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 新潟(はじめての佐渡島ツアー) (2010/05/01〜04)

第1日(5/1)  第2日(5/2)  第3日(5/3)  第4日(5/4)

5月2日(第2日)

昨夜は日付が変わる頃には、さっさと駐車場で後部座席をフラットにして、窓断熱して、マット敷いて、毛布で眠った。
しかし・・・。そんなに寒くないだろうという予想に反して、明け方はめちゃくちゃ寒くて目が覚める。
今日はどんな一日になるかなぁ。

-06:00-
行動開始しますか。起きますよ。
どうせフェリーターミナルで時間あるだろうから、乾燥を兼ねて後部はそのままにしておきます。
オハヨーSTREAM
顔洗おう。
ハミガキもして、気分スッキリ。

でも寒いので暖かいコーヒー飲みました。
ガソリン高くなったなぁ コーヒーおいしい
-06:30-
ではまた走りますか。
北陸道を走っていきます
以前通った時にはまだまだ建設中だった北陸新幹線はかなりできてきていました。

北アルプスの端をかすめながら走ります。
山にはまだまだ雪が残っています
-06:50-
新潟県に入りました。
 久々の新潟です
親不知あたりの、海上道路を走ります。
海に突き出た道 このあたりは海の上
糸魚川を渡って行きます。
大地溝帯のあたりです
-07:20-
上越JCTを通過します。
東海北陸道へ行くJCTです
予定では、北陸道・中島見附ICで降りるつもりでしたが、それよりも手前の西山ICで降りたほうがいいとナビが言うので、それに従います。
ナビ表示では10,950円!!
-07:50-
北陸道・西山ICで降りました。
西山ですよー 1,850円だ!!
県道93号から、R116に出てしばらく北上します。

そして、県道192号からR402に出て、海沿いを走ります。
いい天気だねー 窓を開けると気持ちいい
途中、ツーリング集団の1台と、乗用車の正面衝突事故がありました。
ライダー大丈夫ですかね?

-08:20-
寺泊の魚のアメ横にやってきました。
久々だなぁ
この時間で既に駐車場は満車に近かったです。
なんとか停めて、お店巡りです。
さーいってみよー 串焼きも徐々に増えている時間
ここで朝ごはんを食べようと考えていたのですが、この時間に開いている食堂っていないんですよね。
どうしようかなー
てくてく歩いて、「山六水産」さんにやってきました。
とりあえず、串焼き食べましょう。
いかは定番ですね 鮎や海老もある 鯖に赤魚
てことで、イカにしました。
これがうまいのよー
端から端まで歩きましたが、「山六水産」さんの食堂が9時オープンと一番早いようです。
待ちますか
15分前くらいに一番乗りを目指して店の前で並んでみました。
店の中は広いです
人が増えてきたので、店の人が「9時開店だけど、お茶ぐらい出してもらえるから上がってー」と言ってくれたので上がりますが、バラバラで席に着いたので、この時点で一番客なのにもうわからない状態です。
秩序なくなりました(笑)
-09:00-
てことでオーダー開始です。
マグロ丼にしてみました。

しばらく待つとやってきました。
おおーいいねー うつくしいー 番屋汁がつきます
おいしくいただきました。
新鮮なのはいいですねー。
コシヒカリラガーって地ビールがあるんだ
-09:30-
おいしくいただいて、席も満席になってきたので早々に出ました。
賑わっていましたよ
R402を北上していきます。
途中、信濃川の大河津分水路を渡って行きます。
人工的な水路かなぁ ここも信濃川です
遠くにうっすら佐渡島も見えてきました。
まってろー
県道55号から県道2号に入り、R460に入ります。
右も田んぼ 左も田んぼ
R116の新潟西バイパスに入ります。
自動車専用道路です
信濃川の本流を渡っていきます。
信濃川渡り中
R8に入り、県道5号をちょっと走ってR7からR113へ。

-10:40-
佐渡島のガソリンは島価格なような気がしたので、ここで給油しておきます。
最終日までこれで入れなくていいかな
R350に入ります。
朱鷺メッセでは、誰かのライブがあるんでしょうか。「チケット譲ってください」とボード持った女の子がいましたよ。

-10:50-
佐渡汽船・新潟フェリーターミナルに到着しました。
朱鷺メッセです 新潟FT到着です
乗船手続きします。
今日は満車みたいですねー。予約しといてよかった。
手続きするビル まだ少な目です
同じ湾内に海上保安庁の船がいました。
北朝鮮とかロシアとかで大変かなぁ
窓口ではチケットと整理券?をもらいました。
整理券ないと車に乗れないよーとのことでしたが・・・。

時間があるので、毛布たたのだり、窓断熱片付けたりしていました。

2等で場所とりするのはしんどいので、1等にしました。指定です。寝れるように絨毯席にしました。
整理券 車の券 1等絨毯席券
係の人がランダムにうろうろして、整理券回収して、チケットに印入れていきます。

-11:50-
いよいよ乗船です。
中では、前の車に続かず、なぜかスロープを上がっての2階通路に誘導されます。どうわけているんですかね・・・。
船尾から入ります いよいよ船内へ ん?こっち上がるの??
客室へと向います。
今日はキャンセル待ちが出るほどの混雑ぶり。予約しといてよかったよ。
既にすごい人
さらに、混雑を見越して自由に座れる2等じゃなくて、1等席にしておいたのも正解ですね。

出港前にちょいと外をうろうろ。
新潟港です また明日
知らなかったのですが、この航路はR350の一部だそうです。
そうなんだー
直江津〜小木もそうなんですね
ドラが鳴りますが、結構駆け込み乗船する人多いです。
急いでくださいよー
-12:05-
タラップがはずされ、定刻通りに出港です。
はずされました 離岸です
船内では昨日のレポしたり、ウトウト眠ったりしていました。
絨毯席なので、余裕をもってゴロゴロできます。
さー仕事仕事
2等あたりはえらいことになっていて、廊下に新聞敷いたりして場所確保。まさに満員です。

-14:00-
もうあと下船まで30分ほどなので、外を見に行ってみました。
姫埼の沖合いです
このあたりまで来ると海がきれいですねー。
新潟港はきたない色だった
船内は意外としっかりしたつくりです。
人が多すぎなのでのんびりしにくいですが
-14:10-
下船準備の案内が出たので車に戻ります。
上の段のSTREAM 下はぎっしり
満車状態 この段はどうやって降ろすのかなぁ
-14:30-
接岸して佐渡の光が差し込んできました。
ハッチが開きます タッタカタ〜♪(サンダーバードのテーマ)
当然のことながら、船内ですのでGPSが感知できず、ナビはいまだ新潟港にいます。
もう佐渡だよー
てことで下船です。
下の段が出てから上の段です。
結構時間かかっちゃいますね。
やっと出れます スロープ下がっていたかなぁ 向こうも同じ
上陸して目に飛び込んできたのは、まだ雪を残す妙見山や金北山でした。
うわっ山にまだ雪がある
最初の目的地は、ドンデン山です。途中のドンデン山荘からは、天気がよければ本州の山々が一望できるそうです。

R350から県道45号を走り、県道81号に入ります。
雪大丈夫なのかなぁ
途中の情報板とかでは、「梅津〜山頂全面通行可能」とか書いています。
ん??山頂から北はだめなのか??と思っていたら・・・。
ナビにもしっかり冬季閉鎖のマークが・・・
まぁとにかく行けるところまでいきましょう。
どんどん坂をのぼっていきます。
あれが山頂かな?
かなりきつい上り坂を走ります。しかもかなり狭いし。途中、すれ違いに難儀するのも数度。

-15:05-
ドンデン山荘のところにやってきました。
やっぱりこの先はだめなんだ
天気がよければ、北は鳥海山、南は剱岳までとかなりの範囲の山々を見れるそうですが、今日はちょっと霞んでいますねー。
雪がまだあります この景色は・・・
今日は見えないね・・・。残念 両津港あたり
まぁこれだけ山に雪が残っているのですから、北側斜面になるとさらにひどいでしょうね・・・。
無理しないでおこう
てことで、来た道を戻ります。
一気に下っていきます 目の前は下の景色しか見えない かなりの急坂です
マニュアルシフトでギア落として下っていきますが、途中道の真ん中に車停めて、草花の写真撮っている困ったおばさんがいたりなんかして、えらい目にあいまましたよ。

両津からR350をひたすら走り、県道31号から県道463号に入ります。

-16:10-
やれやれ。なんとか「佐渡金山」にやってきました。
なんとか到着です
割れた山は「道遊の割戸」と呼ばれる金山のシンボル
江戸時代の「宗太夫坑コース」と近代の「道遊坑コース」の両方に行きたかったのですが、16時以降は「宗太夫坑コース」しかだめなようでした。残念。
案内図
では鉱山見学です。
入口です
実際に使われていた坑道を下っていきます。
一度も落盤事故はなかったらしい
鉱山での作業風景が人形展示と共に説明されています。
水上輪っていう手動ポンプです 中が螺旋になっていて回転して水を上げます 山留大工が坑道を補強します
水上輪で追いつかなくなると水を集めて釣瓶で上に
酸欠にならないよう風を送ったり
無宿人(戸籍のない人ですね)が強制的に送り込まれたこともあったらしい 昔のままの坑道に足元ちょっとよくしただけ
金穿大工は掘る人 役人が検尺します 金穿大工達が山の神の心を和らげ安全に採掘できるよう また鉱脈が軟らかくなることを祈って「やわらぎ」を奉納したと伝えられています
資料館へと進みます。
金鉱石です
江戸時代の佐渡金山の暮らしぶりなどを展示しています。
金の小判作るところ 黄金色の餅ってやつだね
重さ12.5kgの金塊がありました。
持ているらしいですよ。
並んでたからやらなかったけど
有名な、慶長大判とか1両小判の元とかありました。
小判は、延べ金を切って作るんですね。知らなかった。
刻印された延べ金を小判所でカットして、後藤役所で形を整えて小判にしたそうです。後藤役所とは幕府の金貨鋳造の独占工場で、元々後藤家が足利幕府の時代から御用達彫金師と仕え、徳川幕府の時代には御用達請負として一手に彫金を治めていたのです。
慶長大判と元禄大判 延べ金と一両小判の元
資料室も一通り見終わりました。
いつかはこういうの見に行ってみたいなぁ
近代は、明治の終わりから宮内庁から三菱に引き継がれ、最終的には三菱マテリアルが採鉱していましたが、1989年に枯渇のため採鉱を終了しました。100%子会社の「ゴールデン佐渡」がここの観光をしているというわけです。
てことで三菱マテリアルが示す今日の金相場
見終わりましたよ。20分くらいで終わっちゃった・・・。
あれ?所要時間40〜60分って書いてあったので、ちょっと急いで見たのですが、急ぎすぎましたかね??
立派な門から出ます お帰り門なんですけどね・・・
-16:35-
では宿に向いましょう。
またゆっくりこよう
県道463号を下って行き、県道45を海沿いに走っていきます。
あれかな?
-16:45-
本日のお宿「ホテル大佐渡」に到着しました。
おつかれさまー
チェックインの時に、夕食の時間を聞かれます。
「日没の時間って何時ごろですか?」と聞くと、18時半ごろとのこと。じゃあ夕食は19時からで。
部屋からの景色 お隣
部屋からは夕日見れないですねー。
ここからだと、海に沈む夕日が見れるのです。それを撮りたくてこのあたりにしたというのもあります。

とりあえずは、温泉浸かって疲れをとります。

-18:15-
では撮影に向いますか。
フロントの人が「ちょうど今からが見ごろですよ」と言って送り出してくれました。
ホテル前に公園のような広場と岬があります。
広場から撮ってみた 岬手前で撮ってみる きれいな夕日ですねー
人も多いです このゴミは・・・。ハングルとかかなぁ こんなきれいな夕日は久しぶりです
まもなく日没です 泊まったホテル さよなら太陽また明日
たくさん並んでみていますね あーちょっと下が雲かなぁ もう太陽消えます
日の入からの数分間は、薄明と言われ、太陽が出ていないのに明るいです。
これを、英語ではマジックアワーと言いますね。ちなみに、日の出前はブルーアワーと言います。
太陽が紫に変わってきた そして日没 マジックアワーの間です
ああ、本当にいい夕日でした。天気がよくてよかったです。

-18:50-
ちよっと早いけど、荷物を置いて夕食の会場へと向いました。
大広間に、それぞれの膳が置いてありましたよ。
ほほう 煮物 焼物
カニ半身 カルパッチョ風なサラダ 海鮮しゃぶしゃぶ
刺身 茶碗蒸し
最初は瓶ビールでスタートでしたが、せっかくなのですぐに日本酒いきますよ。
仲居さんにおすすめ聞いてみると、真野鶴はどこでも飲めるから違うのにしなさいってことで、まずは「北雪」の大吟醸を。
北雪です うまーい いい値段しますな・・・
せっかくなので、「佐渡の露」の大吟醸、「金鶴」の大吟醸もいただいたのは言うまでもありません。
「おばちゃんサービスしとくからね」と1合徳利の中身がだんだん増えていました(笑)

ごはんものは、鯛めしでした。
2杯目はお茶漬けにするとこれがまたおいしい!!うーん。最高!!
鯛めしでございます おこげもあっていいね 茶漬けもうまい!!
そして味噌汁ですが、これがアラ汁のようにいい味出ているんですよねー。
くうぅー酒飲んでてもうまい
デザートは冷凍柿でした。佐渡島って柿が有名だったのですねー。知らなかった・・・。
柿だ おーシャーベット状でおいしいー
おいしゅうございました。
予想以上の料理で大満足でしたよ。

20時半からロビーで民謡ショーがあるらしいです。
見て行きますか。

-20:10-
部屋に帰ったらきっと寝てしまうので、そのままロビーに行って席確保です。
ここでするらしい トキが飛んでいます(笑)
-20:30-
てことで、民謡ショー開始です。
まずは相川音頭でした。2バージョンくらいやっていましたよ。
踊り手はすべて男性です 優雅な踊ですね
なかなかリズムが難しい踊ですね 《クリックで動画再生》
エンディングですが・・・。
続いて、佐渡おけさです。
佐渡おけさは、以前行った長崎県の牛深での「牛深ハイヤ節」が北前船の船乗りたちによって広められたことに端を発するそうです。牛深行った時の自分のレポにも書いていましたよ(こちら

では、佐渡おけさの「おけさ」とは何か??諸説あるようですが、面白いのがひとつ。
調べてみると、なんと猫の名前だったそうです。鶴の恩返しの猫版ですね。おけさという猫が世話になったおじいさんに恩返しをするため、遊女に化けて北前船の船員たち相手に商売をしていたのですが、この、おけさという遊女を唄った酒盛り唄の歌詞がハイヤ節の曲と結びついて佐渡おけさとなったということらしいです。
ちなみに、猫のおけさ、遊女の姿のまま「おじいさん、2・3日船に乗って旅に出るけど、絶対に振り返って船を見ないでくださいね、 約束してください。」と言って船に乗り込んだそうだが、おじいさんは振り返って船を見てしまい、おけさは元の猫の姿に戻ったということらしいです。

まぁ、そんな予備知識はないまま、佐渡おけさを見学です。
こちらも優雅な踊でしたね。
北前船の船員が伝えたとは思えないな 《クリックで動画再生》
静かな踊りです
初めてみましたよ
そのうち、佐渡おけさ講習会が始まったので、もういい頃合かなと売店でお土産物色です。
コシヒカリモナカ買った
そんなわけで、モナカ食べて、知らない間に寝ていました。

本日の走行距離 286km
通算の走行距離 674km

明日は小佐渡一周ですね。
天気もよさそうだし、楽しい一日になりますように。
2日目走行マップ 佐渡島走行マップ

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