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 兵庫・香川(元上司の定年退職お祝い旅行in小豆島) (2015/02/21〜22)

←1日目はこちら

今日は昼過ぎまで小豆島でのんびりして帰りますよー。

2月22日(第2日)

-06:45-
目覚めます。
エアコン切って寝ていたら、結構寒かったー。

というわけで、朝風呂行こう。

ささっと入って戻ってきました。
朝の港
今日は雨だな
-08:05-
朝食いきましょう。
オリーブオイルでパン食べられるかなぁ。
おー食べられたー
洋食系のおかずの種類は少なめでしたが、おいしくいただきました。

さて、部屋戻るか。
なんだここは・・・ ハーブガーデン??
-09:00-
チェックアウトします。

R436から県道26号を経由してR436を走ります。
池田港のあたり
県道250号に入ります。

-09:20-
道の駅「小豆島ふるさと村」にやってきました。
人がほとんどいない・・・
スタンプ押しました。
小さなビーチ
県道250号を戻り、R436へ。
山は雲の中
昨日行っておいてよかった
-09:35-
道の駅「小豆島オリーブ公園」にやってきました。
アテネ像がいたり
スタンプ押して、中を散策です。

ここには、小豆島のオリーブ栽培の始まりなどいろいろ学べます。
オリーブの木 ほほー 小豆島には4種類のオリーブ
オリーブって1種類だけかと思っていたら、結構種類あるんですね。

1908年(明治41年)。 当時の農商務省が三重、鹿児島、香川の三県で、アメリカから輸入した苗木を使って試作を行ったのが始まりだそうです。
その中で成果を出したのが香川県のここ小豆島だったそうですが、しかし日本にしか生息しないオリーブアナアキゾウムシの被害にも悩みながらようやく現在の姿になったそうです。
オリーブの解説 昔の苦労が偲ばれます
昭和初期のオリーブオイルのラベル もう枯れてしまった原木
小豆島では、「小豆島オリーブ検定」ってのがあるそうですよ。
地方検定最近多いね
クーポンでポプリをいただけました。
ラベンダーとかミントとか
昭和天皇が御手播きしたオリーブからとれたオリーブオイルがありました。
宮内庁にご献上したそうです
道の駅は小高いところにあるので景色がいいですねー。
いいねー
パノラマも撮っておこう。
いいねーいいねー
ここには、実写版の「魔女の宅急便」のロケで使われた、「グーチョキパン屋」が移築されてきていましたよ。
これかー だそうです いいね
さて、結構いろいろみましたね。
いい感じの道
海沿いを走っていきます。
内海湾沿いです
県道28号に入ります。

-10:10-
森國酒造」さんにやってきました。
久しぶりに来た
今日は、まずここで蔵の見学をさせていただきます。

社長の池田さんにいろいろお話を伺いました。

「森國酒造」さんは、2005年に、途絶えて以来35年、久しぶりにできた島唯一の酒蔵です。
元々、「森國酒造」さんは、高松市栗林町で、「池田酒造」ということで、池田社長のお父さんが酒造りをされていました。
「池田酒造」は1872年創業で、高松市内では最も古い造り酒屋でした。神戸市の酒造メーカーから日本酒の製造を請け負うなどして業績を拡大していたそうです。
しかし、日本酒の販売量が減少するなか廃業を決意したそうですが、そういう、大手からの製造請負などをする時代ではなくなったということも理由だそうです。

しかし、酒造りを捨てきれず、縁あって、ここ小豆島で蔵を開いたそうです。

そのお父さんも2008年にお亡くなりになったとのこと。2009年から今の社長が引き継いだということだそうです。

大手の酒造会社では、毎年120石(だったと思います)ほどの日本酒を生産されているそうです。
1石は一升瓶(1.8リットル)100本分です。
12,000本ってとこですか。

島で酒造りをするのは、コストがかなりかかるようです。
輸送コストもそうですが、例えば機械の修理でも、島の業者より岡山や高松から来てもらうほうが安かったりするそうです。

現在、米は広島から、水は島の星ケ城山の湧き水だそうです。
米は島の米を使わないのかなぁと聞いてみると、島の人は食べるだけの米しかつくらないそうなんですが、今年から中山の棚田でつくったみるそうです。
機械はあるけどほど手仕込み 瓶詰も手作業
酒造りの方向性は、どちらかというと日本酒らしいヘビーな方向。
精米歩合はすべて60%以上というこだわりようだそうです。

社員は社長と正社員1人とアルバイトさん。仕込みの時は丹波杜氏とお手伝いさんに来てもらうってことでした。

まだ歴史の浅い蔵ですが、こだわってますねー。
流通も島ならではのコストがかかるので、主にネット通販か、百貨店などで置いてもらうので勝負だそうです。
コストがかかっても、それが価格に反映しても、いいものを求める人はやはり買っちゃいますから。

でも、地元の人にも呑んでもらいたい、また島に買いに来てもらいたいという島LOVEなところもいいですね。
個人的にはここのお酒、好きですねー。

ということで、社長のこだわりをいろいろお聞きして、仕込み作業が始まったので退散です。

ちなみに、瓶詰め手作業な上、ラベル張りも手作業。小瓶になるとかなり大変だそうですね。

ありがとうございました。
ではカフェに行きますか。

梅の花が満開ですね。
ウグイスもやってきていました
カフェ&ギャラリーは、築70年の醤油蔵か佃煮工場かだったそうです。
最初は屋根が地面に着くほどの傾きようだったそうですが、きれいにリノベーションされてますねー。
上はギャラリー
ギャラリーには使われているお米がありました。
我々兵庫県人には、酒米といえば山田錦ですが、ここでは広島の千本錦、八反錦などを使っているそうです。
いろいろ使ってます やっぱり島のものにこだわりたいですよね
以前来た時も気になっていたのですが、歴代内閣総理大臣の色紙があったりしたのですが、これはお父さんの時代のものだったんでしょうね。
中曽根さんとか 鈴木さん 大平さん 竹下さん
ギャラリーもなかなかいいですねー。
かわいい
試飲をさせてもらいます。
といってもRockzはドライバーなので、元上司とH先輩がお試しです。
バーカウンターがいい感じ 「ふわふわ。」 「うとうと。」
「ふふふ。」と「びびび。」 いいねー
試飲が終わると、カフェで昼食にします。

酒粕グラタンをそれぞれと、ピザをシェアすることにしました。
てづくりなんですね メニュー1 メニュー2
メニュー3 メニュー4
お2人は、生貯蔵種もいっちゃいます。
この升ほしいなぁ
ピッツァがやってきました。
小豆島の醤油をつかっています
そして、酒粕グラタンもやってきましたー。
サラダもついてます おーいいねー
チーズの味と、酒粕の風味がいい感じでマッチしてます。
チーズフォンデュするときにチーズにワイン混ぜますよね。あれに似た風味かなー。

おいしゅうございました。
最後に、元上司にサプライズ。
「森國酒造」さんの、小豆島寿セットに水引かけてもらって、持参のカードを入れてもらってラッピングしてもらいました。前から「森國酒造」さんにお願いしていたのです。
これを退職お祝いとさせていただき、H先輩と2人でプレゼントです。
退職後に呑んでくださいねー
元上司にも喜んでいただけたようです。

池田社長、ご協力ありがとうございますー。

さて、次行きましょう。

車を運転し出してから気づいた。
あ!自分の分の酒買うの忘れていた!!
・・・どこかに売っていることを祈ろう。

-12:20-
すぐ近くの「京宝亭」にやってきました。
佃煮工場の見学を申し込んでいましたが、生憎今日は工場動いていないのでビデオで見ただけに。
工場棟です
いやぁ。しかし風がきついですねー。
天気予報では、今日は香川県に春一番だそうです。小豆島も香川県だからそうですよね。

ぽつんと3人でビデオ見終って、販売所に行きます。
なかなか趣あるね
試食して、ちょこっと佃煮とか塩昆布買いました。

で、次行きますか。

-12:30-
またまたすぐ近くの「マルキン醤油記念館」にやってきました。
入場料がいりますが、醤油の小瓶がついてきます。
クーポンで割引入場です。
昔は国防婦人会がつくっていた時代もあったんですね 昔の商標看板とか へー
醤油って大豆と麹だけかと思ったら小麦も使われているんだ
昔使われた醤油樽の中を通っていきます。
今でもいい香りがしました
展示してあるポスターがまたいい感じですなぁ。
ちょっと欲しいかも
製造工程のディスプレーを見ていきます。
30石入る樽ですかー でかいね
大部分は床下ですな
こんな感じで
The蔵って感じです。
梁とか
醤油造りの要、麹づくりの蔵も再現されています。
2階で1階の温度と湿度を管理 解説
で1階はどうかというと・・・。
麹さんがお休み中です 解説
近代化で、機械も導入ですな。
これは100年くらい前の機械 解説
でもそれ以前は人力でしたね。
写真の斜めの棒が圧搾する棒 実物
醤油を詰める樽もいろいろなサイズがあったんですね。
樽は島でつくれたのかな
だまし絵じゃないけど、マル金魚が浮いているような画像が撮れる場所がありました。
床には間延びしたマル金魚が描かれていましたよ
大樽にマークをプリントする方法もよく考えられていますねー。
確かに円が抜けちゃうから一発では無理だね
いわゆるノベルティグッズですかねー。
昔のがいろいろありました。
岡本太郎デザインポット マルキン醤油の歌
あ!野坂昭如作詞なんだ
マルキン音頭まであるぞ
工場の敷地は広いですねー。
専用の船着き場もあるので、すぐ出荷できます。
案内図
「八日目の蝉」ではここも舞台になったんですねー。
坂井真紀さんや吉行和子さんのサイン
記念館終了です。
海の方には行っちゃダメです
天然醸造蔵ギャラリーステージってのがあるそうなので、見に行きますか。
でかい樽でモニュメント
道向かいの建物横を通っていきます。
これも醤油蔵なんですね
あ、この道を奥まで行ったら以前泊まったことのある島宿「真里」さんですね。

天然醸造蔵ギャラリーステージにやってきました。
ここかー
覗いてびっくり。
これは見る価値ある景色ですねー。
ずーっと奥まで醤油
この蔵は、築100年を超えているそうです。
解説 今は発酵の初期なんですね
日本の木製桶の1/6がここにあるんですね。
すごいなぁ。
ちょっとウイスキーづくりとかに考え方が似てますね。
大手とかはステンレス桶とかなのかな。

衛生面とか、微生物の働きとかの都合で、中の空気を体感できる窓はないですが、代わりに換気扇がありましたよ。
なかなかすごい香りでした
いやぁ。それにしてもちょっと神秘的ですね。
すごーい
外から見ても長いのがわかります。
約100mだそうです
歴史を感じますね。
戻っていきましょうか。
四季の気温差とでいい効果出るんだろうなぁ
町営バスの停留所は「丸金前」でしたよ。
少ないなぁ
大正年間に、昭和天皇が皇太子の時に行啓された時などの碑がありました。
当時はなかなか島に来るのも大変だったろうなぁ 戦前は皇族が来るってすごいことだったんだろうなぁ
個人的な話ですが、私は以前、今の皇太子殿下とお会いしてお話ししたことがあります(笑)

さて、醤油ソフト食べますか。
この売店にあります キャラメルフレーバーでおいしいです
「マルキン醤油記念館」は、マルキン醤油80周年の記念事業で建てられています。
1987年にできたのかな?
さて、移動しますか。

県道28号からR436を戻ります。
空がどんより
ちなみにこのR436、西は土庄港から海上区間を経由して高松でR11と合流するまで、東は福田港から海上区間を経由して姫路でR250と合流するまで、つまり兵庫県姫路市から小豆島を経由して香川県高松市を結ぶ国道なのです。

-13:20-
小豆島オリーブ園」にやってきました。
こちらは、1919年(大正8年)からオリーブの栽培を民間で一番早く開始した農園だそうです。
施設は新しいです 行ってみよう
お土産買うならここがほぼ最後です。
小豆島のオリーブオイルとバルサミコ酢でのドレッシングがあったので買ってみました。
お昼ご飯のサラダにかけよう(笑)
そして、「森國酒造」さんのお酒も売っているー。
「ふわふわ。」を買いました。よかったー。

あと、クーポンでオリーブオイルのハンドクリームももらいました。

ちょっと見て行きますかね。
おや?イサム・ノグチの遊具があるんだ。
2012年にできたらしい
イサム・ノグチは1988年に亡くなってますが、どこかからか移設したのでしょうか・・・。
"プレイキューブ" "スパイラル スライド"と"プレイスカルプチャー" 「イサム・ノグチと遊ぼう」
作品説明 解説
その先はオリーブの森です。
ちょっと行くかな オリーブ並木 あ 原木だー
解説 現存の産業用オリーブとしては日本最古だそうです
元上司とH先輩が上のほうまで行ってたので追いつきました。
内海湾の景色
「ARTETRA」って建物がありました。
この中は、イサム・ノグチが手掛けた照明、家具、雑貨なんかを展示していますよ。
おもしろそう ARTETRAです
ほほー いい感じー
戻っていきます。
昭和天皇御手播きのオリーブです
種を御播きになったので木はたくさんある模様
ということで、「小豆島オリーブ園」でした。
オリーブ三昧でした
では、予定より早いですが土庄港に行きますか。

-13:55-
土庄港に到着しました。
両備フェリー」に乗りますよ。
3台めです
これって、予定より1時間早いの乗れるんじゃない?
乗船手続き窓口の開くの待ち 窓口改装のうどん屋さん
土庄港には、瀬戸内国際芸術祭2013で設置されたチェ・ジョン・ファ作の"太陽の贈り物"がありますね。
でかいなぁ
ちょうど窓口が開いたので、次の14時半のに乗れることが決定しました。
あら?乗船1名になっている・・・
訂正してもらいました(笑)

乗船は10分前くらいだそうなので、20分くらい時間ありますね。
何度か見た、オリーブサイダーが気になったので飲んでみました。
うーん微妙・・・
醤油サイダーってのもありましたが・・・。

それよりも、もうひとつ気になっていた、窓口を改装したうどん屋さんに行ってみよう。
「土庄港フェリーターミナルうどん店」ですよ。
メニューは思った以上に豊富
かけうどんをお願いします。
セルフ系ですが、お客さんが誰もいないので、できたら持ってきてくれるそうです。

ちゃんと製麺所の饂飩使っているようですねー。
しばし待つときましたー。
オーソドックスなかけうどん
割と麺が細麺でした。
いやぁ。久々の本場のうどんはうまーい。

さて、食べ終わったらそろそろ乗船準備かな。
車に戻っておきます。
ウキを使ったこんなやつが港周辺にいっぱいいた
-14:15-
新岡山港からのフェリーがやってきました。
バックで付けます もう少しー
開きます はいおつかれさまー
乗っていた車はすべて降りましたが、乗船はまだみたいですね。
すんごい低い防潮堤 昨夜泊まったオーキドホテル
-14:20-
では乗船です。
焦らなくていいよ 乗り込みます 全部で6台ぐらいの乗船
客室に上がります。
一番前のリクライニングができるシートに座りました。

-14:30-
前触れもなく出港です。
カドヤのごま油工場
さようなら小豆島。
楽しかったです。
また来よう
土庄港からは、高松港、宇野港、新岡山港と3航路があるので、ひっきりなしにフェリーが航行してますねー。
これは高松からの便
犬島の近くを通過していきます。
その向こうは本州
途中、ウトウト寝たりしていました。
カモメが並んで飛んでる
児島湾に入っていきます。
児島大橋
まもなく到着しますねー。
ひっそりしてます
両備フェリーは完全に接岸するまで車両甲板に行っちゃだめなんだそうです。

-15:40-
新岡山港に到着しました。
下船待ち
そして、アナウンスの後、車に戻り下船です。

県道45号からR2を走り、県道37号を北上します。

-16:20-
山陽道・山陽ICから高速です。
山陽ー
淡々と走っていきます。

-16:40-
兵庫県に入ります。
ただいま兵庫県
-16:50-
播磨JCTを通過します。
播磨ー
そして、リクエストにより、すぐ先の山陽道・龍野西SAに入ります。
龍野西ですよ いわゆるトイレ休憩
では、あとはノンストップで帰りますよ。

-17:35-
三木JCTを通過です。
今日は奇跡的に混んでない模様
-17:45-
神戸JCTで中国道に入ります。
やれやれー
合流してすぐの、中国道・西宮北ICで降ります。
AH-1 アジアハイウェー1号 西宮北です
県道86号からR176を走り、県道82号へ。

-18:00-
有料の盤滝トンネルを通過します。
盤滝ー
その後、元上司とH先輩を自宅まで送りました。

-19:35-
帰宅しました。
いやいや。おつかれさまでした。

今日買った「ふわふわ。」はよさげですねー。
嬉しいなぁ おおー精米歩合55%!
「京宝亭」で買った子持ち昆布もアテになりそうですね。
わーい
本日の走行距離 224km
通算の走行距離 401km

楽しい2日間でした。
まだ少しありますが、長い間のお仕事おつかれさまでした。
またこうやって遊びに行けるといいですね。
天気にはちょっと恵まれませんでしたが、会社卒業旅行としては大成功でしたー。
2/22走行マップ 小豆島マップ 全体走行マップ

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