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 滋賀(ガウディとサグラダ・ファミリア展と酒蔵巡り) (2023/10/24)

8月
NHKスペシャルで「サグラダ・ファミリア2023 〜ガウディ 100年の謎に迫る〜」という番組をしていた。
過去、NHKでは何度かサグラダ・ファミリアに関する番組を放送してきていた。

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」関連番組ということらしい。
へー。そんな展覧会やるんだ。どこでやるのだろうと調べてみると、現在、東京国営留近代美術館で開催されているらしい。
その後、滋賀の佐川美術館でも行われるようですね。

行ってみたいなぁ。
滋賀会場は9月30日〜12月3日。
土日は混むかな。misenさんと調整すると、10月24日行けそうだねということになりました。

9月19日
佐川美術館では、混雑緩和のため、WEB事前予約制を導入しています。
9月30日〜10月31日分は、本日販売開始です。

てことで、無事チケット確保。

9月20日
さて、佐川美術館以外にどこ行こうかな。
御酒印帳公認蔵が近くにいくつかありますねぇ。
太田酒造、北島酒造、美冨久酒造は寄れそう。
美冨久酒造は要予約で蔵見学ができるそう。14時くらいがいいなぁと思い、メールで予約しますが、団体さんが入っているとのことで、14時〜15時半が埋まっているらしい。

9月21日
ランチは近くの道の駅「草津」にある、ロックベイガーデンの「びわ湖ベジレストランMITASU」あたりはよさげかな。
予約しておくか。
美冨久酒造さんは、16時で蔵見学することに。まぁいいか。その前に近所の水口城とか行けるかな。
美冨久酒造さんは、蔵カフェもされているようですしね。

9月25日
WEB予約した「びわ湖ベジレストランMITASU」から正式回答でOK。
結構のんびりだなぁ。

10月6日
展覧会の図録が東京新聞でネット買いできるのを発見。
これは買うから先に入手しておこう。
来ましたー
当日までは、図録みたりしてワクワクしながら過ごしました。

10月24日
というわけで当日です。

-07:00-
ちょっとゆっくり目に起きます。

-08:05-
では、行きますか。
CIVICオハヨー
県道336号を北上します。
いい天気 武庫川を渡る
-08:20-
一瞬R176を走り、中国道・宝塚ICから高速です。
宝塚ー
工事は相変わらず続いています。
2車線に絞っている 床版取り替え用クレーンかな
ACC入れて走ります。

モノレールとスライドします。
通勤時間帯
近畿道は吹田から先混んでいますねー。
名神は大津あたりで渋滞しているよう
自衛隊のトラックが走っていました。
伊丹の第3後方支援連隊 大阪ホイール
-08:30-
吹田JCTで名神に入ります。
吹田ー
名神・茨木ICの出口渋滞は本線まで続いていました。
わぁ大変
-08:40-
高槻JCTを通過します。
高槻ー
天王山の分岐は右ルートへ。
新名神の工事ですかね。構造物がだいぶんできていきています。
いつものように右へ 橋脚ができつつある
八幡京田辺〜高槻間が2027年(令和9年)度に開通予定です。
あと4年後かぁ。
その先は、城陽まではすでに1区間だけ完成していますが、さらにその先は来年度に新設置の大津JCTを介して、現在運用されている信楽あたりで本線に接続します。
そうなったら、新名神の宝塚SICまで走ってから乗る方が東に行くには便利になるかもですね。
あるいは、宝塚ICから乗って、一旦西に向かって神戸JCTで新名神に乗るか。
左ルートと並走
-08:45-
天王山トンネルを抜け京都府に。
大山崎JCTは左ルートに入っていないと利用できません。
天王山ー 大山崎JCTは左ルートから
新幹線をくぐります。
新幹線は見えなかった
-08:50-
名神・桂川PAに入ります。
桂川ー トイレ行っておこう
冷やして食べる唐揚げの「努努鶏」ってのがありましたよ。
福岡発祥らしい「ゆめゆめどり」と読む 実物大1/2のキャラ
実物大だと怖いな
では先に進みます。
本線に戻り、すぐの名神・京都南IC手前から渋滞です。
このあたりは朝はいつも混むな。
桂川を渡る 渋滞
ACC入れているので、完全に止まってしまっても、前者が動き出せば追随してくれます。
第二京阪をくぐる
名神起工の地を過ぎます。
モニュメントのある場所 中央分離帯に記念碑
ナビは、名神・京都東ICで降りて、湖西道路を走り、琵琶湖大橋を渡るように考えているようですが、無視します。

-09:20-
滋賀県に入ります。
琵琶湖ー
蝉丸トンネルを過ぎると、渋滞はマシになります。
蝉丸トンネルです
-09:30-
名神・瀬田西ICで降ります。
瀬田―
県道57号から県道2号へ。
そして県道559号を琵琶湖沿いに北上します。
湖畔を走る 景色が白っぽい
なんだろう。結構霧ですかね。視界がイマイチです。
ずんずん北上します。

なんだろう。
ピラミッドっぽいのありますね。
帰宅後調べてみると、「岡田茂吉研究所」っていうところでした。世界救世教の教祖であった、岡田茂吉の名は関していますが、どうやら分派で考え方は違うところがあるようですねー。
なんだろうね
宗教的にはどうこう言いませんが、熱海のMOA美術館とかはいいですよね。
ツタの絡まるクレーンがいた
琵琶湖の沿岸には、ところどころに閘門がありますねー。
川が多いんですよね
遠くに近江富士かな。
三上山 多分
霞んでいる
のーんびり走っているので、燃費がかなりいいです。
17.3km/Lまで上がった
-09:50-
佐川美術館」にやってきました。

10時〜10時半入館のWEBチケットですが、少し早いですが入れるようです。
QRコードを読み取り入館です。

「佐川美術館」は、名前のとおり佐川急便が創立40周年を記念して開館した美術館です。
竹中工務店設計・施工なんですね。
美術館 おーステキ
水庭がきれいですねー。
これで、もう少し天気がよくて青空が広がっていたらよかったかもですねー。
いいねー 鹿です
軒下の通路の感じがいです。
おおー
館内に入ります。
佐川美術館
エントランスホールには、ガウディが1908年に依頼され構想していた、ニューヨークのグランド・ホテルのデザイン案の模型があります。
ガウディなデザイン 反対側
楽しみにしていましたよ。
ガウディとサグラダ・ファミリア展
先に、トイレ行っておいて、長丁場に備えましょう。
美術館なトイレ
佐川美術館は、設計・施工が竹中工務店なんですね。
中にも水面 いいねー
壁はコンクリート打ちっぱなしですね。
きれいに打ってます おー大変だったろうなぁ
向こうがガウディ展のようですね。
では行ってみましょう
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を観ますよ。

アントニ・ガウディは、スペイン・バルセロナを中心に活動した建築家です。
バルセロナ市内に点在するカサ・ビセンス、グエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアなど世界遺産に登録された建築群がありますが、そのサグラダ・ファミリアは長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきています。
サグラダ・ファミリアは民間カトリック団体「サン・ホセ教会」が贖罪教会(信者の喜捨により建設する教会)として計画し、初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受け、1882年に着工しました。
しかし、意見の対立から翌年にビリャールは辞任。その後を引き継いで2代目建築家に就任したのが当時は無名であったアントニ・ガウディでした。
ガウディは設計を変更したものの既存の計画は踏襲され、そしてこのサグラダ・ファミリアをライフワークとして設計に取り組みました。
ガウディは1926年に市電にひかれて73歳で死去しますが、以後、設計責任者は引き継がれ、現在は9代目となっていますが、ガウディの設計意思を脈々と継ぎながら建築が進んでいます。

内部は撮影禁止です。
まずはNHK協力のドローン撮影のサグラダ・ファミリアを観ます。

順に展示をみていきますよ。

面白かったのが、ガウディのデザインのヒントですが、放物線と放物面で構成された独創的な外観と内部空間は、「エジプトの鳩小屋」だということ。
そして、放物線を描くために、紐に多くの錘をぶら下げできた線を上下逆さまにしてそれを塔のデザインにしたとか。

のんびり見学していきます。

しかし、平日でも結構人多いですね。
土日のWEB予約は満席になることもあるのだそうです。

天使などの彫刻の、最終彫刻前の石膏像が置かれていました。
これは、1978年以来、サグラダ・ファミリアの建設に携わる彫刻家の外尾悦郎氏によるもので、今は彫刻された石造が設置されていますが、この石膏像はそれまで実際にサグラダ・ファミリに設置されていたものだそうです。

というわけで、一通り観終わりましたが、結構ゆっくりしちゃいましたね。
常設展はまたの機会にしますか。
常設展は次回に
ショップで少しグッズを買いましたよ。
misenさんは次回のエッシャー展も観に来たいらしい
外に出ると、来た時よりも、空の雲が少なくなって、いい感じになっていました。
おー いい感じ
では行きますか。
県道559号を戻ります。
琵琶湖沿い
-11:45-
道の駅「草津」にやってきました。
何年ぶりに来たのだろう
併設されている、「ROCK BAY GARDEN」にある「びわ湖ベジレストラン MITASU」にやってきました。
ROCK BAY GARDEN お店がいろいろ
ちょうど同じ時間に団体さんがご来店。

オーダーはスマホから自分でするシステムのようですね。
近江牛のせいろ蒸しにしようかな。misenさんは近江牛ステーキ定食にします。
ステーキ ポークソテー せいろ蒸し
団体さんに注力しているので、なかなか来ないですね。
仕方ないか。

しばし待つときましたー。
せいろ蒸し 蓋を開ける おー
misenさんは近江牛ステーキ定食も来ました。
あれ?
せいろ蒸しは美味しかったです。misenさんの近江牛ステーキ定食は、うーんちょっとボリューム的に・・・。

食後にセットでコーヒーをお願いしていたのですが、今度も団体さんに注力していて、なかなか来ないですねー。

やっとコーヒー来たところで、ちょっとお店の方と話をしていると、この時期は週に一度は団体予約が入っているそうです。
あー、今日はたまたまそこに当たっちゃったね。
多分、団体はいるから人増員してるとかなさげ。
ほっとひといき
出発前に、道の駅に寄って行こう。
道の駅のところには、近江牛コロッケバーガーとかありましたね。

ちょっと買い物していきます。
あ、生落花生あるぞ。

あと、滋賀ってことで、T.M.Revolutionですよね。
西川貴教関係商品もありますよ。

びわコーラってのがありました。
滋賀の恵みがいっぱい詰まった天然素材100%のクラフトコーラシロップってことです。
面白そう。

フエキのりは、大阪に本社があり滋賀は関係ないんだけどなぁと思っていたら、滋賀県東近江市の久保工芸が手掛ける、元祖飛び出し注意看板の「とびだしとび太」の制作協力で、「フエキくん」のノリ出し看板をつくったそうで、その関係かなぁ。
西川貴教だらけ びわコーラ
赤こんにゃくだ フエキくん
では、次へ向かいますか。

道の駅を出て、夕映え通りへ。
市道ですな
メロン街道を走り、県道141号へ。
薄汚れたとびだしとび太 みうらじゅん氏命名「0系」
肉屋さんの前に、肉の自販機がありました。
冷凍技術の進化ってすごいなぁ。
派手な肉屋さん 近江牛肉ガチャ?
JR琵琶湖線を越えると、左手に蔵が見えますね。
これかな?
あれあかな?でもナビはそこを左折してさらに奥へ。

-13:20-
太田酒造」さんにやってきました。
駐車場が見当たらなかったのですが、蔵の横の通路に停めていいそうです。
こちらは「道灌蔵」になります
江戸城を創建した太田道灌を祖とし、
滋賀県産の原料にこだわり、 日本酒を主力としながら焼酎やワインまで醸造する総合酒類メーカーとなっています。

「御酒印帳持っているのですがー。」と、まずは試飲させていただきます。
おー種類豊富
試飲担当のmisenさんよろしくです。

いくつか試飲して、道灌の直汲み、湖弧櫓の玉榮70の2つをチョイスしました。
御酒印帳のラベルは、今では造られていない、戦前のお酒の貴重なラベルだそうです。
おー嬉しい
事前調査不足でしたが、実は2階に資料室もあった模様。
さらに、ご近所の神戸市灘区に、千代田蔵という、ヴォーリズ建築の貴賓館もあるようです。行ってみたいなぁ。
1階にも資料はいろいろありました
ありがとうございますー。
去る前に、お店の方がいろいろとパンフレットをくださいました。
ありがたや。

では行きますよ。
市道から県道2号へ。そしてR1へ。
琵琶湖柄なご当地ナンバー
名神・栗東ICのランプウェイのところ、何か工事していますねー。
R1の栗東水口道路ってやつかな
そこに滋賀県警の交通機動隊本部がありました。
交通機動隊本部 仮設の交番?
名神をくぐります。
名神が野洲川を渡る場所
タカラスタンダードの工場がありました。
流し台つくっているのかなぁ
県道4号に入ります。

市道を甲西駅方面へ行き、旧東海道へ。

-14:05-
北島酒造」さんにやってきました。
おー。なんか趣すごいぞ。

駐車場は聞いてみると少し離れた空き地に停めてくださいねえってことでした。
旧家な感じがすごい 赤い暖簾が映える
ガラガラっと戸を開けて入るっと、手水鉢があり、水が湧いていますね。
「御酒印帳持っていますー」ということで、misenさんに試飲してもらいます。
いろいろあります しぼったそのまま一番酒かぁ
手水鉢の水は、鈴鹿山系からの伏流水だそうで、仕込水として使用されています。
いただけますよ。
ステキ 試飲の和らぎ水にも
1805年(文化2年)に創業しましたが、太平洋戦争中、一時期閉鎖されていたこともあったようです。
お屋敷だなぁ 和風な照明
いろいろ種類ありますねー。
あ、リキュールもあるんだ。

こちらのお酒は、割と好みなのが多いです。
なんだろう。酒造りの雰囲気としては、竹野酒造に近いものを感じますね。
びわこのくじら 量り売りもしています
御代栄しぼったそのまま一番酒、御代栄純米みずかがみ、無濾過生原酒びわこのくじら、塩ゆず酒を購入。あ、前掛もいいなぁ。前掛コレクターとしては欲しいところです。

ありがとうございますー。
いっぱい買ってしまった。

市道から県道4号を経由し、R1へ。

県道540号へ。

水口城址へ行ってみようと思い、ナビにも入れていたのですが、うーん。経由地到着したことになって、次の蔵に案内しちゃっていますね。
時間的にもまぁいいか。

-14:50-
美冨久酒造」さんにやってきました。
蔵と売り場とカフェ 昔の街道筋かな 道向かいには事務所
蔵見学は16時からなので、それまで「蔵カフェ薫蔵」でのんびりしますか。
ここからかな?
酒蔵店舗に入り、そこから奥のカフェへ。

メニューを見ます。
おー、有料試飲がおいしそうだなぁ。
酒粕や甘酒を使ったメニューも豊富です。
シフォンケーキ ベイクドチーズケーキ ミフクリン
ソフトクリーム 甘酒 試飲のお供
甘酒入ソフトクリーム、美冨久の大きなシフォンケーキ(酒粕と甘酒入り)、ベイクドチーズケーキ、そしてプリン(ミフクリン)をいただきましょう。
コップはワンカップで 有料試飲セット Prima Voita
16時から蔵見学なので、それまでゆっくりさせてくださいねー。

まずは、ソフトクリームとプリンが登場。
うわぁ。これ美味しい。
お店のお方に話を聴くと、普通に蔵で取り扱っている甘酒を利用してつくっているとのこと。
misenさん、家でもつくってみたいそうな。

続いて、ベイクドチーズケーキとシフォンケーキも登場。
うわぁ美味しい。
これはランチも食べてみたくなるよね。
ソフトクリームとプリン シフォンケーキ ベイクドチーズケーキ
ランチについてのお話とか、公共交通機関を使ってどう来たらいいのかなんてお話もお店の方に聞いてみたり。
カフェはこじんまりしています
滋賀県では、「滋賀酒で乾杯」ってイベントしているそうです。
ほほう 滋賀には32蔵あるんだ
-15:45-
カフェ閉店時間までいると片付けに迷惑かけるので、少し早めに出ます。

ちょっと酒蔵店舗をみておきます。
黒い三連星 いいねー
ガンダム好きにはたまらんです。
大河原邦夫先生のポスター 一番くじですか?
-15:50-
少し早いですが、蔵見学です。案内は、四代目の藤居範行さんがしてくださいます。

2階に上がりますよ。
まずは、昭和40年代には酒屋の店先によくあったという、熱燗自販機がありました。
立ち飲み屋で昔見たような記憶が
コインを入れると熱燗がコップに注がれます。

では蔵内を上から見学です。
まだ仕込は始まってていません 空のタンク
酒造りについて説明を聞きます。
酒米の特徴 洗米は結構重要な工程です
麹のつくりかたも詳しく解説 酒母をつくってから酒米を投入し醪に
三段仕込みの話も聞きます。
添え・踊り・仲・留
踊りは、仕込み2日目に休ませる(活性化させる)日ですね。

山廃仕込について、いろいろお伺いします。
自分の中の理解では、生もとづくりの中で、米の糖化を早めるために蒸米を櫂棒ですり潰す作業のことを「山卸」と呼ぶのですが、その作業を「麹」の力によって米のでんぷんを糖に変え、糖が酵母に働きかけることでアルコール発酵を促す。つまり、山卸を廃した仕込なので、山廃というものでした。
説明では、生もとづくりも、山廃仕込も「山」はつくるというものでした。
ん?となりましたが、要は生もとづくりも山廃仕込みも基本的には同じ作り方。山を廃することによる、「山」というのが酒造用語で具体的に何を示すのか分かりませんが、ただ、今回はs津名を聞いたのが山廃仕込みと「速醸系」の違いの説明だったので、少し頭の中がこんがらがりました。
速醸系は、乳酸菌を人為的に入れて酵母育成期間を短くするというものです。
速醸系と山廃仕込
日本酒の発酵って、実は特殊なんですよね。
ビールやウイスキー(蒸溜前)は、「単行複発酵」と言い、糖化を行った後、別のタンクでアルコール発酵をするもの。
ワインは、そもそも原料のブドウの中にブドウ糖があることからアルコール発酵するだけの「単発酵」。
しかし、日本酒は糖化とアルコール発酵が、ひとつのタンクの中で同時に行われる「並行複発酵」と言います。

ちなみに酒母(醪)の作り方には、近年の日本酒の仕込では、速醸系酒母と生もと系酒母は、9:1くらいの割合。その生もと系酒母のうち、生元仕込と山廃仕込は2:8くらいの割合です。

美冨久酒造さんの歴史を聞きます。
歴史年表
元々、愛知川の藤居本家(滋賀県愛知郡愛荘町)から分家し、1917年(大正6年)に創業しました。その時、藤居本家から「昇天」の銘柄を借り受けていたそうです。その後、銘柄を増やします。
1950年(昭和25年)には、株式会社化する際に、「昇天」は藤居本家に返納。「御代栄」は北島酒造に譲渡したとのこと。
あ、さっき伺った北島酒造さんに銘柄を譲られていたのですね。

ここ数年、気候変動で少し酒造りにも影響が出ているそうです。
サーマルタンクを導入するなどで、タンクの温度のコントロールもしているとのことです。
サーマルタンクと普通のタンク 仕込が始まると上から見学できます サーマルタンクは開かないかな
最後にお米の話です。
やはり、優秀なのは山田錦。こちらでは、滋賀県産の契約栽培での山田錦を使っているとのこと。
吟吹雪は滋賀県農業試験場開発の山田錦の子に当たります。
吟吹雪は山田錦と玉栄を交配
以上で、蔵見学は終了。
売店に戻り、試飲します。misenさんが。
純米吟醸クラッシックミフク 生もと純米二黒土星 純米大吟醸Mifuku Prima Volta
結局、純米吟醸クラッシックミフク、三連星ひやおろし、近江の甘酒みずかがみ、酒蔵の甘酒、飲み比べセットを購入。あと、前掛けとTシャツも。なんてったって、黒い三連星ですからねー。
事務所のディスプレー
-17:00-
では帰りますか。
駐車場の出入りは狭いので注意
来た道を戻り、市道を南下すると、すぐに水口城がありました。
すぐ近所だったんだ
R307に出ます。
野洲川を夕日を見ながら渡る
新名神・甲南ICのほうが近そうですが、ナビは信楽ICを案内していますね。
新名神と並走
-17:30-
新名神・信楽ICから高速です。
信楽ー
平日なので、さほど混んでいないですね。
近江大鳥橋 メタルハライドライトのトンネル
長いトンネルを抜けると、夕暮れが加速していました。
夕焼け
-17:40-
草津JCTで名神に入ります。
草津ー
そして、瀬田東JCTを通過します。
京滋バイパスには行かない
瀬田東JCTを過ぎたあたりから渋滞です。
ここは仕方ないね
-17:50-
京都府に入ります。
さよなら滋賀県
-18:00-
名神・桂川PAで最後の休憩です。
帰りの桂川
帰ったら19時くらいかなぁ。
鯖寿司でも買って帰るかな。

さぁ、あとひといきです。

-18:15-
天王山の分岐は右ルートへ。
右行きますー 天王山トンネル 左ルートと並走
-18:20-
高槻JCTを通過します。
高槻ー
-18:25-
吹田JCTで中国道に入ります。
吹田ー 大阪ホイール
-18:40-
中国道・宝塚ICで高速を降ります。
ただいま宝塚
一瞬R176を走り、県道337号を南下します。
武庫川を渡る
-18:50-
帰宅しました。

本日の走行距離 223km

いやいや、盛りだくさんな1日でした。
ガウディ展のフライヤー
ガウディ展グッズ、いろいろ買っちゃいましたね。
Tシャツとかノート ステキなA3図面
道の駅「草津」ではなんやかんや色々買いましたね。
野菜や生落花生 びわコーラシロップ 鮎の形の最中とかフエキくん
太田酒造の日本酒は2本。
道灌の直汲み 湖弧櫓の玉榮70
北島酒造の日本酒は4本、リキュール1本。
ひとりじめって小瓶はオマケしてくれた そしてよさげな前掛け
美冨久酒造はいろいろ買いましたね
三連星はマスト おつまみシリーズと奈良漬シリーズ 酒粕葛餅
前掛け Tシャツ
桂川PAで購入した鯖寿司を中心に夕食にしました。
鯖寿司 焼き鯖寿司
「ガウディとサグラダファミリア展」に行って、酒蔵を3箇所巡り、平日になかなか楽しく過ごせました。
御酒印帳も充実してきたし。

いや、しかしガウディってやっぱりすごいですねー。
サグラダ・ファミリア完成した時には観に行ってみたいです。
走行マップ

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