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 香川(芸術の秋・アート旅行の3日間) (2007/11/23〜25)

第1日(11/23)  第2日(11/24)  第3日(11/25)

11月24日(第2日)

今日は直島に行きます。
アートの島。直島。
安藤忠雄の建築に泊まれることもあって、朝からワクワクです。今日もいい一日になりそうですねー。


-07:00-
目覚めます。
いやぁ。久々に熟睡しました。

目覚めると、新聞と牛乳のサービスかありました。
白い牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳から選べましたが、男は黙って白い牛乳(笑)
ちゃんと保冷パックに保冷材と共に入れられて、朝から細かい配慮に感動です。
朝の牛乳 地元産です
朝風呂浴びて、スッキリしますよ。
内風呂から景色も眺められて、朝からいい気分です。

-08:00-
朝食です。食事処に行きました。
朝食も、手がこんでて、なんだかうれしいですねー。

最初に、パインとオレンジのジュースをいただきました。
食物繊維たっぷりです。
かわいい朝ごはん おしながき やっぱり小豆島は素麺ですな
花篭のような朝ごはんは、左下が、だし巻きなのは誰の目にもわかるでしょうから、そこから時計回りに説明しますと・・・。

・だし巻き
・南蛮サラダ 諸味ドレッシング
・チンゲン菜とじゃこのおひたし
・大根煮 薄揚げ
・はまちの味噌漬 焼魚
そして真ん中が地魚のおろし和えとなっています。

それから、豆乳蒸しと、お素麺の合わせ味噌汁です。
デザートには、さつま芋のババロアが出ましたよ。
さつまいもは旬だからね
夜が豪華でも、朝がイマイチってとこが多い中、ここはいいですねー。最後までおもてなし満載ですよ。

食べて、出発準備しました。
ほんと、いい宿です。2カ月前から予約できますが、なかなかとれない宿なのですが、ぜひぜひまた泊まりたいです。
大ファンになってしまいましたー。

-09:10-
名残惜しいですがチェックアウトです。
玄関 ありがとう「真里」さん
県道28号からR436を走ります。

時間があったら、世界一狭いとギネス認定の、土渕海峡に寄っていこうかと思いましたが、フェリーの予約があり、30分前までには港に来ておいてくださいってことなので、遅れて予約キャンセルされても嫌だから、そのまま土庄港に行くことにしました。

-09:50-
土庄港に到着。四国フェリーに乗りますよ。
昨日の新岡山港と違ってガラガラです。予約の必要なかったかもー。
予約のメールをプリントアウトしたものを見せてチケット購入です。
直島への直行便がないので、一旦高松へと行きます。
5m未満なので5,500円になりますよ。
これは新岡山港行き 寂しい発券所
土庄港は、ごま油の匂いがしまくりです(笑)
いいにおいー。中華食べたいな。

しばらく待つと、乗るフェリーがきました。
予約が10台ぐらいですかねー。予約していないのはやっぱり10台くらい(笑)
オリーブライン では乗り込みます
-10:20-
定刻通り出港です。
約60分の船の旅です。
さらば小豆島 ごま油工場 入れ違いのフェリー
のんびり船で過ごしました。
うどんがありましたが、高松で食べる予定なので食べません・・・。というか、ここのうどん400円ですよ。高いよー。船上価格ですかね。
高松が見えてきました 屋島ですね
高松港に入っていきます。
漁船早いー 高松ですよ
-11:20-
高松港に接岸しました。
上陸です
出てすぐの係員に、「直島行きはどこですかー?」と聞くと、どうやら小豆島行きと同じ場所に並ぶらしい。
てことで、降りてすぐUターンして列に並びます。
直島行きはそう混んでないですが、小豆島行きはすんごい混みようですね。

12時40分の直島行き四国汽船に乗るので、小一時間は時間がありそうです。
てことで、車を置いて、徒歩で行ける範囲のうどん屋に行ってみることにしました。
このあたりの信号はなぜか青い 玉藻公園は高松城跡
てくてく歩いて、うどん攻略本にある「井筒」というお店に向いました。「井筒」さんは完全セルフのようだったので、久々デポ使って暖めて食べたいなーと思っていたのです。
しかし・・・。あれー?「井筒」のあるはずの場所は、建物がなくなっていました。
うーん。
その近辺の建物もなくなっていたので、ここにはビルが建つのでしょうかね。

-11:40-
しかたないので、次に狙っていた、「味名登家」に行ってみました。
ここもセルフのお店です。

肉うどん(小)にしてみました。
セルフ・前払いで400円です。

麺は柔らかめです。肉うどん自体はおいしいですが、若干ダシが塩辛いかも。まぁ肉うどん自体が甘い目なので、さほど気にはなりませんが。
「味名登家」さん 肉うどんですー 種類はいろいろ
うどん食べて、港に戻ります。
高松シンボルタワーの空
戻って、乗船券買いました。
4m以上5m未満で5,250円です。

-12:30-
乗船開始です。
約50分の四国でしたな。
フェリー乗りますー
-12:40-
出港です。
さらば高松
またまたのんびり船の旅です。
途中、『鬼ヶ島』と書かれた島の横を通過します。本当は「女木島」というらしいです。
紅葉の鬼ヶ島 ねっ 看板あるでしょ?
宇野行きですかね。前をフェリーを走っています。
前を走るフェリー 鬼ヶ島ばいばーい 宇野−直島−高松
直島が近づいてきました。
高松は目視できますね。そういう距離なんだ。
高松です 直島だー
ベネッセも確認できます
おおー赤い南瓜だー
-13:30-
そんなわけで、直島・宮ノ浦港に到着しました。
上陸しますよー
まずは、直島唯一のうどん屋に行きます。
ナビ設定していましたが、それどおりに走ると、島の北端の三菱マテリアルの工場まで行ってしまったのはここだけの秘密です(笑)

-13:40-
それでも、島の北端までいったのに、下船から10分で直島唯一のうどん屋さん「山本うどん店」に到着しました。
うわーっ並んでるよー。

10分ほど待って入れました。

ぶっかけにしましたよ。
お店系・後払い
460円ナリー

注文して待っている間に、お店の人が暖簾をはずしました。4時半の閉店までにはまだまだ時間がありますが、どうやら玉切れ間近なようです。
よかったー。ちゃんと食べられますよ。

で、うどんです。
麺は好みのコシです。うおー。いいねー。失礼ながら、ここで本格的さぬきうどんを食べられるとは思ってもみませんでした。
うまいねー。いいです。このうどん。
「山本うどん店」 カウンターと席があります ぶっかけうまいー
食べるのはすぐですねー。
てことで、途中道を間違えながらも宮ノ浦港経由でベネッセハウスに向かいました。

-14:15-
ベネッセハウス・パークに到着です。
おーおーおーおー。安藤忠雄の建物だよー(>_<)
嬉しいですね。ミーハーだと言われようが、嬉しいものは嬉しいです。
チェックインは3時からなので、とりあえず荷物を預けて屋外美術の見学です。

直島は、人口3500人ほどの島です。
1988年、安藤忠雄氏が初めて直島に行った時は、工場の有毒ガスでハゲ山同然の島だったらしい。
ベネッセハウスは、名前の通りベネッセ・コーポレーションであり、現社長の福武総一郎氏の父親、福武哲彦氏が愛したのが直島であり、その再生を果たしたいというところから始まったらしい。

世界一の文化の島にするという夢。それがこの直島に息づいています。

では、早速パーク南側にある屋外芸術からみていきます。

ニキ・ド・サンファールの作品がたくさんありますー。
「会話」
色使いがまたなんともいえません
ヘビですねー 椅子がくみあわさったような形
ちょっと忘れ物したので、一旦戻ります。
パークのエントランス
そして再びみますよ。
「象」 おもしろい顔と色
でっかい作品もあります。
「かえると猫」です 色使いの感性がいいですね
反対側も猫 下から見上げてみました
浜辺には、草間彌生の「南瓜」がありました。
ここは、もう使われていなかった桟橋らしいです。
大きさ対比がないですが、人の高さと同じくらいの高さがありますよ。
南瓜だー こんなん好きです
「南瓜」は人気の展示物なので、次から次へと人がきます。
てことで、早々に退散。

再びニキ・ド・サンファールです。
「らくだ」 眠そうな目(笑)
では西のほうへてくてく歩いていきます。
「南瓜」に群がる人たち
ニキ・ド・サンファールがもうひとつありました。
「腰掛」です 犬?? 何読んでるのでしょうか・・・。
南側からベネッセハウス・パークを見てみました。
各部屋大きな窓でいい感じです。
パークです
てくてく歩いてベネッセハウス・ビーチの前を通過していきます。
ビーチは木造建築らしいです
てくてく歩いて、ビーチの隣の岬にやってきました。
遠くに「南瓜」
ジョージ・リッキーの「三枚の正方形」です。
日に照らされた感じがいいですねー。
この作品は、風に吹かれて向きが変わるようです。
「三枚の正方形」 ステキな感じです
片瀬和夫の「茶のめ」です。
角にあっても落ちませんが、風が吹くとユラユラ動いています。
「茶のめ」です
ウォルター・デ・マリアの「見えて/見えず知って/知れず」です。
ウォルター・デ・マリアの作品は「地中美術館」にもあるようですね。
でっかい玉が安藤忠雄設計の建物に入っていました。
玉です なんだか存在がすごい 作品の入っている建物
岬の横に桟橋がありました。
なんでしょう・・・。見に行ってみました。

するとそこは宿泊者船用桟橋でした。
自家用船で来る人はここに係留するんだね。
何の桟橋かな お魚いっぱーい さすがー
桟橋から、杉本博司の「タイム・エクスポーズド ミルトア海スーニオン」が見えました。
あんなとこにポッカリと こんなのがついています
「タイム〜」の向こう側には、大竹伸朗の作品が浜辺にあります。
「シップヤード・ワークス 船尾と穴」 船尾部分に穴たくさんあけて立てています
船首のほうに行くと、KYなカップルがいました。
作品のすぐそばでずーっと喋っています。
Rockzを含めて他にも写真を撮るのに待っている人がいて、そのうちの1人が、「どいてくれませんかー」と言っていました。
やっぱり空気読んでほしいですよね。若者よ。
「シップヤード・ワークス 切断された船首」 真正面から見てみた
さらに海沿いにてくてく歩いていきます。
蔡國強の作品、「文化大混浴」にまでやってきました。
この作品は、真ん中に露天風呂があります。
風水により、この位置を決めたそうで、36本の石柱によりパワーが風呂に入るらしいです。
この風呂に入れるオプションがあるのですが、残念ながら今は修復中でだめらしいです。
「文化大混浴」です 不思議な感じですね
風呂が真ん中にあります 海側からの全景
さて、ぼちぼち「地中美術館」に行く都合もあるので、一旦パークに戻ってチェックインします。
ミュージアムまで歩いて戻って、そこから宿泊者用のシャトルバスに乗ることにしました。
ベネッセハウス
-15:45-
チェックインして部屋に入ります。
おーいいねー。広々とした落ち着ける部屋です。安藤忠雄の建物に泊まれるとは幸せー。

ちなみに、部屋にはテレビがありません。
そのかわり、BOSEのWave Music Systemが標準装備です。てことで、お気に入りのCDを持参していましたよ。
部屋から見る夕暮れ
さて、まずはパークラウンジでウェルカムシャンパンをいただきますよ。
シャンパンいただきます 屋外作品もみれます
-16:15-
外に出て、シャトルバスを待ちますよ。
パークのエントランスです
-16:40-
シャトルバスに乗って「地中美術館」にやってきました。
ここで、ジェームズ・タレルの「オープン・スカイ」のナイトプログラムを鑑賞するのです。
「地中美術館」の閉館後、日没に至る時間と共に、「オープン・スカイ」のを見上げてその移り変わりを楽しむ、45分間のプログラムです。

部屋の天井に、ポッカリと穴があいています。
その自然光と、そのまわりの人工光の融合の移り変わりがゆっくりと見るものに訴えかけます。
最後は、壮大なクライマックスを迎え、感動のうちに終了するのです。

と、言葉で書いてもまったくわからないと思うので、気になる人は体験してみてください。
これは、体験しないとわからないです。

-17:45-
ナイトプログラムが終了して、時刻表にないシャトルバスに乗って戻ります。

パークまで戻らず、ミュージアムで降りて、ミュージアム内をみていまわりました。

現代アートにどっぷり浸って、シャトルバスに乗ってパークに戻ります。
ちなみに、ミュージアムとパークの間は夜遅くまでバスあります。

-18:30-
パークの部屋に帰り着きました。
遠くに高松の光が見えますねー。
三脚立てて、夜景モードで撮ってみましょうか。
夜景モード 高感度モード 星空15秒モード
しばしのんびり音楽聴きました。
いいねー。贅沢な時間です。

-20:00-
テラスレストランまでてくてく歩いていきました。
オリーブってコースをいただきます。

まずは前菜。
小芋だったかな?の揚げたのとプチトマトをオリーブオイルで。
かわいいです。

食前酒として、シェリー酒飲みましたよ。
前菜です
かわいい
シェリー酒ひさしぶり
アサリのワイン蒸しです。
貝のいい味が出ていますね。
身まできれいにいただきました。

続いてワインにしようかとも思いましたが、生ビール飲みます。
ワイン蒸しー 生ビールうんまい
スープはハムでダシをとったスープだそうです。
おー。これはおいしい。
スープですよ
魚料理は、ハギのポトフっぽいのんです。
魚料理をナイフとフォークでいただくのはいつぶりだろうか・・・。(笑)
おいしゅうございました
パンをオリーブオイルにつけていただくのですが、おいしかったので、パンのおかわりしちゃいましたよ(笑)

肉料理は、讃岐地鶏のグリルです。
おいしかったけど、モモ肉がどーんとあったらもっとうれしかったかもですね(笑)
さぬき地鶏ははじめて食べた
デザートはいくつか選べたのですが、コーヒー系の味のムースみたいなんをチョイス。
ええ、名前忘れました。
デザートです
-21:10-
ごちそうさまでした。
またてくてく歩いて部屋に戻ります。
安藤忠雄っぽい空間
このあと、部屋で音楽聴きながら飲みなおしましたー。

-23:00-
寝ますよ。
すごく居心地いいです。
昨夜の「真里」とまた違ったよさです。
ここもまた泊まりたいなぁ。

本日の走行距離 26km
通算の走行距離 237km

名残惜しいですが、明日は帰路につきます。
帰るまで、楽しめるだけアートをたのしみたいですねー。
全体走行マップ 直島マップ

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