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2022年元旦 misenさんの実家に新年のご挨拶に伺った際、地元のお酒ということで、明石酒類醸造の「明石鯛本醸造黒」というのを、用意していただいていた。 |
これです |
いただいた時、正直スッキリしすぎていて、ちょっと好みのお酒ではないなぁと思っていました。 その時、どんな酒蔵かなといろいろ調べていると、ウイスキーの蒸溜もしているらしいということもわかりました。 そして、そのまま月日が流れました・・・。 2022年晩秋 そういえば、神戸方面から明石駅に向かう手前で、JRからポットスチルが見えることに気づいたという話をmisenさんから聞いていた。 2023年元旦 misenさんの実家に新年のご挨拶に伺った際、misenさんの発見情報通り、JR朝霧駅の明石側すぐでR2に面した建物にポットスチルを発見! なんだろう。 調べてみると、昨年の元旦にいただいた、明石鯛の蔵だということが判明。 そして、どうやらここは見学もできるらしい。 というわけで、その日のうちに、ネットで見学予約。 1月15日に行くことにしました。 ゆっくり出ることにすると、13時半からと15時半からのスタートがありますね。 15時半スタートで、帰りに三宮で飲んで帰ろうかとも思ったのですが、結局13時半からにして早めに帰ることに。 1月15日 -11:15- 早目の昼食を済ませ、では行きますか。 てくてく歩いて、最寄りの阪急・小林駅へ。 |
阪急電車に乗る |
阪急・西宮北口駅で神戸線に乗り換えます。 阪急・神戸三宮駅でJRに乗り換えます。 |
大阪市旭区の大学広告が三宮に | 今どきな見せ方 |
JR・三ノ宮駅で、快速に乗ります。 |
快速 加古川行 |
JR須磨駅で、各駅停車に乗り換えます。 |
須磨ビーチ |
外国人っぽい親子が何かスポーツしていますね。 なんだろう。 羽子板っぽい感じで、ノーバウンドでラリーしています。 羽子板のようないいお供していますし。 帰宅後調べたのですが、どうやらエスキーテニスというようですね。 スポンジ状のボールに羽を付けて板(木製)のラケットで打ち合うラケットスポーツだそうです。 |
しかしお父さんはなぜ裸で・・・ |
テニス+卓球+ドミントンを足して3で割ったイメージのスポーツらしく、なんと、広島で生まれたスポーツだそうです。 ふと見ると、帆船が停泊していますね。 |
お? | 帆船だー 錨下ろして停泊している |
ぱっと見たところ、日本丸か海王丸のどちらかかなぁ。 こちらも帰宅して調べると、海王丸は8日に東京港を発し、20日に鹿児島港に着くよう航海中なので、違うかな。 日本丸は11日に神戸港を発し、本日15日に神戸港に帰港予定なので、多分、これは日本丸ですね。 ただし、11日に船内の実習生にコロナ陽性者が出たようなので、訓練公開はしていないようでしたが。 各駅停車の列車が来ました。 |
西明石行です |
須磨駅を出るとすぐに、神戸市立須磨海釣公園がありますが、2018年の台風21号で被害を受けて以来、閉鎖中ですねー。 |
どうなるのかな |
どうやら、2024年度から再開する計画らしいので、予算ついたら春から復旧・改修工事を始めるのでしょうか。 沖側の第1・2釣り台を撤去し、陸側の第3・4釣り台と売店などがあった陸上部分の施設をリニューアルするようですね。 JR朝霧駅で降ります。 |
明石海峡大橋 | モルツマーメイド2号 |
海洋冒険家・堀江謙一さんの「モルツマーメイド2号」が展示されています。 サントリー・モルツの生ビール樽を再利用して胴を構成する双胴船です。 1999年、アメリカ・サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジから明石海峡大橋までを102日で航行しました。 てくてく歩いていきます。 -13:00- 「明石酒造類醸造&海峡蒸溜所ビジターセンター」にやってきました。 |
おおー | いいねー | ポットスチルだ |
お、中には結構お客さんおられますね。 11時半から見学だった皆さんですかねー。 見学は、2階で説明を受けるようですが、少し時間があるよなので1階のショップをみます。 おー、いろいろ種類あるのですね。 |
いいねー | 日本酒 ウイスキー ジン リキュール いろいろ |
映像説明があったので、見入ります。 |
ジンよさげ |
15分前になったので、2階に上がりますか。 13時半からの回は5名のようですね。 |
不織布白衣とキャップと資料 | いいスペースですね |
見学前に、「酒蔵見学はしたことありますか?」と聞かれます。 ありますよー。 「蒸溜所見学はありますか?」とも聞かれます。 ありますよー。 「飲食とか、プロの方ですか?」 いえいえ。酒が好きなだけです(笑) 要は、どのレベルで話をすればいいかとのことで確認したのだそうです。 あとの3名は、男性2人組と、女性がお一方。 皆さん、それなりに見学はされたことのある方でした。 -13:30- さて、見学ツアー開始です。 まずは、上着を着ます。 キャップは、「被ってください」と言いますので、まだいいですよとのこと。 蔵の歴史などを軽く説明。 蔵としては1856年(安政3年)創業です。 醤油の製造から始めたようですね。 現在醸造する日本酒の7割(って言っていたかな。9割だったような気も)は、海外に輸出されているそうです。 案内は、社長の米澤仁雄さん。 平日は、他の方が案内するようですね。 |
社長よろしくお願いしますー | 不織布の上着着ていく | いよいよ中へ |
まずは、酒造りです。 今日は日曜日。 土日は仕込はしないそうです。 |
蒸し器 350Lだったかな |
麹室 |
麹室の扉の奥は、前室があってその奥は2室になっているそうで、気温管理のため、外扉を閉めてから内扉を開けるような徹底ぶりをしているそうです。 米を蒸して、麹米として麹菌を振りかけると発酵しますが、その作用で熱を持つそうです。 社長はその熱の暖かさが大好きなので、日本酒主任の目を盗んで触っちゃうそうですが、必ずバレるとか(笑) |
以前使っていた昭和時代のタンク | 砂糖はリキュール用 |
発酵室に入ります。 元はここ醤油蔵だったそうで、屋根裏はその色を残しています。 タンクは、縦長にすることで置く面積を減らし、かつ体積はほぼ変らず。また、冷水を通して温度調節できるものにしているそうです。 |
現在タンクは9本 | 醤油蔵の名残の屋根裏 |
タンク、見せていただけます。 香りをかぐ時は、炭酸ガスが発生しているので、頭を入れないでとのこと。酸欠になりますね。 |
ステージを上がる | おおー |
特別純米のタンクを見せていただきます。 |
いいねー 香りもステキ |
12月27日仕込 尿素非生産性酵母KArg701 精米歩合60% |
協会酵母ですねー。 これまでのタンクと比べても問題ないそうです。 |
生産性上がったそうでうす | 空のタンクも見せていただく 厚みがあるのは水を通す管が入っているため |
深いねー |
洗米は、学校給食室で使われているものを使っているそうです。 蔵によっては、洗米は人の手でというところもあるそうですが、ここでは人の手を使わずできる作業は効率化のため機械や道具に頼るという方針だそうです。 |
洗米機 |
明日仕込む分は、今日の午前中に社員さんが洗米したそうです。 |
米の山 |
米は山田錦が多いそうですが、五百万石も使っているそうです。 搾りは、ヤブタ式で絞ります。 |
まだ新しいっぽい |
ちなみに、酒を搾るのはヤブタ式が有名ですが、この機会を作っている藪田産業は、同じ明石市の会社なんですね。 知らなかったです。 藪田産業の社長さんは、米澤社長もお知り合いだそうで、ちょっとした裏話なんかも。 酒米と麹を見せていただきます。 酒米は、外部で精米したものを入れています。 |
精米歩合30%ほどの酒米 |
こちらでは、冬仕込みはせず、年中通して仕込むそうです。 酒の発酵工程で、温度管理はできますが、湿度管理までは難しいので、麹を仕込む時期は限られてしまい、6〜8月頃は麹を仕込むのは無理なんだそうです。 そこで、先に仕込んで低温冷蔵庫で保管しておくそうです。 |
台にしているのが冷蔵庫 | 麹です | 米麹 |
通年造っているということは、秋酒とかはないんですかねーと聞くと、「ない!」ときっぱりおっしゃっていました(笑) さて、次はウイスキー蒸留です。 |
木桶があるぞ | おー |
明石酒類醸造のウイスキーづくりは、ある意味ニッカウヰスキーにも似ています。 ウイスキーは最低5年は寝かせ、その後出荷となるので、要はつくってもすぐ収益とはならないのです。 ニッカウヰスキーは、りんごジュースや、アップルワインでしのぎましたが、明石酒類醸造は、日本酒で得た収益をウイスキーづくりに投入しているという感じでした。 大麦であるモルトは、京都の会社にお願いしてということだったので、京都ウイスキーをリリースする、京都酒造から仕入れているのかなぁ。 |
モルトです | ノンピートかぁ 片岡物産って抹茶の辻利とかコーヒーのモンカフェ手がけていますね 紅茶のトワイニングとかココアのバンホーテンも |
ウイスキー事業は2017年にスタートさせました。 社長は、当初蒸溜して寝かせておけばウイスキーになるだろうと思っていたそうです。 しかし、そうは上手くいきませんよね。 発酵タンクには、木製とステンレス製を試しているそうです。 |
木製 | ステンレス槽 | いいねー |
糖化は、麦芽と温水を加えて30分もすれば、麦芽に含まれる糖化酵素アミラーゼの作用でみるみる甘い水飴状の麦汁に変化することです。 |
糖化濾過兼用釜 | 順に中を見させてもらいます | 中 |
通常の蒸留所では、2番搾りまでしか使わないそうですが、こちらでは3番搾りまで使います。 1番搾りはそのまま発酵タンクへ。 2番搾りと、3番搾りは、翌日の仕込の温水として使うそうです。 いかにアルコール分をとれるかで、コストが変わるので、取れる分は取っておきたいというのが正直な話だそうです。 発酵タンクは、材質により味わいが変るそうですが、正直こちらでは何が合っているのかわからないので、いろいろ試しているとのことでした。 |
中を見せてもらいます | 木製槽の中 | ステンレス槽の中 |
発酵が進むと、泡だらけになることがあるそうです。 六甲山蒸留所でも泡があふれるって話をしていましたね。 当初、この泡が出た時に、日本酒でも発酵が進むと泡が大量に出ることもあるそうで、その対策として泡を飛ばす扇風機を使うそうです。 ウイスキーの発酵で泡が出すぎた時に、泡消しに日本酒用の泡消し扇風機を持ってきて使ったそうですが、まったく役に立たなかったそうです。 それだけ、同じ酒造りといえども日本酒とウイスキーでは違うのですね。 木製樽は、日本木槽木管という会社でつくってもらったそうです。 羽田空港で、すんごいでかい木製受水槽とかを設置した会社だそうです。 木製樽は、組むのはそう難しい仕事ではないそうですが、樽に使う材料を、いかに乾燥させるかと言うことが重要だそうです。 したがって、発注してから1年半以上は木材の乾燥のため時間がかかるとのことでした。 明石酒類醸造さんでは、ちょうどコロナ禍で操業を止めていたりしたそうで、その時間を稼げたそうです。 ただ、搬入されてからもコロナ禍で操業が控えられていたため、それでは乾燥しすぎて隙間ができ、水漏れするので、一週間に1回とかで水を張って乾燥し過ぎないようにしていたそうです。 |
日本木槽って金具に書いてある |
では、いよいよポットスチルとご対面です。 |
シャッターが開かれます |
おー。 2基のポットスチルがありますね。 向かって左が初溜用、右が再溜用だそうです。 |
おお―ステキ― | いいですねー | 再溜釜 |
2017年に蒸溜を始めて6年目。 そろそろブレンドして商品として出せるのか聞いたところ、最初は1基のポットスチルで初溜と再溜を行っていたので生産量が少なく、今でも日に樽2本とのこと。なので、もし製品化して売りに出してもすぐストックがなくなるので、どうかなぁというところだそうです。 ポットスチルの形により、蒸溜されるアルコールの方向性が決まります。 こちらでは、雑味のないスッキリした味を目指しているのだとか。 それって既存の商品で似たようなものってありますか?と聞くと、社長は、蒸溜して樽に詰めればウイスキーになると思っていたそうですが、熟成とブレンドが決め手になると知ってからは、今寝かしている樽の分だけでは到底すぐに売り切れてしまうし、ゼロからつくるウイスキーの、ブレンダーとして確固たる基準を持てる者がいないのでということでした。というわけで、目指すイメージはあるものの、味は決まっていないということでしょうかね。 サントリーのブレンダーOBさんとかにも助言してもらっているそうですよ。 輿水精一さんとかかなぁ。 以前のサントリー山崎蒸溜所での有料見学ツアーでは、輿水精一さんが動画で解説しながらのテイスティング講座があったのですが、原酒のままで試した後に「加水してみますか」のひとことで加水し、変わる風味もテイスティングするというのがあり、その時は「加水してみますか」がマイブームになりました(笑) ちなみに、NHKのプロフェッショナルで、輿水さんが2006年にサントリーのチーフブレンダーだった頃に出演された放送のDVDを持っています。 さて、このポットスチルを作成したのは、スコットランドのフォーサイス社。 現在世界で最高峰のポットスチルを製作する会社です。 なんでも、今注文しても3年待ちだとか。 明石酒類醸造海峡蒸溜所では、前述のとおり最初は1基のポットスチルで蒸溜をし、後に再溜用にポットスチルを増やしたので、先にあった、現在は初溜用のポットスチルには、本来不要な窓がついています。 |
初溜釜 | 冷やされてアルコールが抽出 | 恐らく世界で一番有名なフォーサイス社製 |
再溜釜に必要な窓は、発酵の泡がどこまで上がってくるかを確認する窓なのだそうです。 縦の管(ヘッド)に上下2つの窓がありますが、下の窓まで泡が上がってきていても大丈夫なようですが、上の窓まで泡が上がってきていたら、結構問題になっていそうで火力を控えめにしたりという措置が必要だそうです。 まぁ、気化して取り出したアルコールではなく、泡になった半液体分が次の工程に行くってことですから、対策しないととなりますね。 |
ヘッド部分 | きれい | サイトグラス |
雑味のない味を出そうとすると、ヘッドが長いとヘッドの部分で蒸気が液体に戻りポットスチルへ逆流するためより軽いライトな香味成分が回収されるようですね。 |
長いヘッド部分 | 蓋はメンテ用 マンホールと言います |
いいねー |
マンホールは、文字通り、Man(人)+hole(穴)で、マンホールから人が入って掃除とかしますね。 スコットランドと日本の気候の違いから、日本ではヘッドから折れ曲がったスワンネックを通り、横引きのラインアームを通るだけではアルコールを採取できないので、冷却する部分を日本で追加しているそうです。 |
シルバーの部分は日本製 |
再溜してできたアルコールは、スピリット・セイフという装置を通し、流れ出る順にヘッド、ハート、テール(日本酒で言う、あらばしり、中取り(中汲み)、責めのような感じかな)のうち、アルコール測定を行い、ハートの部分を次の工程に送るポイントのような装置です。ウイスキーはハートの部分だけがウイスキーになります。 |
スピリット・セイフ | めちゃくちゃ高価なアルコール比重計 | こうやって突っ込んで計る |
以前は、このアルコール比重計でアルコール濃度測定をしていたそうですが、今は機械でできるようになったので、使っていないそうです。 スコットランドでは、この装置を通るアルコールは課税対象で、税務署・税関の管轄にあり、人が勝手に触れられないように、ガラスケースに入り、鍵がかけられていますが、日本では違うので飾りになっていますね。 |
フックかけて棒を通して鍵かけるそうです |
まぁ、職人が勝手に飲まないようにというのもあったそうですが。 蒸溜されたものをニューポットと言います。 透明な、一般的に知っているウイスキーの香りはまったくしないものです。 加水すると、風味がいいそうで、最近はニューポットを売り出している蒸溜所も多いですね。 まぁ、樽熟成を何年もしなくても、すぐ売り上げとなるというところでしょうか。 個人的には、ニューポットを飲んで楽しもうという気は起こらないなぁ。 樽は、栗とホワイトオーク(と言っていたような)を使っているそうです。 |
樽 | いいねー |
ちなみに、樽はどこで貯蔵しているのかというと、ここではなく、もっと街中のほうだそうです。 最後に、記念撮影していただけました。 |
わーい |
そして、見学を終え、ショップ2階に戻り試飲です。 あら?ジンの蒸溜は見られなかったなぁ。 試飲は、 ・日本酒 純米大吟醸原酒 明石鯛 ・ウイスキー 波門アブレンデッドウイスキー ・ジン 東経135度兵庫ドライジン ・リキュール 吟醸柚子酒 明石鯛 となっております。 |
テイスティングノート付 | 順番違うけど瓶 |
明石鯛の鯛の絵は、元々はお腹を突き出し、背を反るような鯛だったそうです。 イギリスに進出しようとしたときに、向こうでは明石鯛が一番おいしくなさそうに見えたとのこと。なぜかというと、背を反る鯛は、死んでいる鯛に見えたからということでした。 そこで、フランス人デザイナーに描いてもらったのが、今の鯛だということです。 視覚的に判断されるのは、海外では重要と言うことで、ラベルの文字の配置などはかなり計算されているようです。 また、日本酒は種類ごとにキャップの色を変えているとのことでした。 ウイスキーは、これまでは海外でしか発売していなかったようです。 波門アは、スコットランドの原酒と、ここで蒸溜したものをブレンドしている模様。 ちょうど、先月から日本でも売り始めたみたいですね。 「海峡蒸溜所」と言う名前はかなり苦労してつけたそうです。 登録商標をどうやってとろうかという苦労があったそうです。 最初は、「明石海峡蒸溜所」としたかったそうですが、一般的な名前の組み合わせで登録できないということに。 さらに、蒸溜所の名前は決まったものの、明石酒類醸造とまた別の名前、「海峡蒸溜所」で酒を出そうとしたもんだから、国税のほうからいろいろ指摘を受けたとか。 |
で併記するラベルに |
ウイスキーの波門ア、テイスティンググラスに注がれているのは、ほぼ透明と言っていいほど。 ん?間違っていませんか?と言いたくなるほどの色ですが、香りと味はちゃんとウイスキーでした。 その疑問を感じ取ったのか、社長からちゃんと説明がありましたよ。 100%海峡蒸溜所製のウイスキーが早くできるといいですねー。 ジンを造って、ヨーロッパで売り出そうとしたときは、やめとけって最初言われたそうです。 イギリスではジンが人気で、450以上の蒸溜所があるそうです。 そこに新規参入しても・・・。と言うのが、現地のバイヤーの声だったそうです。 しかし、その後、サントリー六などが出て、それを飲んだイギリス人たちからも、「ジャパニーズジン、意外といけるかも」ということで、できたのが、東経135度。 こちらもこれまでは海外でしか発売されていませんでいたが、1年ほど前の2021年11月より国内販売を始めたそうです。 社長に、ジンの工程は見れなかったのですか?と聞くと、「言ってくれていたら見せたのに」とのこと。 なんでも、ジンの工程のほうへの道に、モノがたくさんあって今日は通れなかったようですが。 次回、来るときは「ジン造りの見学もしたいです」と予約時に主張してみよう。 ということで、試飲と、楽しい社長のお話は終了です。 また来たいなぁ。 1時間の予定が、1時間半ほどおつきあいいただけました。 ありがとうございますー。 1階に降りて、有料試飲をします。 AセットとCセットにします。 有料試飲は、商品を購入するとその分キャッシュバックがあります。 |
用意してもらいます |
隣では、15時半からの見学ツアーの準備をしていますね。 お二人の模様。 上で我々が時間引っぱったからですかね。 それとも2人だからかなぁ。 A、B、Cそれぞれのセットは、6種類の中から3種類を選びます。 |
Aセットは特別純米 しぼりたて 純吟の日本酒セットで | スペシャル2種類を両方セレクトしてみました | Cセットは 波門アピュアモルト 東経135度兵庫ドライジン モスバーンスペイサイドブレンディッドウイスキー |
モスバーンは、この海峡蒸溜所を開設するにあたり、オランダのモスバーン社から資金援助を受け、フォーサイス社製のポットスチル1基を導入した経緯があるからでしょうね。 モスバーン社はスコットランドのスカイ島に開設したトラベイグ蒸溜所も所有しています。 トラベイグ蒸溜所とは姉妹蒸留所の関係にあたることから、米澤社長もトラベイグで研修を受けた経験を持つそうですよ。 ということで、有料試飲スタッフの皆さん楽しい方ばかりで、最後にいろいろ大量購入したらおまけもいただけたり。 大半は、持って帰るの重いので、宅配にしました。 -16:00- では帰りますか。 13時半から1時間くらいで試飲含めたツアーが終わる予定が1時間半くらい。さらに1時間ほど有料試飲を楽しみましたね(笑) |
また来よう |
てくてく歩きます。 |
明石海峡大橋 |
昔、おしくらまんじゅう状態で亡くなった方も出た陸橋を渡りますよ。 |
最近韓国でも似た事故あったなぁ | JRとR2を越える |
JR朝霧駅から各駅停車に乗ります。 |
来ました |
明石海峡大橋を眺めながら帰ります。 |
いいねー |
そして、JR須磨駅で快速を待ちます。 |
夕暮れの須磨ビーチ |
ソラシドエアの飛行機が神戸空港に着陸するようですね。 |
ボーイング737-800かな |
快速がやってきました。 |
米原行き |
JR三ノ宮駅で降ります。 -16:55- てくてく歩いて、神戸阪急へ。 9階催場で開催されている「第71回神戸市小・中・特別支援学校書初展」を見ていきます。 misenさんの教室のお子たち何人かが賞とったようです。 神戸市内の各小・中学校で行われる書初会で選ばれた、小学校で各学年4点、中学校で各学年5〜6点が展示されているそうで、その中で金賞、銀賞、銅賞が選ばれています。 おー、すごいねー。 |
書初展 | ほほう | 書初めかぁ |
てことで、終了。 ちょっと休憩して帰りますか。 -17:15- 「にしむら珈琲店」阪急前店に入ります。 何しよかなー。 モンブランとタルト・オ・フレーズをオーダーしました。 |
それとブレンドコーヒー |
美味しゅうございましたー。 にしむら珈琲、昔からありますけど、久しぶりに寄ったな。 阪急・神戸三宮駅から阪急・西宮北口駅へ。 乗り換えて、阪急・小林駅で降りて、てくてく歩きます。 -18:45- 帰宅しました。 買ってきたもの、みてみましょう。 |
Tシャツ 前掛け 日本の蒸溜所の本 海苔 | トラベイグ蒸溜所のチェイサー入れるのとか明石鯛のぐい飲み | トラベイグ蒸溜所の名入り |
おまけでいただいたのは、布製のラベルでした。 |
すごーい 一升瓶用と四合瓶用 |
後日、発送した購入品が到着しました。 |
いろいろあるよ |
ビジターセンター限定酒が2種類、ウイスキーの波門ア、ジンの東経135度、リキュールの明石鯛、あまざけ、酒粕。 いやぁ、いろいろ楽しめますね。 明石酒類醸造の見学は、予想以上に楽しかったです。 社長をはじめ、社員皆さんの人柄がいいのも一因かな。 また必ず伺おう。 楽しい時間をありがとうございましたー。 |
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