 |
こんな感じなのか? | やってみよ |
instaglam用に加工済み こんな感じ |
同じく |
いくら撮っても飽きませんねー。 神戸側を堪能します。 |
ステキ | 塔中心 | 街を多く入れてみた |
舞子トンネル | ステキだねー | 景色説明 |
次は淡路島側を堪能しましょうか。 |
淡路島ーの北端 |
淡路島側で見えるのは、ほぼ島の端だけですね(笑) |
中心から | 空が青かったらなぁ |
塔のさらに上はどうなっているんでしょうかね。 |
ワイヤーを支えている部分を見てみたい |
神戸側を再び見ます。 |
舞子のほう |
橋の照明がありますね。 |
赤丸のところ | アップ |
3班が上がってきますよ。 |
≪クリックで動画再生≫ "Thunderbirds Are Go!"Barry Gray サンダーバードの曲が似合う |
いろいろ角度を変えて撮ってみようか。 |
右のほうから淡路島 | 左のほうを眺めて |
ちょっと日が暮れてきましたね。 |
家島諸島のほう |
3Pのほうを望遠で撮ってみます。 |
でかいねー |
しばらく真下を眺めます。 |
明石―岩屋(淡路島)のジェノバライン | バイク走っている | バイク通過ー |
いいですねー。 |
吊り橋 |
舞子駅のほうを眺めます。 |
神戸マラソンは終わったね |
撮りだめしておこう。 実は、ここに上げている以外にも山ほどあります(笑) |
いいねー | いいねー | いいねー(笑) |
しかしこんな大きなものよくつくりましたねー。 人間の知恵と技術と努力はすごい。 |
延びるワイヤー | 黒い細いぐるぐる巻いているのはなんだろう |
これだけ高いところに来るのはそうそうないですよね。 東京スカイツリー、東京タワー、あべのハルカス、横浜ランドマークタワーとビルやタワーはありますが、眼下は街です。 眼下が海ってのはここだけですからね。 |
海面より298m |
時間的に、淡路島から本州に渡る車が多いみたいですね。 |
下に行くのが神戸方面 | 淡路島は緑がいっぱい |
神戸淡路鳴門道の淡路SAを望遠してみよう。 |
淡路SA | 観覧車 |
山の上のほうに見えるのは、「大阪湾海上交通センター」です。 大阪マーチスとも呼ばれ、明石海峡の航行情報提供および航行管制を行っています。 |
海上保安庁の施設です |
神戸空港から離陸した飛行機が飛んで行っています。 |
ジェットスター |
船の往来も多いですねー。 |
向かってくる |
もうそろそろ降りる時間かな。 最後に神戸側をまた見ます。 |
阪神高速とか第二新明が見えます | 五色塚古墳 |
「明石市立天文科学館」も望遠でみます。 |
東経135度にあります |
-15:20- 時間が来たので、2班は降ります。 |
階段降ります |
そしていまたエレベーターで降ります。 降りる間にもいろいろお話。 この主塔の各フロアの部屋(笑)は、下の方で100m2程度、上の方でも80m2はあるそうです。 おー。タワマンだね(笑) ただ、空間があるだけで窓もないので、停電したら大変なことになるそうです。 95階から17階まで階段がありますが、ツアーリーダーさんの足で20分くらいで降りれるそうです。 「上がったことはありますか?」と聞いている人がいましたが、さすがにないそうですよ。 主塔の補強で×の斜め部材が入っていますが、この中にも階段があるそうです。 結構危ない階段らしいですが。 17階に戻ってきました。 |
17階ですよ |
-15:25- そして点検通路に戻ってきました。 |
1班おまたせー |
3班が降りてくるまで待ちます。 2Pから3P側に、門型の点検作業車がいますね。 点検通路の両側にレールがあって、その上を通るのですが、2Pからこっちには見なかったですよね。 2Pのところでは、レール切れていていないです。 うーん・・・。1Aのシャッターの向こうに格納しているのかなぁ。 「こっち側の点検車はどこにあるのですか?」と聞いてみました。 すると返ってきた答えは、「点検車は1台しかないですよ」とのこと。 えー!?レール切れていますけど・・・。と話すと、よく探してもらったらレールありますよとのことでした。 うーん・・・。あ!ガードレールかと思ったら、ここにレールが。 どうやら、点検車を通す時だけレールを設置するんですね。 |
門型点検作業車のレール部分 | 門型点検作業車 トロンの門型監視システムみたい |
ガードレールと思わせたレール | ここにはめるのか |
詳しく聞くと、ここに伸縮継手を持ってくると工事費が高くつくので、必要な時だけ設置するレールだそうです。 金属は季節によって伸縮しますからねー。 3班も降りてきました。 1億円の模型を使って風洞実験をしましたが、風対策で2Pと3Pに間には、道路中央のグレーチング下には整風板を取り付けています。 |
3P側 整風板あり | 1A側 整風板なし |
ワイヤーの乾燥機の説明を聞きます。 |
機械です |
高性能フィルターで、空気中の塩分もとってしまうそうですよ。 -15:35- ではてくてく歩いて戻りましょう。 |
てくてく | 海の上 |
帰りは、海側の人用点検通路に入ります。 |
脇道へ | 細い道 | おおー |
端のほうなので、海の眺めもいいです。 |
潮目かな | 舞子浜公園 | 見上げた |
吊りワイヤーにぐるぐる巻き付いている黒い細いワイヤーは、暴風に橋は耐えますが、吊りワイヤーが風切り音を発生させるそうで、その対策で後から巻き付けたそうです。 |
へー 考えた人すごい |
てくてく歩いていきます |
なんとか天気ももってくれましたね。 |
青空だったらもっとよかったけど |
途中、外部点検リフトの乗降場がありました。 |
飛び込み台ではないです |
歩いている間に、軽四が走って行っていましたよ。 |
おー |
舞子ビーチも今の時期は閑散としていますね。 |
その向こうは三井アウトレット | 勢いよく進む船 |
そしていまた点検車路に戻ります。 |
戻ります | ここから先は行きません | 細い道 |
淡路島側を見ます。 |
いいねー |
あ、シャッターが開いていた。 先ほど走っていた車は、シャッターの向こうに機械式立体駐車場みたいな設備があって、エレベーター式に車が移動できるそうです。 |
シャッター開いている | 「舞子海上プロムナード」の端 |
「舞子海上プロムナード」の淡路島側の端からは、こちらの歩く様子を撮っている観光客がいましたよ(笑) -15:50- そしていまた、点検用階段を上がって、舞子海上プロムナードの回廊に。 |
ここから上がりますよ | 名残惜しいですが | 神戸側 |
上がる | ただいまー |
「海上47mの丸木橋」を渡ります。 リーダーさんから、「このガラスを踏んでも割れませんが、なぜかワイヤーが入ったガラスなんですよね」と割れてもいいよってことをほのめかす、ちょっとビビらせる話が(笑) |
丸木橋 |
カフェのところで5分程度トイレ休憩ですよ。 |
100円割引券くれた |
では、「橋の科学館」に戻りましょう。 エレベーターで降ります。 |
いやーよかった | 日が暮れます | 夕日は微妙に見れない |
明石海峡大橋、いつも渡るけど、今日は深く知れましたね。 |
ありがとう明石海峡大橋 |
「船の科学館」に向かいます。 |
1A アンカレイジ | 工事中 |
-16:00- 「船の科学館」に戻り、会議室へ。 登頂証明書と、記念撮影や資料が机の上に置かれていました。 アンケートに記入して、ストラップ返却して、ベストも脱いで、では終了です。 |
ありがとうございましたー |
-16:15- では、帰りますか。 帰りに、証明書にスタンプも押してもらいました。 misenさんが、「舞子海上プロムナード」で売っていた、のしアナゴを買いたいと言うので、証明書を見せて三たび「舞子海上プロムナード」へ(笑) 今日の参加特典として、100円割引券があったので、それを使ってオトクに購入しました。 さて、では帰路につきますか。 JR舞子駅までてくてく。 快速に乗って、三宮駅まで。 そうだ、今夜は餃子鍋にしましょうかということで、乗り換えついでに餃子の王将で生餃子買っていくか。 てくてく歩いて、「餃子の王将」三宮旭通店に寄りました。 そして阪急・神戸三宮駅から特急で西宮北口駅へ。 今津線に乗り換えて最寄りの小林駅へ。 てくてく歩いて帰宅しましたよ。 すっかり日が暮れるのがはやくなったなぁ。 7年ぶりのブリッジワールドでしたが、高いところからの景色はいいですねー。 ちょっと寒かったけど、楽しゅうございました。 また何年かして機会があったら行こうかな。 |
■ RockzGoodsRoom ■ Sitemap Copyright(C) RockzGoodsRoom All Rights Reserved.