■母逝く |
6月の末に、体調を崩して検査入院した母。
わかったときには末期のすい臓ガンでした。
一時退院できたものの、先週日曜日に再入院。
そして今日還らぬ人となりました。
オレを生んでくれてありがとう。
今までお世話になりました。
小さい頃、「お母さんどこに行きたい?」と聞いた時、母は「スイスに行ってみたいなぁ」と言いました。
大きくなって、お金稼いだら連れて行ってあげるねと約束したけど、それはついに叶えてあげれませんでした。
ごめんね。
最後に、「高野山のおいしい胡麻豆腐が食べたい」と言ったので買いに行きましたが、結局その日の夕方に入院したため、食べてもらえませんでした。
医学が発達して、不治の病の治療法はたくさん見つかってきているけど、末期がんだけはどうしようもないですね。
最後は薬のおかげで苦しまずに旅立ってくれたと思いますが、いつも不満や弱音を言わない母でした。
相当それまでにがまんしていたのだと思います。
もうすぐ盆。
そこまで死んだじんさん、ばぁさんが迎えにきてくれていると思います。
母の姉である、おばさんが、「迎えにきてくれているけど、おとうちゃん、おかぁちゃんは『なんでそんなにはよきてん』って怒るかもしれんけど、でも、ようがんばったなって褒めてくれるよ」って言っていました。
その通りだと思います。
明日が通夜で、明後日が本葬。
今思うと、母にはもっといろいろしてあげたいことがあったのに、それももうできないんですね。
息子の自分がしっかりしなきゃと思い、今まで涙はこらえてきたけど、今夜は泣きます。
明日からはしっかりがんばります。
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