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 兵庫(なっぱの呑み方冒険!ワークショップ) (2025/06/28)

3月に狩場一酒造さんの日本酒会で伺った西宮北口の「なっぱ」さん。(こちら
一人で参加して、アウェー感があるのかなと思いきや、結構楽しかった。

その後、3月後半と4月の定番日本酒イベントのお誘いを受けるが、うまく予定合わず。
5月もなんやかんやで難しく。
うーん。

6月と7月のお誘いでは、6月の日本酒イベントと、7月のベルギービールイベントが行けそうですね。
というわけで、まずは6月28日の日本酒イベントにエントリー。

   フライヤー

在庫15種の日本酒をいろいろな飲み方を冒険できるようです。
また、推しの四合瓶の持込もしていいらしい。

6月21日
釣の前に、久美浜の木下酒造さんに寄ったので、夏限定のIce Breakerを余分に購入。
これ持っていこう。

6月28日
というわけで当日を迎えます。
午前中は家のことをいろいろしてから、昼一番は親父のところに行って帰宅。

ドタバタするなぁ。

-18:25-
では行きますか。

てくてく歩いて行きます。

-18:35-
阪急・小林駅から電車に乗ります。
小林ー 電車に乗ります
-18:50-
阪急・西宮北口駅で降ります。

てくてく歩いていきますよ。

-19:00-
「なっぱ」さんにやってきました。
なっぱさん
お店に入ると、あら?用意されている席が少ない・・・。
お一人既に来られていました。
参加者少ないかもとは聞いていましたが、なんと本日は3名とのこと。明日のビールイベントのほうに流れたのでしょうかね。

というわけで、残りの1名もお越しになり、日本酒イベントスタートです。

まずは女将さんからお店のコンセプトの説明。
元は、製薬会社にお勤めでしたが、その経験を生かして腸活できるメニューで営業されています。
また、今日のようなワークショップは2名から好きな日程で開催できるそうです。
仲間内でやってみたい
一合一会ということで、在庫15銘柄から飲んでいくことに。
半分以上は知らない銘柄
最初は、高知県・酔鯨酒造「酔鯨 TOSAGURA Craft series とき Mild」です。
見慣れた酔鯨とは違うラベル 冷酒でいただく
先代から受け継ぐ“酔鯨らしさ”を軸に、時代とともに変化する、酔鯨の新しいチャレンジを表現する新シリーズで、高知県の酒造好適米「土佐麗」を使用した、芳醇な香りと心地よい酸を感じるマイルドな飲み口ということです。

精米歩合 50%、アルコール度数 15度、日本酒度 +6、酸度 1.3

てことで乾杯ですー。
おーかなりスッキリ。飲みやすいです。
土佐麗って米は初めて聞きましたね。
各地で酒造好適米がありますね。奨励米のようにしているのもあります。
京都の祝、滋賀の玉栄、兵庫では最近HyogoSake85なんてのもありますね。

日本酒度は、甘辛の目安になります。水の比重を0とした場合の酒の比重を表しています。糖分を中心とする成分が多ければ重くなり(−)に。少なければ軽くなり(+)になります。
マイナスの数字が大きいほど濃醇で甘く、プラスの数字が大きいほど淡麗で辛い傾向にあるといわれます。

酸度は、酒の味に酸味や旨味をもたらす有機酸(乳酸、コハク酸、リンゴ酸など)の量を相対的に表す数値です。
日本酒度が同じ酒で比べると、酸度が高いと甘味が打ち消され辛くて濃く、逆に酸度が低いと甘くて淡麗に感じます。

あと、指標としてはアミノ酸度もありますが、こちらはあまり発表されていない傾向があるようですね。

お食事もいただきましょう。
いただきますー
2杯目いきますか。
広島県・天寶一「天寶一 生もと純米」です。
特別限定酒です
掛米を原形精米したことで爽やかなぶどうを思わせる香りと味わいを表現。後味は生もと特有の奥行の広さを感じられるとのことです。
広島県の酒造好適米「千本錦」が使われています。

精米歩合 60%、アルコール度数 16度、日本酒度 +8、酸度 1.6

生もとづくりですが、生もとっぽくないですねー。
超辛口純米酒だそうです。
食も進んじゃいますね

次いきます。
岐阜県・日本泉酒造「日本泉 純米吟醸 ざる濾しにごり酒 無濾過生原酒」 
夏のにごり
純米吟醸のもろみを、ざるで少しづつ丁寧にこしています。
もろみの良いところだけを使用して、それ以外は酒粕にしているので、にごり酒にしてはスッキリしているのが特徴だそうです。
口に含むとフレッシュな甘みが口に広がり、徐々にスッキリした辛口の味わいが広がるとのこと。
国産米ってことですが何が使われているのかは不明ですね。

精米歩合 60%、アルコール度数 18〜19度、日本酒度 +3、酸度 1.5

おー。結構ドライな感じ。にごりとしては、本当に夏向きで飲みやすいですね。
にごり初心者でも美味しく飲めそうです。

酒に合う、身体にやさしい食事も続きます。
こまいの干物焼き美味しかった トマトに酢麹
次いきます。
秋田県・飛良泉本舗「飛良泉 山廃純米 マル飛 No.77 限定生酒」
協会77号酵母使用
人気のマル飛シリーズ、白ワインのように爽やかな酸味と甘味を持つNo.77の限定生酒です。
多酸性酵母きょうかいNo.77を用い、リンゴ酸量が多く従来の清酒のイメージを打ち破る強い印象に加え、生酒ならではのフレッシュな味わいがあります。
秋田県の酒造好適米「秋田酒こまち」が使われています。

精米歩合 60%、アルコール度数 14度、日本酒度 -17、酸度 2.0

燗しても飲んでみました。
ほほう。ぬる燗くらいの低めの温度がよさそうですね。

燗酒も、飲みたい温度に合わせて燗するのと、一旦高めに燗してから冷めてきたところで美味しく飲める温度にするなど、いろいろやり方がありますよねって話に。
奥が深いですねー。
お燗のチャート
ここえ持参した、アイスブレーカー登場です。

京都府・木下酒造「玉川 無濾過生原酒 Ice Breaker 2024」
ペンギンのお酒
「Ice Breaker」とは、英語で「緊張感をほぐし、座を和ませる」と、氷を入れてロックでも楽しめるという2つから由来しています。
生原酒の力強い飲みごたえにミントを思わせるような清涼感のある爽やかな後味。度数も高めのため、ロックで飲んでも負けず、ほんのりとした吟醸感と清涼感も増し、スッキリ楽しめるとのことです。
兵庫県産の「日本晴」が使われています。

精米歩合 60%、アルコール度数 17〜18度、日本酒度 +0.5、酸度 1.8

普通に冷で飲みます。

そして、鳳鳴もいきますか。
兵庫県・鳳鳴酒造「鳳鳴 田舎酒 純米」
伝統の技術で醸しあげた、昔ながらの味わいを楽しめる「田舎酒」の純米酒です。
純米ならではのすっきり感と、田舎酒ならではの重厚感・どっしり感を両立しました。
しっかりした香りと、ボリューム感のある味わい深いコクと旨味が最大の特徴。
飲むときにふんわり立ち上る香りと、ふくよかでボリューム感のあるのみ口、米ならではの甘味と旨味、爽やかな酸味が残る後味、お口の中で様々に広がる味わいをお楽しみください。とのことです。
「五百万石」が使われています。

精米歩合 65%、アルコール度数 15〜16度、日本酒度 +8、酸度 1.7

安定の味ですね(笑)
鶏肉 茄子 最後にお雑煮
最後の1杯ですね。
栃木県・飯沼銘醸「姿 うしろ姿 無濾過生原酒」
ラベルが面白い「姿」の文字を後ろから見ている
山田錦・雄町・彗星・北しずく・ひとごこち等を使用した純米大吟醸や純米吟醸などの「責め」の部分のみをブレンドし瓶詰めした数量限定酒です。
ジューシーな果実香と旨味がバランス良く楽しめる番外品とのことです。

精米歩合 40〜55%、アルコール度数 17.5度、日本酒度 ±0、酸度 1.5

ブレンド酒は珍しいですねー。面白いです。
日本酒を搾る際、一番最初に出てくる「荒走り」、酒質の一番安定している「中取り」の後にしっかりと圧力をかけて搾った部分を「責め」と言います。

いやぁ。楽しかったです。
以上、終了しました。
少人数でしたが、色々と日本酒談義ができて楽しかったですね。

最後に、粉末塩麹が気になったので、購入して帰ることにしました。
ほほう
-21:50-
ありがとうございましたー。
次回はベルギービールですね。
またよろしくお願いしますー。

てくてく歩いて阪急・西宮北口駅へ。
ここはずっと道が広くならない
-22:00-
阪急・西宮北口駅から電車に乗ります。

-22:20-
阪急・小林駅で降りて、てくてく帰りました。
塩麹とミックスナッツを購入
なっぱさん、麹造りのワークショップもされているらしいので、参加してみたいなぁ。

今回もただ単に日本酒を飲むだけでなく、楽しくお話しながら飲み方を冒険してみたり、いろいろと楽しめました。
なっぱさん、ありがとうございましたー。

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