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 大阪・兵庫(即位の礼の日のアサヒビール工場見学) (2019/10/22)

8月、暑い・・・。ビール工場見学いきたいなぁとおもむろに考える。
ふと、自分の記録を見ると、なぜかアサヒビールだけ工場見学に行ったことがなかった。
別に、アサヒビールが嫌いだというわけではない。
スーパードライおいしいし、甲子園球場でもよく飲むし。

昔は、アサヒビール西宮工場があって、そこから工場直送で甲子園球場に送られていましたが、今は吹田工場から直送らしい。

行ってみるか。吹田工場。

8月23日
予約状況を確認してみる。
お、そういえば今年は10月23日が即位礼正殿の儀の行われる日で祝日だなぁ。
世の中のカレンダーは、その日が赤く塗られていないものが多いためか、同じ10月の土日はほぼ満席状態なのに、不思議とこの日は予約が少ない。
ひょっとすると、自宅で天皇陛下の即位礼正殿の儀をテレビ中継でしっかりと見届けようとする国民が多いのかもしれない。

まぁ、お休みはお休みなので、この日に行くことにした。
てことで予約。


夕方の回に見学して、帰りはおいしい焼鳥行くかな。
ということで、こちらも予約しておいた。


10月22日
当日です。

午前中は家のこといろいろしたり。
ランチは簡単に、早目に食べました。

-13:00-
では行きますか。
misenさんが足痛めているので、早目に出てゆっくり行きます。

最寄りの阪急・小林駅から阪急電車に乗ります。

阪急・西宮北口で神戸線に乗り換え、阪急・十三駅で千里線に乗り換えます。
千里線に乗るのはずいぶんと久しぶりだなぁ。

阪急・吹田駅で降ります。
人生初の吹田駅かも。

駅の東のほうに行きたいのですが、西改札口から出たら、遠回りしないと東へ行けない・・・。
どうやら地下道を通って反対側には行けそうです。
長い階段
てくてく歩いていきます。
吹田市は太陽の塔のマンホール
アサヒビール吹田工場の敷地までやってきました。
入場門はまだ先ですね。
広大な土地
銀杏の木はまだ色づいていませんねー。
10月も末なのに
工場北側には先人の碑や迎賓館のある公園があるみたいですね。
今日は行かないけど
-14:25-
アサヒビール吹田工場」にやってきました。
正門で守衛さんに名前をチェックしてもらい、見学会場へ。
通路を進む
そして、貯蔵タンクが見えてきました。
おおー いいねー
テンションあがってきますねー。

アサヒビールは、1949年(昭和24年)、大日本麦酒株式会社の分割により西日本で販売する形で設立されました。
ここ吹田工場の歴史は、アサヒビールビールの前身である大日本麦酒のさらに前身の大阪麦酒会社にまでさかのぼります。
1889年(明治22年)、鳥井駒吉が大阪府大阪市で「大阪麦酒会社」を設立し、1891年(明治24年)、 大阪府島下郡吹田村(現・吹田市)に「吹田村醸造所」を竣工しました。
その後、1906年(明治39年)、大阪麦酒(アサヒビール)、日本麦酒(エビスビール)、札幌麦酒(サッポロビール)が合併して誕生しましたが、戦後、財閥解体のあおりを受ける形で過度経済力集中排除法の適用を受けて分割されました。
アサヒ(朝日)は、大阪麦酒会社の頃からのブランドで、もう130年も続くブランド名となりますね。

エントランスに向かいます。
あれかな
オブジェがありますねー。
昔の工場建物の排気口とかだそうです。
鉄兜だな 通称「カブト」
排気筒らしい
製瓶部門発祥の地
このカブトは、麦芽製造工場に3基あり、風むきにあわせて回転していたそうです。

エントランスには、煉瓦造の建物の壁が残っています。
吹田工場完成当初から100年以上あった建物 解説
では中へ。
行きますか
受付で名前(というかアンケート)を書いて処理してもらいます。
misenさんが足怪我して歩きづらいので、階段多いか聞いてみると、見学コースの階段部分はエスカレータかスロープがあるとのことでした。
よかったね。

15時からの見学なので、しばし待ちます。

年表がありますねー。
1889年〜1911年 1912年〜1946年 1947年〜1969年
1970年〜1984年 1985年〜1993年 1994年〜2001年
2002年〜2007年 2008年〜2013年 2014年〜2018年
開始までショップとか見とくかな。
いろいろ飾っています
吹田工場限定醸造で、アサヒスタウトってのがあります。
黒ビールより濃いビール
化粧品とかもやっていますね。
女性ウケだな
消費税の関係ですかね。
受け付けてもらった紙をよく見ていると、お持ち帰り商品のことが書いてありました。
持ち帰りものをここで食べちゃだめですよって話 食べられるものは配ったおつまみだけ
-14:55-
15時から見学の人が呼ばれます。
ガイドは研修中の名札をつけた、中屋さん。
がんばれー。

まずは映写室に入り、アサヒビールの取り組みとかを知ります。
うーんスクリーンが少し小さいかな
10分ほど見て、スタートホールへ。
ここでは、大阪麦酒会社時代にできた吹田村醸造所の説明とかを聞きます。
創業当時の写真とか 創業時の建物
牛が引いていたり
鳥井駒吉がビール造りの説明にこのようなドイツのビール工場の模型を使っていたらしい
エスカレーターで2階に上がります。
アサヒグループの工場説明ですよ。
ビールやら清涼飲料やらウイスキー(ニッカ)やら
吹田工場は、敷地面積が約146,000m2だそうで、主に関西圏のビールを製造しています。

原料展示のほうへ。
でかいスーパドライと中屋さん
スーパドライがくるっと回って、原材料が出ますよ。
人の大きさのスーパードライ くるっと回って 原材料
ビールの主原料は、大麦、ホップ、水です。
副材料でトウモロコシや米も入れたりします。

ここで、ホップの香りを確かめたり、麦芽を噛んでみたりできます。

いよいよ仕込工程です。
ここの展示スペースで床に引いているグレーのラインは、屋外の貯蔵タンクの直径だそうで、8mあります。
仕込み工程 直径のライン 煮沸はPIE煮沸法というのでしているらしい
貯蔵タンクは130本くらいあるそうです。
仕込槽から貯蔵タンクへと送ります
もう1層上がって、濾過室へ。
おおー工場ぽい 酵母を濾過します
酵母を濾過しないと、発酵が進んじゃいますからね。
いい時期に濾過して出荷するのです。
濾過の説明
人減ったからもう少し見てみます。
ビール工場って雰囲気 規模でかいね
続いて、びん詰工程を見ます。
びん詰ラインは止まっていますね オレンジの天板の機械で詰める
上から見ていたら、ラインが動き出しました。
赤いのは品質検査 ラベル貼るライン
他のビール工場は、たいてい土日に見学行くとライン止まっているのですが、ここはやっていますねー。
すごい。

瓶の説明がありました。
普通の瓶は3〜5回程度再利用するようですが、慶事用のビール瓶は、必ず新品を使うそうです。
ちなみに、大瓶はアサヒビール、サッポロビール、サントリーが共同利用している瓶、キリンビールの独自仕様瓶、主に沖縄県内で流通するオリオンビールの瓶などがあります。
説明中
順に見ていきます。
びん詰ライン 打栓機かな
品質管理室を見ます。
ビールの味はもちろん、香り、泡立ち、色などの品質を厳しく管理しているそうです。
官能検査と言われ、専門検査官が検査します。
この検査官は感覚を一定に保つために、毎日同じ食事をとったり、同じ時間に検査をしたりするそうです。
大変だ・・・。
おいしいビールをありがとうございます
上から検査室を眺めれます。
検査機器 ここから眺めます
いろいろある あ 検査している
缶詰工程を見ます。
缶詰は1分間に1,500本しているそうです。
動画撮影はしちゃだめです
箱詰めのラインを眺めます。
箱詰めしている ライン動いていますねー
16432箱
今日の完成数
どんどんできています 箱詰めされていっている 完成ー
箱詰めの様子は見えにくいので、別カメラで見れます。
流れるような工程
吹田工場では、スーパードライの他にも製造していますよ。
家ではアサヒそんな飲まないからなぁ
ロング缶のラインも見てみます。
整列して運ばれる わらわら どんどん箱詰め
ベルトコンベアーで運ばれる 箱詰めしています
今は普通にあるまわる寿司は、このビール造りのラインを見て思いついたものだという話も。
2853箱
ロング缶は少な目
1分間でできる量はまとめて見ると結構な量ですね。
1分でこれだけ
1分間にできる量を、毎日4缶飲んだら1年で消費って感じですね。

缶詰する時は、まず炭酸ガスを吹き入れてからビールを入れるそうで、できるだけ酸化しないようにしているそうです。
缶ができるまで
外が見える場所に移動し、タンクを眺めます。
タンクは130本くらいあるそうで、そのタンク1本で毎日350ml缶1本分をのむとしたら、消費するのに4000年かかるそうです。
100年生きるとしても、人生50回分ですね(笑)・・・。お酒は20歳になってから計算で。
いいねー ステキ
ほんの一角だな すごーい
タンク内で、酵母が一番活動してくれる温度設定がかなりシビアだそうで、年間通じてその誤差が±0.1℃以内となるようにしているそうです。

再資源化展示コーナーをみていきます。
今やISOは普通に取得していますね どの企業も環境対策は必須ですな
最後に、ワールドビアコレクション展示コーナーを見ます。
世界各国の珍しいビール缶と、ベルギービールのびんビールを展示した約3,700本のコレクションです。
ビールの缶だらけ スーパードライのいろいろな缶 がんばれ阪神タイガース
以上で見学は終了です。
一気にエスカレーターで降りる
では、ゲストホールで試飲ですよ。
まずは皆さん−2℃のエクストラコールドをいただきます。
いいねー
注いでいもらった人から席に着いていただきます。
いただきまーす なだ万タイアップのおかき
くうーうまいですねー。
おいしい注ぎ方
試飲は1人3杯までです。

あと2杯は、ドライプレミアム豊穣、スーパードライ、スーパードライ ドライブラックの中から2杯となります。
豊穣はおいしいよね ドライブラックいくかな
おかわりしよう。
2杯目は2人でドライプレミアム豊穣とスーパードライ ドライブラック 3杯目はスーパードライ
misenさんは2杯目の豊穣とブラックが少なくなったところでハーフ&ハーフつくっていました(笑)
おいしいビールの注ぎ方
中屋さんがまわってきてくれて、いろいろお話。
アサヒビールのホップは国内のなのか聞いてみたところ、
基本的には外国産だそうですが、スーパードライ・ジャパンスペシャルだけは国産ホップを使うそうです。
スタウト買うかな ケーキ類も珍しい
-16:30-
ということで、ショップでお買い物して修了しました。
お庭ですな
カブト、もう一度じっくり見ていきます。
確かにカブトだ このデザイン考えた人すごいね
楽しゅうございました。
タダ酒が飲めたからではないけど(笑)
いいねー ちょっと夕暮れ 煉瓦の建物
当時のままかな
ということで、帰ります。
ご来場ありがとうございました
帰宅後、航空写真とか見てみると、なんか工場内大規模工事しているみたいで、それでガードマンさんがいっぱいいたみたいですね。

てくてく歩いて、駅に戻ります。
夕暮れています
阪急電車に乗って帰りますよ。
吹田駅
帰りは阪急・大阪梅田駅まで出て、神戸線に乗り換えます。

阪急・西宮北口駅で降りますよ。

-17:55-
鳥半」にやってきました。
ここの焼鳥好きなんです 入口は奥
ビール、既に3杯飲んでるし、違うのいくかな。
メニュー 鶏刺身かぁ
ということで、ハイボールいきます。
18:00 スタート
misenさんはレッドアイ
いろいろ注文しました。
ケースにいろいろありますな
順番にきますよ。
肝レア 肝刺
飲みます。
18:08
ハイボール
くうーうまい!
ソリレス みさき ずり かわ
違うの飲むか
18:17
生搾りレモン
そして食べていきます。
鳥半サラダハーフ 身 ゴールド 焼きアボカド
三角・・・。だと思う 南蛮ハーフ 焼きレンコン
もう1杯飲むかな。
18:32
すだち酎ハイ
調整にもう少し食べる。
心 ししとう しいたけ しろねぎ
で、調整に(笑)もう1杯結局飲む。
18:48
生搾りグレープフルーツ
てことで飲み食い終わりー。

明日からまた仕事だし帰りますか。

阪急・西宮北口駅から電車で、小林駅へ。
てくてく歩いて帰宅しました。

これまで大手ビール会社では、なぜかアサヒビールだけは見学したことがなかったですが、こちらはこちらで面白かったです。
でも、見せ方はサントリーやキリンのほうが上手かなー。
個人的に好きなビールがサントリーかキリンかなぁというのもあるのかもしれませんが。
また機会があったら行ってみよう。

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