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東北(御酒印巡りの夏の東北) (2024/07/28〜31)
第1日(7/28) 第2日(7/29) 第3日(7/30) 第4日(7/31)
7月30日(第3日)
昨日は女川で楽しく飲めましたねー。
今日は宮城の日本酒蔵に寄ってから、再度女川を訪ねましょう。
-06:45-
目覚めます。 |
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天気よさげ |
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連泊なので、ざっくりと荷物をまとめておきます。
-07:45-
朝食に行きますか。
ホテルバイキングです。 |
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1Fアゼリアへ |
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いろいろあるんでしょうねー。
以前より品数減っていますよ。 |
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カレー付で洋食風に |
時間的にも人少な目 |
最後はコーヒーとフルーツで |
一旦部屋に戻り、出発準備。
-08:20-
では行きますか。 |
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AQUA今日もよろしくー |
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石巻の朝 |
不思議な雲の形 |
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石巻バイパスを走ります。
-08:35-
三陸道・石巻河南ICから無料高速です。 |
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仙台方面へ行く |
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まずは、大崎の「一ノ蔵」さんに向かうのですが、ナビは矢本ICで降りろって言っていますね。
事前に地図見ていたら、鳴瀬奥松島ICまで行く方が近そうなので、ナビ無視して進みます。 |
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鳴瀬奥松島大橋 |
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-08:45-
三陸道・鳴瀬奥松島ICで降ります。 |
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鳴瀬奥松島ー |
先ほど渡った鳴瀬奥松島大橋 |
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R45から県道60号に入ります。
県道60号は、吉田川沿いの堤防道ですが、これがガードレールもなく、なかなかの狭路でした。
だからナビは案内しなかったのかな・・・。 |
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これ県道ですか |
工事行き違い |
堤防下になっても狭い |
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道路拡幅工事かな |
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市道を経由して、県道242号に入り、山のほうへ。
-09:15-
「一ノ蔵」さんにやってきました。
おー、一般的な日本酒蔵のイメージとはかけ離れた大工場だぞ。 |
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ここか? |
合っている模様 |
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本当に工場だな |
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ここですか |
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中に入ると、受付電話がありますね。
これで名を告げるのかなと思っていると、ショップのほうから「見学の方ですか?」とお声がけをいただきました。
どうやら、待ち構えていただいたようです。
ということでご案内いただきます。
時間を聞かれたので、10時半には出たいかなということでお願いします。
まずは、一ノ蔵さんの酒造りを紹介するDVD動画を視聴します。 |
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よろしくお願いしますー |
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そして、窓越しに醸造工程を案内していただきます。
この工場は、1993年(平成5年)に建替えられたものですが、その頃の宮城県の夏はここまで暑くはなかったので、見学通路には空調がないそうで、申し訳ないとのことでした。
まずは会社案内から。
一ノ蔵は、1973年(昭和48年)に、宮城県内の酒蔵4社、松本酒造店(大崎氏松山町)、浅見商店(仙台市)、勝来酒造(塩竈市)、櫻井酒造店(東松島氏矢本町)がひとつになり誕生した会社です。 |
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一ノ蔵の歴史と社名とか |
年表 |
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合併前のそれぞれの会社 |
社名とロゴマーク |
現・一の蔵があるこの地は、4社のどれかがあった場所ではなく、4社が統合する際に新たに土地を購入し、設立したとのこと。
初代社長の松本氏は「(各社の経営者が)家の歴史を断つ」「蔵や銘柄を捨てる」「現状を離れて一つになる」覚悟を求め、「家族ぐるみで付き合い、力を合わせて新しい蔵、本物の酒をつくろう」を理念として掲げたそうです。
4つの酒蔵が合同する際、会長・社長・専務・常務はそれぞれの家が持ち回り制で務め、4人は全員「代表取締役」で共同代表・合議制であるとルールを決めたとのこと。
そして、造る日本酒は工業生産品とならないよう、「ローテク」と「ハイテク」との調和のとれたものづくりを目指しているため、今でも主要な工程は人の手によって行われているそうです。
一ノ蔵の社章は、会社設立の通り、4つの蔵が一つになったいることを表し、社名は、4つでひとつ、また一番の蔵を目指すと言った意味があるそうです。
ちなみに、社章については創業者4家の皆さんが麻雀が好きだったからという噂も・・・。(笑)
麹室を見ます。
蒸した米に麹菌をふりかけ、でんぷんを糖に変えます。
一ノ蔵では、麹床室、麹棚室、麹枯らし室と3つに分けて、効率よく制麹しています。 |
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ステンレスの麹室だ |
天井もステンレス |
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蒸した米を麹室に運ぶのを、「引き込み」と言います。 |
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引き込み体験ができますよ |
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今は酒造期ではないので、実際には麹をつくっていません。 |
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制麹の様子 |
突破精(つきはぜ)麹と総破精(そうはぜ)麹 |
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蒸米に麹菌が繁殖して菌糸が白く見える部分を破精(はぜ)と言い、麹粒の表面に破精が広がっている状態を「破精廻り」、麹粒の内部に食い込んでいる状態を「破精込み」と言います。
破精廻りがまばらで、破精込みの深い麹を突破精麹と呼ばれ、特に吟醸麹では良い麹で理想的であるとされています。
総破精は、菌糸が深くは入らず表面を覆う状態で、デンプン質の糖化やタンパク室を分解する力が強いので、酒母や濃酵酒に向いているとのことです。
麹は箱に移され、温度管理されます。 |
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三段置きで移動できるキャスター付き |
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麹菌の働きを適度な状態で止めるため、制麹3日目には、枯らし室に移動させ、一定温度で文字通り麹菌を枯らします。 |
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枯らし室 |
麹棚室とドア1枚で繋がっています |
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小さな蔵では精米は外注しているところも多いですが、こちらは文字通り精米から上槽までのすべての工程を自社で行うのはもちろん、農業部門「一ノ蔵農社」も構え、酒米栽培や休耕田活用を行っています。
精米です。
自社精米されていますよ。
精米歩合が低く(数字が小さく)なると、当然、米一粒の堆積が減ります。精米歩合60%は4割削る、精米歩合35%は65%削るということなので、酒造りに必要な総量は変らないので、必然、吟醸酒よりは大吟醸酒のほうが米の量が必要となります。 |
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精米歩合サンプル |
大吟醸は精米歩合50%以下です |
大吟醸1升仕込むのに1升瓶1.5本分の玄米が必要 |
削ると当然不要となる部分=糠も出るのですが、最近ではその利用についてもいろいろと試みをしているそうです。 |
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磨き具合で出る糠の室も変わります |
米ぬか散布で田んぼに雑草が生えないらしい |
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米糠のペレットを水田に投入すると、それが溶けて水が濁ります。
そうすると、水中に日光が届かないので、雑草や藻の繁殖を抑えられるとのこと。
肥料として使うだけじゃないんですね。
精米機の説明がありました。
一般的によく見る、コイン精米とか、我が家にもある家庭でのコンパクトな精米機は「摩擦式」と言われ、米粒同士をぶつけて精米するというやり方です。
しかし、酒造りに使うような、磨きをする場合は、摩擦式では割れてしまうため、「研削式」という、石臼で磨くようなやり方での精米となります。 |
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竪型精米機 |
金剛ロールと言われる石臼のようなもの |
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精米において、動力式精米機がなければ精米歩合60%などの高精白は可能ではなく、その発明がなければ吟醸酒は存在しなかったかもしれないそうです。
現在ある動力式精米機は、広島県東広島市西条にあるサタケが1930年(昭和5年)に、今日の酒造精米機の標準構造として「竪型研削式精米機」を完成させたのが今でも基本原理が変わっていないとのこと。
西条は昔から日本酒の名産地でしたが、灘や伏見のような急な流れの川がなかったため水車を使った精米ができず、人力で精米をしていたそうです。
その課題を解消しようとしたのが小鳥屋木村屋(現・賀茂鶴酒造)の当主・木村和平氏と地元で有名な技師であった佐竹利市氏で、動力式の唐臼を作成したのが1896年(明治29年)のこと。
その後、機能向上を目指して研究して竪型研削式精米機を開発したそうです。 |
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精米所の中 |
歴代の精米機たち |
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洗米です。
糠を洗い流します。よく洗った白米のほうが美味しいお酒になるそうです。 |
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洗米機 |
吟醸麹の洗米は手作業です |
浸漬用のコンテナ |
仕込水は、大松沢丘陵の地下を流れる水を汲み上げているそうです。 |
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この向こうらしい |
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道を上ってきたのですが、近くに川はないので、伏流水ってわけでもないんだと思って聞いてみると、ちょうど谷筋になっているようで、地形的に水が出てくるのだそうです。 |
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杜氏について |
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一ノ蔵は南部杜氏の系列だそうです。
しかし、大規模ですよねー。 社員さんて何人くらいおられるのか聞いたところ、営業や事務含めて160人くらいとのこと。
日本酒造りは、蔵によっては2人の蔵人でも可能と言われているそうですが、一ノ蔵では杜氏を含め38名の社員で酒造りをしています。
杜氏資格を持つ社員さんも6名(だったか)おられるそうで、社員杜氏ですが南部杜氏組合に属しているそうです。
一ノ蔵では、一次産業の「一ノ蔵農社」で米作り、二次産業の「一ノ蔵本社蔵」で酒造り、三次産業である「一ノ蔵酒類販売株式会社」のそれぞれの数字をあわせて、「一ノ蔵六次産業」として「農業を中心とした新しい蔵元の形」である事業展開をしています。
そんな一ノ蔵で働く女性蔵人がおられるそうですが、その方、広島県竹原出身だそうです。
面接のときに、「酒の本場ともいえる地元ではなく、なぜ一ノ蔵に入ろうと思ったのか」を聞くと、ちゃんと人の手の入った酒だからということだそうでした。
その方、ググっていたら、蔵人の傍ら、プロキックボクサーもしているそうです。(こちら) |
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蒸米の様子 |
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酒母用のタンクがいっぱい |
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麹と酵母の働きの違いについて改めて説明してくださいました。
アルコールをつくるには、ブドウ糖が必要です。
米からブドウ糖をつくる働きをするのが麹で、麹が酵素を造り出し、デンプンをブドウ糖に変えます。(糖化)
そのブドウ糖を食べてアルコールを作るのが酵母です。(発酵)
糖化と発酵が同時に並行して行われるので、「並行複発酵」と言われます。
ちなみに、ビールは大麦を糖化してから酵母により発酵と別々に行われるので「単行複発酵」、ワインは元々ブドウ糖があるので、糖化は不要なため「単発酵」と言います。 |
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わかりやすい解説 |
パン酵母はアルコール生存率が低い |
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酵母の働きは温度により変ります。
そこで、湯を入れた暖気樽(だきだる)を入れて温度を上げたりします。 |
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酒母タンクに投入する |
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昔は木材や陶器だったそうです。
多くの酒は、大型タンクを用い造られますが、純米大吟醸の一部は、小仕込み・低温発酵と違う手法でつくるラインもあります。
このラインは、専属の蔵人2名で作業が行われるということでした。 |
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吟醸麹室 こちらは杉板仕上げ |
小ぶりな麹箱 |
吟醸麹解説 |
仕込タンクをみます。
作業中、タンクに落ちないよう、縁に高さを持たせているそうですが、大部分は階下に隠れていますね。 |
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今は空です |
壮観 |
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タンクを横から見た感じ |
仕込唄 |
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仕込唄は、時計がない時代にどれくらいの時間作業をしたかがわkるようにしたものだそうで、現代では唄っていないとのことでした。
例示では7番まで歌詞がかいてありましたが、実際は30何番まであるとか。
そういえば、以前から疑問に思っていたのですが、純米酒以外は醸造アルコールを添加するのですが、それってどのタイミングでしているのだろうか。
三段仕込のそれぞれのタイミングかなぁ。仕込終わったらかなぁ。
聞いてみたところ、どうやら三段仕込みを終え、20日程度で醪として並行複発酵が始まった頃に添加するようですね。
そして、最後に上槽です。 |
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ヤブタ式がずらり |
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-10:30-
一通り見学して、試飲の時間です。
見学だけで予定時間になっちゃいましたが、いろりおとたくさん質問したので仕方ないですね。
例によって、試飲はmisenさんお願いします。 |
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ずらっと |
通常は試飲で出さない松山天も出していただいた |
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そして、いろいろとお買い上げ。
一ノ蔵 松山天、一ノ蔵 ササニシキ 純米大吟醸、一ノ蔵 特別純米原酒 酒蔵見学限定酒、一ノ蔵 Madena、ひめぜんを購入。
自宅配送にしました。
あと、御酒印帳持っているので、ラベルもいただきます。 |
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販売コーナー |
ひめぜん |
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前掛けもありましたが、これは以前い松山酒ミュージアムのところで購入して、家ではもう5年以上料理の際にエプロン代わりに使っています(笑)
-10:50-
見学終了。ありがとうございましたー。 |
おっと、予定時間オーバーだな。
とりあえず走ります。
県道242号を戻り、鳴瀬川沿いに県道32号へ。
次の「中勇酒造店」さんは11時に蔵見学予約していましたが、間に合わないかな。
電話を入れておこう。
すると、大丈夫ですよーとのこと。ありがとうございます。
県道152号から県道157号へ。 |
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雲が広がってきた |
東北新幹線 |
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なんとなく工事の時もめたのだろうなと予測 |
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-11:20-
「中勇酒造店」さんにやってきました。
すみません。遅れました。 |
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中勇酒造店さん |
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では早速、酒蔵見学です。
ちょうど今日は年に一度の酒粕の袋詰めの日だそうで、匂いが結構しますとのこと。 |
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奥へと続く |
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入口のパネルにて説明を受けます。
中勇酒造店さん、「なかゆう」と読みます。
1906年(明治39年)に創業の蔵ですが、二代目・中島勇治氏の時に、その名をとって、中勇酒造店としたそうです。 |
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酒造りの様子 |
蔵の歴史とか |
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代表銘柄は「天上夢幻」。
先代当主が趣味の登山に試験醸造酒「鳴瀬川原酒」を持参、山頂で雲海を望み飲んだ一杯を登山仲間である画家・登山家の岡部一彦氏が「天の上で夢か幻を見ているようだ」と言ったことから名づけられたそうです。
それが「天上夢幻」となり、ウイスキーブームに対抗すべくロックでも美味しく飲める吟醸原酒ということで、今は看板商品となっています。
蒸米の作業時には、かなりの蒸気が出るそうで、何度かその作業を知らない人が火事と間違えて消防に通報したそうです。 |
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そりゃ通報しちゃうね |
試験風景 |
おー大吟醸は袋吊りかぁ |
生産量としては約500石とのこと。
日本酒の世界では、まだまだ尺貫法が現役で、お酒を買う時も、一升瓶とか四合瓶って言いますよね。
一升瓶=1.8L、四合瓶=720mlですね。
一升、正確には1.8039Lとなります。
一升瓶は、1901年(明治34年)と言われています。
1908年(明治41年)頃には月桂冠が一升瓶入りの製品を発売したそうです。
焼酎や日本酒は桶や甕などから直接量り売りされていたのですが、水増しなどの不正を行う酒屋も横行したため、不正を防止する目的で開発されたのが一升瓶とのこと。
一升瓶は衛生的にも持ち運びにも優れていたことから次第に広まり、計量法が施行されてから半世紀以上経過した現代でも、変わらず使われ続けています。
升の単位は、元々中国から伝来したそうで(現代中国の一升は1L)、土地の権力者によりその量がまちまちでしたが、豊臣秀吉の太閤検地によって統一され、現在の一升とほぼ同量と言うことだったそうです。
10升=一斗となります。
一斗缶ってありますよね。あれの容量、つまり18Lです。
一般的に使われるポリタンクは、一斗缶の代用品としてつくられたので、これも18L入るサイズです。
10斗=1石なので、100升、つまり、1石=一升瓶100本と覚えるといいかも。
ちなみに、江戸時代の藩の石高は、その藩の土地の収穫高を表す、いわば経済単位として米の生産力に換算しています。
豊臣秀吉の太閤検地以降用いられていて、1人が1年間に食べる平均的な米の量が1石ということでしたので、加賀百万石は、100万人が1年間食べられるほどの経済力とも言えますね。
江戸幕府直轄地の石高が約400万石と言われていたようなので、その1/4をひとつの藩(国)でというと、結構すごいですね。
ちなみに、合については、「10分の1の量」の意があり、容積で言う一升の1/10、土地面積で言う一坪の1/10、山頂までの道のりの1/10はどれも合ですね。
酒の合は約180mlですが、お米になると米1俵=60kgであり、また1俵=4斗=40升=400合なので、60kg/400=150gとなります。
我が家には昔米櫃から1合升でお米を取り出していたなぁ。
料理などで、1カップというのは1合のことなので、180mlですね。
話、だいぶん脱線しました(笑)
仕込み水は6qほど離れた採水池から汲み上げた奥羽山系伏流水で、柔らかな味わいが特徴とのこと。
この周辺には酒蔵がいくつかあるのですが、そのどこも水を汲みに行っているとのこと。
普通は、水が出るところに蔵を据えるのですが、どうしてだったのでしょうね。
中勇酒造店さんでは、井戸もあるのですが酒造りには適していない水だそうです。
2本掘っていたのですが、1本は東日本大震災の影響で枯れてしまったのだとか。
では蔵のほうへ。
甑で蒸すのは、和釜で行っています。
スチームで蒸す酒蔵が多いとのことでしたが、幸運にもこれまで見学させていただいた蔵の多くは直火のところが多かったように思います。
ちょうど、夏のメンテナンス中で、釜を上げていたので、釜場の中を見ることができました。 |
蒸した米は箱に入れて運ぶのですが、その時に使うスコップは、フッ素加工してあって、蒸米がくっつかないようになっているそうです。 |
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これ
ホームセンターにはないだろうなぁ |
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蔵は、石造りです。
いわゆる、組積造になるのかな。東日本大震災に耐えたそうです。
創業の明治末期にはじめて鉄筋コンクリート造が日本で採用されたので、当時は木造か、レンガや石造という選択だったのでしょうね。
上槽して、瓶貯蔵するそうですが、場所が慢性的にないそうで、あちこちに置かれていますね。 |
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仕込タンク |
瓶貯蔵の置き場ない |
石造りが少し見える |
麹室も、今の時期は物置になっていましたが中を見させていただきました。 |
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麹室トップメーカーの栃木県・日東工業所作成 |
今は物置 |
麹箱 |
本当に保管場所がないそうで、どこでも倉庫にしちゃっています。 |
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仕切って倉庫 |
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いろいろややこしそう |
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中勇酒造店さんは、間口が狭く、奥行きのある蔵です。
昔の間口税の影響かなぁという話でしたが、それは江戸時代のこと。中勇酒造店さんの創業は1906年(明治39年)で、地租改正以後なので、ちょっと違うかな。 |
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奥がかなりあります |
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仕込み水は、毎日トラックにタンクを積んで何往復もするそうです。 |
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水タンクが並ぶ |
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冬場は雪も深いだろうし、大変でしょうねぇ。
日本全国、酒瓶不足が深刻だそうです。
今は少し回復してきているそうですが、昨シーズンは壊滅的だったとか。
新型コロナで需要が減っていたのが復活してきたのと、3つしかない一升瓶メーカーの1社が廃業したとかで、通常発注したら2週間ほどで納入される瓶が、2〜3か月待ちとういうこともあったそうです。 |
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洗瓶機 |
いろいろなところのを再利用 |
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基本、一升瓶はJIS規格に定められているので全国どこでも同じサイズです。なので、他の蔵の瓶でもリサイクルして使うそうです。
ビール瓶は、キリンが独自規格ですが、アサヒ、サッポロ、サントリーは共通だそうです。
ビール瓶は、ビールメーカーの資産でびんの保証料が単価に上乗せされているためビール瓶を小売店に返すと保証金(1本5円)が返金されますが、日本酒の一升瓶は保証金はついていませんが、有価で売買されるものとなっています。実際には一升瓶の価格が安いので無償引き取りというところが多いようです。
酒瓶は、緑や茶色や透明と色の違いはあります。
茶色や緑は紫外線を遮断してくれます。
なので、生酒はある程度早く飲むので透明と言う場合が多いそうです。
昨年の上槽時には、本当に瓶が足らなかったそうで、価格帯の高い種類に使うはずのいい瓶を仕方なく廉価版の酒に使ったとの話も。
冷蔵庫も、蔵人さんたちが手作りで設置したそうです。 |
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冷蔵庫 |
その中 |
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これで水を汲みに |
このタンクを載せていく |
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おーかなり冷えている |
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いいね |
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昔は、一升瓶は10本入る木枠の箱に入れて運びましたが、1973年(昭和48年)からはプラスチック製の、いわゆるP箱が流通しだし、廃業した酒蔵からいただいたりしているそうで、いろいろな種類がありました。
6本用と8本用が主流のサイズのようですが人が持って運ぶことなので、6本のほうが今の主流のようです。
このP箱は、上に積み上げていけますが、6本用は単に積み上げているだけなので、東日本大震災の際には総崩れになっていたそうです。しかし、8本用はレンガ積みのように上下を互い違いに置けるので、東日本大震災の時でも崩れなかったそうで、中勇酒造店さんでは、できるだけ8本入りを使いたいと思っているそうです。 |
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P箱8本用を組んで積む |
P箱6本用 |
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フォークリフトで運ぶときは、パレットの上にP箱を積んでと言う感じですね。 |
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パレット収容 |
酒母タンクいっぱい |
蛇管 火入れの時に使います |
この地域もやはり冬は雪が多いので、フォークリフトにつけられる雪かきもありました。
酒造期の降雪日は、朝5時ごろから雪かきをするのが一日の始まりだそうです。雪かきしても、一晩で膝くらいまでいまた積もるそうですよ。 |
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フォークリフト用雪かき
自作? |
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メンテですか? |
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先代が古いもの好きだったそうで、昔の酒造りの道具も多くありました。
たまに展示もしているそうです。 |
酒林(杉玉)は自分たちでつくっているそうです。
でっかい玉をつくって刈り込むのだそうです。
今あるのは保存用で緑のペンキを塗って、青々とさせていますよとのことでした。
以前、京都の与謝娘酒造さんで聞いた時は、酒林は業者に発注すると4〜5万円かかるって言っていたよなぁ。 |
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ペンキ仕上げの酒林 |
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戻っていきます |
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試飲しますよ。
misenさん、よろしくお願いしますー。 |
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うわぁ悩む |
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天上夢幻 純米吟醸 吟のいろは、天上夢幻 純米吟醸 夏酒、天上夢幻 夏限定 にごり酒、天井夢幻 純米吟醸 にごり酒、天上夢幻 蔵人仕込みの伊達なゆず梅酒、鳴瀬川
特別純米酒カップと大量に購入。
お支払い時に、蔵見学参加料として500円もお支払い。
お酒は自宅配送をお願いしました。
御酒印帳のラベルもいただきましたよー。 |
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生詰熟成蔵隠しも気になったけど |
ぼのぼのだ |
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ぼのぼのコラボ酒がありました。
「ぼのぼの」の作者・いがらしみきお氏は、宮城県加美町の出身で、観光大使を務めている関係上コラボが実現したそうです。 |
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いろいろと賞をとられています |
ここにもあった國酒
岸田首相 |
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ありがとうございましたー。
ではお昼食べますか。
ナビに従い走ると、なんだか細い地元道を進んでいきますね。
-12:25-
「おざわ食堂」さんにやってきました。
住宅街にあるラーメン屋さんですね。
駐車場、1台分空いていたので停められました。
よかった。
中に入ると券売機で先に買うシステムです。
鶏中華大盛にしよう。misenさんはもやしラーメンにします。
座敷席に案内されました。
しばし待ちますよ。
あれ?今夜行く予定の、「すし寳來」の大将から電話だ。
なんだろう。
どうやら緊急事態発生で、今夜店を開けられないらしい。
仕方ないですねー。了解しました。
で、今夜ご一緒するはずだったジョニーさんに連絡。
どうしましょうかねー。ということで、ジョニーさんが考えてくれるそうです。
ありがたやー。
10分もしないうちに折り返し連絡があり、「夢屋」というところになったおすです。
ググったら場所わかるか。
待っている間に、先ほどの中勇酒造店の話に。
そういえば、たくさん前掛けが飾られていたので、前掛けもあったのかなぁと言うことに。
すぐ近くだから、食後もう一度寄ってみるか。
そして、ラーメンきましたー。
おー。澄んだスープが美しいです。 |
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misnさんのもやしラーメン |
鶏中華大盛 |
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いただきまーす。
味もステキ。
ちなみに、もやしラーメンは普通だったとのこと。
胡麻油で炒めたもやしが乗っているから、味は普通になっちゃったね。
ごちそうさまでしたー。 |
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営業情報 |
おざわ食堂さんでした |
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では再度、中勇酒造店さんに行きますか。
方向はこっちのほうだなと検討つけて、中勇酒造店さんへ向かいます。
細い道を走って、見覚えのある所に出てきました。
-13:05-
再度「中勇酒造店」さんにやってきました。 |
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再度の中勇酒造店さん |
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先ほどはありがとうございましたーと中に入ります。
それで、前掛けってあるのですか?と聞くと、現在在庫切れとのことで、また入荷したらオンラインショップでも扱いますよとのことでした。
では先へ。
町道からR347へ。
そして県道158号へ入ります。 |
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東北道をくぐる |
そして東北新幹線をくぐる |
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鳴瀬川を渡る |
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国土交通省の施設なんだ |
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排水機場って何だろうと思って帰宅後調べました。
洪水が川から逆流して住んでいる土地に水が入り込んでくるのを防ぐために水門を閉めますが、水門によって出口を失った土地から川に流れるはずだた水は、排水機場によって、川に送り出されます。
ってことで、行先失って、内水氾濫とならないようにする施設なんですね。
そしてそのまま鳴瀬川沿いを走り、市道から県道242号へ。
-13:40-
「松山酒ミュージアム」のところにやってきました。 |
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松山酒ミュージアム |
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しかし、蔵見学2か所したので、ちょっとおなかいっぱい状態なので、酒ミュージアムは見学せず、「華の蔵」でちょっと買い物します。
こちらは、一ノ蔵が手掛けるお店です。 |
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専用コインで試飲できます |
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先ほどの見学でちょっと気になった、一ノ蔵 発泡清酒 すず音を買ってみよう。
あと、古川名物?な、「パパ好み」ってミックスあられも買いました。
歌手の故・フランク永井さんは、ここ大崎市松山町の出身でした。
宮城県大崎市の「特別功績者」第1号にもなっていますね。 |
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フランク永井ラベル |
人形作家の粟野敦子さんも松山出身 |
すず音シリーズ |
松山酒ミュージアムには、近代化産業遺産にもなっている、松山人車軌道の客車があります。
馬車鉄道が主流な時代に、近距離を輸送する場合は馬を飼育するため経費がかかる馬車鉄道よりも人車鉄道(人が客車や貨車を押す鉄道)のほうが経済的であると判断して、1922年(大正11年)から1928年(昭和3年)まで営業していました。 |
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酒ミュージアム |
そこに松山人車軌道車両(レプリカ) |
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行も遭遇した大規模工事 |
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青木食品ってお豆腐屋さんの商品の案内が読んでいるだけでとても美味しそうでした。 |
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ジャンボ油揚げ 三角揚げ |
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こういうお豆腐屋さんって、最近減りましたね。
帰りはナビ通り、三陸道・矢本ICへと向かいます。
R346から県道16号を走ります。 |
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わらじ村長ってなんだ |
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わらじ村長こと鎌田三之助氏は、品井沼を中心とした沼の干拓に力を注いだ人物です。
1909年(明治42年)から38年もの間は鹿島台村長として活動し、在任中は一切の報酬を断り、粗末な衣服で過ごし、村人の見本となるように、裕福な生活はせず、わらじ履きで駆け回ったそうで、そこから「わらじ村長」と村民から言われていたそうです。 |
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鳴瀬川を渡る |
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昨日、「いしのまき元気いちば」でもいろいろ缶詰を買った、木の屋石巻水産の美里工場がありました。
木の屋石巻水産は鯨肉加工品が代表商品で、東日本大震災までは本社隣接地に鯨大和煮の缶詰を模した高さ約10mの大型魚油タンクがありました。
しかし、東日本大震災の津波被害で被災。
この大型タンクは約500m先の県道まで流出しました。
2013年には石巻本社工場を復活させ、内陸のここ美里町にも工場を設置したのでした。 |
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見える建物の奥に木の屋の工場 |
これがそのタンク
2012.03.04撮影 |
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そして県道43号へ。
こっちのほうが走りやすかったですねー。
-14:20-
三陸道・矢本ICから無料高速です。 |
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矢本ー |
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入居率はどうだろう |
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女川に向かいます |
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川ですよ |
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昔はこの道沿いに仮設住宅が並んでいた |
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昨日乗ったJR石巻線 |
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ただいま女川 |
華夕美 |
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内海なのでいつもおだやか |
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浦宿駅そばにあったセブンイレブンは、バイパス道のほうに移転したようでした。 |
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ここにセブンイレブン |
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石巻グランドホテルよりちょっと割高 |
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女川でお世話になった会社にちょっと寄ります。
おー、皆さんお久しぶりーと言ってもほとんどの方は昨夜お会いできていた(笑)
東日本大震災から13年、だいぶん若い社員さんも増えてきていますねー。
世代交代進んでいる。
ということで、仕事の邪魔をしてもいけないのでおいとましますよ。
またお会いしましょうー。
-15:20-
町営駐車場に停めて、ハマテラスに向かいます。
まずは、「MOTHER PORT COFFEE」女川店にやってきました。 |
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MOTHER PORT COFFEE |
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店内 |
本日の珈琲はFisherman'sをハンドドリップで |
本日の珈琲 |
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チェックインしておこう |
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ちょうど家のコーヒー豆が無くなった状態だったので、焙煎豆も買っていこう。 |
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Fisherman'sとRIASを買った |
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昨夜行ったガル屋Beer |
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高政 |
笹かまぼこ結構売れている |
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「おかせい」でmisenさんが海鮮購入してご実家へ配送。 |
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おかせいさん |
トビウオはどう食べるのだろう |
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176ですよ |
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続いて、「あがいんステーション」で地元土産を仕入れます。 |
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あがいんステーション |
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さて最後に、「onagawa factory」へ。 |
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駅へと続く道 |
女川町のマンホール |
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onagawa factoryは、震災後1か月後に「小さな復興プロジェクト」として、津波被害が甚大であったため、魚がとれるようになるまでの間の地元の方の収入の確保と、避難生活のストレスの軽減などを目的とし、木でできたお魚のキーホルダー『onagawa fish』の作製を始めました。
私も2〜3個実は持っています。
昨年、ここで買った金華塩サブレが美味しかったので、今年も買おうということに。
レジで見ると、金華塩チーズケーキってあるぞ。
美味しそう。冷凍かぁ。
一つだけ購入してその場で食べることにしました。 |
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仙台のyuzukiさんとタイアップ |
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ギター工房 |
マザーポート |
みなとまちセラミカ工房は定休日 |
以上、終了。
石巻に戻ります。
R398を走ります。 |
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女川港 |
ちょっとウロコ雲 |
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バイパスの海上橋 |
華夕美 |
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さよなら女川また来年 |
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石ノ森萬画館 |
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サイボーグ006 張々湖 |
サイボーグ007 グレート・ブリテン |
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ただいまー |
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おつかれさまー。
明日は帰路につくので、お土産物をまとめてパック。
フロントに持って行って発送手配しました。
ちょっと休憩しますよ。 |
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明日の天気はどうかな |
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-17:40-
では飲みに行きますか。
てくてく歩いて行きます。 |
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寶来さん |
仕方ないね |
いつもの「ごくう」も今回はパス |
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サイボーグ006 張々湖 |
ロボコンのマンホール |
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こんな店あったの知らなかった |
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なんかすごいぞ |
瑞氣集門「めでたいことが起る兆しの氣が、すでにあなたの玄関先に集まっている」 |
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ほどなくして、ジョニーさんがやってきました。
予約時にコースでお願いしてくれていたそうです。 |
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18:01
まずはビール♪ |
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前菜
コーンのスープ バイ貝とか |
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18:09
ビール2杯目 |
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おーステキ |
プリップリでした |
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蒸し毛ガニ |
めひかりの唐揚げ |
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18:29
日高見 弥助 |
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鯨やカツオがあります |
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18:51
うーん墨之江だったかなぁ |
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銀たらみりん焼き |
仙台牛ステーキ |
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おなかいっぱい。
食べるのに忙しく、あまり飲めませんでした(笑) |
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19:54
伊達ハイボール |
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味噌焼きおにぎり |
アイスクリーム |
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ぐああー・
もうおなかいっぱいすぎて、飲めないぞー。
-20:30-
ジョニーさんから、もう少し飲みましょうというお誘いがあったので、ホテル1階の「ニュー魯曼停」に行きますか。
misenさんは離脱して部屋へ。 |
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ニュー魯曼停
ホテル外からの出入口あります |
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店内 |
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欅ハイボール |
おつまみ |
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-21:35-
まだ月曜日ですし、おなかいっぱいすぎてしんどいのでここらで上がりましょう。
ジョニーさんありがとうございましたー。
本日の走行距離 140km
通算の走行距離 571km
東北4Daysも明日が最終日。
楽しい時間は過ぎるのが早いですね。
今日、御酒印2つもらって、ちょうど御酒印帳1冊埋まりました。
明日は、キリンビール仙台工場に寄ってから帰りますよー。 |
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7/30走行マップ |
全体走行マップ |
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