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 京都・兵庫(カニカニツアー2022) (2022/12/03〜04)

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昨夜は楽しく美味しくカニを堪能しました。
今日は雨模様ですが、楽しみながら帰路につきましょう。

12月4日(第2日)

-06:00-
目覚めます・・・。が、また寝てしまう。

-07:00-
本格的に起きますか。

外は雨の模様。
荷物をパックします。

-07:50-
朝食行きますか。

朝食には、別皿でセコガニを追加でお願いしています。
これこれ 朝食です 湯豆腐もありますよ
セコガニ、昔は3杯1,000円とかでしたけどねー。
みんな美味しさに気付いたから高くなっちゃいました。
帰りに「かに一番」で買いたいけど、手の出る値段かなー。

というわけで、きれいに美味しくいただきました。

会計係の後輩UEMが精算します。

-08:50-
では、おいとましますか。
また年明け来ますねー。

お土産は、沖ギスの干物でした。
美味しそう。

雨ですねー。
前に停めていた車の方、移動してもらい申し訳ありません。

では行きますか。
市道を戻ります。
琴引浜周辺の朝
R178を走ります。

-09:05-
後輩UEMから、コンビニに寄ってほしいオーダーが。
ということで、ローソンに寄ります。
開いていますあなたのローソン
前を走る高齢ドライバーが恐ろしく遅いので、市道から府道673号へと入ります。

そして網野駅前で再びR178へ。
網野駅
ずんずん走ります。
除雪車の出番はもう少ししてからかな
尾江の女将さんおすすめの、橘商店の前を通過します。
既に満員状態
-09:20-
かに一番」木津店にやってきました。
安定の「かに一番」
まずはセコガニ見てみますか。
うおぉ!高い!!
2,300円とかありえん ひいいー
活ズワイガニも、相変わらず高いです。
足揃っていないのでも8,000円かぁ
セコガニは食べたいねと家でも言っていたので、セコガニと、カレイの一夜干しを買うことに。
あと、焼き・鍋用に使える、冷凍カニせっとを自宅用と某所に発送。
それと、後輩UEMが気に入っていた、イチゴジャムを今年も買いました。

では行きますか。
雨に濡れるカニ
少し道を戻り、R178バイパスへ。

昨日寄った、木下酒造の前を通ります。
蒸しているかなー
煙が上がっています
久美浜湾沿いに走ります。
釣に行きたいなぁ
熊野酒造の前を通ります。
酒造り真っ最中だろうなぁ
府道11号から府道670号を走り、再びR178へ。
3階建て交番
「かに一番」久美浜店の前を通ります。
こっちのほうが店は小規模だけど屋根にでかいカニが乗っている
-10:00-
兵庫県に入ります。
ただいま兵庫県
雲が低いのか、霧なのか。
雨は降り続いていますが
R312に入り、京都丹後鉄道をくぐります。
鎌田橋梁
県道536号を南下し広域農道へ。
まっすぐな道
市道を走り、円山川を渡ります。

さて、このあとR312を右折し、県道50号を走るか、R312を左折し、市道をショートカットするか。
交通量少ないので、左折してショートカットしよう。

そこで事件は起きました。
県道50号に入ったところで後ろからパトカーがサイレン鳴らして出てきました。
ん?今のところ一旦停止したけどなぁ。

警察官曰く、完全には停止しておらず、動いていたので止めたとのこと。
そうですか・・・。
若い、豊岡署の警察官2人組。いいよ言い争うのも無駄だし。

ということで、5年ぶりの青キップ。
2点で7,000円ですか。
くっそー
じゃぁ行きますか。
山陰本線
-10:30-
北近畿豊岡道・但馬空港ICから無料高速です。
無料高速入ります
以前崩落したところは何やら工事しはじめていますね。
いつになったら修復完了するのかな
-10:40-
北近畿豊岡道・八鹿氷ノ山ICで高速を降ります。
八鹿ー
R9を走ります。
北近畿豊岡道をくぐる
県道272号から県道8号を南下します。

あー、予約した11時を過ぎたなぁ。
キップ切られた時間でロスした。

あと、2〜3分で着くかなと思ったその時に、あけのべ自然学校から心配のお電話が。

すみません。もう着きます。

-11:05-
というわけで、「あけのべ自然学校」に到着しました。
あけのべ自然学校ですよ
先に見学料をお支払い。
そして、トイレがないので、ここで済ませておきます。

あけのべ自然学校は、元・明延小学校で、1988年(昭和63年)、明延鉱山の閉山に伴い閉校となりました。
鉱山関係者の子供たちが通う学校だったのですが、閉山と共に関係者はこの地を去りましたからねー。

明延鉱山にはトイレがないので、ここで済ませます。
6年前に伺った時には、小林さんって実際に鉱山で働いておられた方に案内していただいたとう話をしていたら、今回ご案内いただけるのも小林さんという方ですが、6年前の小林さんは、もうお亡くなりになったそうです。
えー。あの時はめちゃくちゃお元気そうだったのですけどねー。残念です。

ちなみに、今回ご案内いただける方も、小林さんでした。
では、小林さんの車について、鉱山へ。
進みます なんだかすごい道を上がる
途中、以前ご案内いただいた小林さんの話とか、今回も小林さんという話を後輩たちとしていたら、こう相UEMがググって、今回ご案内いただく小林さんは、明延地区の区長さんをされている方で、地域の観光資源にと、「一円電車」を走らせる「あけのべ一円電車まつり」を実行する、「鉱石の道」明延実行委員会の委員長でもあることを発見しました。
鉱山です
車を停めて、小林さんが倉庫から出してこられたヘルメットをかぶって準備完了。
一円電車 おおー
説明 注意事項
さぁ、では見学開始です。
準備できましたー
まずは、一円電車の説明を受けます。
あかがね号 鉱石を運ぶ編成 説明
JRの貨物列車は、それなりのパワーのある先頭車両ですが、一円電車の機動車は、1両引けるほどのパワーしか実はないらしく、それを連結器に余裕を持たせることにより、引っぱった時の反動で後続の車両が動くようにしているようですね。
鉱車(貨車)は1輌が4t積みで、15輌引いていた・・・。と言っていたような。
ゆるゆるの連結 止まる時はショックアブソーバーがあってそれなりに止まる
入口に行く前に、出口の南京錠を外し、ワイヤーのダイヤル錠にされていました。
そうしないと出口から出られないし、開けっ放しにしていたら誰か入っちゃうからね。
探検坑道出口です
では、入口に向かいましょう。
歩いていく
-11:20-
探検坑道入口にやってきました。
ここと、神子畑選鉱所とのレベルが同じということだそうです。
一円電車は水平移動していたということですね。
入口 神子畑へ続く線路の跡
明延鉱山は1987年(昭和62年)3月に閉山しましたが、まだ5年分くらい掘削できる埋蔵量はあるそうで、再び掘削できるよう、観光化された坑道ではないので、足元はよくないですよ。

奥へと進みます。
坑道です 補強はしてある クロスポイント
途中、天井に穴がありました。
江戸時代に手堀で掘った穴だそうです。
そして鉱脈を手堀で突き進んだ
下のフロアに行きます。
階段を降りる
明延鉱山は、1レベル30mで14レベルあります。
各レベルで横に掘り進み、そこから上下に拡張していくといったやり方だったそうです。

一番多く出たのは、スズ。
かつては日本一の産出量を誇る鉱山でした。
木製の支え 鉱井 ここから積み込む
ところどころ、銅もありますね。
緑青が見えます
鉱脈を掘っていく話を聞いたり。
ここは鉱脈跡
高さ20mほどあります
なんかいろいろ鉱脈 すごいねー
スクレーパがあります。
発破した鉱石を鉱井へかき寄せます
さらに下へ。
降ります
坑道を進みます。
横のパイプは圧搾空気を通す 幻想的
明延には、最盛期には鉱山関係の人口が4,123人(963世帯)いて、娯楽施設の協和会館では、最新の映画が上演され、多くの芸能人(島倉千代子、村田英雄、フランク永井など)が歌ったということです。
神子畑にも映画館があったって言っていましたね。
神戸と同じくらいのスケジュールで上演され、その後、豊岡などにフィルムが回されていたのだとか。

鉱脈は、横ボーリングで探します。
ボーリング機 通称:バズーカ 採取したコア これ何の穴だったかな
仕事の関係で、地下垂直のボーリングは知っていますが、横向きも同じ原理です。

上向き掘削する、オフセットストーパがあります。
1台40kgもします
先に進んでいきます。
このあたりの支柱は新しいな
トロッコ列車がいました。
2t蓄電池式機関車と1t鉱車 パトロールカー
坑道内は電車とはいえ電線があるわけではないので、蓄電池式だったのですね。
この先水没した坑道
操業中はポンプで常に湧き水を出していたのでしょうけど、今では水没してしまったような坑道もあります。
もし、誤って落ちてしまうと、1レベル30mですからねー。二度と上がってこないでしょう。

山陽盃酒造がこの鉱山を利用して、日本酒を長期熟成しています。
年間を通じ、12℃前後と安定した温度なので、日本酒の長期間の熟成に適しているとされています。

山陽盃酒造は、兵庫県宍粟郡山崎町の酒蔵で、「播州一献」が近年人気になっていますが、2018年に火災で蔵が全焼しました。
今では復活していますが。

こちらでは、半年間熟成した純米吟醸酒「仙櫻」、1年間熟成した純米酒「明延」が置かれています。
道の駅「ようか但馬蔵」や地元の酒販店5店のみで販売されるのですが、「仙櫻」はもう売り切れ、「明延」ももうあとわずかということらしいです。
熟成 上の棚にありますね
明壽蔵 解説
酒類製造者又は酒類販売業者が、現在、酒類の販売業免許を受けている販売場以外に販売の目的で所持する酒類を貯蔵する場所を「蔵置所」といいますが、ここはまだ「販売の目的で所持する酒類」になっていない(熟成中)ということで、まだ酒税はかかっていないそうです。
ということで、「あけのべ自然学校」などでは売っていませんよ。

いろいろ機械が置かれています。
さく孔する「レッドグリル」 狭い坑道内で10〜15mのボーリングをする「ポータブルボーリング機」
発破して、破砕した鉱石をスクレーパだかき出し、その後、2人一組で崩していきます。
見上げ作業の作業員さんと、壁を崩す作業の作業員さんでは給料が違ったそうです。
見上げ作業は崩落する可能性もあるってことで、高級だったそうです。

そもそも坑内作業は危険で生死が隣り合わせの仕事なので、かなりの高級取りで、生活水準は高く、明延にはカーディーラーも5店舗あったとか。
最新の電化製品も常に届いていたそうです。

現在は、明延地区の人口は70人ほどで高齢化していますけどね。
タイヤローダー コンパクト
いろいろ機械があります。
ストーピングワゴン クローラジャンボ
坑内案内図がありました。
だいぶん来ました
立坑があります。
立ち入り禁止 大寿立坑 14レベルだから420mかぁ エレベーター
「天空の城ラピュタ」の、最初にパズーが操るエレベーターと同じだなぁ。
マインテンダー 輸送車です ロードホールダンプ 狭い鉱脈での採鉱 ステージがあるぞ
ズリを運び出すところ
1985年(昭和60年)のプラザ合意で、1ドルが360円でなくなり、ここで採掘するより海外から輸入するほうが安くなり、最後には機械化を進め、大型のトラックを広い空間で走らせたりもしたそうですが、結局効率化も追いつかず、閉山となりました。
10tダンプトラック
この10tダンプトラックは、分解して立坑エレベーターに分けて積んで上げてきたそうで、ところどころ組み立て時の溶接の跡とかがありました。

-12:20-
ということで、出口です。
出口を閉めます 近代化産業遺産です 神様が祀られている
明延鉱山には、愛媛県今治市大三島にある大山祇神社から分祀された、山神宮があったそうです。

外からは、立坑エレベーターの操作場などが見られるそうです。
前回来たときは気づかなかったなぁ。
階段がある どこだ? これかー
鉱脈が露頭している場所があるそうです。
これですね 江戸時代の人が手掘りで取ったらしい
ということで、ヘルメットを返却して終了。
ヘルメットは、横の倉庫というか資料室みたいなところに置かれていますが、中は、自然学習の生徒さん向けとのことで、一般参加者は見られません。

さぁ、ではランチに行こう。
12時半に予約していましたが、明延鉱山に行ってから伺う旨は言っていたので、多少遅れますが問題ないでしょう。

県道8号を戻っていきます。
県道272号からR9へ。
つるぎが丘公園のほうへ入ります。

-13:00-
ブーケ」さんにやってきました。
ブーケさん
ブーケランチで予約していたので、席に通され待ちます。
ホットワインかぁ いいなぁ クリスマス気分
しばし待つと、順に出てきましたよ。
スープ美味しい
ブーケランチは、エビフライとハンバーグがセットの王道メニューです。
エビフライとハンバーグ
ステキですねー。

デザートには、自家製プリンが出てきました。
デザートにコーヒー
いやぁ。なかなかレベル高いですねー。
今度はステーキとかでもいいかも。
また来てみたいなぁ。
ブーケさんでした
R9を少し戻ります。

-13:45-
道の駅「ようか但馬蔵」にやってきました。
道の駅ー
お、野菜がいろいろ安いなぁ。
白菜、すんんごいばかでかいのがありましたが、さすがに冷蔵庫に入りきらない大きさだな(笑)

明延鉱山の「明壽蔵」で貯蔵されていた「仙櫻」はやはり売り切れていましたが、「明延」はまだわずかにありました。
そう言われたら買っちゃうよね
なんだか、いくらか以上購入したら、次の時に使えるクーポンがもらえるようで、いただけました。
後輩UEMがレジに並んでいたので、そのクーポンをご進呈(笑)

さぁ、では帰りますか。

-14:00-
北近畿豊岡道・八鹿氷ノ山ICから再び無料高速です。
さぁ帰ろう
のんびり走っていきます。

-14:15-
和田山JCTを通過します。
和田山ー
茶すり山古墳を眺めていきます。
以前あの上に登った
-14:20-
有料区間の遠阪トンネルを通過します。
料金所 トンネル入ります トンネルの中
-14:40-
ずんずん走り、舞鶴若狭道・春日ICから有料高速です。
春日の局の春日
もう休憩は必要なさそうなので、このまま帰るとします。

-15:00-
吉川JCTで中国道に入ります。
吉川ー
-15:05-
神戸JCTを通過します。
神戸の北の端をかすめている
-15:15-
中国道・宝塚ICで高速を降ります。
左のレーンは止めているやつがいた
R176を走り、市道へ。
後輩むーちゃんおつかれー
そして、後輩UEMを送ります。
宝塚で一番背の高い建物
-15:50-
帰宅しました。

本日の走行距離 223km
通算の走行距離 403km

YETI Roadie 24にいれていた保冷剤、溶けてはいましたがまだ冷気はたっぷり残っていました。
すごいなぁ。

さて、今回もいろいろ買いました。
東和酒造さんのお酒 里の駅みたけ で購入のむかごと銀杏 和久傳ノ森の山椒香油
民宿 尾江さんおお土産の沖ギス 木下酒造のお酒と酒粕 酒粕漬けと地酒ケーキ
道の駅「くみはまSANKAIKAN」で購入した熊野酒造の酒粕 かに一番のセコガニとカレイの一夜干し いちごジャムも美味しいんですよ
生ずわい蟹のカニ鍋セット いいねー 道の駅「ようか但馬蔵」で買った酒と香住鶴の酒粕
生落花生は、早速茹でいました。
そして、夜はまたカニですよー。
まずは焼いたり
地中で鍋にシフトしました。

後日、「ガラススタジオ 来夢」さんで作成したチョーカーが届きました。
おおー 意外とシックになった
まぁ、misenさんが喜んでくれたのでヨシとしましょう。

今年も楽しく後輩たちとカニツアーができました。
帰りに、青切符喰らったのは予定外でしたけど。

「民宿 尾江」さん、また年明け伺いますねー。
全国旅行支援、その時どうなっているかなぁ。

後輩たちにはネックレスまだ渡せていないので、どこかで受け渡しという名の飲み会でもしましょう。
12/4走行マップ

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