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北海道(北海道で走ろう!2013) (2013/07/06〜14)
第1日(7/6) 第2日(7/7) 第3日(7/8) 第4日(7/9) 第5日(7/10)
第6日(7/11) 第7日(7/12) 第8日(7/13) 第9日(7/14)
道内も残すところあと2日。
今日は以前から行ってみたかった、奥尻島に渡ります。
奇しくも20年前の今日、午後10時17分12秒に北海道南西沖地震が起こり、甚大なる津波被害が起こりました。
その2年後、阪神淡路大震災が起こり、私は被災者となりました。
そして、東日本大震災では半年間、宮城県女川町に震災復興関係の仕事で派遣されていて、また、近い将来東南海地震が起こり、阪神間はその対応をしなければならなくなります。
これは・・・。何かの啓示でしょうか。
ちゃんと見てこいということなのでしょう。
偶然、この日に訪れることになってしまいましたが、その復興をこの目で確かめていきましょう。
7月12日(第7日)
●本日の訪問先:
函館、奥尻島
-05:30- 目覚める。
おっ。今日はやっと快晴かなー。
-06:20- チェックアウトして準備します。
今日も東横インでは朝食食べません(笑)
R278から「函館朝市」に向かいます。
-06:30- 「すずや食堂」にやってきました。 |
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最近は函館の朝といえばここです |
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いいねー |
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てことで、食堂に入り、メニューも見ずに、いかそうめん定食をオーダーです。 |
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今でしょう使いすぎ |
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隣のテーブルには、既に朝食をした人たちのが片付けられず残っていましたが。ビールジョッキが並んでいましたよ。朝から元気だなぁ。 |
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函館朝市を主張 |
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朝捕れのイカをふんだんにいただくのは贅沢ですねー。
おいしくいただきました。 |
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函館朝市 平日だし賑わいは少ない |
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それにしても、「すずや食堂」さんには、なんとか面白くしようと考えている人がいるに違いないです。 |
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シャー君らしい |
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では、江差に向けて走りましょう。
R279からR5を走ります。 |
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市電の駅 |
函館駅です |
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山に向かって走る |
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これ乗ったらとんんでもないことになります |
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3町でやっている広域学校給食のトラック |
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-07:50- 道の駅「あっさぶ」に寄ります。
ここはなんだか改装工事中で、夜間はトイレも開いていない模様です。 |
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てことでスタンプもなし |
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ここも風が強いのかな |
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日本海ですな |
江差港かな |
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ここは開いていた |
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江差の繁次郎がモデルの「しげっち」 |
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-08:10- ハートランドフェリー・江差港にやってきました。
どこにバイク置いたらいいのかなぁ。
とりあえず受付に行って聞いてみると、「乗船手続きしたら係員が案内します」ってことでした。
バイク山ほど来たらどうするつもりなんだろう・・・。
ちなみに、バイクは予約できません。 |
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こぢんまりしたターミナル |
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乗船手続きは、1時間前からだそうです。
9時半の便なんで、ちょっとの待ち時間で済みますね。 |
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人だけなら自販機で買えます |
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「530ccです」って言ったらそのまま書いていた |
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これ、今気づいたけど間違えて原付でカウントされていますね(笑)
TMAXに戻ると、係員さんが手招きするので、そちらに移動させました。
乗船開始までしばしのんびり待ちます。 |
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結局バイクは1台だけでした |
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集魚灯のついた船 |
スケソウダラの延縄とイカですか? |
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やれやれ |
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出港約30分前にフェリーがやってきました。
奥尻島6時50分発の便ですね。 |
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きたきた |
防波堤をまわりこんでくる |
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結構大きいかな? |
後ろしか乗船口ないのかな |
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2,248トンの船です |
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ぶつかりそうで怖い |
転回完了 |
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バックします |
上手いもんだねぇ |
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なんか取に行く人とかが乗り込んでいました |
大八車が出てきたよ |
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トレーラーは上手いねー |
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どう固定しようか迷っている係員さん |
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2等船室に入ります。
雑魚寝スペースですね。
-09:30- 出港です。 |
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本島 また明日 |
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2時間10分の船の旅です。
同じブースに陣取った人たちは、北海道文化放送(UHB)のテレビクルーのようでした。
20周年追悼番組の関係ですね。 |
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奥尻海峡を航行中 |
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本読んだり、昼寝したりしていました。
もうあと半時間ほどで到着なので、ちょっと船内うろうろしてみましょう。 |
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後部屋外席 |
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追悼式典に出席される方が多く、黒服・黒ネクタイの方が多いですね。
海を眺めます。 |
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軌跡が続く |
山が見えます |
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進行方向の方 |
上のデッキ |
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プラスチック以外は条件付で海に捨てていいんだ |
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船員さんに「バイクの人も降りて準備してくださいねー」と言われてしまったので、車両甲板に降ります。 |
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縛られています |
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中にいても、結構な勢いで転回しているのがわかります。 |
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景色がめまぐるしい |
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動画にしてみた |
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佐川やらヤマトの人が乗り込んできた |
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奥尻島に上陸ー |
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まずは昼食です。
「さとう食材」さんてところで食べようと思っていたのですが、んん?場所がよくわからないなぁ。
観光案内所で聞いてみたら、「2件隣ですよ」ってことでした。 |
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「さとう食材」さん |
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折り畳み式の屋根で名前が見えていませんでした。
気風のよさげなお姉さんに、「うに丼くださーい」とお願いしました。 |
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「さとう食材」さんです |
バックで車両をフェリーに積んでいますね |
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しばらく待つと、きましたー。
お姉さん曰く、「100gでも『うに食べた―!!』って感じはすごく味わえますよ」とのこと。
早速いただきましょう。 |
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おおーいいねー |
ステキです |
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そして、お姉さんはどこかに行ってしまいました。
奥尻のウニは、おししいですが濃厚さがきつくないんですよね。
濃厚なのを求めるなら積丹のウニかなぁ。
これまで、北海道のウニをいろいろなところで食べてきましたが、その場所場所でうにの味って違うんですよね。
ふと机にある記事を読むと、さきほどのお姉さんは、ここの店長さんだったのですね。 |
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この方でした |
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2時から追悼式典があるそうなので、それに参加されるのでしょうかね・・・。
おいしくいただき、ごちそうさまでした。 |
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1800円は安いよね |
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では、島を一周しますか。
島内一周、65kmくらいですかねー。
道道39号を時計回りに走ります。
-12:05- 鍋釣岩のところにやってきました。 |
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解説 |
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変わった岩ですねー。
鍋に釣をかけた様子とはよく言ったものです。 |
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午後は逆光になるね |
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ふむふむ |
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天気がもっとよかったら青いんだろうなぁ |
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高台に避難する梯子がところどころに設けられています。 |
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これだけでもかなり違うね |
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これでも完全には津波を止められないのでしょうね |
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当時、一番被害の大きかった、青苗地区を井bぷできるところに慰霊碑がありました。 |
当時、津波避難の指示が出たのが、地震発生5分後。しかし、地震発生3分後には津波が到達していたそうです。
奥尻空港に飛行機が着陸しますねー。 |
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偉い人とか乗っているんですかね |
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-12:25- 青苗小学校に寄ってみました。
ここは、津波対策として1階をピロティにしています。
今日は平日で学校やっていますし、校内には入れませんが、外から見学しました。 |
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下駄ばきの学校 |
スロ―プがすごいなぁ |
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某国営放送がきていました |
下は普段何かに利用されているのかな? |
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すっかり復興されています |
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-12:30- 青苗港にある、人工地盤「望海橋」をみていきましょう。 |
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ここで高さは+7.7mだそうです |
階段 |
下から見てみた |
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4,650m2で2,325人収容可能とされています |
すごいねー |
1階部分は通常は漁業施設として使われています |
ここに先ほどのUHBのクルーがいましたよ。
人工地盤を下から眺めていましたが、よくよく見ると・・・。 |
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あれは・・・。うにまる?? |
ちびっ子には見せてはいけない画だな |
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この人工地盤を介して高台への避難が容易になるということでした。 |
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デザイン的にも考えたのだろうなぁ |
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UHBの車 |
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何か所か高台方面に通路があるのかと思ったのですが、どうやら一か所だけのようですね。 |
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もう一か所くらいあるといいのに |
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堤防は、+11.7mの高さで、延長距離は約14kmになるそうです。 |
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堤防が伸びています |
3階建以上の高さですね |
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以前、焼津市の小川港で津波緊急避難施設を見ましたが、あれは400人避難可能というものでした。
奥尻島のはかなり大きいですね。
では行きますか。 |
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人工地盤でした |
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-12:40- 「奥尻島津波館」にやってきました。
直前の道で、前に黒塗の車と、SPらしき四駆が合流・・・。偉い人きているんですかね。 |
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「奥尻島津波館」です |
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あまり近寄って止めて警戒されたくないので(笑)ちょっと離れて停めて、てくてく歩きます。
今日は追悼の日ということで、入館料は無料だそうです。
来ていたお偉い人は、小泉進次郎議員でした。
女川町でも見たことあるので、すれ違ったのは2度目だなぁ(笑)
その一団と距離を置いて見学していきます。 |
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なかなかいりろ考えさせられるものばかりでした |
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地下の映像ルームで、映像記録を10分間ほど観ました。
外に、「時空翔」というモニュメントがあるので、見ていくことにしました。 |
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あれかぁ |
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解説 |
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窪みがあるのですが、ちょうど7月12日の夕日がここに落ちるのだとか。 |
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時空翔です |
今日は夕日を拝めるかな |
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解説 |
そのお詠みになられた歌 |
時空翔を見ているとおだやかな気分になります |
今夜は蝋燭を灯して送るそうです。
パノラマしてみました。 |
すぐそばに、青苗岬灯台がありますが、この灯台は北海道南西沖地震の際に折れてしまったそうです。 |
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建てなおされた灯台です |
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灯台種変は、高台移転地区として住宅が建ち並んでいました。
西海岸へ向かいましょう。 |
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お寺も津波被害を受けて建替え |
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シェルターがあった |
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日本海です |
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震源地のあたりを見る |
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無縁島 |
ホヤ石 |
カブト岩
凹みは北海道南西沖地震で一部崩れたため |
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小さな集落です |
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この地区の人たちは、太平洋戦争の終わりに、国後島を追われ入植した人たちです。 |
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屏風立岩 |
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津波被害のままなのかなぁ |
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上がってきましたね |
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マン島TTみたいに、島内一周レースとかできそうな感じですね。 |
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上りストレート |
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ニセコあたり? |
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あ!タヌキだー |
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タヌキが何匹か、フツーに歩いていました。
-13:50- 球島山展望台にやってきました。 |
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「平成球島の丘」というらしい |
では上りますか |
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てくてく歩いて、標高369.3mの山頂に到達しました。 |
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制覇ー(笑) |
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南側 |
鍋釣岩が見えますね |
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東側には海を隔てて山々が |
北側です |
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地図上ではニセコとかの山々なんだけどね |
海に浮かんでいるように見える |
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こんな山の中に1人きりはちょっと嫌だな |
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このあたりは、国営草地開発事業の網がかかっているそうです。 |
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牛さんのためです |
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再び道道39号に戻り、北上します。
と、突然砂利道に。 |
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ぬあー!! |
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ハンドルとられて、何度かこけるーと思っちゃいましたよ。
しばらく慎重に走って、アスファルト道に復帰です。
-14:05- 稲穂岬灯台のところにやってきました。 |
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東海岸の方 |
奇岩があるなぁ |
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稲穂岬灯台です |
無人ですよ |
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玉石だらけ |
先のほうが賽の河原ですか? |
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相撲するみたいですね |
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賽の河原は、供養のため石が積み上げられ塔になっています。 |
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個人的に鎮魂で建てられた碑 |
慰霊碑 |
話に聞く賽の河原とはこういう感じなのでしょうね |
島内には慰霊碑が多く存在します。
それだけ被害が大きかったことが容易に想像できますね。 |
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慰霊碑 |
霊場でもあるんですね |
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南側の景色 |
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野球場には、ベースの代わりにドラム缶が埋まっていますが・・・。 |
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怪我するよ |
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一軒だけあるお土産物屋さんを覗きます。
あ、奥尻島にワイナリーがあるんだ。
へー。知らなかった。なかなかよさげなので、1本買って帰りましょう。 |
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海鮮は今夜食べるからいまはいいいです |
ホタテとかアオヤギとか |
「北の岬さくらばな」さんでした |
実は、あとでテレビで観たのですが、この店で「鍋釣カレー」というのがおいしいらしかったです。 |
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うにまるは奥尻島のキャラ |
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宮津弁天宮 |
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あ、そういえば、うにまるモニュメントみていないなぁ。
どこだろう。時間あるし探そうか。
-14:35- 島一周してきました。 |
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フェリーターミナルのところです |
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うに型街灯 |
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結局、うにまるモニュメントがどこにあるかよくわからなくて断念。
宿いこ。
-14:45- 本日のお宿、「御宿きくち」にやってきました。 |
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やれやれ到着 |
「きくち」さんです |
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女将さんが迎え入れてくれました。
気さくな女将さんですねー。いろいろお話してくれます。
お風呂ももう入っていいそうなので、まずお風呂です。
大浴場はなく、ユニットバスが男性用と女性用であります。
くあぁ〜さっぱりしたー。
夕食までテレビみながら、レポしたり。ログとったりします。
手持ちのWi-Fi端末は繋がりませんねー。 |
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現在の青苗地区 |
震災直後の青苗地区 |
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そうそう、ベル食品で「スープカレーの作り方」って商品があるようで、すごいCMしています。 |
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これです |
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あと、竹田食品の塩辛で、イカール星人ってのが出てくるのも結構笑えます。 |
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この塩辛と松前漬け |
イカール星人もナットクの味! |
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ちょっとウトウトしたりして、のんびり過ごしました。
-18:30- 夕食に呼ばれたので、食堂に行きます。
来た時はほとんどお客さんがいませんでしたが、今日は満室みたいですね。
さぁ、北海道ラストナイト(正確には明日の夜もまだいますが)。飲める夜の最後は豪勢に参ります。 |
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おおーすごーい♪ |
≪クリックで動画再生≫
アワビはそのまま焼いています |
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てことでビール |
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刺身 |
うに めかぶ |
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アワビの網焼きは、固形燃料が消える頃が食べごろだそうです。 |
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しばしがまん |
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他のものもいっぱいあるので、どんどん食べていきましょう。 |
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蟹入り茶碗蒸し サラダ |
もずく |
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すごーい |
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冷酒です |
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うに鍋うまーい |
超身の分厚いカレイの唐揚げ |
アワビもういいかなー |
奥尻島のウニについての正直な感想を女将さんに言っていたら、ミニうに丼が当たらないところでした(笑)
決して、奥尻のウニよりほかのがいいと言ったわけではありません。それぞれ特徴がありますねって話でした。 |
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うまーい |
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飲食店専用なので一般では買えません |
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明日の朝食の時間を聞かれ、その後女将さんと震災の時の話とかをお付き合いいただきました。
そうそう、うにまるモニュメントの場所がわからなかったのですよねーってことで、場所(というか見つけ方)を教えていただいたので、明日朝行ってみよう。
-20:00- ごちそうさまです。
いやぁ、いいラストナイトでした。
-22:17- 窓から外の漁火を眺めながら、20年目の今日に黙祷を捧げました。
本日の走行距離 155km
通算の走行距離 1,891km
前から来てみたかった奥尻島。かなりよかったです。
震災復興にしても、海の幸にしても、なんとなく今自分が必要としていること?がハマリました。
明日は、ハートランドフェリーに乗りっぱぐれないよう本島に渡り、一日走って小樽からフェリー乗って帰ります。
あと一日、無事故無違反で行きましょう。 |
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7/12走行マップ |
奥尻島マップ |
北海道走行マップ |
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