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京都・大阪(冬の京都でうろうろ) (2017/12/17)
ひょんなことから、漆作家さんの個展を見に行きませんか?とお誘いを受けました。
場所は京都三条。
ついでに、蹴上インクラインを見に行ってみたいこともあったので、では行きましょうということに。
大阪経由でJRで京都・山科駅へ。
そこから京都市営地下鉄に乗り換え、蹴上駅へ。
てくてく歩きます。
うわー。京都はやっぱり寒いなぁ。
-12:55-
蹴上インクラインにやってきました。 |
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解説 |
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京都市は禁門の変で市中の大半が焼け、明治維新と東京奠都に伴い人口が減少し産業も衰退したため、第3代京都府知事の北垣国道が灌漑、上水道、水運、水車の動力を目的とした琵琶湖疏水を計画しました。
そして主任技術者として、工部大学校(現在の東京大学工学部)を卒業したばかりの田邉朔郎を任じ設計監督にあたらせました。
琵琶湖側は、約2年前に観に行ってみました。(こちら)
琵琶湖疏水は京都と大津間の船の輸送を用途の一つとしていましたが、落差の大きい場所は船が運行できないので、台車に船を載せて上下させるインクラインで運行していました。
今はもう使われておらず、静態保存されていますが、春には桜の名所となっているそうです。 |
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冬でも結構人多い |
着物の女性がいるところが京都っぽい |
琵琶湖側 |
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いいねー |
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枕石(枕木)が朽ちてきているのか、なんか真ん中が歩行しやすいようにしているのか、ちょっと不思議な感じ。 |
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たまに枕木も見受けられた |
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南禅寺への橋の下から琵琶湖方面を振り返ってみました。 |
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船を台車に乗せて引っ張り上げたのですね |
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琵琶湖側に振り返る |
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現在では船便を使われていないので、ここには船はいませんね。 |
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京都市動物園のほう |
琵琶湖疎水記念館 |
水力発電の電気使用かな
最近では噴水が動いているのは珍しい |
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昔はもっと水位が高かったのだろうなぁ |
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明治の終わりに、京都市は三大事業として、「琵琶湖第2疎水整備」と、その疎水による「水道整備」、疎水の水力発電による「市電の走る幹線道路整備」の同時建設を掲げ、成し遂げました。 |
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説明 |
「巨大な輝き」というモニュメント |
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南禅寺はこちら |
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「順正」は有名ですが、行った人に話を聞くと混むし、味もあんまりだったので、「五右衛門茶屋」というところがリサーチしたところよさげだったので、そこ行きますか。
-13:05-
「五右衛門茶屋」さんにやってきました。 |
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ここか? |
細い道を入るとあった |
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中に入ると、ちょうど空きがあって、まったく並ばずに席に着けました。 |
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定食かな鍋かな |
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せっかくなので、鍋にしようとお願いしましたが、今は定食だけってことです。
うーん仕方ないね。
定食って、あたたまった湯豆腐が出てきたりとかかなぁ。
しばし待つと、土鍋に入った湯豆腐がやってきました。
あと、付きだし、天ぷら、ごはんがつきます。 |
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おーいいねー
これで2人前 |
付きだし |
天ぷら ごはん |
定食って言いながら、鍋そのものじゃないですかー。これはある意味ラッキー。
しばし湯豆腐があたたまるのを待ちます。
さー、そろそろいいですかね。
いただきましょう。 |
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これがまたうまかったのよ |
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向こう側にもお客さんいた |
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いやー。おいしかった。
湯豆腐だけでなく、天ぷらもあってこれはよかったです。
ごちそうさまでしたー。
お店の女の子もハキハキしていて、感じよかったです。ここはアタリだったなぁ。
さて、南禅寺もちょっと寄りましょうか。
恐らく、小さい頃に親に連れてこられてはきていると思うのですが、残念ながら記憶に残っていませんでした。 |
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湯豆腐有名店「順正」 |
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境内に入ります |
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境内には、琵琶湖疎水の水道橋もあるんですよね。
それも見たかったのです。 |
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三門 |
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今日は雪が降るかもということでしたが、なんとか持ちこたえていますね。 |
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青空見えている |
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三門は大きいですねー。
この三門は、火災で焼け落ちたそうですが、1628年(寛永5年)藤堂高虎が大坂夏の陣に倒れた家来の菩提を弔うために再建したものなのだそうです。 |
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三門の屋根の角と空 |
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歌舞伎「金門五山桐」で石川五右衛門の名セリフ「絶景かな、絶景かな」でも知られていますね。
法堂に向かいます。 |
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中心的な建物ですな |
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創建当時のものは、応仁、文明の乱で焼失しましたが、1479年(文明11年)頃に復興されました。
その後、1606年(慶長11年)豊臣秀頼の寄進により大改築されましたが、1893年(明治26年)の火災によって焼失しました。
現在の法堂は1909年(明治42年)に再建されたもので、天井には今尾景年画伯畢生の大作と云われる幡龍が描かれています。
本坊に寄って、御朱印を授かりました。
で、次に南禅寺水路閣に来ました。
お寺の境内に突如現れるローマ風な水道橋。これが琵琶湖疎水の一部なのです。
1890年(明治23年)に建てられた全長93.2m、高さ14mのレンガ造です。
もともとは山中に水路を通す計画だったのですが、計画していたトンネルに天皇家の分骨があることがわかり、計画変更となったのが現在のコースだそうです。
当時は古都の景観を害すると反対もあったようですが、今ではすっかりなじんでいますね。 |
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観光地ですし |
上向くといい感じ |
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ふむふむ |
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これは疎水の水? |
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反対側に階段があったので、ちょっと高いところから眺めてみました。 |
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いいねー |
ローマ風
ここは境内 |
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ということで、水路閣の見学終了。
てくてく歩いて来た道を戻ります。
-14:30-
「琵琶湖疎水記念館」にやってきました。 |
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琵琶湖疎水がわかる資料館 |
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内部は基本的に撮影禁止ですが、無料で見学できます。 |
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へー堀川のほうまで分岐しているんだ |
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全長5mの克明な墨書である京都-大津間の通水路目論見実測図や難工事を描いた絵画、建設関係文書などがありました。
面白いー。 |
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ふるさと納税しますか? |
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さて、では漆作家さんの個展を見に行きますか。
蹴上インクラインのそばを通っていきますよ。 |
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今は人が少ない |
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京都市営地下鉄・・蹴上駅から京都市役所前駅へ。
そして、てくてく歩いていきます。
-15:20-
「同時代ギャラリー」が入る、「1928ビル」にやってきました。
当初は「京都大毎会館」として建設され、1998年(平成10年)まで毎日新聞社の京都支局として使われました。
建築家・武田五一の設計によるものです。
今では耐震化されてギャラリーやカフェ、劇場となっています。 |
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1928ビルです |
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ここで個展を開いておられるのは、漆作家の佐々木萌水さんです。
漆って、もっと古典的なものが多いのかと思っていましたが、彼女の作品は、漆感を感じさせない、いい感じのものが多かったです。
まだまだお若いのに、すごいなぁ。
ということで、作品を見させていただいたり、ちょっとお話したりでおいとまします。
楽しかった。
ちょっと作品欲しくなりましたねー。
さて、てくてく阪急・河原町駅まで歩いて、阪急・梅田駅まで。
降りたらグランフロントへ。
-16:55-
「久」にやってきました。 |
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ブレた |
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ここは、徳島「青柳」三代目主人、豊穣な阿波の食材と鳴門の豊かな魚介類を使い、次々と新しくも繊細な料理を提供し続ける小山裕久氏が監修した2種類の出汁でお召し上がりいただく極上のおでん(紅白おでん)を名物に、皆様に楽しんでいただける上居酒屋ということです。 |
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まずはビール♪ |
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紅白あるってことなので、紅白おでんを頼んでみましょう。 |
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くああー |
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水菜と餅きんちゃく |
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-19:30-
てことで、呑み終わって帰宅しますよ。 |
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スケートリンクできていた |
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そして帰宅。
いやぁ。冬の京都は寒かったけど楽しかったですね。
漆作品を見るのも楽しかったですし。お誘いいただきありがとうございます。
またいろいろでかけよう。 |
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