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 兵庫(社員旅行で城崎温泉) (2016/11/19〜20)

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昨夜は食べるほうが忙しくて、そんなに呑みませんでしたねー。
ちょうどそんなに呑みたい気分でもなかったので、ちょうどよかったかもしれません。

さて、今日も集団行動から外れて帰路につきますよ。

11月20日(第2日)

-06:15-
目覚めます。
さてー、さっと風呂行こう。

内湯に行くと、うわー。すんごい人。
汗を流して、部屋に戻ります。

着替えていつでも出れるように。
雲が低いなぁ
-07:00-
さて、朝食行きますか。
7時から朝食できますよ
ごはん食かパン食が迷いましたが、干物がおいしそうだったので、ごはん食にしました。
バランスよくとった
おいしゅうございますね。
お味噌は、カニ汁でした。

いただいて、部屋に戻って出発準備です。
同室の3人はお土産とか見るそうです。
カバン柄のプリウスだ
-07:40-
お先にチェックアウトします。
車まわしてもらって、では行きますか。

バス組は、今日は8時半出発で伊根の舟屋に行って、天橋立経由で帰宅だそうです。
朝の城崎
県道9号を走ります。
西村屋の本館の前を通ります。
ここは一度泊まってみたい
浴衣の女性が歩いていて、風情がありましたよ。
朝風呂ですかー
前からあるファミマも景観配慮ですね。
周辺にマッチ
R312を円山川沿いに走っていきます。
雲が低いですね
カニ爪が動いていますね。
客寄せですな
豊岡市街で、ペースカーが入ります。
この後右折していったけど
江原あたりで、「コンビニレストラン」ってのがありますね。
ファミレスとは違うんだ。
朝は330円のモーニング
昼は530円のランチ
夜は980円の牛しゃぶしゃぶ
気になるかも。

-08:25-
YOU SHOP ツカモト」前を通過します。
スノーモビル屋さんになっていましたよ。
雨がちょうどきつかった
県道6号からR9に入ります。
北近畿豊岡道延伸中
県道272号から県道6号を走ります。
大屋川沿い
大屋町の、こんな奥まできたのは初めてかなぁ。
奥地っぽいぞ
-09:05-
ナビに従い到着すると、ん?キャンプ場っぽいなぁ。
明らかに、「あけのべ自然学校」ではない模様。
うーん・・・
電話して聞いてみよう。
R「すみません。今、キャンプ場に居るんですけど、ここじゃないですよね。」
学「あー、違いますね。道下っていただいて、さらに先に進み、トンネル出たら左にドームがあるのでその先です」

とのこと。
とりあえず、トンネルの先ってことだね。

-09:10-
あけのべ自然学校」にやってきました。
受付します。お1人1,200円なりー。
自然学校は廃校を利用
小林さんて方が案内してくださるそうです。
トイレは自然学校で済ませておいてねってことでした。

では移動。車でついていきます。
レッツゴー
鉱山口かな。
一旦停まります。
ここから あー落石あったのか
明延鉱山にやってきました。
平安時代初期の大同年間に採掘開始といわれています。
1868年(明治元年)、生野銀山とともに官営となり、1896年(明治29年)に三菱合資会社に払い下げられました。
1973年(昭和48年)に三菱金属株式会社(現三菱マテリアル株式会社)となり、1972年(昭和47年)のオイルショックをきっかけに、1976年(昭和51年)に三菱金属の子会社として分離・独立し明延鉱業株式会社となりました。
スズ、銅、亜鉛、タングステンなどの多品種の非鉄金属鉱脈をもつ鉱山。特にスズは日本一の鉱量を誇っていました。
1985年(昭和60年)のプラザ合意後による急激な円高に伴う銅、亜鉛、スズの市況の下落により、大幅な赤字を計上することとなり、まだ採掘可能な鉱脈を残して、1987年(昭和62年)閉山しました。

学習館?からヘルメット出してこられるようですね。
しばし待ちます。
トロッコの客車 いいねー
静かな山です。
畏怖を感じる
ここは、経済産業省が選定した、「近代化産業遺産」のひとつでもあります。
ポスターいいね
では、ガイドの小林さんについていきましょう。
ちなみに小林さんは、閉山までの19年間、ここで働いていたそうです。
ガイドさんは何人かおられるそうですが、実際に働いていたのはもう小林さんお1人だけだということです。
先日、もう1人おられた方が、80歳になったので引退したいということで辞められたそうですので。
てくてく
ゲートの鍵を開けます。
ちなみに、こちらは出口です。
出口開けておかないと、出られませんね(笑)
出口です 近代化産業遺産のプレート
入口へと向かいます。
階段を降りる
明延鉱山の鉱石を神子畑選鉱所に運ぶためのルートを「鉱石の道」と呼んでいたそうです。
では入口から入りますよ。
今は通行できない区間もある 入口 説明
改めて小林さんから注意事項が。
・ここは観光用の坑道ではない。
・実際、あと5年は掘削できる埋蔵量がある。
・従って足元が悪いところもある。
・天井からの雫や、壁に衣服が当って汚れることがあるが、めったに入れない明延鉱山での貴重な体験としてお土産にしてください。

などなど。上手く言うなぁ。
では進入
奥に進んでいくと、かなりいい感じですね。
これまで廃坑はいくつか入ったことがありますが、ここは本当に観光用に手を入れられていません。
フラッシュだけではちょっと足らないかな
「狸穴」と呼ばれる穴がありました。
山師が最初に掘り始めた穴だそうです。
狸穴
江戸時代のものらしい
石灰質で鍾乳石ができていたそうですが、「さわらないで」と言ったのに、言われると人間さわりたくなって、触って折っちゃった人がいたそうです。
このあたりにあったそうです
落盤しないように、木杭で補強をしたりするのですが、その部分を掘りたい時は、すぐ横に新たな木杭を設置するということになっていたそうです。
しかし、元の木杭では長さが足らなくなれば、新たに持って来ないといけないのですが、それが時間がかかるのではずしたままに。

また近くで同じようなケースがあった場合は、「前回の場所で大丈夫だったのだから」とまた木杭を撤去したまま。
結局それで岩盤がもたず、崩落ということが何度もあったそうです。

明延鉱山は、1レベル30mで14レベルあります。
各レベルで横に掘り進み、そこから上下に拡張していくといったやり方だったそうです。

部分的には、現在は年中一定温度の低温ということで、醤油蔵に使われていたり。
醤油蔵 この左が現在醤油蔵
線路もまだ残っていますね。

醤油蔵になっているところに、夜は電源車を収納して充電したそうです。

上にあがります。
階段を上がる
鉱石井戸がありますね。
ここに溜めて、トロッコに積み込んでいたということです。
鉱石井戸
横から竪に掘り進んだ坑道は、通常はそのままにしておくと落盤の危険性があるためズリ(鉱石を含んでいない岩)で埋めてしまうらしいのですが、ここではそのままで残っている場所があります。
大岩が落ちているのは確認できたのですが、それ以上の崩落はないと調査の結果、結論づけられたそうです。
ここですか 本当にでかい岩がある
通常、掘り尽くされた坑道であれば、ズリなどで埋め戻し落盤を防ぐそうですが、ここはあと5年分の採掘量はあるということで、水を溜めて岩盤崩落に対抗しているとのこと。
円安になって、また操業できるようになったら水を抜いて採掘するとのことですが、昔みたいに1ドル=360円とかには絶対にならないでしょうね。
プラザ合意前でも250円とかだったもんなぁ。

鉱脈の説明とかもしてくれました。
明延鉱山のように、多様な種類の鉱石が採取できる場所は珍しいそうです。
青いのは銅が錆びているところ 鉱脈通っています
鉱山機械も当時のまま置かれています。
スクレーバ
集められた鉱石は、最下レベルに落とされ、そこから竪坑を使って地上まで上げていたそうです。
階段を降ります
横に通る太いパイプは、圧縮空気を送る管だそうです。
酸欠防止もあるし、換気のために送っているのもあるようです。
坑道に一旦下りると、トイレのためにといちいち上がれないので、行き止まりの枝の坑道などで大小かかわらず用を足すそうです。
そんな大が溜まって、ガスが発生なんてこともあったそうですよ。
作業員さんは、枝の坑道で酸欠にならないよう、貝殻に張った菜種油を燃やしたものを持ちながら火が消えないか確認しながら進むというのが鉄則だったそうです。
いい雰囲気
掘削機械とかありますね。
ボーリング機
通称:バズーカ
竪ボーリング機
ちょっと広い場所に出てきましたね。
ポイントとかある
14レベルとか行くと、地熱で暑くなってきたり、レールが歪むって言っていましたね。
すごいなぁ。

ボーリングのコアとかも見せてもらいましたが、30cm以上の岩のみのコアってそうそう見れないですから、ちょっと、おー!!ってなりましたよ(笑)
線路は続く
電源車いますね。
これが5輌くらいの積載車を引いているのであれば、一回で場所合わせて鉱石井戸から鉱石を積み込むことができるのですが、15輌、20輌となると井戸に合わせるのが難しくなります。
作業員(運転手)さんが、停めては確認しに真ん中に確認に行くというのは、非常に能率低下となっていたようです。
そこで、無線を利用して、1人が井戸前で誘導するようになってから、作業効率が上がったということです。
2T蓄電池式機関車す パトロールカー
ちょっと天井が低いところがあったり。
ちょっと屈まないと
グランビィカーってのありました。
こういった機械のほとんどは国産だそうです。
すごいな日本。
発破した先の鉱石を集めるんだ 横乗りで挟まれて亡くなるを説明
坑道は狭いので、横に乗っていて前進しすぎて機械と壁の間に挟まれて亡くなるというのがあったそうですよ。

ミニブームジャンボはドリルで発破穴を開けていったりします。
ミニなのかジャンボなのか レバーいっぱい
坑道では、日本酒の貯蔵もしています。
山陽盃酒造のお酒だそうですよ。
明延鉱山内の「明壽蔵」で貯蔵されたお酒は、蛇紋岩米を使い、「仙櫻」と名づけられて、養父市内で限定販売だそうです。
ネット販売はしていないそうで、大屋町内の3件の酒店、道の駅「ようか但馬蔵」で売っているそうです。
気象予報士の木原さんが、「ワインのような風味」と絶賛されたという、売切必至の酒だそうで。
呑んでみたいものですねー。
解説 命名「明壽蔵」
今は蔵として使われていますが、鉱山の時は火薬庫だったそうです。
蔵だなぁ 20年近く貯蔵している 気温は12℃くらい
年間通じてほぼ同じ気温ということですが、それでも、夏場はここのところちょっと上がり気味で、地球温暖化の影響が出ているのかなぁということでした。
ポータブルボーリング機 タイヤローダ TL-2
ポータブルボーリング機では、指の太さくらいのコアを採取することができます。
堀り進んだ坑道で、この先に鉱脈が続いているのかを確認するのに使われたそうです。

アンカー打って、ネット張って、モルタル吹付けして保護した跡がありました。
法面保護工と同じだなぁ
工作機械もいろいろ。
ストーピングワゴン TYSW クローラジャンボ TYCJ-2
竪坑にやってきました。
大寿竪坑です
エレベーターがあります
こんな扉で大丈夫なのか・・・
普通のビルエレベーターは60m/m(分速60m)程度ですが、ここのエレベーターは、人が乗って100m/m、荷物だけなら200とか300m/m出したそうです。
14レベルで420mなので、最高速度が出るのは一瞬だけでしょうけれども。
しかもそれが自動で動くわけではなく、人が判断して操作していたということです。
「天空の城ラピュタ」でパズーが親方に「やってみろ」と言われ操作しましたよね。あんな感じです。
マインテンダー 950 MT
坑内案内版がありますね。
見学できるのは600mってとこ
工作機械のほとんどは、圧縮空気で動くものですが、エンジン駆動でタイヤやキャタピラ付ってのもあります。
ロードホールダンプ HST-IA 坑内用ダンプトラック 980-T10型
坑内用ダンプトラックは、見た目は小さいのですが普通のダンプと同じ10t積です。
鉱石は密度が高いので、体積としては多くならないためだそうです。

ちなみに、坑内では行って帰っての動きが多いので、運転席は前方・後方が同じように見えるほうが効率が良いということで、横向きに設置されているものが追いそうです。

お、鍾乳石がありますねー。
成長は早いらしい
出口に近づくと広い空間が。
なんだかきれいに整備されていますね。
酒造屋さんが使う関係とかかな モルタル吹付の上に吹いているな
出口が見えてきました。
自然光だー
ズリ井戸がありました。
ズリを運び出すところ
暗いけど・・・
では外に出ますか。
最後に小林さんから、「鉱石はどうやってできるか知っていますか?」と聞かれ、思わず「ハイ」と・・・。
星猫さんも私も、そっちのほうの知識は、専門家ではないですが一般人以上にはあります(笑)
かなり楽しかった
ヘルメットを返却して、見学終了です。
ありがとうございました。
貴重な体験でした
小林さん結構ノッて説明してくださったので、予定よりちょっと時間オーバーしたなぁ(笑)

-10:25-
では篠山に向かいます。
県道6号をずんずん戻ります。
あいかわらず雲が低い
途中、酒屋があったら、鉱山貯蔵の酒を見ようかと思ったのですが、残念ながら酒屋を発見できず。

-10:55-
北近畿豊岡道・養父ICから無料高速です。
養父ー
-11:00-
和田山JCTを通過します。
播但連絡道には行かない
茶すり山古墳のそばを通っていきます。
秋深まっても青々としている
遠阪に近づくにつれ、雲が間近になってきます。
わぁ幻想的
-11:05-
唯一の有料区間、遠阪トンネルをくぐります。
料金所 ではトンネルへ
ずんずん走っていきます。

北近畿豊岡道は、来春には日高まで延伸する予定です。
城崎行きは少し楽になるかな
-11:25-
舞鶴若狭道・春日ICから有料高速です。
春日の局の春日
-11:35-
舞鶴若狭道・丹南篠山口ICで降ります。
篠山ー
あー。お昼のカフェ、11時半で予約していたのに遅れたなぁ。
遅れますごめんなさい電話を入れておきます。

県道299号から県道306号を走ります。
現役木造小学校
-11:50-
futaba cafe」にやってきました。
駐車場もなんとか停められましたよ。
おうちですね
すみませんと入り、早速オーダーはfutabaランチ。
のんびりした景色 ランチの内容
外の柿の木に、鳥が群がっていますねー。
渋柿ではないのか
ランチのサラダがまずきました。
自家製野菜たっぷりサラダ
自家製素材をふんだんに使われているそうですよ。

そして、メインがきました。
・とうふ入り煮込ハンバーグきのこのデミトマトソース
・自家製黒豆入り豆とさつまいものサラダ
・自家製カブと甘柿のマリネ
・自家製小松菜とうすあげのおひたし
いいねーいいねー ハンバーグステキ!
私は天然酵母パンにしましたが、星猫さんはごはんです。
ごはんは特製お味噌汁 パンにはごぼうのポタージュ
食後にはコーヒーをいただきました。
落ちつくなぁ
待つ人が多く、食べ終わる頃には9組で2時間は待つということを言っていました。
予約しておいてよかったです。1ヶ月ほど前にしておいてよかった。

ごちそうさまでした。
外にはヤギがいますね。
みていこう。
ユキー と言うほどの子供ではない 結構自由に歩きまわれる
こぢんまりしていてなかなかいカフェでした。
こんなところにって場所に 「futaba cafe」でした
ちょっと時間あるので「諏訪園」寄っていきましょう。
県道306号から県道299号へと戻ります。
猪肉の「おおみや」
シーズンインだね
-12:45-
諏訪園」さんにやってきました。
あら?今日は駐車場整理に社員さんがいるなぁ。

あー、そういえば、前回来た時に、リニューアルで10月13日から11月8日まで仮設営業って言っていたのが、リニューアル終わってのイベントを昨日・今日しているようです。
きれいになった「諏訪園」さん
胡蝶蘭がいっぱいですねー。
飲食スペースは今日は利用できないそうなので、持ち帰りします。

どうやら、洋焼き菓子工房ができて、洋菓子販売スペースも増えたみたい。
元はお茶屋さんだからなぁ
うーん
ということで、カフェオレ大福、青梅大福、ブルーベリーチーズ大福を買って帰路につきます。
向こうに焼き菓子工房
-13:00-
舞鶴若狭道・丹南篠山口ICから再び高速です。
さぁ帰ろう
自衛隊車両が走っていますが、なんか変わったのですねー。
伊丹駐屯地のかな
-13:10-
吉川JCTで中国道に入ります。
吉川ー
さすがにこの時間は空いています。

-13:15-
神戸JCTを通過します。
神戸の北の端
-13:30-
中国道・宝塚ICで高速を降ります。
ただいま宝塚
R176を走り、星猫邸に向かいます。
秋深まっていますね
星猫さんおつかれさまでしたー。
ありがとうございました。

では家に帰ろう。
手塚治虫記念館の火の鳥
どこ通っても家の近所では踏切引っかかり率が高いです。
うー
帰宅しました。

車が結構ドロドロなので、水洗いだけでもしておこう。

そして、以前からワイパーかけると、ビビッていたのでケミカルしておこうかな。
効くかな
洗車後はおやつしましたよ。
諏訪園の和菓子
本日の走行距離 211km
通算の走行距離 391km

翌日聞いたら、バス組は帰宅したら16時頃だったということです。

現地集合・現地解散でかなり楽しめましたね。
本当は集団行動がいいんだろうけど、朝からバスで飲酒とか、ちょっとイラっとすることもありますし。
まぁこれはこれでよかったかな。

来年はまた考えよう。
11/20走行マップ

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