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兵庫・京都(カニカニツアー) (2018/12/01〜02)
2日目はこちら→
今年も後輩たちと「大人のカニツアー」をしようということになった。
ということで、例によって企画。
8月21日
昨年行ったカニ宿からお手紙が。
今年から申し訳ありませんが値上げになりますってことですが、リピーターは特別価格でってことなので、お早い目にも申込くださいねってことでした。
後輩の予定を聞くと、12月第1週なら大丈夫そうとのこと。
昨年は、2日目の焼き肉はヘビーだという意見も(笑)
出石そば行きますか。
8月25日
昨年行ったカニ宿がなかなか好印象だったので、今年も行こうかと電話したら、既にこの時期で満室。
えー!?
ネットでの予約具合を見ると、本当に12月1日の夜だけ満室になっていた。
うーむ。
9月8日
いろいろリサーチしてよさげな、久美浜の「潮香の宿 坂本屋」に宿を決定しました。
そして、プランを本格的に考える。
9月10日
プランをとりあえず固めて、後輩たちに提示。
特に問題ないようです。
9月11日
出石そばは、昔行った「桂」さんが営業されているのでおいしかったので超久しぶりに行きたいと思い、プランに含めました。
ネットで予約できるようなので、しておこう。
その後、なんやかんやとドタバタしていたが、そうだ、スタッドレスは念のために履き替えておくほうがいいかも。
11月26日
Honda Cars兵庫・西宮でタイヤ交換。
今シーズンよりニュータイヤです。
タイヤ高い・・・。(泣)
ということで、当日を迎えることに。
12月1日(第1日)
-07:00-
目覚めます。
うーん。この時期としてはそう寒くないなぁ。
-08:05-
出発します。 |
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JADEよろしくー |
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天気はまぁまぁかな |
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-08:15-
後輩UEMをコンビニでピックアップ。
お、UEM、コーヒーありがとうー。 |
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宝塚歌劇場とその隣のマンション |
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-08:30-
宝塚駅で後輩むーちゃんをピックアップします。 |
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むーちゃん待ち |
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名塩バイパス工事中 |
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西宮北ー |
すぐに神戸JCTを過ぎます |
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吉川ー |
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飛ばしてはいけないトンネル |
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京都ー |
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-09:25-
舞鶴若狭道・福知山ICで高速を降ります。 |
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福知山ー |
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R9を走って行き、R426に入ります。
-09:55-
登尾トンネルをくぐり、兵庫県に戻りますよ。 |
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ただいま兵庫県 |
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久しぶりー |
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TKGしますよー。
中に入ると、まだ席は空いていますね。
定食大盛と汲み出し豆腐をオーダーしてお支払い。
しばし待ちます。 |
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メニューはシンプル |
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卵かけご飯定食とくみ出し豆腐 |
卵は好きなだけ |
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玉子は食べ放題です。
個人的には、大盛には玉子4個が黄金比だと思っています(笑)
では早速いただきましょう。 |
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いただきまーす |
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くうー。うまい!!
今日は醤油の配合具合もいい感じでした。
ちなみに、後輩むーちゃんは、ごはんに直接醤油をかけてから玉子をかけていました。
テレビでそうするほうがおいしいというのを見たそうです。 |
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最後にもう一個飲んだ(笑) |
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食べていると、どんどん人が来ますねー。
外で待ちだしました。
というわけで、食べたら早々に出ます。
ごちそうさまでしたー。 |
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かき醤油はうまいよね |
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すぐそばを、標準時子午線が通っているのですが、もう干支が来年向けになっていますね。 |
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来年は亥年 |
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お隣の「百笑館」みていきますか。
あ、銀杏があるー。
買っていこう。
玉子も買いたいところだけど、明日まで持ち歩けないしなぁ。やめておくか。 |
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熊の女性専用トイレです |
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続いて「弐番館」も覗きますか。
うー。ロールケーキもおいしいんだよね。明日まで持ち歩けないから断念するけど。 |
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多分「但熊」の鶏舎 |
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なぜここにモンゴルなんだろう |
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豊岡市但東町はかつて織物の町として「ちりめん」を京都の西陣などに下ろしていた関係で、国内のシルクロードとして町おこしを始めたそうで、この活動を視察するため大学の先生やモンゴルからも来られるようになり、やがてモンゴルと地元の子供たちとの交流に変わっていったそうです。
そしてモンゴルとの交流が始まった10周年目にあたる、平成8年に博物館がオープンし、展示されている資料は個人から平成6年に寄贈されたものだということです。
ここはJAF割引が適用できますよ。 |
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館内案内 |
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草原の宮殿 大オルド |
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兵士の甲冑かな |
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契丹族の貴族らしい |
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神火飛鴉という翼のあるロケット花火のようなもの |
火薬で槍を飛ばす |
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元寇での日本とモンゴル軍の戦いの違いの解説がありました。 |
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日本は一騎打ちが主戦法かぁ |
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元であったころ、政治を動かすモンゴル人と色目人(西域の人々)は全人口の3%だけだったそうです。 |
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人口構成 |
へー |
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鎌倉時代の朝廷は無視することにしたらしい |
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モンゴルの首都、ウランバートルの写真がありました。 |
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カラフルですねー |
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純銀製のゲル |
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モンゴルの食文化は、「白い食物」と「赤い食物」が周期的に来るそうです。
「白い食物」は乳製品。
「赤い食物」は肉そのもの。 |
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炭水化物も多い |
解説 |
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ドムボって乳茶用ポット |
鳥の形の酒入れ |
モンゴル相撲 |
モンゴルには、五家畜いるそうです。
馬、ラクダ、山羊、牛、羊。 |
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解説 |
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入ってみよう |
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食卓からの風景 |
流しがありますけど水は・・・。? |
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シャタルって将棋みたいなの |
相撲しているのがいる |
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ホロル |
キュービック |
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すごいな |
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二胡とかいろいろ |
馬頭琴 |
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「スーホの白い馬」ってどんな話だったかなぁ。
小学校の時の教科書にあったかな。 |
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聞いてみよう |
そうかー |
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狛犬みたいなの |
バリ島のお面みたいな |
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赤いね |
ドクロ杯
僧侶の頭蓋骨だそうです |
骨笛
18歳の女性の大腿骨 |
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なんか愛嬌ある |
独鈷杵みたいなのかな |
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大内家にあった神棚 |
でかいですね |
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ということで観終わり。
先に進みます。
順調すぎて予定よりかなり前倒しです。
どうするかな。
後輩UEMから、久美浜のかぶと山に、素敵なコテージ風のホテルがあるので、見に行ってみませんかとのこと。
いいねー。
とりあえずR482を走ります。
-11:45-
京都府に入ります。 |
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京都に西の端 |
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R178と走ります。
-12:05-
「木下酒造」さんにやってきました。 |
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木下酒造さん |
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後輩UEMが、木下酒造さんが出ている映画「カンパイ! 世界が恋する日本酒」をNetflix で観てきたそうで、いろいろ聞いてみたいとのことです。
ここは、イギリス人の杜氏 フィリップ・ハーパーさんが仕込むお酒が、このクラスの蔵にしては15種類近くもあり、かなりがんばっている蔵です。
入口には酒林が出ていました。
ちょっと赤茶けてきている部分がありますね。 |
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新酒できましたよー |
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酒林は、杉玉とも言いますが、新酒ができましたよのサインです。酒屋を示すものでは本来ありません。
酒の神様に感謝を捧げるものであったとされ、起源は、酒神・大神神社(奈良県桜井市)で毎年11月14日に醸造安全祈願祭が行われ、そこで酒林がつるされ、その酒林は大神神社の御神体である三輪山の杉の葉でつくられており、本来はこの三輪山で採れた杉で作られた杉玉を全国の酒屋、酒蔵はいただきに行っていたそうですが、現在では、それにあやかり自分たちで作ったり、専用の業者から購入したりと様々なようです。
この酒林が緑から茶色に変わるのが夏から秋にかけて、ちょうど「ひやおろし」がおいしくなる時期とされています。
「ひやおろし」は搾りたての新酒を一度火入れを行ってから貯蔵し、貯蔵庫で夏の間熟成させ、秋口になって「冷や」のまま2度目の火入れをせず「卸す」(出荷する)こと、「冷(ひや)卸し(おろし)」ということです。
では中へ。
お、目線をくれないネコちゃんも健在ですねー。 |
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にゃー |
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とりあえずは、日本酒ソフトをいただきます。
これがうまいんですよねー。ドライバーでも食べられます。
買っていたら、お昼休みになったのでしょうか、杜氏のハーパーさんが事務所から出てきていました。 |
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いただきまーす |
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山田錦 五百万石 北錦 |
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超甘口らしい |
アイスに合うのか |
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いい景色 |
純米(山廃)北錦にしようかな |
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「カンパイ! 世界が恋する日本酒」のポスターがありましたよ。 |
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カンパイ! |
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さて、酒買って帰りますが、家に結構お酒がいっぱいなので、買うのは1本だけにしよう。
玉川の山廃仕込の火入れしているのと、していないのがあるのかぁ。
うーん。山廃の生酒でいくか。
てことでお買い上げ。
その後、ふとカウンターを見ると、試飲できるようですねー。
ドライバーなのでできないので、後輩2人に試飲してもらいます。 |
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いろいろ試飲できます |
後輩たち試飲 |
ガラス瓶おもしろい
日本酒用かな |
気になる玉川の山廃仕込みは・・・。
後輩UEMも買ったのですが、試飲していたら買わなかったかもとのこと。
えー!?
おいしいけど、日本酒好きじゃなければ難しい味かもしれないとのことでした。
一般的に、現在普通に呑んでいる日本酒というものは、ほぼ清酒に分類されます。少しは合成清酒ってのもありますけどね。どぶろくも実はわずかながらあります。
いわゆる「どぶろく」と「にごり酒」は違います。
にごり酒は清酒のひとつです。
どぶろくは清酒以前から存在する発酵酒で、素人でも結構簡単に作れるのですが、現在の日本の法律では、特区以外で個人で無免許製造すると犯罪です。
効率的に清酒を大量生産する製法が、1600年(慶長5年)に伊丹の鴻池善右衛門によって開発されて以来、現在ではさまざまな製法が編み出されてはいますが、日本酒の製造工程は
精米 → 洗米 → 浸漬 → 蒸米 → 製麹 → 酒母 → 醪 → (発酵) → 上槽(搾り) → 滓引き → 濾過 → 火入れ → 貯蔵・熟成 → 割水 → 火入れ → 瓶詰め・出荷
となります。
例えば、割水をしないものが「原酒」であったり、火入れをしないものが「生酒」となります。
火入れは低温殺菌のことで、酒の中の「酵素の停止」「雑菌の死滅」を目的として、一般的には上槽後と貯蔵・熟成後の2回行うところが大多数のようです。
「生酒」と言っても厳密には、「生貯蔵酒」は1回目の火入れをしない。「生詰酒」は2回目の火入れをしない。「生酒」は2回とも火入れをしないと微妙に違いがあります。
濾過しないものは、当然「無濾過」という表示になりますね。
上槽(搾り)の工程で、最初に出る酒を「あらばしり」と言い、フレッシュさが味わえます。「滓入り」とか、「にごり」はこのタイプになりますかね。
そこを過ぎると、「中取り」と呼ばれる、安定した透明ないわゆる「日本酒」となります。「中汲み」「中垂れ」とも言われますね。雑味も少なく安定した風味になります。
最後は「責め」となりますが、これはあまり市場に出ないそうで。
搾った最後にさらに圧力をかけて抽出します。アルコール度数も高く、味のバランスも保ていないので雑味も多いとか。
搾り方も昔から伝わる、槽搾りや袋吊りといった搾り方から、工業化した現代では自動圧搾ろ過機で圧力をかける場合もあります。
槽搾りも圧力はかけますが、自動圧搾ほどでなないので、酒粕がおいしいです(笑)
で、山廃ですが、酒母造りは、水と酵母と麹そして蒸米から成ります。
酒母造りの際には、タンクの蓋は開け放しの状態になるため、空気中からタンク内にたくさんの雑菌や野生酵母が入り込んできます。そのため乳酸菌などで、乳酸を生成させることによって雑菌や野生酵母を死滅させ駆逐することが必要となります。
乳酸菌をどう与えるかで生もと(「もと」は酉へんに元)系と速醸系とに分類されます。速醸系は人工的に乳酸を加える近代的製法。一方の生もと系は昔ながらの、山卸という蒸米、麹、水を混ぜ粥状になるまですりつぶす工程を経て乳酸菌が発生しやすい環境を作ってじっと待っていました。
山廃とは、この山卸をやめて「山卸廃止」で仕込む方法の一つですが、山卸を単にやめたということではなく、細かい工程が変わってきます。
ということで、購入したのは、「純米」「山廃」「無濾過」「生原酒」となります。
ちなみに、「純米」とついていれば、醸造アルコール添加がないものです。あとは精米歩合で大吟醸(50%以下)だったり、吟醸(60%以下)だったりしますね。
精米歩合は、削って残ったお米の割合です。
純米酒のほうがいい、おいしいと見られがちですが、醸造アルコールを添加するのは、増量のためではなく、酵母に影響を与えておいしい酒にするためなので、必ずしも純米のほうが美味しいとは限りません。
こちらの蔵は、2015年とか2016年とか、3年、2年と長期熟成しているものもありますね。
熟成は、金属製のホーロー張タンクでしているそうです。
ということで、いろいろお話して楽しんだので。次行きますか。
R178を少し走って市道へ。
後輩UEMがステキと言っていた、ホテルを見学に行きます。
行き違いがギリギリな道をずんずん進みますよ。
-12:35-
「ホテル・ホリデーホーム」のところにやってきました。 |
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ここですか |
いい感じだね |
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おー、ステキですねー。
ホテルと蕎麦屋さん、衣料雑貨屋さんがあるみたいです。 |
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案内板 |
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Bショップ |
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ホテルはコテージ風のようで、全5室。結構いいお値段しますね(笑)
では来た道を戻ります。
R178に出て、一瞬の後再び市道へ。
-12:55-
「丹後ジャージー牧場」にやってきました。
おー。結構人いっぱい来ていますね。 |
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牧場 |
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お、子牛がいるぞー。
今年の春に生まれたみたいですね。 |
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サミットとラベンダー |
手前がラベンダー
向こうがサミット |
サミットちゃん |
乳牛は、常に牛乳が出る牛ではありません。
当然、子牛が生まれないと乳は出ませんからね。 |
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2tダンプで5,000円って安いのか高いのか |
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見学コース |
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解説 |
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なによー |
空いているゲージ多い |
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びっくりするから |
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生後12カ月まで |
いっぱい |
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寒いから固まっている |
なんかくれー |
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寒いのよ |
ちょうだいちょうだいー |
ウサギのエサも売っていましたけど。
今日はいいや。 |
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むもー |
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ピッツァおいしそうだなぁ。しかし、昼時少し過ぎたといってもまだまだ人多いですね。
「ミルク工房・そら」でジェラートをテイクアウトでいただきましょう。 |
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いろいろある |
ラムレーズンにしよう |
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おいしいー |
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ピッツェリアとの間の通路に椅子があるのでそこでいただきました。 |
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ピッツェリアはいっぱい |
SORA |
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ジャージーミルクピスのミルク割りも飲もう。
ジャージーミルクピスとは、搾りたてのジャージー牛乳から自家製の生クリームをとった後の、ジャージー牛乳からできているそうです。 |
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ジャージーミルクピスのミルク割り |
カルピスみたいなの |
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おー。牧場の乳製品はおいしいですねー。
チーズも買いたいところでしたが、明日まで冷やせないので断念。 |
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注意書き |
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この先の景色は・・・ |
お ネコがくっついている |
寒いからね |
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生地なくなったら終了かぁ |
営業中ですよ |
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このあたり、行きつくしましたね。
まだ早いや。
市道から府道49号を走ります。
小天橋ってありますね。
なんだろう。
どうも、小さい天橋立があるようですね。砂州ですよ。
どこから見れるのかなぁ。
よくわからず、小天橋温泉街の看板を見てみると、大向展望台ってのがありますね。
ナビには出ないので、看板地図を頭に入れて、このあたりかなってところに向かいます。 |
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みなと小橋の向こうに本日のお宿 |
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このあたりかなーと見当つけて山のほうに上がりますが、全然違った場所のようです(笑) |
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なんか違うな |
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久美浜湾 |
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民宿いっぱい |
以前お世話になった「池内釣具店」 |
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-13:55-
「潮香の宿 坂本屋」さんにやってきました。
ちょうど、女将さんが外に出ていたので、チェックイン開始の15時まで車を置かせていただいて、散歩することにしました。 |
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久美浜のマンホール |
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てくてく歩く |
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向こうが久美浜湾のほう |
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ワカメもだめなんだ |
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神社がありますね。お。この上が大向展望台なんだ。 行ってみましょう。
階段をずんずん上がります。 |
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こっちですか |
上がります |
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広峯神社 |
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三社丸だって |
オットセイ? |
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上がって大丈夫かな |
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展望台に上がってみましたが・・枝が邪魔で見えない・・・。
まぁ、ここから小天橋が見えるそうなんですが、仕方ないですね。 |
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こんな風に見えるのか? |
でも見えない |
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うーん |
トンビがいっぱい飛んでる |
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降ります |
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日本海 |
向こう行くとどこに行くのか |
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久美浜湾は、元々は潟湖でした。
そこを1913年(大正2年)に人工的に開削して湾としています。
海沿いに出てきました。水戸口と言われる、久美浜湾と日本海を結ぶ水路を見ながら歩きます。
そういえば、この水路は、昨年夏に池内釣具店の船でイカ釣りに来た時に通りましたね。
対岸に釣りしながら歩いている人がいましたが、そこを等間隔で猫がついて歩いていました(笑) |
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水路 |
釣り人について歩くネコ |
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さっきはここから上に行った |
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坂本屋さん |
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なんていう神社かな |
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あれ?三社丸って、広峯神社のところにもあったなぁ。 |
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解説 |
模型があります
・・・。暫定登録文化財 |
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小天橋海水浴場のほうに行ってみましょう。
風あるなぁ。 |
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水路 |
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海に出ていく |
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向かい風で進むんだ |
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"The Secret Of My Success"Night Ranger
カッコイイ |
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寒くなってきたので、そろそろいい時間なので、宿に向かいますか。 |
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自分の足跡 |
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再び みなと小橋 |
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まだ落ちていない |
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-14:55-
「潮香の宿 坂本屋」さんに戻ってきました。
車から荷物を降ろして、受付へ。 |
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お世話になりますー |
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今日は満室らしいですが、まだ他のお客さんは来ていませんんね。
まず、今のうちに風呂浴びましょう。 |
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案内いろいろ |
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風呂上りは、部屋呑み開始です。
今日はボジョレー持ってきていますよー。
おっと。夕食前に呑んでしまいましたな。 |
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ボジョレー |
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時刻は17時 |
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-17:50-
少し早いですが、お食事処へ。
夕食は【特選かにフルコース】ですよ。
蟹鍋、茹蟹、蟹刺し、甲羅焼、蟹炭火焼、酢の物、焼き牡蠣、雑炊、デザートです。 |
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焼きましょ |
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とりあえずはビールで乾杯しましたが、酒にシフトしますよ。 |
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大吟醸 |
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焼きカニは、甲羅が3人で2つとのこと。
1つは焼いて、甲羅酒しますか。 |
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焼きます |
酒投入 |
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天然水仕込生貯蔵酒 |
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一通り食べてきたところで、カニスキいきますか。
鍋奉行しますよー。 |
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おおーいいねー |
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グローブって昔から言っていますけど、お腹の身は、最後の雑炊用に身をとって置いておきます。
〆は、カニ雑炊しますよ。
くうぅー。うまーい。 |
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これがうまいのよ |
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スッキリ |
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ごちそうさまでした。
食後は、寝てしまわないうちに風呂行ってさっぱりしておこう。 |
風呂上りは、いろいろ語らいながら、映画「ナイト・ミュージアム」を最後まで見ちゃってから寝ましたよ。
本日の走行距離 167km
明日は出石そば食べて帰りましょう。 |
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走行マップ |
2日目に続く→
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