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 香川県(讃岐の国) 〜涅槃の道場〜
 

※注意 ツーリング等で大人数で行かれる場合は一般客の方のご迷惑にならないようご配慮ください。
特に境内では巡礼の方々のおじゃまにならないよう節度ある行動をしましょう。

Last Update 2010/11/14


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  山号 寺号
第66番  巨鼇山 雲辺寺 (きょごうざん うんぺんじ)
第67番  小松尾山 大興寺 (こまつおざん だいこうじ)
第68番  琴弾山 神恵院 (ことひきざん じんねいん)
第69番  七宝山 観音寺 (しっぽうざん かんのんじ)
第70番  七宝山 本山寺 (しっぽうざん もとやまじ)
第71番  剣五山 弥谷寺 (けんござん いやだにじ)
第72番  我拝師山 曼荼羅寺 (がはいしざん まんだらじ)
第73番  我拝師山 出釈迦寺 (がはいしざん しゅっしゃかじ)
第74番  医王山 甲山寺 (いおうざん こうやまじ)
第75番  五岳山 善通寺 (ごがくざん ぜんつうじ)
第76番  鶏足山 金倉寺 (けいそくざん こんぞうじ)
第77番  桑多山 道隆寺 (そうたざん どうりゅうじ)
第78番  仏光山 郷照寺 (ぶっこうざん ごうしょうじ)
第79番  金華山 天皇寺 (きんかざん てんのうじ)
第80番  白牛山 國分寺 (はくぎゅうざん こくぶんじ)
第81番  陵松山 白峯寺 (りょうしょうざん しろみねじ)
第82番  青峰山 根香寺 (あおみねざん ねごろじ)
第83番  神毫山 一宮寺 (しんごうざん いちのみやじ)
第84番  南面山 屋島寺 (なんめんざん やしまじ)
第85番  五剣山 八栗寺 (ごけんざん やくりじ)
第86番  補陀落山 志度寺 (ふだらくざん しどじ)
第87番  補陀落山 長尾寺 (ふだらくざん ながおじ)
第88番  医王山 大窪寺 (いおうざん おおくぼじ)
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本堂 詳細
 第66番札所 巨鼇山 雲辺寺
場所:徳島県三好市池田町白地ノロウチ763-2 < 地図 >
電話:0883-74-0066
本尊:千手観世音菩薩

弘法大師が善通寺建立のための木材を求めて雲辺寺山に登り、この地を霊山と感得し御堂を建立したことを起源とすし、大師は807年(大同2年)に秘密灌頂の修法を行い、さらに818年(弘仁9年)に嵯峨天皇の勅命を受けて本尊を刻んで、七仏供養を行ったということです。
後に「四国高野」と呼ばれ、僧侶の修業道場となり、清和天皇の勅願寺ともなったお寺です。

2009.10.18訪問
 第67番札所 小松尾山 大興寺
場所:香川県三豊市山本町辻4209 < 地図 >
電話:0875-63-2341
本尊:薬師如来

742年(天平14年)に東大寺の末寺として建立され、嵯峨天皇の勅願によって弘法大師が822年(弘仁13年)に本尊の薬師如来を刻んで安置したといわれるお寺です。

2009.10.18訪問
 第68番札所 琴弾山 神恵院
場所:香川県観音寺市八幡町1-2-7 < 地図 >
電話:0875-25-3871
本尊:阿弥陀如来

法相宗の日証が琴弾山で修行をしていたところ、琴を弾く老人が乗る舟を海上に見ました。その老人が八幡大明神であることを知った上人は、その琴と舟を祀り琴弾八幡宮と名付けたのが起源とされます。
行基が722年(養老6年)に訪れた後、807年(大同2年)に弘法大師が阿弥陀如来を描き本尊として安置し、観音寺と改めた際に、八幡宮の別当に神恵院をあてられました。

2009.10.18訪問
 第69番札所 七宝山 観音寺
場所:香川県観音寺市八幡町1-2-7 < 地図 >
電話:0875-25-3871
本尊:聖観世音菩薩

法相宗の日証が琴弾山で修行をしていたところ、琴を弾く老人が乗る舟を海上に見ました。その老人が八幡大明神であることを知った上人は、その琴と舟を祀り琴弾八幡宮と名付けたのが起源とされます。
行基が722年(養老6年)に訪れた後、807年(大同2年)に弘法大師が阿弥陀如来を描き本尊として安置し、観音寺と改めました。

2009.10.18訪問
 第70番札所 七宝山 本山寺
場所:香川県三豊市豊中町本山甲1445 < 地図 >
電話:0875-62-2007
本尊:馬頭観世音菩薩

807年(大同2年)、平城天皇の勅願寺として弘法大師が自ら刻んだ馬頭観世音菩薩像を本尊として開創したというお寺です。
中世には寺領2,000石、24坊を持つ大寺となって栄えたそうです。

2009.10.18訪問
 第71番札所 剣五山 弥谷寺
場所:香川県三豊市三野町大見乙70 < 地図 >
電話:0875-72-3446
本尊:千手観世音菩薩

聖武天皇の勅願により行基が創建したといわれています。
弘法大師は7〜13歳の期間、この寺の獅子窟で修行したといわれていて、807年(大同2年)、唐より帰国後の大師は再び訪問し蔵王権現のお告げにより千手観音を安置し伽藍を再興したといわれています。

2010.05.08訪問
 第72番札所 我拝師山 曼荼羅寺
場所:香川県善通寺市吉原町1380-1 < 地図 >
電話:0877-63-0072
本尊:大日如来

弘法大師の出身氏族である佐伯氏の氏寺として596年(推古天皇4年)に創建されたといいます。
大師が唐より帰国後、請来した金剛界・胎蔵界の両曼荼羅を安置し、大日如来を本尊として再興。母の菩提寺としたと伝えられています。

2010.05.08訪問
 第73番札所 我拝師山 出釈迦寺
場所:香川県善通寺市吉原町1091 < 地図 >
電話:0877-63-0073
本尊:釈迦如来

弘法大師が7歳の時に倭斬濃山に登り、「仏門に入って多く人と衆生を救いたいのです。私の願いが叶うなら釈迦如来様、お姿を現して下さい。もし、願いが叶わないのなら私の命を仏に供養します」と願い、山の断崖から谷へと飛び降りました。すると、落下する大師の前に釈迦如来と天女が現れて抱きとめ、「一生成仏」と宣し、彼の願いが成就されました。
感激した大師は、釈迦如来が現われた山を「我拝師山」名づけ、その山に出釈迦寺を建立し、釈迦如来の尊像を刻んで本尊としたという言い伝えがあります。

2010.05.08訪問
 第74番札所 医王山 甲山寺
場所:香川県善通寺市弘田町1765-1 < 地図 >
電話:0877-63-0074
本尊:薬師如来

弘法大師が別当として満濃池の完成に導いたことから、築池の成功に対して朝廷から銭2万銭が与えられたので、821年(弘仁12年)、その銭の一部によって堂を建立したといわれるお寺です。

2010.05.08訪問
 第75番札所 五岳山 善通寺
場所:香川県善通寺市善通寺町3-3-1 < 地図 >
電話:0877-62-0111
本尊:薬師如来

弘法大師は現在の善通寺市の出身です。
「多度郡屏風浦善通寺之記」によれば、善通寺は大師の父で地元の豪族であった佐伯直田公から土地の寄進を受け、813年(弘仁4年)に建立されたといいます。
大師の入唐中の師であった恵果が住していた長安の青龍寺を模して建立したといわれているお寺です。

2004.07.17訪問
2010.05.08訪問
 第76番札所 鶏足山 金倉寺
場所:香川県善通寺市金蔵寺町1160 < 地図 >
電話:0877-62-0845
本尊:薬師如来

多度郡弘田郷の豪族であり、弘法大師の氏族である佐伯一門の知証大師の祖父である和気道善により774年(宝亀5年)に道善寺として創建され、928年(延長6年)、醍醐天皇の勅命により「金倉郷」から名前をとり現在の金倉寺と改名したとされるお寺です。
大師堂には弘法大師と智証大師が祀られています。

2010.05.08訪問
 第77番札所 桑多山 道隆寺
場所:香川県仲多度郡多度津町北鴨1-3-30 < 地図 >
電話:0877-32-3577
本尊:薬師如来

当地の領主である和気道隆が乳母を誤って射殺してしまったため、これを悲しんで桑の大木を切り、薬師如来を刻んで堂に安置したのが起源であるといいます。
道隆の子、朝祐は意思を継ぎ、唐より帰国した弘法大師に師事し、大師自ら薬師如来像を刻み、道隆の薬師如来を胎内に納めて本尊としたといわれています。

2010.05.08訪問
 第78番札所 仏光山 郷照寺
場所:香川県綾歌郡宇多津町1435 < 地図 >
電話:0877-49-0710
本尊:阿弥陀如来

行基が725年(神亀2年)に阿弥陀如来を本尊として開基したとされています。
815年(弘仁6年)に弘法大師が伽藍を整備し、後に一遍上人が踊り念仏の道場寺としたというお寺です。

2010.05.08訪問
 第79番札所 金華山 天皇寺
場所:香川県坂出市西庄町1713-2 < 地図 >
電話:0877-46-3508
本尊:十一面観世音菩薩

古代に南海の大魚を退治しに向かった讃留霊王ら88人の兵士が大魚に船を呑まれ倒れた時、横潮明神が泉の水を持ってあらわれ、兵士に飲ませたところ、全員が命を吹き返して助かったといいます。それからこの泉は「八十場の霊水」と呼ばれるようになったという伝説があります。
その後弘法大師が八十場の泉を訪れたとき、十一面観音を刻んで堂を建て安置したのが起源であるというお寺です。

2010.05.08訪問
 第80番札所 白牛山 國分寺
場所:香川県高松市国分寺町国分2065 < 地図 >
電話:087-874-0033
本尊:千手観世音菩薩

聖武天皇が741年(天平13年)に発した国分寺建立の詔により、日本各地に建立された国分寺の1つです。
行基が千手観世音菩薩を本尊として開基し、後に弘法大師が訪れた際に尊像を補修したといわれています。

2010.05.08訪問
 第81番札所 陵松山 白峯寺
場所:香川県坂出市青梅町2635 < 地図 >
電話:0877-47-0305
本尊:千手観世音菩薩

弘法大師が815年(弘仁6年)にこの地に訪れ、衆生救済の請願をし、後に智証大師が860年(貞観2年)に白峯大権現の神託を受けて千手観世音菩薩を霊木に刻み安置したというお寺です。

2010.05.08訪問
 第82番札所 青峰山 根香寺
場所:香川県高松市中山町1506 < 地図 >
電話:087-881-3329
本尊:千手観世音菩薩

弘法大師が弘仁年間に花蔵院を創建し、五大明王を祀り霊場とした。
その後、智証大師が832年(天長9年)に千手観音を祀り千手院を創建し、この二院を総称して根香寺と呼ばれるようになったということです。

2010.05.08訪問
 第83番札所 神毫山 一宮寺
場所:香川県高松市一宮町607 < 地図 >
電話:087-885-2301
本尊:聖観世音菩薩

義淵により大宝年間(701〜704年)に大宝院として創建され、後に行基が一宮寺と改めたといいます。
その後、大同年間(806〜810年)に弘法大師が伽藍を整備し聖観世音菩薩像を刻んで本尊として安置したと伝えられています。

2010.05.09訪問
 第84番札所 南面山 屋島寺
場所:香川県高松市屋島東町1808 < 地図 >
電話:087-841-9418
本尊:十一面千手観世音菩薩

唐から来日した鑑真が太宰府から難波に向かう途中の754年(天平勝宝6年)に訪れて開創したといわれています。
また、弘法大師が815年(弘仁6年)に訪れ、勅命により一夜のうちに本堂を建立し、自ら彫った十一面千手観世音を本尊としたということです。

2003.11.22訪問
2004.03.21訪問
2010.05.09訪問
2018.04.01訪問
 第85番札所 五剣山 八栗寺
場所:香川県高松市牟礼町牟礼3416 < 地図 >
電話:087-845-9603
本尊:聖観世音菩薩

弘法大師がここで虚空蔵求聞持法を収めた際、五本の剣が天から降り蔵王権現が現れて、この地が霊地であることを告げたということです。
大師は降ってきた剣を埋め829年(天長6年)に再訪し開基したというお寺です。

2010.05.09訪問
 第86番札所 補陀落山 志度寺
場所:香川県さぬき市志度1102 < 地図 >
電話:087-894-0028
本尊:十一面観世音菩薩

謡曲「海人」で知られる「海女の玉取り伝説」が伝えられているお寺です。
志度浦にたどり着いた霊木を薗子尼が草庵へ持ち帰り安置し、その霊木から本尊を刻み、御堂が建立されたということです。

2010.05.09訪問
 第87番札所 補陀落山 長尾寺
場所:香川県さぬき市長尾西653 < 地図 >
電話:0879-52-2041
本尊:聖観世音菩薩

行基がこの地で霊感を得て聖観音菩薩像を刻み、御堂に安置したのが始まりとされています。
弘法大師が渡唐前滞在し、年頭7日目の夜に護摩符を丘の上より人々に投げ与えたとの伝説があり、これは毎年1月7日の「福奪い」として今に伝わっています。
825年(天長2年)、唐より帰朝した弘法大師によって霊場と定められました。
また、静御前が源義経と別れた後、得度したとの言い伝えもあるお寺です。

2010.05.09訪問
 第88番札所 医王山 大窪寺
場所:香川県さぬき市多和兼割96 < 地図 >
電話:0879-56-2278
本尊:薬師如来

養老年間に行基が開基し、弘仁年間(810〜824年)に弘法大師が奥の院の岩窟で虚空蔵求聞持法を修し、薬師如来を刻んで安置したとされています。
この時に大師が納めたとされる錫杖は、大師が唐から持ち帰った三国伝来のものと伝えられ、本尊とともに祀られています。
遍路旅の終着、結願のお寺です。

2010.05.09訪問
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