RockzGoodsRoom > Outing > Outing2023 >

RockzGoodsRoom > PAST Contents > Goods2023 >

 山口・大分・福岡(草屋根の遠足「おおオフィスとラムネ温泉、太宰府天満宮を巡る旅」) (2023/12/16〜17)

2日目はこちら→

7月8日
建築家の前田由利さんが主催する「草屋根の会」の法人会員・大林環境緑化の大林さんが、建築家・藤本壮介氏設計の、太宰府天満宮の本殿改修に伴う仮殿の工事に携われておられ、仮殿なのですが、草屋根になっているそうです。
草屋根の会で観にいけたらいいねぇということに。
建築家・藤森照信先生設計の、山口県防府の桑原事務所も大林さんのところが草屋根をてがけているそうなので、そこも行けたらと。
年末に行けたらいいねということで、まずは運営委員会で日程調整。

7月10日
1回目の調整で合わず、2回目の調整に。
結局、12月16・17日に行くことになりました。

大宰府天満宮の総宮司さんはなんでも建築大好き人間だそうで、仮殿の上に木をということも、群馬県前橋市の白井屋ホテル(藤本壮介氏設計、大林さんも手掛けています)を実際に観に行かれて、できる!と決断したとのこと。

7月16日
草屋根の会事務局から、ざっくり行程に関して意見を求められます。
大分・長湯温泉に、ラムネ温泉館って、藤森照信先生設計の温泉施設があるので、そこも行けたらってことでした。
その他にも、この際だからと盛りだくさん。
でも、新山口駅に10時に集合できれば、1泊2日でいろいろ行けなくはないですね。

9月2日
草屋根の会事務局から行程について形ができたのでと相談を受けました。
ちょっとアドバイスをしたり。

9月8日
その結果を受けて、おおまかな予定表が事務局から送られてきました。

9月9日
草屋根の会の運営委員会が開かれ、意見を元に若干の修正が出ました。

9月13日
修正予定表を、運営員会で共有しました。

9月15日
だいたいの予定が決まったので、自分用のプランも考えだすかな。
せっかく博多解散だし、寄り道できないかなぁ。

9月20日
正式な案内が完成。
正式に参加表明もしました。

全体集合は9時50分ですが、集合時間までにJR新山口駅北口駅前広場「0番線」(宮崎浩+プランツアソシエイト設計)と南北自由通路を彩る壁面緑化「垂直の庭」(パトリック・プラン)を見学したいので、早めに着くようにしたいなぁ。
ちなみに、新山口駅はなんでもかんでも新幹線が止まるわけではないので、ちょうどいい感じに見学して集合時間に間に合うようにとなると、小一時間前に到着しちゃいますね。

11月17日
仕事帰りに、JR西宮駅の、みどりの窓口に寄って切符買います。
行きは乗るのが決まっているので、指定席券買います。
帰りは、JR小倉駅で途中下車したいんで特急券どまりにしておくかなぁ。

帰りは、予定通りに解散できれば、タクシーで5分のところに御酒印帳公認蔵がありますねー。
小倉は、小倉城に続・日本100名城のスタンプを押しに行きたいし。
お、長湯温泉の宿の近くに道の駅あるな。ここもスタンプ押しておきたい。

12月15日
仕事上、なんやかんやあったりでかなり疲れているのもあったので、割り切って休暇、パワーチャージして翌日に備えて準備します。
予報では、明日16日は暖かい気候ですが、17日は極寒になる模様。着るもの困るなぁ。うーん。
で、準備して早めに寝ることにしました。

12月16日(第1日)

-04:40-
目覚めます。

準備しよう。

-05:30-
では行きますか。
てくてく歩いて、最寄りの阪急・小林駅へ。
まだ真っ暗
-05:45-
阪急・小林駅から電車に乗ります。
意外とこの時間でも人多いんだなぁ。

阪急・西宮北口駅で神戸線に乗り換えます。
土曜日だし、この時間は、特急乗るより普通に乗る方が神戸まで早いんだね。

-06:15-
阪急・神戸三宮駅で神戸市営地下鉄に乗り替えます。

-06:30-
神戸市営地下鉄・新神戸駅で降ります。

てくてく歩いて新幹線へ。
JR新神戸駅に入ります。
地下通路経由で新神戸駅 新幹線のりば
一か月前に買った切符、よくよく見ると帰りは乗車券のみで特急券がなかったなぁ。
博多駅で解散して特急券買うとなると時間がかかるかもしれないので、新山口駅で時間ありそうだから、新山口駅で買っておくか。

駅構内に入ったところで、前田由利さんからお電話。「さっき後ろ姿見かけたのでー」とのこと。
あー、もう駅入っちゃいましたよ。
さくら543号に乗ります
ということで、しばらくしてからホームで合流です。
同じ、さくら543号に乗られるそうですが、徳山駅でこだまに乗り換えるのですが、前田さんは広島駅で乗り換えるそうです。
でも到着は同じ時間。
前田さんは後ろの車両へ移動
-07:00-
というわけで、鹿児島中央駅行の、さくら543号に乗ります。
前田さん、また新山口駅でー。
来ましたー いいねー N700系
新幹線内では、本読んだりして過ごします。
朝は家で少し食べたので食べない
今日は天気はどうですかねー。
西に行きます
岡山県に入りますよ。
7:36
岡山駅
広島県に入り、福山駅では、反対にひかりレールスターが。
7:55
福山駅
ひかりレールスター700系
広島駅に着きます。
前田さんはここで乗り換えだな。
8:19
広島駅
-08:40-
JR・徳山駅で乗り換えます。
10分ほど
ホームで待つのが寒く、少し時間あるのでちょっとうろうろ。
ふくのふるさと徳山 ツルの里 周南市八代 kazuさん元気かなぁ
そろそろホームに戻りますか。
《クリックで動画再生》
"つつみ込むように…"MISIA
新幹線はいいねー
さくらもひかりもこだまも同じ乗車位置
10分後に来た、こだま835号に乗ります。
反対はのぞみかさくらが通過 おー500系だー
-09:05-
JR・新山口駅に到着しました。
今や貴重な500系に乗れたよ
とりあえず、改札出て「みどりの窓口」へ。
明日の博多駅〜小倉駅の新幹線特急券を買っておきましょう。
小倉駅からは、また帰る時に買えばいいか。博多駅ほどは混まない予想ですし。

改札に戻ってみると、大部分の参加者が、この列車で来られたようですね。
これ逃すと、集合時間ギリギリの列車しかありません。
南北自由通路
バス乗車場所を確認しておきましょう。
一旦南口へ 駅前ホテル1階の回転寿司は美味しいですよ
集合時間まで、JR新山口駅北口駅前広場「0番線」(宮崎浩+プランツアソシエイツ設計)と南北自由通路を彩る壁面緑化「垂直の庭」(パトリック・ブラン)を見学しましょう。

パトリック・ブラン氏は、フランス国立科学研究センターで働くフランスの植物学者です。
1988年に人工土壌による緑化システム「ベジタル・ウォール(Vegetal Wall)」を発明し、建築の壁面などに植栽を施す「バーティカル・ガーデン(垂直庭園)」のパイオニアとして知られています。
世界各地で300以上の“垂直庭園”プロジェクトを手掛けているそうで、国内ではこちらだけでなく「金沢21世紀美術館」にも壁面緑化作品(緑の橋)が見られるそうです。東京にもあるとのことですが。
2004年に制作されているので、金沢21世紀美術館には2008年と2010年に行っているので、観ているはずだなぁ。まぁ、その時は緑化よりも現代アート重視で観ていましたから。
垂直の庭 植物一覧 おおー
ポットになっているんだ シダ類とか 潅水装置修理中と妖精が言っています
皆さん興味深々 消火栓がデザイン的に邪魔していませんね 手入れは大変だろうなぁ
新山口駅「垂直の庭」では約100mにわたり、山口県民の協力の下で県内で採取された135種類の植物により構成されています。
また採取後、直接この場に移植されているのではなく、地元の園芸業者の畑で管理されているそうで、持続可能な姿であるということのようです。
中には山口県固有の植物もあるとかで、植物リストはこの作品の下にパンフレットが置かれていてその中で見ることができます。

JR新山口駅北口駅前広場は、「0番線」の愛称となっています。駅が街へ進出していくイメージからだそうです。
また、種田山頭火や中原中也といった山口ゆかりの詩人の作品を随所にちりばめていて、建築のみならず、サイン計画も結構凝っていますね。
プランツアソシエイツを主宰する、建築家の宮崎浩氏が南北自由通路を含めた全般の監修をしています。
宮崎浩氏といえば、「中原中也記念館」がデビュー作だそうです。2016年に行きましたね。(こちら
この先0番線 ここかな 平面図
なかなかいい感じのサイン ずっと通路が続きます 駅前広場
雨なので、ロータリーまでは行きませんでした。
上から見ておく
さて、そろそろ集合場所に行きますか。
新山口駅の南側ロータリーですね。
植栽がすごい 通路地面にも 植栽のパンフレットがありました
フエルト状のポット いいですねー
自由通路でうまく外気と接しているので成り立っているのかな 垂直の庭でした
南側ロータリーに来ましたが、出発まで半時間切っているのですがバスがまだ来ていませんねぇ。
草屋根の会の事務局の山下さんが確認の電話をしたところ、当初こちらの希望は北口にということだったのですが、観光バスは南側とバス会社に言われ南側にしたのですが、運転手さんは北側でと聞いていた模様。
南側にバスをまわしていただくそうです。
俳人・種田山頭火 まつたく雲がない笠をぬぎ
-09:50-
バスもやってきて、全員揃いましたので、定刻通り出発です。
お世話になります おおすみ観光さん
県道212号を走り、県道335号へ。
椹野川を渡る
R2を走ります。
黄色い山陽本線 黄色いガードレール
山口県と言えば、黄色いガードレールですねー。

R262に入り、そして市道から川沿いの細い道へ。
ここに進入できるよう、今回のバスの選定をしたそうです。

-10:30-
桑原事務所」さんにやってきました。

こちらは、「おお事務所」と藤森照信先生に命名されたそうですが、法人事務所としては「桑原事務所」です。
桑原さんは、社会保険労務士をされています。
わぁいいなぁ 桑原さんと大林さんがお出迎え かわいい
まずは、外部から拝見しますよ。
まだ少し工事中 屋根には9本の松の木 焼き杉の壁
たたきがぐるっとまわっています 見上げ 目の前は田んぼ
稲刈り前ならよかったね かわいいなぁ ちょっと近づいた
にじり口?がありますねー。
小さい出入口 一応出入りできそう ソラマメ型だ
屋根近くの横一文字はなんだろう 庇の元 窓 ガラスを木にあわせてカットしているのかなぁ
皆さん好き勝手に(笑)見ていたので、一旦集まって桑原さんとごあいさつ。
桑原事務所代表の桑原さん
代表の桑原さんから少し説明いただきます。

元々、休耕地だった田んぼを利用して建てられており、藤森先生に勧められて、田んぼには実際に稲を植え、収穫して、今では事務所の皆さんのお昼ごはんとして食されているそうです。

屋根緑化を担当した、大林環境緑化の大林さんによると、藤森先生の意図として、建物裏に山があるのですが、建物はできるだけその山と一体となるように考えられていて、お隣の劔神社の参道を歩いて行くと、山と一体感を持ちながらも建物が認識されていくようになっているとのことです。
というわけで参道のほうへ 鳥居と建物とお山 大林さんの説明
なるほど、見ていると景観に合うように考えられていますねー。
山と一体 少し山から離れ ここで別体となる
屋上には松の木がありますが、FRPでコンテナをつくり、そこに植えているそうです。
そして、9本の松は地下支柱をベルトで固定しているとのことです。
FRPコンテナは桑原さんお手製
桑原さんは、社労士さんですが、かなりの作業をご自身でされたそうです。
また見え方が違います 真横から 銅板屋根
いいですねー。
灯篭と撮ってみた
出窓はなかなか複雑そうでした。
ガラスは木に合わせていますね
内部も拝見しますが、これからの出版物への影響があるとのことで、ネットには出さないでねとのこと。
ぞろぞろおじゃまする ランプシェード
というわけで、ここにはアップできませんが、いやぁ。いろいろ楽しいですねー。
こんな事務所で働きたい。

-11:20-
今日は事務所もお仕事中のところでしたが、見学でお騒がせしましたー。
ありがとうございます。
超ステキでした
ここで桑原さんと大林さんも乗車され、全員揃って移動します。

市道を戻り、R262から県道54号に入り、そして市道をずんずん行きます。

途中、防府天満宮の横を過ぎます。
日本最初に創建された天神様を名乗り、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで、日本三大天神と言われていますね。

-11:45-
ふく料理 大むら」さんにやってきました。
大むらさん
こちら、完全予約制だそうですが、お昼はリーズナブルにふぐコースをいただけるようです。
Super Formulaにも参戦するINGING(本社:山口県周南市)にいるメカニックさんの実家だという話も。
花手水 では中へ
住宅街に、立派な料亭チックな・・・。と思っていたら、どうやらどなたかの邸宅だったのをお借りして営業しているとのこと。

ふく刺しふく雑炊セットをいただきますよ。
先付け ふく刺し
ふく皮茶碗蒸し ふく雑炊
途中、むかごの話になり、そういえばむかごってどういうふうになっているのだろうと思ったら、大阪公立大の山田教授によると、ヤマノイモなどで、葉の付け根などにつくものなのだそうです。
ヤマノイモ系なのは漠然と知っていましたが、地中にあるものじゃなくて、葉の付近にあるんだね。
山田教授によると、むかごをつくるのはヤマノイモだけではなく、ノビル(と言われていたよう)とかにもつくそうですが、食べてみたことはないとのこと。

食後のコーヒー、カップが皆さんそれぞれ違いますねー。
面白い。
自家製アイス 変ったカップに当たった
いやぁ。これだけいただいて2,000円って安すぎるー。

では行きますか。

市道からR2に出ます。
佐波川渡るときに新幹線と並走
-13:30-
山陽道・防府東ICから高速に乗ります。
防府東ー
-13:40-
山口JCTで山陽道は終点。
中国道と合流します。
左に行くと関西に帰っちゃう
-13:45-
小郡JCTを通過します。
山口宇部道とのJCT
-13:50-
美祢東JCTを通過します。
小郡萩道とのJCT
中国道・美祢ICを過ぎると、しばらく宇部伊佐専用道路と並走します。
この道、昨年までは宇部興産専用道路と言っていましたが、セメント事業分社化でUBE三菱セメントの保有となったことからちょっとだけ名称が変わったようです。
総工事費200億円をかけてつくられた、31.94kmの石灰岩とクリンカーを専用トレーラーで運搬するだけの専用道路で、一般道ではない私道となっています。なので、道路交通法などの法規制はかからないので、一般道では見たことのないダブルストレーラーが走っていたりします。
宇部伊佐専用道路と並走 専用道をくぐる
黄色いガードレールもありますよ。
山口だなぁ
-14:10-
下関JCTを通過します。
山陽道支線とのJCT
-14:30-
下関ICから関門道に入り、壇之浦PAでトイレ休憩します。
壇ノ浦PAは、関門橋を下から眺められるPAです。
PAでトイレ休憩 でかいねー
展望台に行ってみますが、いやぁ。それにしても風がきついです。
向こうは九州・門司 関門橋です
これは外に居られないなぁ。
すぐ出発とのことなので、戻ろう。
関門道ですね PAには行かず
では行きますか。

-14:45-
関門道に戻り、関門橋を渡り、福岡県へ。
10分ほどで出発 向こうは九州 福岡県
九州上陸!
そのまま九州道に突入です。

-15:00-
北九州JCTで東九州道に入ります。
さよなら九州道
東九州道といえば、豊前市の土地収用されたみかん畑の件はその後どうなったのだろうなぁ。
気をつけてみていましたが、「公共事業とは?」の看板を発見できず。
なくなったかなぁ。
四車線化している 張り出して架けるんだ
あのみかん畑のところも四車線化となるとまた山削るので、ひともめあるんでしょうねー。

-16:05-
日出JCTを通過し、ここからは大分道との重複区間です。
大分道が合流してくる感じ 十文字原演習場のそばを通る
-16:10-
東九州道・別府湾SAで休憩です。
トイレ休憩です
うー。寒いー。
風はきついし、これは明日雪の予報も当たりかなぁ。

展望台行きます。
別府湾パノラママップ 別府湾
右の山がお猿の高崎山だな
ちょっとSAの中みましょう。
タバコじゃなくてちゃばこ
これ、静岡県の掛川市が発祥なんですって。
わざわざここに出さなくても・・・。
まぁ、ご当地ちゃばこって展開はしているようですが。

では行きます。
テレビ各局のアンテナ
別府の街が見えました。
温泉の煙が立っていましたよ
高崎山のそばを通ったときに、高速道路建設でお猿が山から山へ移動できなくなったので、それを回避するための猿専用橋があるのですが、それをくぐっていきます。
猿のマークの猿専用橋
-16:40-
東九州道・大分米良ICで高速を降ります。
米良―
R210からR442を走ります。
夕暮れ
時間押しています
青空少し見えた
あー、途中、道の駅「のつはる」があったなぁ。あそこ、行ったことなかったけど素通り。残念。

豊後大野市朝地あたりで市道を長湯温泉方面へ。
なかなかの狭路
県道30号に入ります。

県道209号から一旦、ラムネ温泉館前に来ますが、時間が結構押しているので先に宿に行くことになりました。

-17:30-
本日のお宿、「大丸旅館」さんにやってきました。
バスでの走行距離は、290kmほどでした。
おーいいねー 大正六年創業 大丸旅館
大丸旅館さんは、1917年(大正6年)創業の老舗です。
一時レジオネラ菌問題で話題になった、大丸別荘とは別ですよ。あれ、福岡県筑紫野市の二日温泉。こちらは大分県竹田市の長湯温泉ですから。

長湯温泉は、炭酸泉の温泉であり、「まるでラムネの湯だね」と1934年(昭和9年)、世界に紹介したのが時代小説「鞍馬天狗」を書いた文豪・大佛次郎でした。
1985年(昭和60年)、花王が全国の炭酸泉を調査し、長湯温泉が日本有数の炭酸泉であるとしたことから「日本一の炭酸泉」を掲げています。
炭酸泉とは、二酸化炭素の濃度が高い温泉のことで、世界でも稀有な湯です。
宿の内湯が2つ 外湯は「ラムネ温泉館」という位置づけ
当初の予定では、宿に着いた後自由行動時間があり、その後夕食となっていましたが、夕食時間を早めてその後の自由時間を多くとりましょうということになりました。

仲居さんからお風呂と食事処の説明を受けます。

ということで、部屋割りとなります。
2階の2人部屋で、大阪公立大学の山田教授と同室になりました。
よろしくお願いしますー。

-17:50-
では夕食行きますか。

1階の大広間へ。
一部の方は、この時間にちょっと散策してこられたようです。
わぁいいねー 献立
お料理、かなりステキです。
先付 焼き黒ごま豆腐 師走の一皿 前菜七種盛り合せ 向付 馬刺し 塩麹ごま油とともに
皆さん揃って、前田さんのご発声で乾杯ですー。
かんぱーい
品数多そうです。
椀物 竹田蒸し 茶碗蒸しみたいなの
冠地鶏と鯛入っていました
途中、ご主人の首藤勝次さんが来られました、
この方、2年前まで竹田市市長をされていた方で、その前は大分県会議員もされていました。
国土交通省が選んだ、「観光のカリスマ」でもあります。
PR冊子 現在は(一社)竹田市健康と温泉文化・芸術フォーラム理事長されています 首藤さんのお話
お話を聞いていると、長湯温泉には炭酸泉と炭酸水素塩泉があり、ラムネのように炭酸がシュワシュワ出るのは炭酸泉なのですが、炭酸泉は38℃以上に加熱すると炭酸分が抜けてしまうそうです。
というわけで、宿の湯は炭酸水素塩泉の天然温泉源泉掛け流しで源泉温度46.7℃なので炭酸分はないそうです。
ラムネ温泉館では、外湯の炭酸泉(ラムネ温泉)が32℃、内湯の炭酸水素塩泉が42℃ということなので、ラムネ温泉を楽しむには今の時期32℃は寒いですねー。
首藤さん曰く、まずはサウナに入って体を温めてから外湯に入ると良いとのことです。
なるほどー。
揚げ物 エノハの姿揚げ 季節の天ぷら 強肴 豊後鍋 和牛
エノハとは、ヤマメのことです。
姿揚げが絶妙で、頭から丸ごといただけました。
蒸し物 茶碗蒸し 蟹 松茸 かわいい器
日本酒いきますかね。
千羽鶴と嶺の雫あたりかな
あ、ご飯ものきちゃったけど、まぁいいか。
美味しそうなご飯
で、結局、千羽鶴(純米酒)をいただきました。
18:51
佐藤酒造 久住千羽鶴(純米酒)
酒の器はいろいろ
お隣は違う形
デザートいただきます。
スッキリー
-19:20-
さて、そろそろ食事も終わりましたし、散策する人は行動開始ということになりました。
別館への出入口 壇ふみさんの色紙
一旦部屋に戻り、準備します。
三脚持って、ラムネ温泉館に行きますか。
夜の大丸旅館さん
てくてく歩いて行きます。
大丸旅館に泊まっていれば、部屋の鍵を見せれば無料で利用できます。

-19:35-
ラムネ温泉館」にやってきました。
藤森照信先生が設計し、2005年(平成17年)に完成した温泉施設です。

ちなみに、温泉館の館長を務めるのは、大丸旅館のご主人・首藤勝次さんの息子さんの首藤匡輔さんです。
2005年(平成17年)に、藤森照信先生の設計により開館となりました。
かわいいキャラクターは、南伸坊氏のデザインだそうです。
三脚出して撮ってみる 南伸坊氏のデザイン いい感じ
ちょっと屋外灯が強いかな 難しい
白と黒のコントラスト 本館
では、入館しますか。
「はじめてですか?」と聞かれ、そうですと答えると、利用のしおりを一読くださいとのこと。
ふむふむ
では中へ。一旦中庭に出て、最低限度のもの以外はロッカーに預けます。
そして温泉へ。
脱衣場は結構狭いですねー。
かなりこじんまりしています。
温泉内に入り、内湯を抜けていまずはサウナへ。
サウナーではないので、長時間居るのは実は苦痛なんですが、ある程度体が温まるまでがんばります。

そして、外湯の炭酸泉へ。

おおー。

しばらく入っていましたが、そう長くは入れませんね。
内湯へ移動します。
内湯で温まっていると、浜松の大瀧建築の大瀧さんと、熊谷のいづみ建設の大塚さんと遭遇。
お話していて、この後どこかで飲みたいですよねーということに。
しかし、長湯温泉は夜やっているようなお店はなく、宿にも飲めるところがない上、自販機もなし。
うーん。
板場に直談判しますか。

出て、本館のほうでラムネ温泉館グッズをいろいろ見ていると、桑原さんと大林さんがやってこられました。
なんでも、上に美術館があるそうなので、観に行ってみることに。
藤森作品があるのかな 柱と天井 出窓
階段いい感じ いい空間ですね ロビー?
普通に美術館でした。
ご案内 天然温泉ですよ
ちょっとグッズ買って、では戻りますか。
さっきのロビーのあたりの窓 面白かった
てくてく戻ります。
なんだろう 参勤交代の安全祈願の石塔
-20:20-
宿に戻ってきました。
ただいまー
板場は、夜当番のお姉さんだけになっていましたが、女将さんに電話され、現金精算でOKということで瓶ビールを分けていただきました。
同室の山田教授もお誘いして、大瀧さんと大塚さんのお部屋におじゃまします。

いろいろお話していて、2回目の買い出し(笑)
今度はお姉さんが「アテあるの?おばちゃんのおやつわけてあげる」といろいろくださいました。
ありがたや。

その後、大林環境緑化の大林さんと、桑原事務所の桑原さんも合流しましたが、日付変わる前には解散しましたよ。

先に撤収されていた山田教授のおじゃまにならないよう、コッソリ部屋に戻り就寝となりました。
走行マップ

2日目に続く→

おでかけ一覧へ  記事一覧へ  「食は此処に有り」へ


■ RockzGoodsRoom  ■ Sitemap    Copyright(C) RockzGoodsRoom All Rights Reserved.