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  Music (2022/12/25)

Mechanical Animals / Marilyn Manson
1998年にリリースされた、マリリン・マンソンの4thアルバムです。前作"ANTICHRIST SUPERSTAR"、次作"HOLY WOOD(IN THE SHADOW OF THE VALLEY OF DEATH)"と続く3部作の第2作目ともなります。
クセの強い、マリリン・マンソンの作品の中では最もキャッチ―と言われる1枚。映画「マトリックス」で使われた"Rock Is Dead"とか、最も売れたシングル"The Dope Show"など、確かにウケはよかったですねー。

  Music (2022/11/21)

Radiohead:The Best Of / Radiohead
イギリスのロックバンド、Radioheadの2008年リリースのベスト盤です。
"Creep"、"Fake Plastic Tree"、"No Surprises"など名曲はありますが、やっぱりRadioheadはアルバムごとにコンセプトが全く違うので、アルバムそれぞれで聴く方がいいかな。
ライトに聞くにはいいです。でもベストで30曲は多すぎですね。

  Music (2022/10/16)

Solitude/Solitaire / Peter Cetera
シカゴのヴォーカルだったピーター・セテラがシカゴを脱退し、ソロに転向してからの、1986年リリースの初アルバムです。
ベスト・キッド2の"Glory Of Love"をはじめ、ピーター・セテラの代表曲が多く並ぶ1枚です。
Chicago 16 / Chicago
その、ピーター・セテラが在籍中に、プロデューサーにデイヴィッド・フォスターを迎え、1982年に大ヒットした1枚。
名曲、"Hard to Say I'm Sorry"(素直になれなくて)が収録されていますよ。

  Music (2022/09/20)

Discography The Complete Singles Collection / Pet Shop Boys
1991年にリリースされた、ペット・ショップ・ボーイズの第1ピーク時の作品を集めたベスト盤です。
1981年に結成し、"West End Girls"で世界的に有名になり、現在に至るまでデュオでずっと続けてきています。
個人的には、1993年リリースの、Village Peopleのカバー、"Go West"とか好きですね。
ソ連崩壊にインスピレーションを受けたPVがよくMTVで流れていたなぁ。

  Music (2022/08/21)

The Best of the Gipsy Kings / Gipsy Kings
スパニッシュギターとくれば「ジプシーキングス」の、2005年にリリースされたベスト盤です。
TVやCMタイアップ曲や、彼らの代表局と言える、全20曲を収録。
スペイン語で歌っているので意味はまったくわかりませんが、何度聴いてもクセになる曲ばかりです。
"VOLARE"、"BAMBOLEO"、"DJOBI DJOBA"や、鬼平犯科帳でも使われた、"INSPIRATION"や、イーグルスのカバーで"HOTEL CALIFORNIA"など、これは買いの1枚です。
ちなみに、ジプシーキングはフランスのバンドなんですよねぇ。

  Music (2022/07/18)

KC and the Sunshine Band / KC and the Sunshine Band
1975年にリリースされた、KC and the Sunshine Bandの2ndアルバムです。
"That's the Way (I Like It)"、"Get Down Tonight"のヒット曲が生まれましたねー。今聴いても楽しいですし、今でもよく使われますね。
オールデイズですが、今でも聴きたい1枚です。

  Music (2022/06/20)

SPECIAL TRIBUTE TO DA.YO.NE
1994年にリリースされた、EAST END×YURIの1stシングル"DA.YO.NE"。これは、ジョージ・ベンソンの"Turn Your Love Around"をサンプリングしたものですが、ヒットの後、ローカルバージョンがたくさん生まれました。
WEST END x YUKIの"SO.YA.NA"、NORTH END x AYUMIの"DA.BE.SA"などなど。
全国盤6曲に加え、中国語ヴァージョンやインドネシア・ヴァージョンまで収録されています。
でも、本家の"DA.YO.NE"は収録されていないんですよね。
EAST END×YURIのYURIは、東京パフォーマンスドールの市井由理でしたね。
WEST END x YUKIは、今田耕司と東野幸治、大阪パフォーマンスドールの武内由紀子でした。
そして、NORTH END x AYUMIのNORTH ENDには、ミスターこと鈴井貴之!そして、AYUMIは当時は鈴井亜由美(ミスターの奥さん)だった、現・CREATIVE OFFICE CUE社長の伊藤亜由美というもの。

  Music (2022/05/30)

Primitive New Essence / FENCE OF DEFENSE
2018年にアナログ盤のみで限定発売され、あっという間に完売した30周年記念アルバム"HDIIIX"に、収めきれなかった楽曲を新たにレコーディングして追加、完全盤として2020年にリリースされた通算19枚目のFENCE OF DEFENSEのアルバムです。
メンバーそれぞれ、セッションワークやソロ活動を行いつつも、バンドとしての活動を軸にライヴを行っている。完全セルフ・プロデュースのF.O.D.サウンドは健在ですね。
北島健二のギター、やっぱりカッコイイなぁ。

  Music (2022/04/29)

SQUARE ONE / m-flo
m-floの2007年の"COSMICOLOR"から約5年ぶりの5thスタジオアルバムです。
LISAがボーカルであったTRIPOD期(1998-2002年)、多数のゲストボーカルを招いたLOVES期(2003-2008年)に続く、m-floのキャリア第3期の幕開けとなるアルバムと位置付けられています。
この第3期では、m-floはルーツを見つめ直し、『原点回帰』=『SQUARE ONE』をコンセプトとしているとのこと。
というわけで、☆Taku Takahashiのやりたいようにやっているなぁという感じの仕上がりになっています。
TRIPOD期が好きだっただけに、ちょっと個人的にはどうだろうとは思いましたが、LOVESのようにゲストミュージシャンも招いていますし、消臭力もありますし(笑)楽しめる1枚です。
NEVEN / m-flo
そして、"SQUARE ONE"以来、約1年ぶりとなる7thアルバムです。
アニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマープライム」のオープニング・テーマ"TRANSFORMERZ"に加え、豪華アーティストとのコラボ曲を多数収録しています。
このアルバムで、モデルの水原希子が"NO WAY"にラッパーとして参加し、ミュージシャンとしてデビューしましたね。

  Music (2022/03/19)

The Very Best of Gloria Estefan / Gloria Estefan and Miami Sound Machine
グロリア・エステファンのマイアミ・サウンドマシーン時代、1984年のデビューから2003年までの最新ヒットが濃縮された2006年リリースの6枚目のベストアルバムです。
ラテン・ポップのディーヴァですねー。
"Dr.Beat"、"1-2-3"、"Conga"、"Turn the Beat Around"なんかはいいですねー。

  Music (2022/02/27)

Get the Knack / The Knack
The Knackの1979年リリースのファーストアルバムです。
このアルバムには、ビルボード5週連続1位のデビューシングル、"My Sharona"が収録されています。
シングル同様、ビルボード6週連続1位を獲得を獲得しましたが、マイ・シャローナ同様、彼らの唯一のヒットでしたねー。

 Music (2022/01/09)

Barking At Airplanes / Kim Carnes
ハスキーボイスがカッコイイ、キム・カーンズの1985年リリースの、9枚目のアルバムです。
元々、フォークグループのメンバーでしたが、1981年、「ベティ・デイビスの瞳(Bette Davis Eyes)」が世界的に大ヒット。
でも、自分自身がいいなぁと思ったのは、このアルバム1曲目の"Crazy In The Night(Barking At Airplanes)"でした。
今聴いてもカッコいいですねー。
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  Movie (2022/12/25)

ぶどうのなみだ
(Sta:大泉洋、染谷将太,Dir:三島有紀子 2014 アスミック・エース)

北海道空知地方で、兄のアオと弟のロクは父の遺した小麦畑と葡萄の樹で農業を営んでいました。
ロクは小麦を、アオはワインを作っていたのですが、アオは"黒いダイヤ"と呼ばれる葡萄ピノ・ノワールの醸造に励んでいたが、なかなか理想のワインができずに悩んでいました。
そんなある日、キャンピングカーに乗った女性エリカが二人の前に現れ、彼女の持つ不思議な魅力が、兄弟の穏やかな日常に変化をもたらしていきます。
大泉洋主演の北海道企画第2弾。
前作、「しあわせのパン」はよかったのですが、これはちょっとなぁ。
ステキな金縛り
(Sta:深津絵里、西田敏行,Dir:三谷幸喜 2011 東宝)

失敗が続いて後がない三流弁護士のエミは、ある殺人事件を担当することになります。
被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完ぺきなアリバイがあると自らの身の潔白を主張します。エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた落ち武者の幽霊、更科六兵衛を証人として法廷に召喚させようと奮闘します。
ある意味、エミの成長物語です。三谷幸喜佐久本らしく、楽しめる1本です。
西田敏行演じる更科六兵衛は、そのまま「清須会議」にも出ていましたね。

  Movie (2022/11/21)

シムソンズ
(Sta:加藤ローサ,Dir:佐藤祐市 2006 ドリームステージピクチャーズ)

北海道常呂町で暮す女子高生・伊藤和子は、憧れのカーリング選手・加藤真人に誘われカーリングチームを作ります。
紆余曲折しながら、成長を重ね、ついには北海道選手権の決勝に進出するまでに。
人気若手女優4人を主演に迎えた、4人の女子高生の青春物語。
コーチ役で大泉洋がでていたり、テレビディレクターで松重豊が出ていたり。
ストーリーは少しなぁ・・・というところですが、楽しめます。
グッモーエビアン!
(Sta:麻生久美子、大泉洋、三吉彩花,Dir:山本透 2012 ショウゲート)

吉川トリコの同名小説の映画化です。
名古屋で親娘二人暮らしをしている元パンクバンドのギタリストで17歳で未婚の母となったシングルマザーのアキと、母を支えるしっかり者のハツキ。そこへ2年間、海外にて放浪生活を送っていたヤグが突然舞い戻って来ます。
アキは昔からヤグのことが好きで、ヤグも自分の子どもではないハツキが生まれる前から、アキと暮らしていました。
久々の3人の生活が始まったが、思春期のハツキはその状況にいらだってしまいます。そんな中、ハツキは親友のトモちゃんと喧嘩してしまい、彼女はそのまま転校してしまいます。
さらに自分の進路にある決断をしたことをきっかけに、ハツキはアキの本当の気持ちや、ヤグの過去を知ることとなります。
一風変わった、3人家族の姿を描きます。
ヤグが起きたらカエルになっているのは笑えます。

  Movie (2022/10/16)

サカサマのパテマ
(Voi:藤井ゆきよ、岡本信彦,Dir:吉浦康裕 2013 アスミック・エース)

かつて、大異変が人類を襲い、突然一部の重力が反転し、多くの人や物が空へ向かって落下した世界となりました。
ある日、大空に憧れる少年、エイジが、空に落下しそうな少女、パテマを救います。
彼女は地底世界の住人で、2人は手をつなぐことで大空を飛べるようになります。
そして彼らは冒険に繰り出し、封じられた<真逆の世界>の秘密へと近づいていくという物語。
世界観が独特ですねー。少し、ジブリ作品に通じるものもありますが、これ、面白かったです。

  Movie (2022/09/20)

茄子 アンダルシアの夏
(Voi:大泉洋、小池栄子,Dir:高坂希太郎 2003 アスミック・エース)

スペイン・アンダルシア地方にて、世界3大自転車レースの1つ「ブエルタ・ア・エスパーニャ」が行われていました。
そこで、生まれ育った土地から抜け出したいと思っている、地元のロードレーサーのぺぺは勝利を目指し、ひたすら走り続けるます。
故郷の村を通り抜けるとき、さまざまな思いが心をよぎります。
主人公のペペに大泉洋が、元恋人で兄の妻となったカルメンに小池栄子と、「鎌倉殿の13人」の二人が、2003年現在で既に共演していましたねー。
興行的には振るわなかったのですが、ジブリの柵が監督としても活躍していた、高坂監督の、ある意味ジブリの影響が濃い作品で、結構好きです。
茄子 スーツケースの渡り鳥
(Voi:大泉洋、山寺宏一,Dir:高坂希太郎 2007 マッドハウス)

「茄子 アンダルシアの夏」の続編です。
日本の栃木県宇都宮市で開催されるジャパンカップサイクルロードレースが舞台となります。
今年限りで解散となる、ペペが所属する「パオパオビール」は来日したものの、選手はそれぞれ身の振り方を考えていました。
中でも、エースのチョッチは親友であったスター選手ロンダニーニの自殺を重く受け止め、厳しいプロ生活に疑問をおぼえており、ペペに現役引退をほのめかしていたのです。
前作ではペペのプロアスリートとしての孤独な戦いでしたが、本作では所属チームの相棒であるチョッチとの信頼関係が柱となります。
今回は、水曜どうでしょうの、藤やんとうれしーも声優として登場していますよ。

  Movie (2022/08/21)

Air Force One(邦題:エアフォース・ワン)
(Sta:Harrison Ford、Gary Oldman,Dir:Wolfgang Petersen 1997 Columbia Pictures)

アメリカとロシアの協力によってカザフスタンの独裁者ラデクがついに逮捕されます。
命令を下した合衆国大統領マーシャルは、モスクワでの会見でテロには決して屈しないことを宣言し、大統領専用機 (エアフォース・ワン)で帰途につきます。しかし、その機内にはロシアのテレビクルーを装っていた6人のテロリストが潜入。ハイジャックされてしまいます。
緊急脱出ポッドで脱出したと見せかけ、マーシャル大統領は一人、テロリストと対峙します。
大統領、どんだけ強いねんというストーリーですが、ハリソン・フォードだからそれもOKですね。
当時劇場で鑑賞。
Cowboys & Aliens(邦題:カウボーイ&エイリアン)
(Sta:Daniel Craig、Harrison Ford,Dir:Jon Favreau 2011 Universal Pictures)

1873年、アリゾナ。
荒野で目を覚ました一人の男は、なぜここにいるのか、自分が誰かさえもわからず、そして腕には奇妙な腕輪がはめられていました。
彼、ジェイク・ロネガンは西部の町へたどり着きますが、その夜、突如として未知の敵が襲来。次々と住人がさらわれる中、ジェイクの腕輪が作動して武器に変化、宇宙船を撃墜します。
西部劇の時代にエイリアンが出現と言う、かなりすごい設定ですが、6代目ジェームス・ボンドだったダニエル・クレイグが演じていたのも面白かったですね。ストーリーとしてはうーん・・・。
当時劇場で鑑賞。
Wyatt Earp(邦題:ワイアット・アープ)
(Sta:Kevin Costner、Dennis Quaid,Dir:Lawrence Kasdan 1994 Warner Bros.)

西部開拓史の伝説のヒーロー、ワイアット・アープの波乱万丈の生涯を描いた西部劇の大作です。
従来のアープものと異なり、史実に忠実で重厚な人間ドラマとして描かれています。
「荒野の決闘」、「OK牧場の決闘」、前年には「トゥームストーン」として何度も映画化されていますね。ちょっと重い映画でした。
監督のローレンス・カスダンは、「スター・ウォーズシリーズ」や「レイダース/失われた聖櫃」の脚本家としても知られています。
当時劇場で鑑賞。

  Movie (2022/07/18)

Fury(邦題:フューリー)
(Sta:Brad Pitt,Dir:David Ayer 2014 Columbia Pictures)

ブラッド・ピットの主演・製作総指揮で、第2次世界大戦下、たった一台の戦車で300人のドイツ軍部隊と渡り合った5人の兵士たちの姿を描いた戦争アクションドラマです。
1945年4月、ドイツへ侵攻する連合軍の米兵ウォーダディーは、自ら「フューリー」と命名したシャーマンM4中戦車に乗り、戦いを続けていました。
ウォーダディーと3人の仲間に新兵のノーマンも加わり、5人となった部隊は絆を深めていきますが、進軍中にドイツ軍の攻撃を受け、他部隊がほぼ全滅。なんとか生き残ったウォーダディーの部隊にも、過酷なミッションが下されます。
かなりシリアスタッチな戦争映画ですが、現存する中で唯一走行可能な本物のティーガーI戦車(車体番号:131)を使っての撮影がすごかったですね。
当時劇場で鑑賞。

  Movie (2022/06/20)

Apocalypse Now(邦題:地獄の黙示録)
(Sta:Marlon Brando、Martin Sheen,Dir:Francis Ford Coppola 1979 United Artists)

1969年、ベトナム戦争後期。アメリカ陸軍空挺将校のウィラード大尉はジョングルの奥地で王国を築いたとされるカーツ大佐を暗殺する命令を受け、部下4人を引き連れてナング河を溯っていきます。
その過程でウィラードが遭遇するさまざまな戦争、そして人生の狂気。やがて彼はカーツと対峙しその思想や言動に動揺します。
全編にわたってベトナム戦争における暴力や狂気が皮肉をこめて描かれています。
サーフィンをするために敵部隊を村ごと焼き払うサーフィン狂の中佐、兵士たちの慰問のために用意されジャングルに突如出現するプレイメイトのけばけばしいステージ、ドラッグに溺れて正気を失いつつある河川哨戒艇の乗組員、そして指揮官不在で戦い続ける最前線の兵士など、狂気の光景が眼前で繰り広げられました。
空挺ヘリ部隊がリヒャルト・ワーグナーの「ワルキューレの騎行」をかけながらベトナムの村落を攻撃していく描写など、子供の頃に観ましたが今でも脳裏に刻まれていますね。
The Eagle Has Landed(邦題:鷲は舞いおりた)
(Sta:Sir Michael Caine、Donald Sutherland,Dir:John Sturges 1977 Columbia Pictures)

1943年のムッソリーニ救出作戦の成功に気をよくしたアドルフ・ヒトラーは、同様の作戦で英国首相のウィンストン・チャーチルを拉致してドイツへ連れてくる計画を思いつきます。
そして、元降下猟兵部隊のクルト・シュタイナー中佐とその部下が実行役として、英国ノーフォークにポーランド義勇兵と偽りパラシュート降下。
現地支援として、アイルランド独立運動の活動家(IRA)のリーアム・デヴリンを配します。
ジャック・ヒギンズ原作の小説をもとにした映画。ジャック・ヒギンズの小説は好きなんですよね。
村の少女がおぼれるのを助けるため、水車に巻き込まれた兵士の背中が暴かれ、ドイツ空軍制服が見えるシーンは今も印象的です。
Cross of Iron(邦題:戦争のはらわた)
(Sta:James Coburn,Dir:Sam Peckinpah 1977 Constantin Film AG)

第二次世界大戦下、1943年の東部戦線。
ソ連軍の猛攻によって絶望的に追い詰められていくドイツ軍歩兵小隊の命運を、戦場のリアリズムを徹底追及して描いています。
ソ連軍との戦闘が激化し、撤退を余儀なくされていくドイツ軍の小隊長シュタイナー伍長は、勲章を手に入れることしか興味のない無能な指揮官のシュトランスキー大尉を嫌悪していました。
2人の関係が険悪になっていくなか、シュトランスキー大尉は勲章を得るため、昇進したシュタイナー曹長の部隊を策略にかけます。
原題の"Cross of Iron"はドイツ軍の鉄十字勲章を示します。
結構人間関係がドロドロした、ドイツ側目線の戦争映画です。
ラストシーンでの、シュタイナー曹長の「俺が小隊長でこれからあんたがおれの小隊だ。ついてこい。あんたに鉄十字章の取り方を教えてやる」が印象的でした。

  Movie (2022/05/30)

The Longest Day(邦題:史上最大の作戦)
(Sta:John Wayne、Robert Mitchum、Henry Fonda,Dir:Ken Annakin、Bernhard Wicki 1962 20th Century Fox)

第2次世界大戦の運命を決定づけた連合軍のフランス・ノルマンディ上陸作戦の全貌を完全再現し、超俯瞰的パノラマ構成で描いた、文字通りの戦争映画スペクタクル超大作です。
1944年6月、第2次世界大戦下のフランス・ノルマンディー。
ドイツ軍が英仏海峡を挟んで戦機をうかがう連合軍の攻撃に備えていた一方で、イングランドでは、連合軍がノルマンディー上陸作戦の開始日をいつにするか最終的に絞り込んでいました。
やがて6月6日の早朝、連合軍の空挺部隊が降下し、熾烈を極めた上陸作戦が開始されます。
監督はケン・アナキンなど4名。キャストもジョン・ウェインをはじめとする48大スターを配した、壮大な1本です。
監督のケン・アナキンは、ジョージ・ルーカスとも親交が深く、アナキン・スカイウォーカーの"アナキン"は、ケン・アナキンから来ています。
A Bridge Too Far(邦題:遠すぎた橋)
(Sta:Dirk Bogarde、James Caan、Michael Caine、Sean Connery,Dir:Richard Attenborough 1977 United Artists)

ノルマンディー上陸作戦から3ヶ月後の1944年9月、連合軍はドイツ軍がオランダへ撤退したの機に、そこへ空と陸の両方から攻めるマーケット・ガーデン作戦を展開し始めます。
オランダからドイツにかけての5つの橋を占拠し、ベルリンへ侵攻するのが狙いでした。
現状でも敵の兵力は手強いことが懸念されましたが、空からのマーケット作戦ではパラシュート部隊、陸からのガーデン作戦では大戦車部隊で攻勢を仕掛けます。
しかし、やはりドイツ軍の抵抗は凄まじく、第3の橋の占領まで成功しますが、要所である橋も破壊され、逆に連合軍が壊滅に追いやられていきます。
当時、北方ルートを指揮していたモントゴメリー元帥が、南方ルートを指揮していたパットン中将にライバル心を抱いていて、後の歴史家にモントゴメリー最大の汚点と言われたこの作戦を壮大なスケールで描く1本です。
空挺部隊の大落下傘降下は見ごたえあります。
Patton(邦題:パットン大戦車軍団)
(Sta:George C. Scott,Dir:Franklin J. Schaffner 1970 Warner Bros.)

類い希なる戦略家として敵に恐れられながら、余りに激しい気性と名誉欲、そして奇行によって失脚を繰り返したアメリカ軍の将軍、ジョージ・パットン。
第2次世界大戦時、アフリカ戦線やノルマンディー上陸作戦で活躍し、戦史に残る功績をあげた彼の軍人としての生涯を描きます。
こういう人がいないと、戦争って勝てないんだろうなぁ。
脚本にフランシス・フォード・コッポラが参加していますよ。
Battle of the Bulge(邦題:バルジ大作戦)
(Sta:Henry Fonda、Robert Ryan、Robert Shaw、Charles Bronson,Dir:Ken Annakin 1965 20th Century Fox)

1944年、敗色濃いドイツ軍は、起死回生をかけてアルデンヌの連合軍部隊を急襲しました。早くも勝利気分に浸っていた連合側は、雲霞のごとくあらわれたタイガー戦車群にことごとく破れさっていきます。
そして同じ頃、戦線後方に、ドイツのパラシュート部隊が降下を開始していました。
大戦末期のドイツ軍の「ラインの守り」作戦における戦車での戦いで激戦となったバルジの戦いをドイツ軍とアメリカ軍の両方の動きを描いています。
ドイツ機甲部隊のマルティン・ヘスラー大佐がいいですねー。

  Movie (2022/04/29)

The Guns of Navarone(邦題:ナヴァロンの要塞)
(Sta:Gregory Peck、David Niven,Dir:John Lee Thompson 1961 Columbia Pictures)

第二次世界大戦下の1943年。
エーゲ海に浮かぶギリシャ・ナバロン島に据えつけられた2門の大砲を破壊するため、連合軍から登山家のマロリー大尉や爆破専門のミラー伍長などの6人のメンバーからなる特殊部隊が結成されました。
イギリス駆逐艦がここを通過するまでに、大砲を破壊しなければならないのです。彼らは、ナバロン島南側の、400フィートもの絶壁に取りつき島へ潜入していきます。
戦争映画ですが、戦闘シーンは少なく、人間ドラマがメインの映画ですねー。
Force 10 from Navarone(邦題:ナヴァロンの嵐)
(Sta:Robert Shaw、Harrison Ford、Edward Fox,Dir:Guy Hamilton 1978 Columbia Pictures)

「ナヴァロンの要塞」の続編です。
第二次世界大戦中の1943年。エーゲ海のナバロン島で、ドイツ軍要塞を爆破し帰還し昇進したマロリー少佐とミラー曹長を待っていたのは新たな任務でした。
それは、ニコライというドイツ軍のスパイを殺す暗殺指令。彼らは、別の任務でユーゴスラビアに向かうアメリカ軍特殊部隊「フォース10」に同行して目的地に向かうことになります。
ドイツ軍に包囲されたパルチザンを救出するため、ネレトバの橋を破壊する任務ですが、彼らは上流にあるダムに目を付け、ダムを決壊させることで橋を破壊しようと目論みます。
こちらも戦争映画でありながら、戦闘シーンは少な目で、コメディタッチな面もある1本です。

  Movie (2022/03/19)

The Kid(邦題:キッド)
(Sta:Charles Chaplin,Dir:Charles Chaplin 1921 First National)

久しぶりに、チャップリンの映画をまとめて観たので。
朝の散歩の途中で捨て子を拾ってしまった放浪者は、その子を育てるはめになり、その5年後、成長した男の子はチャーリーの仕事を手伝い始めます。
一方で赤ん坊を捨てた女性はその後成功し子供を捨てたことを後悔する日々を送っていました。
オープニングで「笑いと たぶん涙の物語」と語っている通り、映画史上初めて喜劇と悲劇の融合が効果的に取り入れられた無声長編喜劇映画です。
1971年には、チャップリン自らが音楽を編集したサウンド版もリリースされました。
The Gold Rush(邦題:黄金狂時代)
(Sta:Charles Chaplin,Dir:Charles Chaplin 1925 United Artists)

アラスカの金鉱が発見され一攫千金を夢見る人々が押し寄せていた頃、ひとりぼっちの探鉱家チャーリーは、猛吹雪に襲われ、一件の山小屋に転がり込みます。しかし、そこにいたのは、指名手配中の凶悪犯ブラック・ラーソンでした。
ゴールド・ラッシュに湧くアラスカを舞台に、人間たちの剥き出しの欲望を、絶妙なギャグと卓越したストーリーで描きます。
パンにフォークを突き刺し、ダンスを踊るシーンは有名ですよね。
Modern Times(邦題:モダン・タイムス)
(Sta:Charles Chaplin、Paulette Goddard,Dir:Charles Chaplin 1936 United Artists)

チャップリンが機械文明に対して痛烈な諷刺を込めて描いた作品です。
文明という名の機械化の波があれよあれよという間に押し寄せてきた1930年代。工場で働く工員チャーリーは、スパナを両手に次々と送られてくるベルトコンベアーの部品にネジを締めていました。ところが絶え間なく運ばれてくる部品を見ている内に、段々彼の頭がおかしくなっていったのです。
チャップリンが歯車に巻き込まれるシーンは有名ですね。
サイレント映画が終焉し、チャップリンの肉声が初めて聴ける1本です。
The Great Dictator(邦題:独裁者)
(Sta:Charles Chaplin、Paulette Goddard,Dir:Charles Chaplin 1940 United Artists)

1918年の第一次大戦末期、トメニアのユダヤ人二等兵チャーリーは飛行機事故で記憶を失い入院します。
それから数年後のトメニアは独裁者アデノイド・ヒンケルの天下で、ユダヤ人掃討の真っ最中。そんな折、退院したチャーリーは生まれ育ったユダヤ人街で元の床屋の職に戻ります。
親衛隊の傍若無人ぶり、特にそれが恋人ハンナに及ぶに至り、彼は勇猛果敢かつ抱腹絶倒のレジスタンスを開始。それがどういうわけかヒンケル総統の替え玉を演じさせられることになります。
最後の演説が印象的ですね。
Limelight(邦題:ライムライト)
(Sta:Charles Chaplin、Paulette Goddard,Dir:Charles Chaplin 1952 United Artists)

喜劇の名優として知られたカルヴェロは年を取って酒に溺れ、名声は過去のものとなっていました。
ある日彼は同じアパートの住人テリーの自殺を偶然くい止めます。献身的な看護でテリーはバレリーナとして表舞台へ返り咲きますが、カルヴェロは落ちぶれていく一方でした。
落ちぶれた喜劇俳優と、人生に絶望したバレリーナの心の交流を描く、チャップリンが初めて素顔を出し、そしてアメリカでの最後の映画です。

  Movie (2022/02/27)

The Waterboy(邦題:ウォーターボーイ)
(Sta:Adam Sandler、Kathy Bates,Dir:Frank Coraci 1998 Touchstone Pictures)

ルイジアナ州の田舎町に住むボビーは、ママと2人暮らし。ママは彼を溺愛し、そのためボビーはシャイで彼女いない歴31年の独身男でした。そんな彼の唯一誇れる仕事が、アメリカンフットボールの大学チャンピオンチーム、クーガーズのウォーター・ボーイ(給水係)。
しかしみんなからいじめられていた彼は、騒ぎの元凶として突然解雇されてしまいます。なんとか弱小大学チームに雇われることになりましたが、そこで思わず花形選手をぶっ飛ばしたことから、彼は選手として採用され、やがてチームは連戦連勝を重ねるようになります。
アダム・サンドラーのコメディは、日本では人気ないですが、個人的には好きですね。
Necessary Roughness(邦題:スーパー・タッチダウン)
(Sta:Scott Bakula,Dir:Stan Dragoti 1991 Paramount Pictures)

カレッジフットボールの強豪校だったテキサス州立大学は全米チャンピオンとなった後、薬物使用によりNCAAの制裁を受けて、それまでいたコーチの全員、1人を除く全選手が追放され、さらに奨学金によって有能な選手を集めることができなくなり、ゼロからのチーム再建を余儀なくされます。
急遽ヘッドコーチになったジェネロは、かつてコンビを組んでいたリゲンドーフとともに、新選手のスカウトを始めます。ところが、かつての名選手で34歳のポール・ブレイク以外は、サモア出身の巨人マヌマナ、足は速いがパスが取れないフェザーストーン、血の気の多い双子、気合いだけは入っている元軍曹など、アメフトのルールを知らない妙な奴ばかり。
しかも、学長エリアスは、チームをつぶそうとことごとく邪魔をします。
連敗が続く一方で、メンバーたちの結束は次第に強まり、さらに、美人サッカー選手のルーシーがプレースキッカーとして加わります。
アメフト版、「メジャー・リーグ」って感じのコメディ映画です。

 Movie (2022/01/09)

A Fish Called Wanda(邦題:ワンダとダイヤと優しい奴ら)
(Sta:John Cleese、Jamie Lee Curtis,Dir:Charles Crichton 1988 MGM Studios)

ロンドンで1300万ポンド相当のダイヤが強奪されます。犯人はオットー、ワンダら4人組。しかし、ボス格のジョージがダイヤを隠したまま捕まってしまいます。ワンダは色仕掛けで、ダイヤのありかを知る、ジョージの弁護士マーチーに近づき、ダイヤのありかを聞き出そうとするのですが・・・。
イギリスのコメディ集団“モンティ・パイソン”の面々が、アメリカに乗り出して繰り広げるドタバタ・ブラック・コメディです。
うーん。イギリス風のブラック・コメディは、ちょっと自分には合わないかな。
当時劇場で鑑賞。
ファイブスター物語
(Voi:堀川亮、川村万梨阿,Dir:やまざきかずお 1989 東宝)

1986年に連載が開始され、15年以上続く永野護氏原作の漫画「ファイブスター物語」(FSS)の第1巻のエピソードをアニメ映画化したものです。
惑星アドラーに降りた青年、レディオス・ソープは運命の女神、ラキシスを囚われの身より救い出すという、おとぎ話の定番スト―リーです。
原作読まないと一瞬わかりづらいところもありますが、画がきれいなので見やすいですねー。
動くMH(モーターヘッド)・K.O.G(ナイト・オブ・ゴールド)はちょっと感動モノ。
Raise the Titanic!(邦題:レイズ・ザ・タイタニック)
(Sta:Jason Robards、Richard Jordan,Dir:Jerry Jameson 1980 ITC Entertainment)

海洋研究機関のサンデッカー長官、大統領補佐官のシーグラム博士らは、元海軍大佐のエージェント、ダーク・ピットからある事件の報告を受けていました。
1912年、処女航海の途中に沈没したタイタニック号には、未来の世界戦略には不可欠といわれる鉱石ビザニウムが持ち込まれていたというのです。
シーグラムは、戦略プロジェクト「シシリー計画」を立て、ビザニウムを手に入れるために、タイタニック号の引き揚げを大統領に進言するのですが・・・。
タイタニック号が浮上するところは、当時、「おおー!」と感動したのを覚えています。
が、ストーリー的にはだめですねぇ。予算が足りず、かなりのシーン撮影がカットされていたのだとか。
ちなみに、第1回ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞にノミネートされていました。
当時劇場で鑑賞。
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