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「御酒印帳」というのがあります。 「御朱印」ではなく「御酒印」です。 仕掛け人は、1845年(弘化2年)創業の京都の紙問屋「柿本商事」です。 酒蔵でもない紙問屋の同社では、古くから出版や印刷用の紙を取り扱っていたものの、デジタル化の影響で需要が低迷しており、神社用の御朱印帳と酒のラベルを手掛けていたことから、両者を掛け合わせた御酒印帳というアイデアが生まれたそうです。 御酒印帳公認蔵に伺い、お酒を1本購入して、御酒印帳に貼る日本酒ラベルをいただく。 右側には自分で蔵元や酒の特徴、思い出などを自由に書き込めるようになっています。 2017年(平成29年)に関西を中心に全国80の蔵でスタートし、2024年10月13日現在、256の蔵が参加しています。(こちら) ちなみに、国税局が令和6年6月に発表した、令和4酒造年度の日本酒製造場数は、1,141となっていました。 1/5くらいの蔵が参加しているって感じでしょうか。御酒印帳公認蔵には、焼酎蔵もあるので一概には言えませんが。 柿本商事さんの手掛ける御酒印帳のSNSではいろいろと情報を上げてくださっているのですが、共立トラベルって関東系の会社主宰のツアー情報がたまに出て、東京方面がメイン。 関西でもないのかなぁと思ったら、あるにはあるのですが、関東からのお客さん中心のツアーのようなので、うーん。 他にないかと探すと、じゃらんでも徒歩ツアーとかあるのを発見。 8月14日 9月は既に色々と予定が入っているので、10月中旬ならいけるかな。 888(トリプルエイト)ツアーというところで、「【神戸】サマーSALE!!日本一の酒処、灘の酒蔵をガイドと巡る街歩きツアー」というのに10月13日で申込んでみた。 阪神・魚崎駅集合で、3つの酒蔵をめぐり、試飲しながら最後は「灘五郷酒所」で解散となります。 以前、「神戸アートマルシェ」に行ってみた時に「Art meets SAKE」として剣菱の酒でハイボールを提供していました。 その時に、「灘五郷酒所」をオープンしたと聞いていたので、一度行ってみたかったのですよね。 ツアーには、各酒蔵でのガイド料と入場料 各酒蔵自慢の日本酒10杯程の試飲代金が含まれているとのこと。 最低5人集まらないとだめなようですので、集まってくれるといいなぁ。 今回巡る3つの蔵は、御酒印帳公認蔵なので、御酒印(ラベル)も授かれますね。 ツアー内容の詳細は以下のとおり。
とのこと。 10月2日 今回はmisenさんといっしょに行こうと思っていたのですが、足の疲労骨折で満足に歩けないとなり、一人分キャンセルするかどうか考えましたが、カニツアーにいつもいっしょに行く後輩たちに声を変えたところ、後輩むーちゃんが行けるとのことになり、後輩むーちゃんと2人で参加することになりました。 後輩むーちゃんと乗る電車をあわせて、集合場所の阪神・魚崎駅までにどこかで合流できるでしょうということに。 10月13日 当日です。 10月も半ばというのに、なかなか涼しくならないですね。 かといって、夜は飲んで帰るかもだし、半袖は厳しいのかな。 長袖Tシャツ着ていこう。 -11:45- では行きますか。 家出てから気づいた。御酒印帳持って行くの忘れていた! すぐさま取りに帰ります。あぶねー。 -11:55- てくてく歩いて、阪急・小林駅へ。 |
小林ー | 乗る予定の電車 |
予定通りの阪急電車に乗ります。 多分、後輩むーちゃんはこれに乗っているでしょうけど、どこかで会えるから連絡しなくてもいいかな(笑) -12:10- 阪急・西宮北口駅で、今津線に乗り換えます。 |
今津行 |
阪急・阪神国道駅の固定柵センサは10月18日から供用開始だそうです。 |
ホームゲートではなくセンサのみ |
-12:25- 阪急・今津駅で降り、阪神電車に乗り換えです。 今日は、阪神タイガースクライマックスシリーズですね。 甲子園球場に向かう人が多くいました。勝ってほしいものです。 阪神・今津駅でトイレに行って出たら、ちょうど後輩むーちゃんと遭遇。 ホームに上がり、各駅停車が来ましたがスルーします。 |
大阪方面のホームは日差しがきつい |
-12:30- 次に来た、快速急行に乗りますよ。 |
近鉄の奈良公園ペイント |
-12:40- 阪神・魚崎駅に到着しました。 改札を出ると、目の前に「灘は日本一の酒どころ」の看板があります。 ここが集合地点ですね。 |
集合地点 | 灘五郷への案内 |
看板の前で待っていたら、なにやら同じようなものを持った人が多数通ります。 なんだろう。「阪急×阪神×北急 ナゾときっぷ2024」ってミステリーツアーのようですね。 阪神・魚崎駅でもなんかあるようで、「灘は日本一の酒どころ」を見てメモしていました。 しばらくすると、ガイドの方が来られました。 今日は8人参加だそうです。 -13:00- 集合時間になりました。 大阪からのご夫婦、女子4人組、そして我々です。 では出発です。 ガイドさんの案内を聞きながらてくてく行きます。 R43をくぐります。 |
清流くぐりって名がついています | 天井低い 高さ制限1.8m |
ここ、めちゃくちゃ天井低いですが、車も通れる道だそうです。 南側に出ると、「サクラゴルフガーデン」ってゴルフ練習場がありますが、ここの親会社は「櫻正宗」だそうです。 酒造業で財を成して、地元に還元というところなのでしょかね。 |
サクラゴルフガーデンです |
ちなみに、芦屋市に、フランク・ロイド・ライト設計の、旧山邑邸がありますが、これは、櫻正宗の八代目当主山邑太左衛門の別邸として1924年(大正13年)に建てられたものです。 1947年(昭和22年)に淀川製鋼所(ヨドコウ)が購入し、1971年(昭和46年)にマンションへの建替を検討しましたが建築史研究者らの保存要望を受けて取りやめ、「ヨドコウ迎賓館」として一般見学もできます。 灘五郷は、時代により変遷がありますが、近代灘五郷は東から今津郷、西宮郷、魚崎郷、御影郷、西郷の5つの地区、27の蔵(内一か所はみりん蔵)があり、日本酒国内生産量の25%を占めます。 灘五郷が栄えたのには、5つくらいの理由があると言われています。 まずは水。「宮水」の発見があります。 1837年(天保8年)、一説には1840年(天保11年)、櫻正宗の六代目蔵元であった山邑太左衛門が摂津国西宮(現兵庫県西宮市)で発見したとされます。 山邑太左衛門は西宮と魚崎で造り酒屋を営んでいたのですが、双方で造る酒は、他の工程をすべて同じにしても味が異なったため、その原因を追究すると、山邑太左衛門は「西宮にある梅ノ木蔵の梅ノ木井戸の水にある」と結論し、これを以て「宮水の発見」としています。 そのため、今でも魚崎郷から宮水を汲みに行き使っているとのことです。 宮水は麹や酵母の栄養分となるミネラルが豊富で、酒造りには理想の水で、硬水となっており「灘の男酒」と呼ばれるほどです。 米については、現在でも国内シェア80%となる山田錦に代表されるように、古くから良質な米が育つ穀倉地帯であったこと。 その米を精米するのには人力では限界があり、六甲山系から流れ来る川の水流を利用した水車を使ってできたこと。 丹波地域の、日本三大杜氏のひとつである、丹波杜氏の技術が生かされたこと。 日本三大杜氏とは、岩手県の南部杜氏、新潟県の越後杜氏、そして兵庫県の丹波杜氏です。 また、海の近くで、江戸への流通に適していたこと。 これがあったので、江戸への「下り酒」として大いに流通したのですね。 そういった理由からだそうです。 |
櫻正宗 |
-13:05- ツアーにはないですが、「櫻正宗記念館」に寄るそうです。 |
おー |
試飲2種類できますよ。 こちらは、御酒印帳公認蔵ではないので、試飲に留めておきます。 |
秋あがり | スッキリ |
櫻正宗は、1625年(寛永2年)兵庫県荒牧村(現・伊丹市)にて創醸し、1717年(享保2年)に魚崎へ移転し酒造専業となりこの年を「創業」としています。 前述したように六代目当主・山邑太左衛門は酒の仕込み水として宮水を発見。 また、1906年(明治39年)には官立醸造試験所の技師・高橋偵造によって櫻正宗酒母から分離された櫻正宗酵母が日本醸造協会より「協会一号酵母」として全国に頒布されました。 というわけで、試飲も櫻正宗 純米大吟醸 協会1号酵母がありました。 |
櫻正宗記念館 櫻宴 | 上は資料館かな |
中をじっくり観る時間はないですねー。 |
フォトスポット | また来ましょう |
試飲を済ませ、先に進みます。 |
浜福鶴の煙突 |
-13:15- 「小山本家酒造 灘浜福鶴蔵」にやってきました。 |
灘浜福鶴蔵です | 世界鷹小山家グループなんだ |
「小山本家酒造 灘浜福鶴蔵」の創業者・小山屋又兵衛は、1763年(宝暦13年)に播州・宮北村(現兵庫県播磨町)で生まれ、灘・伊丹・伏見で酒造りの技術を習得し、1780年ごろ関東地方へ移住します。 足立郡白幡村(現・さいたま市南区白幡)にて酒造業を開始し、後の1808年(文化5年)、武蔵国足立郡指扇村(現・さいたま市西区指扇)にて、酒造蔵を建設したことで「小山本家酒造」の始まりになりました。 1970年代より全国の清酒メーカーを合併・買収する形で発展、「世界鷹小山家グループ」として全国に5つの酒蔵を有しています。 現在の「浜福鶴」は明治初期(1900年頃)から灘で酒造りを営み、当時は「大世界」という銘柄を造っていたそうです。 その後、太平洋戦争中の国の企業整備により一旦解体、終戦後の1950年(昭和25年)に「福鶴」を名乗り酒造業を再開し、1989年(平成元年)には「世界鷹小山家グループ」へ加入しました。 1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災にて蔵が全壊しましたが、幸いにも、日本酒造りの生命線である井戸水は枯れることがなく、地域一丸となって事業再開を目指すこととなり、翌年に蔵を再建し、「浜福鶴銘醸」として現在に至ります。 |
阪神・淡路大震災でも枯れなかった井戸 |
でもこの井戸は、今は使っていないのだとか。 中に入り、吟醸工房を見学します。 |
でかい樽状の入口 |
灘五郷の絵地図がありました。 いろいろと見学していきますよ。 |
時代によって少しずつ変わっています | 蒸器かなぁ |
米のサンプルもありますね 浜福鶴さんでは「愛山」を使っているのだとか |
酒母タンクかな |
醪の体感がありました。 |
香りと音を体感 |
貯蔵タンクが並んでいます。 |
縦長だね | 昔は人力だもんなぁ |
見学終わって試飲させてただきます。 こちらには、86歳・勤続69年でいまだ蔵の案内をする元杜氏の宮脇米治さんがおられます。 5種類くらい試飲させていただきましたかねー。 齢80を過ぎてもなお軽快な口調で、蔵の名物案内人となっています。 |
空蔵 灘の生一本 米治 |
米治は、宮脇米治さんの名からとった銘柄です。 蔵への貢献度がわかりますねー。 そして、御酒印帳がありますーとお酒も購入。 有料試飲もしましょう。 |
生原酒空蔵3種セットにしよう | きき酒処 |
宮脇米治さんが入れてくださいました。 |
山田錦 雄町 愛山 | おー |
愛山は、比較的新しい酒米で、1949年(昭和24年)に兵庫県立明石農業改良実験所で誕生しました。 酒米の王様「山田錦」と原生種である酒米「雄町」を祖父母に持ちます。 そして、山田錦と雄町を掛け合わせた酒米「山雄67」を父方、雄町系譜の酒米「愛船117」を母方として誕生しました。 両方の頭文字を取って「愛山」と名付けられたとのことです。 宮脇米治さんが何か持ってきてくださいました。 |
仕込水だそうです |
では、次へ。 魚崎という地名の由来は「五百崎」(いおざき)だそうです。 所説あるそうですが、「摂津名所図会」には神功皇后の征韓の際、諸国に命じて船を作らせ、武庫の水門に500隻が集まったからだということです。 そして、このあたりが漁業を行った所から、魚の集う崎=魚崎となったようですね。 日本酒には櫻正宗、菊正宗など「〇〇正宗」という名の酒が多いです。 その元となったのが櫻正宗ということだそうです。 灘五郷の酒蔵では、元々「助六」や「猿若」など歌舞伎役者に関する酒銘が多く、櫻正宗も創業の頃は俳優の名に由来する「薪水(しんすい)」と言う酒銘で流通していました。 しかし、酒銘が女性的で酒客の嗜好に投じないとの理由から、六代目・山邑太左衛門が山城国深草(現・京都市伏見区)の元政庵瑞光寺住職を訪ねた時、机の上に置かれていた経典に書かれた「臨済正宗」の文字を見て、「正宗(セイシュウ)」が「清酒(セイシュ)」に語音が通じる事からも、1840年(天保11年)に「正宗」を酒銘としたそうです。 当初はセイシュウという読みが正しい読みでしたが、マサムネという読み名で親しまれていたためマサムネが一般的に定着したようです。 1884年(明治17年)、明治商標条例が制定されると、正宗を正式に商標登録を申請しようとしましたが、櫻正宗の正宗人気にあやかり、他にも多くの蔵元が正宗の名を名乗り出た(まぁ、今で言う「偽ブランド」ですかね)ために「正宗」が「最上等の酒」の代名詞、普通名詞として扱われたため受理されず、国花である櫻花一輪を冠し「櫻正宗」と名付けられ今日に至るそうです。 日本酒は、当然蔵から出荷される時は一定の品質で出されるのですが、客の手に届く際には販売者が水増ししているということもあったそうで、酒瓶が未開封と言うことがわかるように紙で封印をするというのも山邑太左衛門が考え出したことだそうです。 |
てくてく歩いていきます |
このあたりは、「酒蔵通り」と称して、景観もそれなりに配慮されているようです。 ローソンや、キリン堂が一見、くら寿司のようにも見言えてしまいますよ。 |
キリン堂 | ローソン |
住吉川を渡ります。 先ほど、灘五郷が栄えた理由で、米を精米するのには人力では限界があり、六甲山系から流れ来る川の水流を利用した水車を使ってできたことが挙げられていましたが、まさしくこの住吉川の中上流に大量の水車群が設けられ、製粉業や下流東西の灘五郷酒造用精米業が発達していたそうです。 しかし、1938年(昭和13年)の阪神大水害による氾濫で水車小屋群は破壊し尽くされ、その時には非水車動力普及もあり、以後衰退消滅に至ったそうです。 |
そこはもう海 | 上流側 | 今は当時の面影はもいないね |
上を六甲ライナーが走っています。 六甲アイランドを走る、いわゆる新交通システムですね。 人工島の六甲アイランドは、1988年(昭和63年)に街びらきをして、1990年(平成2年)に六甲ライナーが開通しました。 小磯良平の美術館とか、神戸ファッションマートや神戸ファッションプラザが開業当初は人気でしたが、近年はちょっと客足が少なくなってきていました。 しかし今年、播磨地域を中心とする、自然食品・オーガニック製品に力を入れる「YAMADA STORE」が進出したそうで、これが人気らしいです。 サーバー型のワイン販売機があったりとからしく、そういえば職場の人たちも言っていたなぁと。 川を渡ると、菊正宗さんですね。 |
松林の向こう | 菊正宗の看板が見えます |
-13:55- 「菊正宗酒造記念館」にやってきました。 |
菊正宗酒造記念館です |
入口には、ヴィッセル神戸のユニフォームとかあります。 先日現役を引退した、アンドレス・イニエスタが菊正宗アンバサダーに就任していて、よく来ていたそうです。 |
菰樽 | エントランス |
古い看板がありました。 |
菊正宗 | 明治末期から昭和16年頃まで大阪支店に掲げていたもの |
中林悟竹という、明治期の書家が揮毫したそうです。 |
灘五郷のわかりやすい図 | パンフレトいろいろ |
まずは、「樽酒マイスターファクトリー」を見学するそうです。 てくてく移動します。 |
参考室ってなんだろう |
江戸時代の「下り酒」は、上方で生産され、大消費地江戸へ輸送されたものでした。 酒は杉樽に入れられ、樽廻船に積まれて輸送されました。 江戸後期には平均10日ほどで輸送できたそうです。 その間に、杉の香りが酒に移り、また上質なものとなったのも、当時の灘の酒の人気のひとつだったようですね。 係の人に連れられてエントランスへ。 中は撮影禁止とのことです。 |
「樽酒マイスターファクトリー」です |
菊正宗では、吉野杉を使い樽生産をしていたそうですが、恐らく関連会社か下請けさんだったのでしょうね。 後継者不足となってきていたようで、菊正宗自身が樽作りを絶やさぬよう、本気で取り組み、社員として樽職人を育成し、樽生産をしているのが、この「樽酒マイスターファクトリー」です。 2017年(平成29年)年にオープンしました。 今日は日曜で作業がないので、係の人が動画を見せてくれたりしながら説明をしてくださいます。 吉野杉は、節があるとそこから漏れが出たり、樹液が出たりと何かと不都合があるので、杉山の管理から徹底して行うそうです。 具体的にはできるだけ密集させて、細いうちに枝を払っていくというもの。 樽は釘や接着剤を一切使わずつくられます。 杉の断面は、外側が白く、中心側は赤味を帯びていますが、その境界あたりが上質の部材とされれいます。 板材として切り出しますが、円柱形に組むため微妙に反りを削って出し、また上から下に向かって少しすぼんでいることもあって、なかなか難しい加工をします。 それも人力で行うので、職人さんの技術が求められますね。 また、それらを加工する道具も独特なもので、職人さんたちが自分で手入れしたり修理したりするそうです。 樽の周りの竹を、「箍(たが)」と言います。 「タガが外れる」とかの箍ですね。 10mほどの1本の竹を割って紐状にしていきますが、これも職人さんの手で行います。 まっすぐ割るだけでもかなりの経験が必要だそうですよ。 ちなみに、今日は作業はないですが、竹が多く作業場にありました。 竹は年に2〜3回搬入されるそうで、担当の係の方もここに配属されて5カ月だそうですが、竹があるのは初めて見たとのこと。 ガイドさんも珍しいと言っておられました。 樽は四斗樽で、側板を10〜11枚使うそうです。 そして、箍で締めますが、はめてからのハンマーを使ってのある程度の締めは職人さんの手で行いますが、最後の締めは機械を使っていました。 樽タガ締め機ってのがあるんですね。 一度使った樽はどうなるのかを質問された方がおられました。 日本酒の樽としては二度使いはないとのこと。ただ、味噌樽や醤油樽に転用すると言うのはあるようです。 菊正宗では、シェリー酒樽に日本酒を入れて香りづけをするというのもやっているそうです。 菊正宗が江戸時代に所有していた樽廻船には、四斗樽が2,590個積めたそうです。 10,360斗=103,600升なので、一升瓶10万本分ってすごいですね。 というわけで、「樽酒マイスターファクトリー」は終了。 一旦、「菊正宗酒造記念館」に戻ります。 |
エントランスの陶器樽 | ポンプ |
ここで試飲しますよ。 |
樽酒の試飲です |
あー。杉のいい香りですねー。 こういうのもいいですねぇ。 引き続き、一般の試飲もいただいちゃいます。 |
試飲カウンター | れもん冷酒と生もとひやおろし | 灘のiippon生一本 |
-14:40- 再度入口に集合します 続いて、ツアーの予定にはないのですが、ガイドさんが組み込んでくれた「盃展示館」を見学します。 違う方が案内してくださいますので移動です。 |
嘉宝蔵ってのもあるんだ | 菊正宗! |
菊正宗では。いろいろな杯を収集していたそうで、それを分類し展示するのがこちらです。 2022年(令和4年)にオープンしました。 |
盃展示館です |
日本で杯専門の美術館は、こちらと、岐阜県多治見市の「市之倉さかづき美術館」しかないとか。 そして、「盃展示館」の収蔵物の分類には、その「市之倉さかづき美術館」の館長にご協力いただいたそうです。 分類の際に価値のありそうなものがないか聞いたそうですが、「ない」とのことだったそうです。 |
おー | 盃じゃないけど酒器いろいろ | 銘品もあります |
酒造りの歴史と共に説明いただきます。 最初の酒は、今のような醸造技術なんてなかったので、人為的に造る酒の発祥は口噛み酒であるという説があるようです。「君の名は」ですねぇ。 デンプンを持つ食物を口に入れて噛むことで、唾液中のアミラーゼがデンプンを糖化させる。それを吐き出して溜めておくと、野生酵母が糖を発酵してアルコールを生成する。といったことですね。 アルコール度数は低い酒しかできないようです。 |
有田焼とか九谷焼 | 面白いのいろいろ | 変ったの |
かわり盃 | いろいろあるんだね |
「並行複発酵」での清酒の生産技術ができ、室町時代には三段仕込みによりアルコール度数の高い原酒がつくられるようになっても、江戸時代まではアルコール度数を5%程度にするため加水して飲んでいたそうです。 ひとつは、精米歩合が80%以下というのが技術的に難しかったため、雑味がありすぎて加水しないと美味しくなかったようです。 なので、江戸時代の大酒飲みが大杯で飲むようなのはアルコール度数が低いので飲めたってことのようですね。 |
長柄の銚子と提 |
長柄の銚子と提は、ひな人形の三人官女が持っていますね。 長柄の銚子が盃に注ぐもので、提(ひさげ)は、長柄の銚子に酒を入れるものだそうです。 神前式の結婚式などでは、時間的に余裕がないので提で注いだりもしますねってことでした。 酒器は、もともとは杯もなく器の回し飲みをしたり、杯があっても素焼き(須恵器)のものを使っていたようです。 それが鎌倉時代になり、六古窯(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)のような施釉の上、登り窯などで燃焼温度を上げ焼き締めるような技術が発達すると、水に強い、また大きな陶器ができるようになり、杯や徳利などのバリエーションが増えました。 |
今や全国に焼き物の郷が |
「杯ですが、皆さんは何で飲まれますか?ぐい呑みですか?お猪口ですか?」と聞かれます。 そういえば、ぐい呑みかなぁ。 ぐい呑みとお猪口の違いって何かというと、大きさと使う用途が違うってことのよう。 「ぐい呑み」は文字通り、「ぐいっと呑む」や「ぐいっと掴んで呑む」などからきているとされていて、一般的には1〜2口では飲みきれないサイズのものが多いですね。 「お猪口」は徳利とセットで使われることが多く、「ちょく(猪口)」が転じた言葉であるとされています。 「猪口」とは、ちょっとしたもの表す「ちょく」や、飾り気のない安直なことを意味する「直(ちょく)」が語源と考えられていて、お猪口も一口で飲み干せる程度のサイズが一般的ですね。 日本はお酌する文化があるので、一口で飲みきれるようなサイズはお猪口、一口で飲みきれず、ぐいぐい飲むような場合はぐい呑みってことでしょうか。 お酌文化というところでは、フォーマルな宴席ではお猪口なのなかなと思います。 |
ちょっとグラスもあった |
てことで、「盃展示館」も終了。 再び「菊正宗酒造記念館」に戻ります。 「菊正宗酒造記念館」は、御影の本嘉納家本宅屋敷にあった1659年(万治2年)築の酒蔵を、1960年(昭和35年)に現在地に移築して開館しました。 国の重要有形民俗文化財に指定された「灘の酒造用具」を含む所蔵品を展示していましたが、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で全壊しました。 しかし、所蔵品は手作業で回収したところ多くが無事であったり修復可能であったため、鉄筋コンクリート造で再建し、1999年(平成11年)に再開館したものです。 国の重要有形民俗文化財に指定された酒造資料566点を含め、多くの資料が展示されています。 近代化産業遺産にもなっていますね。 再び試飲があります。 |
準備中 | ぐい飲みとお猪口 | 同じ酒を飲み比べます |
器で味が変わるかという試飲です。 酒が空気に触れる面積が違ったり、一口で飲むかどうかというのでの違いもありますね。 甘味が違うとか味が確かに違うという意見もありました。 その後、しばし自由行動です。 有料試飲もありますね。 御酒印帳ありますーとお声がけして、お酒も買います。 純米樽酒ですよ。 御酒印帳にはラベルを貼ってくださるそうです。 2種類の有料試飲ができます。 お猪口をいただき、コイン製でサーバーから注ぎます。 |
スタートセット | いろいろありますね |
純米大吟醸の嘉宝と、シェリー樽大吟醸をいただきました。 お猪口はいただいて帰れます。 資料館も観ていきます。 |
会所場 | 仕込樽 | 洗場 |
会所場は蔵人の休憩所ですね。 |
もとづくり | 槽場 撥ね木式ですね |
本店蔵の模型 |
本店蔵では最上級の酒が仕込まれたそうです。 |
井戸がありました |
それでは次へ。 てくてく歩いていきます。 |
ビール工場のタンクのようだ |
灘の酒は全国シェアの25%と言われています。 そこでガイドさんは東京に行ったときに、25%なら必ずどの店にも1本は灘の酒があるだろうと、何件かの店で聞いたそうですが、ちゃんとあったそうです。 でも、イメージとしては大量生産酒なんですよね。シェアがあるってことは。 白鶴「まる」とかパック酒のイメージが強いのかも。以前、関東の方にも「灘の酒って美味しいのあるの?」と言われたこともありましたし。 日本の三大酒処といえば、京都・伏見、広島・西条、兵庫・灘ですが、江戸時代の日本酒三大銘柄は?という話に。 灘の正宗(櫻正宗)、兵庫県伊丹市の剣菱、北海道の男山、だそうです。 男山も元は伊丹の「木綿屋山本本家」の酒だったようですね。 その名は、京都府八幡市にある「男山八幡宮」に由来します。 「木綿屋山本本家」は、商標登録などない時代に、全国に正宗や男山のついたあやかり銘柄が乱立したことや、文化文政年間(1804〜1830年頃)の灘酒ブームに押しやられ明治初期には廃業。 先の「正宗」が商標登録できなかったように、「男山」も「清酒」の代名詞として、普通名詞化されていたため商標登録できなかったそうです。 その後、昭和時代の半ばに、北海道の山崎酒造が伊丹の「木綿屋山本本家」の末裔を訪ね当て、正当男山を北海道旭川市で復活させることになったそうです。 確かに、今も全国に「男山」ありますよね。 -15:55- 「白鶴酒造資料館」にやってきました。 |
酒!はくつぅ〜る〜♪ | 酒造資料館へ | 木が立派 |
こちらは、大正初期に建造され、1969年(昭和44年)まで本店壱号蔵として稼働していたそうです。 こちらも近代化産業遺産になっていますね。 |
では入ります | フォトスポット |
ここではしばらく時間をとるとのことですので、資料館を見学しますよ。 昔ながらの酒造りの工程を一通り見ることができます。 |
でかい桶 | 人力頼みの工程 | ひねり餅 |
蒸米の具合を見るのに、型にいれてひねり餅にしたそうです。 |
精米歩合の現物とか | 白鶴錦って米があるんだ | 山田錦よりは稲が短い |
1995年(平成7年)に、白鶴酒造は「山田錦に勝るとも劣らない酒米を生み出す」という志のもと、新しい酒米の開発に取り組み始めました。 「山田錦」の母にあたる「山田穂」と「渡船2号」(父にあたる「短稈渡船」は現存せず、近縁種である「渡船2号」を選抜)を交配させ、「山田錦」の兄弟品種を作るというアプローチで開発を進めたそうです。 公的機関の協力のもと、数百系統におよぶ米を収穫。その中から優れた米100系統を選んで栽培し、そこからさらにより優れた米を選びぬく、といった選抜固定の栽培を繰り返し、開発開始から8年目の2003年(平成15年)、山田錦にも劣らない品質の米が誕生しました。 この品種は「白鶴酒造が育て上げた期待の米である」という意味を込め「白鶴錦(はくつるにしき)」という名前を付け、2007年(平成19年)に農林水産省にて品種登録されました。 |
櫂割で蒸米をむしろに広げる | 麹室 | 詳しく解説 |
酒母づくり | 桶も今では樹脂製だなぁ | 最終段階 |
菰樽の菰 | 日本遺産 伊丹諸白と灘の生一本 |
白鶴の歴史 |
白鶴錦は、白鶴だけが使っているのかと思ったのですが、高木酒造「十四代」や、相原酒造「雨後の月」、亀の井酒造「くどき上手」、清水清三郎商店「作」など名だたる酒にも使われているそうです。 |
そうなんだ |
試飲しますよ。 |
利き酒コーナー | 近づけると自動で出る |
同じコーナーの中に、有料試飲のサーバーもありますね。 じゃぁ御酒印帳の1本といっしょに購入しますか。 |
山田穂とか白鶴錦 | 神戸大学と共同開発の「神のまにまに」 | 灘の生一本 |
「灘の生一本」は、灘酒プロジェクトによる統一ブランド商品です。 灘五郷酒造組合員(25社)の内、今年は参加8銘柄(沢の鶴・剣菱・白鶴・菊正宗・櫻正宗・浜福鶴・白鹿・大関)の蔵元で9月に一斉発売されています。 兵庫県産米のみを使用して醸し上げた純米酒で、参加各社の香りや味わいが一目でわかるよう、酒質審査で認められた酒質表現のみをラベルに表示しているので、各社の特長を飲み比べて楽しめるとのことです。 結局チョイスしたのは、ひやおろしでしたけど(笑) 御酒印帳ありますーとお酒と共に、有料試飲もお支払い。 こちらもお猪口をいただき、コインも2枚いただけます。 御酒印帳は預けて貼ってくれるようですので、利き酒コーナーへ。 |
有料試飲 | 山田穂純米大吟醸と祥雲純米大吟醸をいただいた |
有料試飲終了。 お猪口は持って帰れます。 御酒印帳も回収です。 てことで、白鶴酒造資料館も終了。 移動します。 |
精米工場もあります さすが大手 |
酒のタンク 1本200kL 本村製作所って福岡の会社作成 |
途中、嘉納治五郎翁生誕地の石碑がありました。 講道館柔道創始者でもあり、柔道の父と呼ばれていますね。 菊正宗酒造・白鶴酒造を経営した嘉納家の分家(浜東嘉納家)にあたります。 漫画・アニメの「YAWARA!」の主人公、猪熊柔の祖父、猪熊治五郎のモデルでもあります。 名門、灘中学校を設立したのは、菊正宗酒造(嘉納家・本嘉納家)、白鶴酒造(嘉納家・白嘉納家)、櫻正宗(山邑家)の三家が出資してのことでしたが、学校全般の基礎づくりをしたのは嘉納治五郎でした。 何度か伺った御影公会堂も嘉納家(白嘉納家)の寄付により建設され、阪神・淡路大震災でのリニューアル時に嘉納治五郎記念コーナーが設けられています。 |
嘉納治五郎生誕地 | 嘉納事務所 | 宮内庁御用達 |
菊正宗関連施設がいろいろありますね。 |
一か所に集中していないんだ |
このあたりは御影ですねー。 花崗岩の別名「御影石」はこの地名が語源だそうです。 六甲山南麓の荒神山で採石された石材(花崗岩)は御影に運ばれ、御影の港から船で日本各地へと輸送されていたからだそうです。 御影の名の由来は、神功皇后が「沢の井(澤之井)」と呼ばれる泉にその姿(御影)を映したことにちなむという伝承があります。 -16:30- 「灘五郷酒所」にやってきました。 |
ここかぁ | 剣菱の蔵でした |
500余年の歴史を受け継ぐ剣菱酒造の酒蔵を改装して2022年(令和4年)にオープンした立ち飲みスペースです。 全26蔵、約40種類ものお酒の飲み比べができますよ。 ちなみに「剣菱」は先ほども書いた通り、日本酒三大銘柄のひとつで、「正宗」、「男山」に比べはるかに多くの媒体で「剣菱」の名が取り上げられていて、。江戸時代後期の 歴史家・頼山陽は、市場に流通する酒の価格は剣菱を 基準として定められた旨を述べていたそうです。 「剣菱」は、実は「正宗」、「男山」以上にあやかり酒(偽ブランド酒)が多かったそうです。 そして、「剣菱」については、なぜだか商標登録されているようですが、これは出願時に醤油醸造家商標に関する特許局初代局長・高橋是清の不自然な評価に起因して結果的に登録できたという研究もあるようですね。 |
では行ってみるか |
ここでツアーは終了。 ガイドさんありがとうございましたー。 せっかくなので、ここで少し飲んでいきますか。 ご夫婦もちょっと飲まれる模様ですが、女子4組はここで離脱です。 で、代表の坂野さんがシステム説明をしてくれるようですが、なかなか待たされる感じ(笑) |
まずは15舞チケットを買うのがお約束 | 長居カウンター | お会計 |
一通り説明とセレモニーを体験し、15枚綴りのチケットを購入。 奥にはタンクが並んでいますが、そこにはたまに神様が現れるかもとのことでした。 世界最大級・全長50mのコの字カウンターの上には、灘五郷26蔵の名前がそれぞれ刻まれた提灯があります。 我々は西宮郷の金鷹のところです。 |
赤い提灯というかライト | チケット 全体的に赤い照明なのでよくわかんない写り |
食事は調理ブースのところに行ってするようですね。 |
食べ物に合うお酒も書いています |
ちなみに、食べ物とお酒がセットで売っているのではないですよ。 あと、量がどんなもんかよくわからないなぁ。 唐揚げと茄子の揚げびたしと、それぞれお酒を頼みました。 |
神様いますかー? |
日本酒飲み比べもありますね。 |
ほほう |
しばし待ちますよ。 |
金鷹ですよー |
そしてやってきました。 |
茄子 | 唐揚げ |
チケットまだあるので、もうちょい行きますか。 |
アジフライいきますか |
ちなみに。アジフライ 4枚とは、アジフライが4枚あるのではなく、チケット4枚ですよ。 それと、本日の3種類飲み比べセットいきました。 |
本みりんも飲めるんだ | 灘五郷です |
本日の3種類は、神戸酒心館・福寿、辰馬本家酒造・白鹿、松竹梅酒造・灘一でした。 |
いいねー |
飲み比べのトレーみたいなのって欲しいなぁ。 ぐい飲みとかお猪口が結構あるので、これにちょっとずつ料理入れてもよさげ。 追加のチケット買うか、移動して飲みなおすかということで、移動することにしました。 |
灘五郷酒所でした |
阪神・魚崎駅まで戻ると、徒歩20分くらい。 最寄りは阪神・御影駅ですね。 では、阪神・御影に向かいましょう。 |
剣菱酒造 |
阪神・御影駅北側の、ZETTONに以前行ったことがあるので、そこ行こうかと行きましたが、あれ?閉まっている。 連休だし今日は休みなのかな。 |
日曜休み? |
あ、そうだ、川上珈琲さんの向かいの店が前から気になっていたので行ってみることに。 -17:45- 「Bistro Wai Wai 御影」さんにやってきました。 |
waiwaiさん |
カウンター席に座りますよ。 |
17:49 まずはビールかな |
お客さんは奥に女性が二人。 「忙しいですか?」と聞くと、連休で絶望的に暇らしい(笑) そういえば、マスターはお昼に川上珈琲さんでコーヒー買っていない?と聞くと、やはりそうらしい。 見たような気がしたんですよね。 メニューの名前が面白いです。 想像力が掻き立てられます(笑) 気になったのをいろいろ頼んでみます。 |
大きなまいたけ でかっ! |
これなんだったっけな | 半熟卵が乗ったポテトサラダとトマトの上げ茄子のカポナータも追加 |
かわった焼酎が多いですねー。 |
スパイシーなのが多いそうです |
ワインいくかな。 |
18:35 Les Tannes OCCITANIE |
そこからいろいろカウンター内も巻き込んでお話したり。 楽しく過ごせますね。 もうちょっと食べますか。 |
ワインがすすむ生ハム | 山盛りフライドポテト〜トリュフ風味〜 |
焼酎もちょっと飲んでみるかな。 |
19:02 渡邊酒造場 萬年白麹 ハロウィンスイートバージョン |
h焼き芋などでも人気の高い「ハロウィンスイート」を使用した芋焼酎だそうです。 おーこれ面白い。 もう1杯飲むか。 |
19:34 渡邊酒造場 朗らかに潤す TRY2023 紅芋 六根混醸 |
毎年WEB投票「お芋総選挙」にて選出された芋を栽培し仕込むのが「朗らかに潤す」だそうです。 2023は本来「あいこまち」という品種で仕込む予定でしたが、基腐病の影響により予定していた数量の苗の確保が困難になったため、急遽同系統の品種で足りない分を補ったとのこと。 結果として、1/3を「あいこまち」、残りを「タマオトメ」「あまあかり」「紅はるか」「紅まさり」「なるっこ」がほぼ均等な割合で入った、計6種の紅芋で混醸しての仕込となりました。 先のハロウンンスイートと共に、旭萬年でおなじみの渡邊酒造場の焼酎でした。 そうこうしていると、お客さんが次々やってきて結構いっぱいに。 -20:00- そろそろ帰るかなー。と思っていると、阪急電車が逆瀬川駅と小林駅の間で人身事故らしく、電車が止まっているらしい・・・。 どうする。 とりあえあず、宝塚駅まで行けたら、後輩むーちゃんは帰れるので、JRで宝塚駅を目指すことに。 ごちそう さまでしたー。また来たいなぁ。 てくてく歩いていきます。 -20:25- JR神戸線・住吉駅にやってきました。 |
やれやれ |
ホームに上がったらちょうどちょうど電車が出たところ。 |
あー |
しかし、すぐに次のが来ました。 |
え?この時間ですぐ来るの? |
乗りましたが、すぐに京都線の車両点検とかで、止まってしまいました。 おーい。 -20:55- JR尼崎駅で福知山線(宝塚線)に乗り換えます。 なんか、ダイヤめちゃくちゃになっていますね。 |
え?次は向かいのホーム? | あー・・・ | でもすぐに次のが来ました |
乗るには乗ったけど、信号待ちとかでなかなか発車しません。 -21:20- JR宝塚駅で降ります。 お、ちょうど阪急も運転しだした模様です。助かった。 宝塚から3液分歩くかタクシー待つしかないなぁと思っていました。 -21:25- 阪急・宝塚駅で後輩むーちゃんと解散です。 お気をつけてー。 西宮北口方面の電車に乗ります。 |
21時43分に乗れる | 事故は19:42発生 | 20:49運転再開 |
公共交通機関って大切ですよね。 |
5000系きました |
ダイヤ通り発車しました。 -21:50- 阪急・小林駅で降り、てくてく歩いて帰宅しました。 四合瓶3本背負ってよく歩きましたよ。 |
浜福鶴 空蔵 純米吟醸原酒ひやおろし | 菊正宗 純米樽酒 | 白鶴 本醸造ひやおろし山田錦 |
ウォーキングなツアーは多分初めて参加してみましたけど、結構楽しかったですね。 大人数じゃなかったのがよかったのかも。 ガイドさんもいい人で良かったです。 説明の内容は結構知っていることが多かったですが、それでも新たな発見もあって楽しかったです。 ガイドさんといろいろ情報交換ができたのもよかった(笑) 御酒印帳も3つまわれたし。 また別の機会にこういうのがあったら参加してみようかな。 伏見の酒蔵巡りとか。 |
灘歩行マップ |
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