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 Rockz の愛車 TMAX530 と、バイクの話題の部屋です。
  ※ここに掲載のカスタムを参考にされる場合はあくまでも個人の責任でお願いします。

Last Update 2023/11/27

  

   


  

2001年にこれまでなかった「大型二輪免許で乗るスクーター」という、メガスクーターなるカテゴリで、YAMAHA TMAXが登場しました。
「オートマチックスポーツ」というカテゴリは二輪の世界に新しい風を吹き込んだと実感しています。

Honda Dio(50cc)、Honda SPADA(250cc)、Honda VFR400(NC30)(400cc)と乗り、その後一旦二輪から遠のいてHonda LEAD90に乗っていましたが、再びバイク熱に火かついて、大型バイクに乗ることになりました。

そして、2002年3月8日から15年間、2017年3月11日まで、4台のTMAXを乗り継いできました。
理由あって、現在二輪からは完全に降りていますが、また乗れる日が来ればいいなぁと思います。
とりあえず、過去に乗ったTMAXたちです。
 

YAMAHA TMAX530
(EBL-SJ12J)


2013.03.30〜2017.03.11
走行距離 37,949km

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Left View

with JADE

YAMAHA TMAX
(EBL-SJ08J)


2008.12.28〜2013.03.09
走行距離 45,109km

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Left View

with STREAM

YAMAHA TMAX
(BC-SJ04J)


2005.05.02〜2008.12.27
走行距離 76,142km

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Left View

with Edix

YAMAHA TMAX
(BC-SJ02J)


2002.03.08〜2005.04.16
走行距離 44,186km

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Left View

with ODYSSEY
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 フェラーリより高い「世界最速の原付」

兵庫県丹波市にある、「コドルニス」という会社が運営している、スーパーミニマムチャレンジレーシングチーム(SMC)というのがあります。
SMCは、日本の精密微細金属加工業約20社のオールスターチームとタッグを組み、不可能と言われた世界最小のスーパーチャージャー付き50ccレーシングエンジンとターボ付き125ccエンジンをプライベートチームで開発しました。
さらに、オリジナルフレームとオリジナルカウルを開発し、2019年にはアメリカ・ボンネビルで開催されるFIM/AMA公認レース「ボンネビル・モーターサイクル・スピード・トライアルズにおいて、NSX-51(50cc+スーパーチャージャー)、NSX-02(125cc+ターボ)の2台合わせて、6つの世界最速記録を達成するという前人未到の快挙を成し遂げました。
ちなみに、1台3,000万円ほどとか。

    左:NSX-02 右:NSX-51

    ボンネビルを疾走

コロナ禍の3年間で、更にマシンの開発と改良を進め大幅に性能を向上。2023年8月、世界最速記録更新を目指し2台のマシンとともに渡米しました。しかし、84年ぶりに南カリフォルニアに上陸したハリケーン・ヒラリーの上陸の影響で大会が中止。「世界記録更新は確実!」と期待されたマシンを走らせることができませんでした。
既にベンチテストでは幾度も世界記録を更新していることもあり、11月22日(水)・23日(木)の両日、秋田県のサーキット「大潟村ソーラースポーツライン」で世界最速チャレンジをしたとのことです。
今回の国内テストは、改良型のNSX-52、NSX-03のシェクダウンと実力テストを兼ねて実施されました。

    NSX-52

ボンネビルのランドスピード・レーサーと同じ全長5kmの直線コースが作られるのは日本では初めてだそうです。
また、テスト走行は全日本ロードレース選手権のメカニックが整備を行い、燃料もボンネビルとほぼ同スペックのガソリンを使用するという、本番さながらのデモンストレーションランとなる。現地には光電管、スピードガン等の計測機器も準備され、非公認ながら、世界最速記録の更新が期待されていました。

    コース図

計測方法は、助走期間1000mを走り、計測期間400mの平均速度(光電管計測)、400m出口地点に最高速度計測のスピードガン設置で計測します。

結果は、400mの平均時速が117.05km/hとなり、非公式ながらも自身が4年前に打ちたてた世界最速記録を15km/h以上上回りました。
最近は、ソフト開発分野に目が行きがちですが、日本のモノづくりの精神も絶やすことなく、いいものつくってもらいたいなぁ。

 警察庁ようやく本腰

9月7日、警察庁は二輪車車両区分見直しに関する有識者検討会を開催すると発表しました。
その内容は、原付(原動機付自転車)免許で乗車できる排気量によるもので、原付を現況の50cc以下から125cc以下で、最高出力を4kW(5.4ps)まで抑制した車両に見直す検討を開始するというもの。
かねてからバイクメーカーやバイク関連団体の意見・要望に対し、ようやく国が動き始めました。
こちら

今後の予定としては、9月11日に第1回検討会を開催。車両の走行評価や関係者からのヒアリングを通じ、50ccと125ccの車体の大きさの違いによる安全性や運転の容易性等を重点に検討。
検討会は年内に3〜4回程度開催し、提言を取りまとめます。

警察庁はまとまった提言を受け、法令の改正を実施する見込みのようです。
ただ、排気量(最高出力)の見直しだけで、原付に適用中の「30km/h速度規制」「二段階右折義務」「2人乗りの禁止」は変わらないようです。

2025年の次期排ガス規制強化が目前に迫る中、50ccでそれをクリアするにはあまりにもコストがかかりすぎるんですよね。
あと、日本だけだし。世界は125ccがスタンダードクラスだから。

そして、日本国内においても今や原付の販売台数は20年前の約1/4、保有台数も約1/2となっていて、どう考えても奇跡の復活を果たすようなカテゴリーではないですね。

    販売台数

    保有台数

普通免許のおまけで原付乗る人が、125ccに乗ったところで出力制御していたらまぁ大丈夫なのかな。
リミッターカットできないようにしてもらいたいですね。
また、見かけまったく同じモデルで、原付と原付二種というのが増えるかもしれませんね。

 鈴鹿8時間耐久レース

8月6日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された『2023 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』の決勝レースにおける正式順位結果が8日に発表されました。

暫定順位結果ではTeam HRC with 日本郵便(長島哲太/高橋巧/チャビ・ビエルゲ)が優勝を飾り、2位にはTOHO Racing(清成龍一/國峰啄磨/榎戸育寛)、3位にはSDG Honda Racing(浦本修充/名越哲平/埜口遥希)となっていましたが、暫定2位のTOHO Racingが失格。
そのため、3位のSDG Honda Racingが繰り上がり2位へ、3位はF.C.C. TSR Honda France(マイク・ディ・メリオ/アラン・テシェ/タラン・マッケンジー)となりました。

    おめでとー

    CBR1000RR-R FIREBLADE SP

8月10日、レース後の車両検査で失格になったTOHO Racingがプレスリリースを発行しました。

7日にレース後車両検査が実施され、表彰台を獲得した3台のエンジン分解検査がFIMテクニカルディレクターにより実施されました。
その結果、TOHO Racingの車両は2023年FIM世界耐久選手権規則の第2.6.6.10条にある燃料タンクの過容量の違反があり、その後、別のFIMテクニカルディレクターによる2度目の検査でも過容量が記録され、失格となったのです。

レギュレーションの詳細は毎年同じとは限らないので、読み込む力もチームには必要なんでしょうね。残念。

それよりも驚いたのが、8月5日の上位10グリッドを決めるトップ10トライアルで、AutoRace Ube Racing Teamの津田拓也選手が昨年までMotoGPに参戦していたチーム・スズキ・エクスターのカラーリングを施したマシンを走らせました。

    オリジナルカラー

    エクスターカラー

「まず、トップ10トライアルでスズキファンの方にメッセージ残せないかとチームが提案してくれました。スズキは昨年ワークス活動を撤退してしまって、今年はレース活動を一切していないので、ファンに何かメッセージを贈れるようなことをしようというのがコンセプトでした」とのこと。
続けて「最初はヘルメットにメッセージを入れて走ろうと言いましたが、ツナギも・・・、カウルも・・・、とチームがやってくれて、自分も準備するものを進めて、カウルはラッピングしてもらいました。本当に1周のためだけに作ってもらい、スズキファンやレースファンにメッセージを贈ることができたので、結果的にはよかったですね」とのこと。

この企画を進めるために、スズキにも了承を得たといいますが、スポンサーも納得してくれてのことだったのでしょうね。

ハフィス・シャーリン選手が欠場して2ライダー体制としてがんばりましたが、残念ながらAutoRace Ube Racing Teamは3位F.C.C.と3秒差の4位でチェッカー。
AutoRace Ube Racing Teamは山口県初の8耐チーム。チーム設立の2年目で初8耐で結果を残せているのはすごいですねー。

SUZUKIのプライベーターといえば、ヨシムラですが、今回は12位でしたねー。

 YAMAHA NIKEN GT 2023年モデル

独自の路線を歩む、YAMAHAのLMW(Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称)の最高峰、NIKENがモデルチェンジされました。

    独特

主な変更点は、

1)現行の845cm3から888cm3へ排気量アップ、かつクランクマス増加によりドライバビリティを向上した新型CP3エンジン(クロスプレーン・コンセプトの3気筒)
2)スポーティな操縦性を支える新設計ハイブリッドフレーム
3)セッティングを見直し、路面追従性を向上したリアサスペンション
4)シフトダウンにも対応するクイックシフターなどの各種電子制御
5)スマートフォンとの接続でツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター(ナビ機能対応)
6)可動式スクリーンや別売純正アクセサリーのサイドケース取り付けに配慮したステー、足付き性を高めた新作シートなど、ツアラーとしての快適性と機能性をさらに高める装備の充実
7)新たな機能を調和したスタイリング

です。43cc増えたのが、どうなるかですねー。TMAXの時は、500から530になった時は、かなりの差を感じました。

ちなみに、メーカー希望小売価格は2,200,000円(税込)
車買えちゃいますね。
全幅 1,395mmもあるので、本当、LMWって新たなカテゴリーの乗り物って割り切らないと、ロングツアラーとしてはいいかもですが、シティユースは無理だなぁ。

同時期、NMAXもモデルチェンジが発表されました。

    これです

こちらは、カラーバリエーションに "ダークブルー"を新たに追加したのみです。
日本ではまだまだ125ccのみかな。


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