RockzGoodsRoom > Outing > Outing2025 >

RockzGoodsRoom > Car >

 滋賀・福井(マキノの草屋根見学と琵琶湖一周) (2025/10/11)

9月5日

建築家・前田由利さんが主宰する、「草屋根の会」で草屋根見学会のご案内をいただきました。
場所は滋賀県・マキノ「メタセコイアと馬の森」
4月にオープンしたばかりの馬の観光養老牧場で、引退した競走馬がゆったり過ごしている、乗馬なども楽しめる施設だそうです。
建築家・芦澤竜一氏による設計で、施工は草屋根の会・法人会員の木屋町工務店さん、緑化工事は同じく法人会員の大林環境技術研究所さんの施工となっています。

10月11日かぁ。

親父の施設引っ越しと被らなければいけそうだな。

9月10日
一応参加で返答します。
最悪は喜屋武節かな。

その後、いろいろと調整して、10月11日は行けることが確定。

当日の予定では、昼前に集合して見学。
その後、本来は入場料が必要ですが、ご厚意で無料で見学させていただけるので、ランチとるなど施設でお金使ってあげましょうということに。

集合が11時10分ですね。
マキノまで行くのに、単に行って帰ってだけではもったいないなぁ。
Googleマップに行ってみたいポイントを落とし、琵琶湖一周する形にしたら、なんとか行けそうな感じに。
大津で10時に用事を済ませられれば、1時間でマキノに行けそうな感じですね。(これが後にえらいことになる)

というわけで当日です。

10月11日
-07:30-
目覚めます。

まずは大津の酒蔵を目指しますが、開店が10時なので、店前で待ち構え、すぐマキノに向かえば十分間に合いそうです。

-08:30-
では行きますか。
空いていれば大津までは1時間程度で行けますが、半時間ほど早めに行動開始です。
CIVICオハヨー
県道337号を北上します。
まぁまぁいい天気
村野藤吾建築の宝塚市役所前を通ります。
宝塚市役所 そして武庫川を渡ります
-08:50-
一瞬R176を走り、中国道・宝塚ICから高速です。
宝塚ー
まぁまぁ混んでいる
混んでいる時に一番左のETCレーンにしか入れなく、通過後は右の大阪方面に入るには、なかなかの根性がいりますな。

おー、西行はすんごい渋滞ですねぇ。
反対側は大渋滞 ずっと渋滞
しばらく走ると電光掲示板に嫌な情報が。
高槻JCT-大津 渋滞18km
えー!名神 大津先頭18km渋滞・・・18km!?
早目に出たんだけどなぁ。
あ、今日から3連休だ。
それでいつもより混んでいるのかー。

-09:00-
吹田JCTで名神に入ります。
OSAKA WHEEL 吹田ですよ
名神に入り、しばらくは渋滞を感じさせないくらいでした。
流れています
でもこの先渋滞なようです。
7km先 渋滞18kmかぁ
渋滞減っていない
どうしよう、大津に寄ってマキノと思っていたけど、マキノ直行の方がいいかなぁ。

-09:05-
高槻JCTを通過します。
新名神に入っちゃったら帰る方向
天王山の分岐は右コースを行きます。
左コースは大渋滞のようです。大山崎JCTが原因の渋滞でしょう。
右コースへ 新名神建設中
左コースと並走します。
左は流れ悪い
天王山トンネル手前から左コースはほぼ停滞していました。
左大渋滞
そして天王山トンネルををくぐり京都府に。
天王山ー 大山崎JCTは激混み
大山崎JCTからの分岐ランプが1車線しかないんですよね。
これが2車線だったらもう少し流れも良くなるんでしょうけど。

ダイハツ京都工場を過ぎます。
ダイハツ
-09:15-
長岡京で新幹線をくぐる手前から渋滞が始まりました。
あー 新幹線をくぐる 時には停滞
うーん。ここから18kmってことか・・・。ヤバイな。
早めに出た余力を使い果たしてしまうかも。

名神・京都ICのところの看板が変わっていましたよ。
京の道 ゆずる心に 事故は無し 第二京阪道をくぐる
大津で酒蔵1件寄ってからマキノに向かう予定でしたが、どうだろう。直行したほうがいいかなぁ。
ナビの到着予定時間と見比べて考えると、酒蔵寄っても行けそうな感じ。

予定通り行きますか。
名神起工の地を過ぎる
少し流れてきました。
いいぞー
ナビに突然、京都東ICの先のカメラ映像が出ました。
ETC2.0の恩恵なのかな
-09:55-
滋賀県に入ります。
琵琶湖ー
-10:00-
名神・大津ICで降ります。
大津SAに一旦入り そしてゲートを出ます
SICではないんですよね
県道56号を走ります。

そして県道103号へ。
滋賀県庁舎前を通過します。
荘厳だなぁ
お祭りですかね。
曳山が多くみられます。
これは御神輿
県道7号に入り、コインパーキングに停めます。

てくてく歩いて行きますよ。
商店街の中に入っていきます。
商店街の真ん中で曳山組んでいます
-10:05-
「平井商店」さんにやってきました。
商店街に面した、商店街に似つかわしくない古風な店構えです。
平井商店さん
「おはようございますー」と店内へ。
お祭りなのか聞いてみると、明日は大津祭なんだそうで、今日から準備ということだそうです。
帰宅後調べると、曳山とからくり人形で彩られる湖国三大祭の一つだそうです。
今夜は宵宮があるそうなので、朝パスして帰りに寄ろうとしていたら、えらい目にあっていたかもしれませんね。

御朱印帳ありますよということで、お勧めを聞くと、大津祭限定ラベルの曳山が描かれたのがありました。
おーこれいいね。
ということでいただきました。

浅茅生 曳山 限定純米大吟醸

忘れずラベルもいただきましたよ。

車に戻ります。
曳山が並ぶ CIVICお待たせ―
最近のTimesはスマホコード決裁も使えるのですねー。
便利。

では先へ。
県道7号から市道を経由して県道558号へ。

京阪・びわ湖浜大津駅のところを通る時は市電のように道路レベルで線路があるので通るのにちょっと緊張します。

そして、県道558号は時間により中央線が替わるようで、これも間違うと大変ですね。
今は一番左だけ
高齢化するとこういうのが逆走を招きそう

琵琶湖沿いを走り、市道をJR湖西線・大津京駅方面へ。

-10:20-
R161・西大津バイパスに入ります。
西大津バイパス 入ります
Googleマップで調べた時は、ここから1時間でマキノに着けるはずでした。

そのままR161・湖西道路に入ります。
ここから湖西道路
昔は有料道路でしたね。
湖西線と並走
9月末に、真野ICまで4車線化したそうで、流れはいいですね。
で、湖西道路・真野ICで4車線は終了。
真野・堅田で1車線に 琵琶湖が見えます
そのままR161・志賀バイパスに入りますが、うーん。
南小松あたりから渋滞です。
マズイな。
ナビは途中からバイパス降りろって言っていますが、そのほうがましなのかなぁ。
まっすぐ渋滞にはまっていたほうが結果的に早いという場合もあるし。

悩んだ末、そのまま走ることにしました。

-11:00-
集合時間まであと10分ですが、ナビによるとあと50分かかるそうです。
進まない・・・ 仕方ない
報道ヘリが飛んでいますね。
この先事故でないといいけど。
単に渋滞取材かなぁ。
ヘリだ 旋回して 戻ってきた
この先合流するであろう下道も混んでいますね。
どっちが早かったのだろう
北小松南交差点でバイパス区間が終わり信号があるのでそこが混んでいるようです。
ここが原因
バイパス・拡幅事業が進んでいるようですが、まだまだですかね。
新しい看板出ていますが バイパスの接続部工事かな
まだまだ住宅街のところもありますね。
バイパスは違うところを通るのかな
そこを過ぎると工事していたり。
バイパス工事と合流 結構できてそうだけど
白髭神社の横を通ります。
ここを強引に渡る観光客が多いらしい 湖の鳥居を見るためだそう
車で参加する皆さん、遅れているようで、11時10分酒豪でしたが、12時10分スタートにするそうです。

R161・高島バイパスに入ります。

安曇川のあたりでまた渋滞です。
うえーん
このあたりも工事が停滞しているようですね。
放置歴長そう
うーん。
トイレに行きたい。

-11:55-
道の駅「藤崎の里あどかわ」に寄ります。
道の駅
トイレだけ済ませてすぐ出発です。

このあたりもバイパス化工事は進んでいるようですが、まだまだ先かなぁ。

R161・湖北バイパスに入ります。

-12:15-
湖北バイパス・沢ランプで降ります。
ようやく
県道287号を走り、マキノの欅並木を通ります。
15年ぶりに走る 《クリックで動画再生》
"Every Time You Go Away"Paul Young
いいねー
-12:20-
マキノピックランド」の駐車場に停めました。
混雑していたら停められないかなと心配しましたが、なんとか停められました。

「メタセコイアと馬の森」に向かいます。
あれですな
おー。皆さんおられるぞ。

ちょうど入口のところで説明を受けているところでした。

遅刻したけど、まだセーフでしたな。
すみません。皆さん遅れまして。
大林環境技術研究所の大林社長の説明 なんかすごい形状 メタセコイアと馬の森の方の説明
中は、本来有料ですが、ご好意で見学させていただけます。

こちらは引退競走馬の支援活動などに取り組む「TCC Japan」が、人と馬と大地が共生する観光養老牧場として、今年4月にオープンした施設です。
四季折々の表情を見せるメタセコイア並木を眺めながらの乗馬体験や、並木馬車への乗車など、自然に囲まれながら馬とふれあうことができるというもの。

建築家・芦澤竜一氏による設計で、滋賀県産の木材がふんだんに使われています。
基本は桧だそうです。
天井の断面がすごい 曲面でしかも層になっているって職人さん泣くなぁ
屋根の雨水は、樋で受けるのではなく、しつらえた池に落ちるようにしています。
乗馬などの待合棟
通り過ぎると、お馬さんエリアです。
厩舎に向かいます
競走馬を引退したサラブレッドやミニチュアホースなど、10数頭の馬たちが暮らしていて、ニンジンのえさやり体験ができます。
いざ厩舎へ
こんなところで余生を過ごせるのは、ほんの一握りの競走馬なんでしょうけど、少しでもそういった施設があることはいいことだと思います。
三つ編みしている りんごちゃん キングスクロス
栗林の中を乗馬体験できるようですね。
乗馬体験 乗馬体験のお馬さんかな
馬を強制的に散歩させる機械がありました。
これです 中に入れてぐるぐる回す
戻って集合写真撮って、一旦解散にしましょうかということに。
戻っていきます
待合棟を過ぎていきます。
端部は貼り合わせてからカットしたそうです すごいなぁ Horse Station
桧だということである程度の耐久性はありますね 自動潅水だけど池に水を落としたいのである程度出っぱなしらしい
エントランス棟に戻ってきました。
てことで、最後に集合写真を撮って終了です。
どこまでが屋根だか・・・ 草屋根 片山工務店の片山社長が撮ってくださいました
ミニチュアホースがいました。
かわいい
敷地内にもメタセコイヤが植えられています。
将来でかくなるだろうなぁ
無料で見学させていただいているので、施設内カフェなど食べていただければとのことですので、「うまカフェ」でランチしていきましょう。
並んでいますねー。
馬関係のものいろいろ Uma Menu / Cafe Menu 馬車とかもあります
うまっしゅホットドッグと、エルダーフラワーソーダをオーダーします。
しばし出来上がるまで待ちますよ。
馬関連商品
できましたー。
ではいただきます。

エルダーフラワーはイギリスで「庶民の薬箱」と呼ばれているハーブで、解熱効果や利尿作用、美肌効果など多くの効果・効能を持つそうですよ。
いただきますー ホットドック あ!お馬さん
天井のつくりはすごいですねー。
いやぁ施工は大変だったろうなぁ
てことで、いただいたあとは、今一度ぐるっと見てまわっておいとますることにしました。
小さいシェルター 片山社長目線で観て行こう 待合棟
軒先 いいねー
前田さんは乗馬体験していましたよ(笑)
楽しそう
外周をぐるっとまわっていきます。
また雰囲気が違う 外部とのギャップ
では行きますか。
エントランス 屋根下は砂利 地面と一体化
冬の雪の頃とかどんな景色になるかなぁ。
メタセコイアと馬の森でした
-13:35-
車に戻り、行きますか。
滞在1時間ほどでしたなぁ・・・。遅刻したから仕方がないんだけど。

県道287号を北上します。
メタセコイヤ並木 終了
R161を北上します。
なんかでかい観音様がいる でかい
-13:50-
福井県に入ります。
福井ー
R8を東に向かいます。
そして県道140号に入ります。
北陸道をくぐります
旧北陸本線(柳ヶ瀬線)の跡を走ります。
小刀根トンネル
柳ヶ瀬トンネル手前で山のほうへ向かいます。
柳ヶ瀬トンネルの行き違い信号 玄蕃尾城跡はこっち 道悪そう
対向車来たら嫌だなぁ

こんな山深く来る人はいないだろうと思っていたら、駐車場近くで上から対向車が。
若者のワンボックスでしたが、申し訳ない。来た道は退避場所ない上に、少し先に行き違い場所できるスペースが見えるので、バックしてもらいますよ。

ごめんねー。

-14:10-
そして行き着くと斜め駐車の上り坂駐車場がありました。
こちらが、玄蕃尾城跡駐車場になります。

玄蕃尾城は続日本100名城になっています。
スタンプは駐車場の受付ポストにあるとのことなので、受付ノートに記入して、スタンプ押します。
意外と来ている ここから上がる模様
でも行かない
玄蕃尾城は、1583年(天正11年)の賤ヶ岳の戦いにおいて、柴田勝家の本陣が置かれた城です。
本能寺の変後に柴田勝家が豊臣秀吉との戦いに備えて築城したとされ、1578年(天正6年)に越前衆を動員して築城されたとのこと。
柴田勝家の本陣となった城が「玄蕃尾城」と呼ばれていますが、史料にこの名があるわけではなく、「近江国與地志略」によると勝家の陣から行市峯(行市山)までの一里半にわたって幅三間の作道が整備され、勝家の家臣・佐久間玄蕃允盛政によって連絡のために開かれた尾根道が「玄蕃ヶ尾」と呼ばれ、転じて本陣も「玄蕃尾城」と呼ばれるようになったとのことです。
山城ですが、四つの廓を結ぶ陣地で、天守閣があったわけではなく、櫓程度だったようです。
ただ、その機能分化や配置、馬出(城門前の土塁)の完成度などから、織豊系(織田信長・豊臣秀吉とその配下の家臣団・諸大名によって築城・改修された、共通する特徴のある城)山城の最高水準と評価されているそうです。

車が数台ありますが、人がいないので登城、あるいはハイキングしているのでしょうか。

しかし、時間がないので登城はせず山を下ります。

対向車が来ないことを祈り、下まで降りました。

片側交互通行の、柳ヶ瀬トンネルの信号が赤でした。
こちらは信号停止線の先で合流するのですが、赤なので突っ込んでいくとえらい目にあうので、青になるまで待って、先頭に割り込ませてもらいました。

てことで、柳ヶ瀬トンネル突入です。
信号待ち 《クリックで動画再生》
"Maybe I'm Wrong"Blues Traveler
絶対に行違いは無理
柳ヶ瀬トンネルは、旧北陸本線(柳ヶ瀬線)の鉄道トンネルでした。
延長は1,352mで、1898年(明治31年)に日本鉄道磐城線(現在の常磐線)の金山トンネルが完成するまでは日本で一番長いトンネルでした。
当時、国家の一大プロジェクトとして建設されたトンネルです。

トンネルの中で、滋賀県に戻ります。

県道140号からR385に入ります。
北陸道と並走
この道も旧北陸本線(柳ヶ瀬線)の線路敷だったところです。
当初は蒸気機関車が走っていて、煙害があったため、古い家は線路=道沿いに窓がありません。
道側に窓ない 蒸気機関車が上れる勾配 ここも道側に窓無し
北陸道・賤ケ岳SAあたりで市道に入ります。
北陸道をくぐる
木之本の集落に入っていきます。
なにやら賑わっていますね。お祭りかなぁ。

細い道に入り、蔵の案内している駐車場に停めます。
何も看板とかないですけど。

てくてく歩いて蔵へ。
蔵です 煙突もある おおー
-14:40-
冨田酒造」さんにやってきました。
七本槍の蔵だ
こちらは以前、永源寺温泉の「八風の湯」に泊った時に飲んで美味しかった日本酒の一つです。それ以来一度来てみたかった蔵なんですよね。

「こんにちはー」と入ります。
お、なにやら結構にぎわっている感じですが、お酒を飲んでいる・・・感じではないなぁ。

「御酒印帳持っているのですが」とお店の方にお話を聞きながらチョイスします。
熟成酒はいいお値段
こちらは1534年(天文3年)創業の470年ほどの歴史がある蔵です。
現存する日本の酒造会社としては5番目に古いそうですよ。
主要銘柄である「七本鎗」は、賤ヶ岳の合戦で武功を立て秀吉を天下人へと導いた加藤清正ら勇猛な七人の若武者「賤ヶ岳の七本槍」にちなみます。
このラベルの「七本槍」の文字は、北大路魯山人の筆によるものだそうです。
地酒の「地」の部分に重きを置き、地元の農家と提携して滋賀の米・水・環境で醸す本当の意味での地酒造りにこだわり、米の旨みを感じる食中酒を目指しているそうです。

定番商品と悩むなぁ。
七本鎗 無農薬純米無有をいただくことに。

「お祭りとかですか?」と聞くと、コーヒーフェスティバルをしているそうです。4年前からしているそうですよ。冨田酒造さんでも店先でコーヒーを出していますね。
冨田酒造の地下水
帰宅してから調べると、「水のジャパンコーヒーフェスティバル2025 in 木之本」というのだそうで、地下水5種類を使ったコーヒーの飲み比べだそうです。
冨田酒造さんがコーヒーを淹れているのではなく、長浜のコーヒー店を中心とした県内外のコーヒー屋さんが店先で地下水を使って淹れているようですね。
向こうでもやっています 向かいのお寺でもやっています
では行きます。

市道を走り、R8からR303へ。

-14:50-
時間短縮のため北陸道・木之本ICから高速です。
木之本ー
遠くに見える山はどこだろう。
関ケ原あたりかな
途中、工事をしていました。
24時間働けるガードマン常駐
-15:00-
北陸道・米原ICで降ります。
10分間だけ
R21を走ります。
北陸道をくぐる
R8を走ります。

そして、JR東海道本線沿いに。

-15:10-
「鉄道総合技術研究所」新幹線保存場にやってきした。
ここ、何度か前を通ったり、列車から見たことがあったのですが、近くからじっくり見たことがなかったので、一度来てみたかったのですよね。

「鉄道総合技術研究所」には風洞技術センターがあり、世界トップクラスの大型低騒音風洞を有し、新幹線や電車、自動車などの空気抵抗や騒音のデータ収集が行われています。
そういったことから新幹線の高速試験車両が3台保管されています。

一般公開がされている時もあるようですが、残念ながら通常は中に入っての見学はできませんが、フェンス越しに見学できます。

まずは、WIN350(JR西日本)です。

最高速350km/hを目指して開発された高速試験車両です。
最高速度350.4km/hを新山口〜新下関間で達成し、そこで得られた技術をフィードバック、安全上の余裕速度や騒音低下を加わえたのが500系新幹線でした。
WIN350は「West Japan Railway’s Innovation for the operation at 350km/h」の略だそうです。
WIN350 幅広に見えます
車高が低いのかな
続いて、STAR21(JR東日本)です。

騒音や環境問題対策の為に開発された高速試験車両です。
STAR21は「Superior Train for Advanced Railway toward the 21st century」の略だそうです。
最高速度は425km/hをマークしています。
WIN350より早いんだ WIN350のほうが速そうに見えるのに
東海道新幹線が走り去ります。
《クリックで動画再生》
東京方面行
そして最後は、300X(JR東海)です。
最高速443km/hを記録した高速試験車両です。
モノアイになっていますが、ジオン公国の車体ではありません。こちらの車番は955-1です。
形状が違う逆向きの先頭車955-6は、名古屋の「リニア鉄道館」で保存されています。
300X モノアイ リニア鉄道館で見た反対側
お隣には、「童夢」がありましたよ。
ここが本社なんだ
高速走っていて目にする、米原JCT近くにあるのは童夢の風洞実験室なんですね。
「童夢」は、自動車ショーでのモデルカーの制作を行う一方で、レーシングカーの設計・製造やレーソングチームの運営をしています。
CIVICと撮る 《クリックで動画再生》
大阪方面へ東海道新幹線が走り去ります
では先に進みますか。
反対側にはヤンマーの中央研究所 線路の向こうにはエレベーターのフジテック本社
市道を走り、R8を南下していきます。
飛び出し坊や 0系
滋賀県と言えば、久田工芸の飛び出し坊やですよね。
「0系」という名は、みうらじゅん氏が名付けました。

鳥居本宿あたりから渋滞です。

「百百百百」って店名の蕎麦屋さんがあるそうです。
なんて読むのかな。
「どどもも」だそうです 新幹線をくぐる 佐和山トンネルをくぐる
トンネルを抜けると遠くに彦根城が見えました。
ひこにゃーん
この先また混んでいるようなので、ナビは裏道をナビゲート。
県道25号から市道を走って行きます。

県道197号わ走り、犬上川を渡り県道206号へ。
そして県道196号に。

-15:55-
JR東海道本線・河瀬駅にやってきました。

ここには近代化産業遺産になっている跨線橋の支柱のモニュメントがあります。

鋳鉄製跨線橋支柱で、「鐵道院」、「汽車製造會社」の文字が並びます。
旧駅舎跨線橋の鋳鉄製支柱なのですが、1998年(平成10年)に新駅舎になった際に、移築されたそうです。
というか、1915年(大正15年)製造の支柱が、1998年(平成10年)まで現役だったんですねー。
鋳鉄の支柱 柱列
帰宅後気づいたのですが、駅西口の支柱を見ましたが、実は駅東口側にもあったのですね。

では先へ。

市道を走り、R8に出ます。

県道220号を東へ。

-16:05-
岡村本家」にやってきました。

1854年(安政元年)創業の蔵です。
武家を廃業し八代目・多内の時に酒造業を始めます。
彦根藩主・井伊直弼より彦根城の別名金亀城(こんきじょう)から酒名「金亀」を授かりますが、酒造業が由緒ある名を呼び捨てにできないとして「きんかめ」と読み改めました。
一時は灘五郷・西宮にも進出して酒造りをしていました。
いろいろ手がけていますね
蔵のほうに行きます。
岡本本家さんです いわゆる千石蔵ですな
中に入ると、大広間になっていて、その奥が酒造場ですね。
全量槽搾りらしい
このあたりは、滋賀県の奨励米、玉栄の山地だそうで、こちらのお酒には玉栄がふんだんに使われているそうです。

2階は自由に見学できる資料とかあります。
いろいろあります 岡村本家の歴史 量り売りの徳利
「國酒」の色紙がありました。
鈴木善孝総理大臣の時
大平正芳総理大臣の時
歴代総理大臣は、日本酒業界に向けて「國酒」と書いた色紙を贈呈するそうです。

「日本酒は國酒、特に外国の客をもてなす時には日本酒がいい」と1980年(昭和55年)の閣議で、時の内閣総理大臣 大平正芳首相が発言したことが始まりだそうです。
きっかけは1972年(昭和47年)の日中国交回復で、中国側が白酒(ぱいちゅう)での乾杯で日本側を遇したことに影響を受けた事によるそうです。
それまでの日本政府は、外交の場面ではフランス料理とワインで、日本酒がそのような晩餐に登場することはほとんどなく、国を代表する日本酒を 「国酒」 とすることで、その地位を向上させようと考えたとのことです。
それ以降の歴代総理大臣は「國酒」と揮毫するそうです。
オリジナルは日本酒造組合中央会にあるそうですが、酒造組合に属する蔵元はこのレプリカをいただくことができるそうです。
菰樽 あいだみつをとか桂南光とか
酒蔵ホールもありますね。
団体さん向け見学とかで使うのかな
昔は瓶のケースは木でしたねぇ。
懐かしい 亀グッズだらけ
1階に降ります。
洗米から蒸すあたり
ちょっとトイレ借ります。
10/25は蔵開きなんだ 大の里大関昇進の時には金亀のお酒だったそうです
金亀は、精米歩合により種類が豊富です。
えっ!?精米歩合100?
玄米で造っているのかぁ。
先のお客さん対応が終わっていた蔵の方が声をかけてくださったのでいろいろとお話し。

季節ものは秋酒ですね。
精米歩合違いは、火入れと生酒両方あるそうですが、100だけは生しかないそうです。
秋酒も辛口と旨口かぁ オススメは辛口
というわけで、気になった、長寿金亀赤生原酒(100%)と、秋のひやおろし、金亀秋酒辛口をいただくことに。

あ、御酒印帳もありますよー。
岡村本家さんでした エアコン室外機がちょっと景観上もったいない
では帰りますか。
あ、misenさんに長浜IPAを買ってきてもらいたいと言われていたので、道すがら探しますか。
この先にラウンドアバウトあるのかな
しかし、まっすぐ走りましたが遭遇出来ず。

県道220号を東に走ると、地元スーパーの「フレンドマート」秦荘店があったので寄ってみます。
フレンドマート
お酒コーナーに行きましたが、メジャーな商品ばかりでクラフトビールとかはないですね。

うーん。
ふと見ると、斜め向かいに、「リカーマウンテン」がある!
酒屋さんにならあるだろうと寄ってみます。
リカーマウンテン あった!
すると、ありました!長濱浪漫ビール・長浜IPA special。

無事ゲットして帰路につきます。

県道220号を走って行きます。

R307に入ります。

-16:40-
名神・湖東三山SICから高速です。
スマートIC
夕暮れてきましたねー。
今は太陽雲の中だけど
雲が切れると、西日に向かって走るので眩しいですね。
近江富士をバックショットで
京滋バイパス経由ルートは混んでいるようですね。
久御山JCTあたりで混んでいるのかな 瀬田東JCTから大津までも混んでいるようですが
-17:05-
草津JCTを通過します。
草津PAには寄らない
結局、名神進んでも、京滋バイパス経由しても、吹田までの時間は変わらないみたいですね。
電光掲示板はそう言っています
瀬田東JCTを通過します。
京滋バイパス方面に行く車もそう多くなかった
そして、大津手前から渋滞です。
今日は渋滞ばっかりだった
-17:15-
名神・京都東ICのところで京都府に入ります。
京都ー
名神起工の地を過ぎます。
モニュメントがあります
名神・京都ICの替わった看板の裏側を見て行きます。
第二京阪道をくぐる 思いやる その運転に いいね!つく
夕焼け空がきれいですね。
トラックのシートが恐ろしくバタバタしていたけど
新幹線をくぐります
朝はこの先から渋滞でした
-17:30-
天王山の分岐は右コースへ。
大山崎JCTには行けません。
右コースへ
そして、天王山トンネルへ。
天王山ー
大阪府に入りその先で左コースと合流します。
合流
-17:35-
高槻JCTを通過します。
高槻ー
-17:45-
吹田JCTで中国道に入ります。
吹田ー EXPO CITY
中国道は混んでいませんでした。
空いている
-17:55-
中国道・宝塚ICで高速を降ります。
ただいま宝塚
一瞬R176を走り、県道336へ。
武庫川を渡る
-18:05-
帰宅しました。

本日の走行距離 335km

いやいや。
朝の渋滞が効いて疲れましたな。
平井商店
浅茅生 曳山 限定純米大吟醸
冨田酒造
七本鎗 無農薬純米無有
岡村本家
長寿金亀赤生原酒(100%)
金亀秋酒辛口
長濱IPA
いやいや、本当に三連休初日の渋滞にやられましたね。
これまで連休初日の移動は避けることが多かったので、久々にやらかしちゃいました。
またゆっくりマキノには行きたいなぁ。

それでも、せっかくなのでと、欲張って琵琶湖一周できてよかったです。
走行マップ

おでかけ一覧へ  記事一覧へ  「食は此処に有り」へ


■ RockzGoodsRoom  ■ Sitemap    Copyright(C) RockzGoodsRoom All Rights Reserved.